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春の初めも風見幽香さんを心の底から愛し続けた

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:10:53.49 ID:GyxcpTaJ0
3/1
ゆうかりんとくっつきたい
ゆうかりんと身体を密着させたい
ゆうかりんと一緒にお風呂から上がって、新聞紙を広げて俺が足の爪を切ってる時の話だよ 
二枚爪で巻き爪で爪白癬の俺は爪を切るのも一苦労です そんなつまらない苦労をしながら右脚の小指からパチパチとね
親指まで進んで行って左足に差し掛かったときににね 俺の背中にゆうかりんの感触がやってくるの
背中丸めて爪切ってる俺に背中と背中を合わせて 体育座りして俺にちょっと体重をかけるの
向こうを向いてる俺はわからないけどきっと顔はいつもの笑顔なんでしょう とりあえず爪を切り終わるまではほっときます
左足の親指から小指まで全部切り終わってひと段落ついてもゆうかりんはまだ背中と背中を合わせたままでさ
なんとなく二人とも黙っちゃってその体勢のままね、背中でお互いを感じながら少し時間を流してみるの
そこでね、なんとなく言いたくなった言葉を言ってみる 「ゆうかりん、なんで俺の事好きになったの」って。
ピクって背中の方でゆうかりんが反応したんだ だけど返事は返ってこなくて何か聞いちゃいけなかったかな?って思うの
だけどそう思ったら返事が返ってくるものでさ、「あなたに言ってやりたいわ。どうして私を好きにさせたのかしら?」ってさ
ゆうかりんらしい言葉で俺のせいにされてしまってさ 追撃で「独り占めは良くないのよ」なんても言われてしまって
ああ今度は俺の版かな、と思ってさ 少し考えて背中越しにゆうかりんにぽつりと言ってやったんだ
「ゆうかりんがどうしても欲しかったんだ」ってさ 本心だよ 俺のずっと我慢できてなかった欲望だよ、言ってやった
ゆうかりんから反応が返ってこなくて 駄目だな今日の俺言いたい事言いすぎてゆうかりんに嫌われちゃうかな?とは思ったよ
でも本当に反応が返ってこないんだよ たまらず「どうかな?」って聞いてしまった そしたらゆうかりん、
どことなく機嫌よさそうな声で「いいんじゃない?」なんて言うのよ じりじりってもっと背中と背中をくっつけながらね
「いいのかな?」って言ったら「いいのよ」だってさ ゆうかりんがいいって言うんならいいんだろうね
少し間を置いてからゆうかりんがのけぞるようにして背中越しに顔を近づけてきてさ ぐいーんって俺に覆いかぶさるように
俺の視界に緑色の素敵なウエーブヘアが入ってきてさ そして満面の笑みのゆうかりんの顔が現れて
そして俺の頬に軽いキスだよ ゆうかりんすっごく笑ってるの とても嬉しそうな顔でこっちまで嬉しくなっちゃうよ
俺の首に後ろから手を回してきて俺の咽元を愛でるように撫でられてさ ほっぺとほっぺですりすりされて
本当に上機嫌そうな声で「あなたって時々素敵なこと言うんだから。気が抜けないわ」だってさ
ああもう危ないよゆうかりんそんなに寄ったら爪が散らばって掃除がめんどいことになるよ、とは思うけど
そんなゆうかりんを制止しないで俺も心地よい寵愛に身を任せたのでした だってゆうかりんだもん
さっさと爪を片付けて ニコニコしながら身体を寄せてくるゆうかりんを寝室に連れて行きます もう寝ようね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:11:41.01 ID:GyxcpTaJ0
3/2
ゆうかりんを虐待したい
俺が満足するまでゆうかりんを徹底的に虐待したい
ゆうかりんに虐待するよ、って高らかに宣言するんだけど当のゆうかりんは何も臆する様子も無く
「今度は何して欲しいのかしら?」なんて言うんだ 平和ボケした身の程知らずな妖怪め、何かするのは俺だというのに
とりあえず加虐対象を抱き寄せてみる ニヨニヨした表情のままで俺の腕の中に収まるゆうかりん
ふふふ今から何をしてやろうかななんて考えてると自然と俺の口の端から笑みがこぼれてきてしまいます
クククっていういかにも悪い子みたいな笑い声が出てね ゆうかりんが聞いて「ちょっと、怖いじゃない」なんて言うんだ
でも顔は全く怖がってないんだ ゆうかりんってばホント怖いもの知らずなんだから
怖いもの知らずって言ったけどゆうかりんは本当の意味で「怖いもの知らず」なんだよね実際
ゆうかりんの生命を脅かす要素が幻想郷に圧倒的に少ないというのは彼女の実力の表れなのです
冗談交じりで「あなたに嫌われる事意外に怖いものなんてあると思う?」って言う時のゆうかりんの誇らしそうな表情は
なかなかに可愛くて冗談でも一回嫌ってみたくすらなってしまいます 罪なゆうかりんなんだからほんと
さてそんなゆうかりんへの虐待を開始しよう 俺に背中を預けるようにして座ってるゆうかりんにバンザイして、って言うと
少し不思議そうな顔をした後に素直に両手をあげるんだ 「こう?」って言ってね おれはその隙を見逃さないで
すかさず空いた腋に手を伸ばし そして一心不乱に両手を動かしてゆうかりんの腋をくすぐる!好きなだけくすぐる!
びっくりして腕を下げるんだけどもやめてあげないで それこそ本気でくすぐります 足を絡ませて逃げられないようにしてから
腋を溶かすように必死に手をモシャモシャってやってゆうかりんを笑わせてあげるんだよ 苦しそうに笑いながらやめてって言っても
これは虐待なのでやめてあげません 心を鬼にして手の動きに集中して肺から1cc残らず空気を奪うくらいに笑わせてやって
最終的にゆうかりんが笑いながら振り回した手が俺の顔面を捉えて俺が寝室の方まで吹っ飛んで終了となりました
終わった後もゆうかりんはしばらく涙目で笑っててね あほの子みたいに「卑怯よ」ってずっと言ってた
ふっとんだ衝撃で腰を強く打ったのかなんだか上手く立ち上がれないからおあいこだねゆうかりん
虐待には成果というものがあって虐待の結果として俺に従順になったり反抗心を失わせたりできるかと思ったんだけど
なんだかゆうかりん妙に迫力出しながらね、「本物の虐待ってのを見せてあげるわ」なんて言ってるんだ
言いながら手わきわきして俺の方に寄ってくるの 俺が言っちゃうのも何だけどくすぐるのは虐待でも何でも無・・・!
あとはしばらくの間ゆうかりんに強制的に笑わされて俺が息止まる寸前までいかされてしまったのでした
人一倍腋が弱い俺 ヨダレだの鼻水だのダラッダラにしながら笑い転げる俺の顔を見てゆうかりんもこれまた満足そうに笑うんだよ
「あなた笑いっぱなしで戻ってこないんだもの。壊れたかと思ったわ」なんて俺はおもちゃか何かですか!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:12:25.43 ID:GyxcpTaJ0
3/3
ゆうかりんとひな祭りを過ごしたい
いくつになってもゆうかりんは俺のかわいい女の子ですもの、ひな祭りを祝います
俺がカレンダーを見て「女の子の日だね」って言ったら笑いながら頬をぶたれました 言い方が卑猥だってさ
別にそんな意味で言ったんじゃないよゆうかりん酷いよって言って泣いたらウフフって笑われて「自業自得よ」だって
とりあえず俺は夜ご飯のちらし寿司と蛤のお吸い物の準備をします ひな祭りはこの二点だよね!
紫さんとか萃香さんとか魔理沙さんとか予期せぬお客様が来た時のことを考えて多めに作っておこうかなとも思う
まだお昼なのにゆうかりんてば妙に期待した顔つきで台所に立つ俺を見てるんだもん もう少し待ってね
お昼のうちに流し雛をやっておこうという話になって山の厄神様に会いに行きました 厄神様はいつもより多く回っててね
いつもお世話になってるからって色々とお世話してくれるんだ 本人もこの時期忙しいだろうにね
俺は最初流し雛の存在すら知らなかったからさ ゆうかりんと厄神様に一から教えてもらったんだよ
厄神様は「本当はここで厄取ってもいいんだけどね」って言いながらくるくるするんだけど一応行事なのでお人形を流します
ゆうかりんと一緒に川の流れに乗せてね 流れていくお人形を見守ります ゆうかりんが一息ついたような顔をして
「今までの悪い事はこれで水に流せるわね」なんて言うんだ そもそも俺とゆうかりんは仲良しだから悪い事なんてないんだけど
水に流すとしたらあれかな?ゆうかりんが怒って怒りにまかせてテーブル真っ二つにしちゃったこと
それのこと?って聞いたらゆうかりんとっても申し訳なさそうな顔するのかわいい 川のほとりでちっちゃくなるように身を屈めて
別にそんなに気にしてないし大丈夫だよって言ってあげた 俺の事を気にするばかりか細かいことまで考え込んじゃうんだからゆうかりんてば
さて俺とゆうかりんの愛の巣こと風見邸に戻ってお雛様の準備だよ と言ってももう事前に飾ってはあるから
特に何をするわけでもないんだけどね お内裏様とお雛様がお行儀良く美しく鎮座しておられるのを見てゆうかりんは
「世界じゃ二番目ね」なんてい言うんだ、お内裏様に向かってね 俺が「何か言ったー?」って言うと
ゆうかりんは「なんでもないのよー」なんて言いながら俺の方に擦り寄ってきてね 「一番だもの」なんていいながら
俺にまたいつもみたいにすりすりって擦り寄るんだ ゆうかりんてば甘えん坊なんだから、とも思うけど今日はひな祭り
女の子の成長を祝うお祭りだからゆうかりんが主役だからね ゆうかりんの好きなようにやらせようと考える俺はやっぱり甘いんだろうか
ゆうかりんは少し挑戦的な笑みを浮かべてね 「私を女の子扱いするなんて幻想郷広しと言えどもあなたくらいよ?」なんて言いながら
俺の頬をうりうりって人差し指で突っついてくるんだ 俺も反撃とばかりに突き返してね ゆうかりんは俺の可愛い女の子だって
いくつだったとしても俺の可愛い人だって言ってやるんです ゆうかりんは楽しそうに笑いながらね、手を止めずにね
「あなたの何倍生きてると思ってるのー」なんて言うんだ 何倍だって何分の一だって構わないよ ゆうかりんはゆうかりんだもんね
もうかわいいんだから、目の中に入れても痛くないよ ゆうかりんはかわいいんだから!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:13:22.33 ID:GyxcpTaJ0
3/4
ゆうかりんの胸に触りたい
ゆうかりんのおっぱいを自由にしたい
そりゃあまあ俺だってなんだかんだ言いつつもいわゆる一つの男の子ですから
スタイル抜群のゆうかりんは人間妖怪問わず隠れファンが多いことで一部では有名だとかなんとか
それなら俺はファンクラブ名誉会長だね こればっかりは絶対に譲れないよ
そんなゆうかりんのおっぱいを毎晩必ずと言っていいほど弄る毎晩の俺インベッドの上
熱心に後ろから揉みしだいたり赤ん坊みたいに吸い付く俺を見てゆうかりんはため息ついたりしちゃったり
あるいはある意味コケにするように頭を撫でたりするんだけど ある時「そんなに私の胸が好きなの?」って言われてしまった
俺は間髪いれずに「うん!」って答えるんだ 1mmも悩まなかったよ! ゆうかりんはそんな俺を見てまた小さくため息つくけどね
後ろからもいんもいんしたり、くりくり弄ったりしながらも俺は母性本能がどうこうだとか言っておっぱいが好きなことを必死に説明するんだけど
ゆうかりん、「やっぱりわかんない」ってさ それで居て揉まれながらも後ろの俺に手を伸ばして髪を軽く撫ぜてくれてね
なんでも、胸を揉むだけでそんなに嬉しそうな顔できるのか本当に謎なんだって 俺そんなにアレな顔してたのかな
ゆうかりん曰く「鏡で見せてやりたいくらい」だそうで まあそれでもおっぱいを弄るのは辞めないんですけどね
でも俺も言われっぱなしというわけではないの 親指の腹と軽く曲げた人差し指の側面でね ゆうかりんの乳首をぎゅーってして
潰して伸ばすようにぐりぐりってしながら「でもゆうかりんもおっぱい弄られるの好きだよね?」って言ったら
顔をかぁって赤くしてそっぽ向いて「うるさいっ」だってさ これ本当の「口では嫌がってても身体は正直だな」って奴よね
そしてその次には「あなたが毎日触るからでしょー!」って俺のせいにされてしまった それはしょうがないというかなんというか
まあそんなこんなもありますけどもやっぱりおっぱいは男のロマンなのです わからせてあげる必要があるよね!
ゆうかりんがいくら強がっても正常位で突いてるときに乳首をくりくりってしてあげるとかわいい声漏らしながらナカをきゅんきゅんってしちゃうの
俺は知ってるんだからね 自然に顔も緩んでしまいます 舐めるのも好きだよなんていうか舐めてる時にゆうかりんがね
子供みたいだとかなんとかって言いながら頭撫でられたりするのは悔しいような気もするけどやっぱりなんだか心地よくて
何度も推すように言うけど男のロマンだからね 絶対に譲れない気はします 一通り行為を済ませた後にベッドでイチャイチャしてる時にね
今日あんなことやったからか、ゆうかりんが胸を俺の腕に押し付けてくるようにしてさ むにむにって押し付けながら
「本当は人間どころかどんな妖怪にも触らせてあげないんだからね」なんて言うのさ 露骨な特別扱いは寵愛だよね
俺嬉しくてまた手ぇ伸ばしちゃうんだけどそこは静止されてね、もう寝なさいだって!ゆうかりんてばおあずけも上手なんだから
寝る前に悪戯っぽく私の胸が好きなの?私が好きなの?って聞かれたから勢いで「どっちも!」って言ったらなんか笑われてさ
軽くデコピンされました 軽くと言ってもドゴォォって音するってことは相当やばいねこれ永遠に眠れそうだよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:14:08.66 ID:GyxcpTaJ0
3/5
ゆうかりんと合体したい
ゆうかりんに一方的に合体されたい
時々思うのは俺の身体が溶ければいいのにということ 容器というか器というかに収まらないくらいにとろけた俺が
こぼれて落ちて流れていって気持ち良さそうに寝ているゆうかりんの身体に染み込んで、隅々まで染み渡って 
ゆうかりんと俺が一緒のものになれればいいと思う それをゆうかりんが全く気づかなくてもまた良い
ゆうかりんが気づかない間に俺の全てが、というより全ての俺がゆうかりんの手や足やお腹に溜まっていって
ゆうかりんが動く時にちょっと力をプラスするんだ 本当の意味で縁の下の力持ちって奴だよね
とろとろなのが大好きなのは俺もゆうかりんも一緒だから無意識のうちに受け入れられるよ本当だよ
俺はとてもあったかい気持ちでゆうかりんとひとつになるんだ 淡い何かがゆうかりんを包むんだよ
妖怪としてのクオリティは非常にハイクラスで俺なんかが加担しなくても腕っぷしだけで何でもできるゆうかりんだけど
そんなゆうかりんが調子がいいって感じるくらいに力をプラスすることができたらもう俺の勝ちみたいなもんだね
本気を出したゆうかりんの身体からほとばしるエネルギーとなって傘の先端に集中されて
目標に向かって輝く光の線となって照射されるのもいいね きっとゆうかりんと一緒なら気持ちがいいよ
ゆうかりんの中は以外にも真っ暗な世界で でもところどころ蒼く光ってるんだよ 蒼く光るところを俺は足をかけて
ぐいぐい登っていくんだ 一番上のゆうかりんはとてもいい風を出しててね、俺は少し立ちくらみを起こしてしまいそうなんだけど
そこらへんは俺とゆうかりんだよ 文字通りの一心同体だもの 受け入れてくれるに決まってるじゃないか
俺とゆうかりんがさ 螺旋の動きをしてぐるぐると一緒になって登っていって その先、一番上と一番下で
大事な約束事をかわすようにきゅっと結ばれたらそれこそ爽快だと思わない?俺は思う
初めて五本指ソックスに右足を通した時みたいな 自転車で転んで手を付く瞬間のあの一閃みたいな空気だとか
そんなかんじだよ 高級なお店の天麩羅の衣みたいにさっくさくなんだ、さっくさく
ゆうかりんてばそんなこと意識の外で気持ちよく寝てるんだ 思わず頬ずりしたくなっちゃうようなかわいい寝顔
そんな寝顔を俺は内側から支える お前らには本当はゆうかりんの吐いた息を吸わせたくないくらいだよ
ゆうかりんの吐いた息だけが空に溜まって丸くなって浮かんでそれこそ新惑星にさえなればもう俺は思い残す事はないよ
文明の届かない遠い遠いところで俺はゆうかりんから出たものにつつまれてふわふわふわふわし続ける、たまらないね
髪の毛の緑こそが仁と仁を結ぶ絆なのさ俺は信じることを義とするがそんなことは全く意味を持たない 本当のことを知りたい
本当のものなんてこの世にはゆうかりんしかないんだね 俺わかったよ 俺にはゆうかりんがいる、それだけで、それがいいんだ
僕の手は離そうとも思わないし離れることもありえない これでいいんだね!救われたんだ!ね!ゆうかりん!
うふふ

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:15:01.84 ID:GyxcpTaJ0
3/6
ゆうかりんに抱かれたい
ゆうかりんに抱き上げられたい
ランドセルをガチャガチャ鳴らしながら家に帰るとね お母さんはいないんだけどゆうかりんおねえちゃんはいるんだよ
ただいまーって言って家の戸を開けるとおかえりーって帰ってくるから今日のゆうかりんおねえちゃんは機嫌がいいんだなぁってわかって
学校で算数のテストがあって 俺は一問も間違えなかったから先生にはなまるを貰えたんだ 嬉しくてしょうがなくて
ゆうかりんおねえちゃんの前にばってテストを開いてはなまるを見せ付けてさ、ここぞとばかりにニッて笑ってあげて
いっぱい自慢してやるんだ すごいでしょ!って ゆうかりんはそんな俺からつまらなそうにテストの紙を取ってね
答案と俺の顔とを何度か交互に見比べた後、俺に負けないくらいにニッて笑ってさ テストをぽいって感じで放った後
俺の脇に手をスッと入れたかと思うと思いっきりぐいっと持ち上げられてね ゆうかりんおねえちゃんは力持ちだからね
自分の顔より高い位置に俺を持っていった後いっぱい褒めてくれてね そして「今日はお姉ちゃんが遊んだげる!」って言うんだ
俺はもちろん大喜びだよテストで点を取った甲斐だってあるってなもんさ 俺はゆうかりんおねえちゃんが大好きなんだけど
機嫌が悪い時はキャメルクラッチとかされちゃうから本当は機嫌がいい日のゆうかりんおねえちゃんが好きなんだ
そしてゆうかりんおねえちゃんはね 俺を自分の胸に抱きしめてねこうぐりぐりってしてくれるんだ うりうりーってね
抱きしめられたままくすぐったいよって言うんだけどゆうかりんおねえちゃんは「くすぐったいでしょー」とか言ってね
仲のいい兄弟っていうのはあれだね、目に入れても痛くないよね その後はゆうかりんおねえちゃんと一緒に色々遊んだよ
リズム天国ゴールドでクリアできないところを一緒に手にタッチペンを持ってやってもらったりね ゆうかりんおねえちゃんが
リズムに合わせて「とん、とん、とん」って言いながら一緒にやってくれるの 俺の手を上から握ってだよ!
あとは本気たかいたかいとかやってもらったの さっきみたいにゆうかりんおねえちゃんが俺を持ち上げて上の方にぽいってすると
電柱より上まで飛んでいってね くるくるしながら落ちてくるのをまた優しく抱きしめてくれるんだ俺この遊びが大好き
時々電線にひっかかって大問題になったり俺の生命の危険になっちゃったりもするんだけどそこらへんはご愛嬌だよね
いつもは見せないような表情で涙目でごめんなさいするゆうかりんおねえちゃんがかわいいからいいかななんて
ゆうかりんおねえちゃんにそう言ってやったら「生意気な弟ね」って言われて頭をこつんってされるんだよ
あとは俺がやりたいって言えばキャッチボールしてくれるんだ 俺はグローブを使うんだけどゆうかりんおねえちゃんは
グローブをつけなくても上手だからつけないんだ 俺のところにちゃんと投げるからやっぱり上手いんだなって思うの
ゆうかりんおねえちゃんが俺の方にぽんとボールを投げながら将来何になるの、って聞いてくるんだ 俺は上手く取れなかったボールを拾って
腕を思いっきり後ろから前にやってボールを投げながら「ゆうかりんおねえちゃんと結婚する!」って言うんだけど ゆうかりんおねえちゃんは
はにかんだみたいに笑いながら「野球選手になりなさいな」って言ってくれるんだ 日が暮れるまで遊ぼうね!ゆうかりん!
うふふふふふ

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:15:52.26 ID:GyxcpTaJ0
3/7
ゆうかりんとハンモックに寝たい
ゆうかりんとハンモックに揺られたい
春も近づきなんとなく心地のいい日を浴びれる日が増えてきてね、俺はふと思いつくわけよ
リビングのこっち側の窓から見えるあの木と木の間にロープで出来たあの・・・あれ張って・・・って言葉が出てこない
漫画だのでよく見るアレ イメージでは完璧に頭に浮かぶんだけど言葉として出てこなくて非常にもにょります
ゆうかりんに聞いても知らなくて 「もうちょっと言葉を選んで喋りなさいよ」なんて言われてしまってね
その選ぶ言葉が出てこないから困っているというのにああもうゆうかりんったら それでも俺は必死に概要から伝えてね
漫画でよくある船についてる寝る奴って言おうとしても幻想郷には海が無いから伝わりにくいよね
アニメのワンピースでもアレに寝てるシーンはあったと思うんだけど 何あのハ・・・ハン・・・何?みたいな
もう咽元まで来てるのに単語が思い浮かばないとすごく苦しい スッキリしなくて苦しい
このためだけに人に聞くのもなんだか馬鹿みたいだなぁって思ってしまう無駄な見栄のせいで俺の中で迷宮入りしそうです
俺の話を一応程度に聞いてたゆうかりんは「要は揺り篭みたいなのでしょ」って言ってね、俺を外に連れ出して
「作ってみれば思い出すんじゃない?」なんて言うのさ ノリノリで靴履いて玄関から出たのはいいものの
作るにしても材料が無いよ ゆうかりんにそう言ってもいいかんじでスルーされてしまって
そんで最初俺が言ってた木のところまで来ました 向日葵妖精達も温かくなってだんだん活動的になってきてて
俺とゆうかりんのまわりをふよふよしたり木陰から除いてみたりして何をやるんだか注目しててね
で、ゆうかりんがもったいぶって指をパチン!ってするのさ その瞬間地面からギュルギュルとね、木の根かな?
ゆうかりんの花を咲かせる能力の応用で植物をある程度自由にできるんだよ 蔦だってさ
あっと言う間に木と木の間に俺の想像通りのモノが出来上がって向日葵妖精達はきゃーって歓声上げたりして
俺は俺でそうだよコレだよコレ!ってなってるしゆうかりんは満足そうな顔してるし今日もみんな平和です
俺はひとしきりゆうかりんにお礼を言った後、早速一緒に寝ようって言うんだけどさ 見た感じ一人用かなって思うの
ゆうかりんにもそう言うと、なんでも「そういうふうに作った」んだって よく自体が理解できてない俺を尻目に
俺の手を引いて「あなたの上に私が寝ればいいでしょ?」なんて言っちゃったりね してやられたねこいつは
まあいつもそのくらい密着して寝てるから別に苦ではありません 二人で乗ると結構いい強度でね、小気味よくユラユラして
なんとも贅沢してるような気になるのよ やっぱりハンモックっていいねゆうかりん って言って気づいたそうだよハンモックですよ
ゆうかりんに名前ハンモックだよーって言うんだけどうるさいって一喝されてしまった どうでもいいんだって
「あなたが居て私が居るのですもの、名前なんてどうでもいいわ」だって かっこいいんだから!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:16:38.54 ID:GyxcpTaJ0
3/8
ゆうかりんと冬を惜しみたい
過ぎ行く季節に思いをはせるくらいの感情は誰しも持ち合わせているものです
だんだんと日が長くなって、そして気温も温かくなってきて これは春の訪れを感じさせるねってゆうかりんと話してたんだけど
そしたらなんといきなり冬が到来したんだよ ごめんくださいー、って しかも玄関からだよ?
まあレティさんが遊びに来ることは特に珍しい事でも無いので丁重におもてなしします いつ見てもニコニコのレティさん
それに対しては思い切りバツが悪そうな顔するゆうかりん 俺を取られたように思ってるのかな愛おしいわこの子
レティさんをお通ししてお茶をご用意 そして適当なお菓子でも作ろうかなーと思いまた台所へ行くのさ
ゆうかりんとレティさんは向かい合ってお茶を啜ってね 何を話すわけでもなくのんびりと時を過ごすのさ
外を向いて頬杖つきながらゆうかりんがもうすぐ冬終わるわね、みたいな事を言うとレティさんも上品にええ、って返したりして
冬じゃない間は本当にずっと寝てるみたいな事をレティさんが言うとゆうかりんはね あまり表情を変えないで
「私はずっと○○(←俺)の横で寝てるから同じようなものね」なんて挑発的な返し方しちゃったりしてね
レティさんは困ったような顔をしながら「羨ましいわ」なんて言ってまたお茶を一口 ゆるい時間が流れていきます
そんな緩い時間を俺はお菓子作りながら遠巻きに眺めてたんだけどさ 眺めすぎてうっかり失敗しちゃったの
まあ失敗と言えるほどの失敗じゃないけどね クリームブリュレの表面を焦がしすぎちゃったなこれは
小型バーナーを置いて ゆうかりんとレティさんに失敗しちゃったって伝えるとゆうかりんが「苦いの?」って聞いてきて
焦げだからね、俺はまあ「うん」って答えるよね そしたらゆうかりん子供みたいに「苦いのやだー」って言うのよ
一方レティさんは優しく軽く微笑んでくれてね 「そういうのを大人の味わいって言うのよね?○○くん」って言ってくれて
その後またクスクスって笑ってね、その後「どっちがいいお嫁さんかしらねぇ?」なんて言ってニヤニヤするのよ悪い人だね人じゃないけど
ゆうかりんは真っ赤になってティーカップガチャンって鳴らして置いて「私を選ぶに決まってるでしょ!」なんて言うの
レティさんが「どうかしらね」なんて返すもんだからヒートアップ 俺はそれを制して間に入るようにクリームブリュレをどうぞします
本当は俺の分とゆうかりんの分ってことで作ってたクリームブリュレ 急なお客さんだったから仕方ないよね
ゆうかりんに俺のはどうしたのって聞かれても「ゆうかりんとレティさんの分しか作らなかった」って言うのよ俺紳士
そしたら俺の両側から二人同時に「じゃあ半分こしようか」って言われてしまってびっくり はははって笑ってしまった
そしてまたゆうかりんは怒るしレティさんはゆるく流すしだけどこんな感じで二人は仲良し いいことだね
「もう少しで行っちゃうのかしら」ってゆうかりんが聞くの レティさんは「そうね、あと一週間くらい?」なんて言うの
寂しくなるね、って俺が言うと「○○くんてば優しいのね」なんて言うんだ レティさんは飾らない言葉が素敵
ゆうかりんも「最後くらいまた顔見せなさいよ」なんて言って まあ今日のところはおしまい 冬が名残惜しいね!ゆうかりん!
うふふふふふ

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:17:26.14 ID:GyxcpTaJ0
3/9
ゆうかりんと宝探しをしたい
ゆうかりんと宝を探し当てたい
今日、人里に行く森の途中 鼠みたいな耳をした女の子に探し物を訪ねられたの 宝探しでもしてるのかな?
俺ぶっちゃけよく聞こえてなかったからさ、里の古道具屋に行けば何かあるんじゃない?って適当に言って流しておいたのさ
その子の行方は知らないけど宝探しかぁ、今も昔も男のロマンだなぁと思って家に帰ってからゆうかりんに言ってみた
ゆうかりんは最初ふーんって聞き流しはしたんだけど不敵な笑みを浮かべて俺の方を見てね
「何かを追い続ける姿勢は好きよ」って言うんだ、優しくね ソファに腰掛けていたゆうかりんは立ち上がって俺の方に来て
俺の方に来て 絡み付く蔦のように俺の頬を顎を髪を優しく撫ぜて言うのさ 「探すの?」って それだけだよ
俺は探す気だよ 幻想郷に何かお宝的なものがあるとするならばゆうかりんと二人で探したいなと思ってるよ
でもゆうかりんが思うのはちょっと違うらしくてね ゆうかりんは言うんだ 「私はもう見つけたんだけど・・・」って
もちろん俺はその発言に食いつくよ 何か見つけたのー?教えてよー、ってね 俺も単純な性格だよね
そしたらふふっと笑われてね、俺の鼻の頭をちょんとつつかれてね 「あら、鏡見たこと無いの?」って言われちゃった
ああそうかゆうかりんは俺の事をそう思ってくれてたんだね 俺は一気に胸が温かくなったよ
俺もこんなに素敵な宝物があるってのに他を探そうとするなんて全く 愚の骨頂としか言い様が無いね
ゆうかりんは「わかればよろしい」みたいな顔で微笑んでくれたからきっと許して?くれたのかな 優しいんだね
一緒にソファに座ってゆうかりんの髪を軽くなでなでしてね ゆうかりんはそれに答えるように目を閉じて俺に任せてさ
俺もゆうかりんも満足だよ 愛という名の宝物を発見して二人は幸せになったというわけ 素敵だよね!
このお宝は誰にも渡したくない、って俺がゆうかりんに聞こえるように言うとね ゆうかりんがじゃれつくようにまた俺に身体を寄せて
「なら箱に詰めてしまっておけばいいんじゃない?」なんて言うの ゆうかりんてば悪い子だね、そんなことするはずないじゃないか
どちらかというと金の王冠や宝石の指輪だってすぐに身に着けたい人なんだよ ゆうかりんだってずっと傍に居てほしいもの
俺は小声でしまっちゃだめーって言いながらゆうかりんの背中に顔をうずめるようにしてぎゅーっと後ろから抱きしめる
ゆうかりんは満足そうに少し笑って また俺に任せてくれる いい聞かせるようにそれでいて小さい声でゆうかりんも口を開くの
なんでも、財宝には海賊の呪いがかけられていて、取っちゃった冒険者に呪いがついて一生とれなくなるんだって
一生だなんて困ったね 死ぬまでずっと苦しめられるなんてね こちらとしては願っても無い結果かもしれないけどね
そしたら呪われた財宝から声が聞こえてきてね 「もしかしたら死んでも取れないかもよ」って言うのさ
ずっと呪われたままだなんて 冒険者の人生も救われないね それとも救いが無いのが救いって奴かい?
最後に「呪いなんか無くてもずっと一緒にいてくれるのが一番いいわ」って言うゆうかりん もちろんずっと一緒だとも!ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:18:41.00 ID:GyxcpTaJ0
3/10
ゆうかりんとポリネシアンセックスしたい
スローセックスって単語もあるけど似たようなものだよね少なくとも俺はそう思ってます
ゆうかりんが女性誌(古くなって幻想郷に来てしまった奴)で得た知識なんだろうけどどうしても試してみたいんだって
俺は思うんだけどゆうかりんと俺、いつも貪り合うような愛し合い方をしてるのでそういうのは合わないんじゃないかとか思って
遠回しにゆうかりんに向いてないんじゃないかって伝えようとするんだけどやっぱり新しい事は試してみたいようで
あまり聞く耳を持ってくれません もう決定事項で今夜にもポリネシアンなムードに包まれるようです
俺はため息ついてね ゆうかりんが満足できなかったら色々搾り取られる事になるんだろうなぁなんて考えちゃってさ
また朝起きるのが辛くなるなぁって思うとまたため息が出てしまいます それをゆうかりんに聞かれてクスクス笑われてさ
「なあに?楽しみなの?」なんていわれてしまってこの子ったら そう言って俺の身体にべたべた触るの
ゆうかりんからその雑誌の該当ページを見せられるんだけどさ 本当は五日間くらい前戯をやらないといけないみたい
前日もゆうかりんに跨られて抜かずの二発とかやったというかやらされたばっかりだから駄目なんじゃないかと
ゆうかりんにこうページを見せて抗議するわけだよ ゆうかりんは何が何だか理解した後何も言わずに本を閉じてさ
そして後方にぽーいって投げ捨てて 雑誌が落ちた音を確認してから「大事の前の小事って言葉知ってる?」だって
俺の様子を気にかけずにじりじりと俺の肌に手を這わせるように迫ってきてね 舌なめずりしながら俺の耳元で
「なら今から夜まで弄ってあげようか」なんて言ってね 大抵の場合俺に拒否権は無いのでしょう今回もそうでした
誘導されるまままだ少し明るいのにベッドに行って上機嫌で服を脱がされてね ご飯も食べてないのに二人で寝ました
ゆうかりんは元々キスが好きみたいでね 二人きりの時はよくせがむのよ、何も言わずにね まあここまできたら俺もやる気なので
物欲しそうなゆうかりんの唇に文字通り吸い付くように寄っていってあとは舌と舌を絡ませあったりのキスだよ
お互いにいろんなところ触りあったりしてキスしてるとだんだんと俺のもゆうかりんのもだんだんやる気というか「やれる気」になりまして
まあ後は「きて」って言うゆうかりんの中に俺が少しずつ少しずつ侵入するわけなんですよ いつもみたいに激しく動かないで
そのまま抱き合って呼吸を落ち着けるの まあそれでも呼吸も落ち着かないし俺のもゆうかりんのも落ち着かないから意味ないよね
繋がったまま抱き合ったまま少し身体を離すとうっとりした顔のゆうかりんと目が合ってね どちらからというわけでもなく
さっきみたいにぬぷぬぷキスしてました 今日はちゅーしてばっかりだねゆうかりん 上の口も下の口もべたべたにして
舌と舌でお互いを探し回るようにするの その感もゆうかりんはきゅんきゅんさせながら俺のを咥え込んでるんだけど
俺がふと口を離してね、ゆうかりんの目を見て「好きだよ」って言ったらゆうかりんわかりやすいくらいに身体で反応しちゃうの
こっちとしても嬉しくなっちゃうね 事が終わってゆうかりんが「あなたをいっぱい感じられるの。これ好きよ」って言って
俺に擦り寄るんだ 俺だってゆうかりんでいっぱいになれたから好きだよ!そもそもゆうかりんが好きだよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:19:26.81 ID:GyxcpTaJ0
3/11
ゆうかりんに締められたい
ゆうかりんに首を絞められたい
何かの拍子にゆうかりんに首を掴まれてそのまま絞められるのもアリかもしれない
テレビで時たま映画なんかやってたりすると二人で食い入るように見ちゃったり何だりしちゃって
それがまたホラー映画だったりすると主に俺にとって色々良くない事になったりするんです いやだって怖いじゃない
ゆうかりんは「怖がるあなたを見るのもまた一向、よ」なんて言って余裕ぶるんだけどおっきい音でわーってなるところとか
俺と一緒にびくびくっってしちゃうの 揃ってびくびくする俺とゆうかりんはやはり世間で「似たもの夫婦」って言われるだけのことはある
いつものようにじゃれ合いながら映画見てるんだけど ゆうかりんが不意に正面から俺の首に手を沿わせるんだ
少しドキッとする俺にゆうかりんは微笑みかけながらね 軽い力で首をきゅって締めるの 俺の首をだよ
俺の首全部には手は回らないけど ゆうかりんの白い手は確実に俺の首を捉えててね、このまま力入れたらどうなっちゃうんだろうみたいな
少し下から「あなた、今首絞められて死んだわよ?」なんて映画そっちのけで俺にちょっかいをかけてくるゆうかりんなのでした
ゆうかりんが俺を殺す訳ないじゃないと思いつつははって笑って返して適当に言い訳するの 映画に集中してただとか
襲ってくる妖怪があまりにも可愛いかったからついつい油断してしまった、とかね ゆうかりんの手を払って前に向きなおさせて
そして後ろからぎゅって抱きしめてやる 子供を抱っこするようなポーズでだよ そして後ろから今度は俺の番だと言わんばかりに
プロレスラーが気合入れて締め落とすみたいにさ ガッチリゆうかりんの首に腕を回して組んでやったの
ゆうかりんの緑色の髪が俺の顔に近づいてきてふわっとお日さまみたいないい香りが鼻をくすぐるんだ それでも負けずに
「今度はピンチだね、大丈夫?」って聞いてみるのさわざとらしくね もう映画なんてやってるんだかやってないんだか
ゆうかりんは「違うわよ」って言ってかるく俺の腕から抜けてね、そして腕を取って組みなおさせるんだ
まるでジェットコースターのシートベルトみたいにだよ 更にガッチリとゆうかりんを抱きしめるように締め付けるようにね
振り向いて「これは守ってくれてるのよね?頼もしいわ」って言ってくれるんだ これは完全に俺の負けだね
見てもいない映画を「怖いから・・・」なんて言いつつ俺を座席代わりにして楽しむゆうかりん でも完全に体格差があるわけじゃなくて
俺がそこまで大きいわけでもないの ゆうかりんより少し大きいくらいだから、ぶっちゃけ全然前とか見えないのよこれが
ゆうかりんの軽くウェーブのかかった緑色の髪しか見えなくてどうしようかと思ってしまった ゆうかりんが後ろを向くとね
物凄い近くでゆうかりんと俺の顔が合わさる事になってね 俺は「前が見えないよ」なんて呟くんだけど
ゆうかりんには聞かれたんだか聞かれないんだか、「あなたは私だけ見てればいいんじゃない?」なんて言われてしまった
その後続けて「なのに私は前を向いてる・・・ズルい女かしら」なんて言って軽く考えるフリをしながら やっぱり俺の方に向き直るんだ
「やっぱり私もあなただけ見てたかった」なんて言ってそのまま・・・ね!テレビ消そうね!ゆうかりん!
うふふふふふ

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:20:10.96 ID:GyxcpTaJ0
3/12
ゆうかりんを考えたい
ゆうかりんの能力について考えたい
そもそも能力なんて日常生活でぼんぼん使っていくものじゃないとは思うのだけども
それでも全然能力を使わないゆうかりん 植物の生命に語りかけて花を咲かせる能力を持ってるんだけども
「自分の力で花開くからこそ美しいのよ」って言ってあまり能力は使ってないみたい
あとはゆうかりん、お花と意思疎通ができたりする わかりやすく言うと花と会話できるってことかな
茎とかを撫でて語りかけると向こうも反応してくれるんだって 試しに俺がやったら「嫌がられてるわよ」ってゆうかりんに言われたり
で、ゆうかりん曰く「花」というのは文字通りの華であって植物の美しさの集大成だそうなんです
だからつまるところ言い換えてみると花を咲くまでに至らせる能力というのは発芽から実をつけるまで全てに影響できるんだって
俺は一度聞いてもよくわかんなかった 二度聞いてもよくわからなかったので「便利なんだね」って言っておきました
そんなゆうかりん 一番良く使ってるのは能力の応用が有するところのこの「蔓」でしょうね
いやね、「この」って言ったのは今そのツタの蔓が俺の身体をギシギシ言うくらいにまで締め上げているからであって
何でそうなってるかっていうと「たまにはこういうのもいいわよね」って幻想郷で一番美しいお花が言ったからなのであってですね
俺自身はお仕置きされてるのか遊ばれてるのかわからないので やっぱり「便利なんだなぁ」って思うくらいなのでした
見た目は普通の蔓に見えるのに力を入れてみてもビクともしないあたりはやっぱりゆうかりんの力が働いてるんでしょう
俺の頬を軽く手で撫でてね、「最愛の人を逃がさない程度の能力・・・素敵じゃない?」なんて言うの 能力名変わってますって
「まるで蜘蛛の糸だね」って笑いながら返す俺に「イメージが良くない」なんて言い放ったりしちゃってね
なんか今日のゆうかりん積極的 全身縛られて半分宙に浮いてるような状態の俺のまわりを舐めるように見ながら一回点して
身体中に手を這わせてね こう俺の耳なんかはぷはぷしてきちゃったり いつもベッドの上では俺がしてるのに
挙句の果てには俺を花扱いするんだ ゆうかりんが目をつけた中で一番大きくて一番「咲かせ甲斐のある」花だって
俺はそんなにキレイじゃないよ、とは言うもののゆうかりんには聞いてもらえずに色々と撫で回されたりしつつね
「私が声をかけなくても私のために咲いてくれるのね」なんてべっとり吐き出すように言ってね 「素敵よ」なんて言いつつ
今度は蔓に指示して更に俺の身体を締め付けるの強くしてみたりしてね 楽しそうに笑ってるんだ
最大の謎はゆうかりんが俺に対してこんなことやってホントに楽しんでるのかって事なんだけどまあそれは置いときましょう
開放された後に介抱されて 介抱されつつ「勘弁してください」とか言ってお願いしてみるんだけどゆうかりんは辞めるつもりは無いらしく
「能力だって使わないと衰えちゃったりするのよ」って言うんだ 少し前は「生まれ持っての力だもの。減ったり消えたりしないわ」なんて
言ってた子の話とは思えないね 都合のいい解釈をなさってるみたいです 次があるならもう少し優しく!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:20:57.00 ID:GyxcpTaJ0
3/13
ゆうかりんとホワイトデーを過ごしたい
俺のせいで洋菓子が好きになったと主張するゆうかりんにとってホワイトデーは重要なイベントです
俺の方みてニマニマしながらソファーの上をごろんごろん転がるゆうかりん 「今日って何の日かしら?」って俺に語りかけます
それを俺はわざと「駅前のゲーセンでドラムマニアXGが稼動する日だね」なんて言って軽く遊んでみるの
笑顔のまま「もうっ」って言ってソファーに顔ばふっとするゆうかりん 楽しみで仕方が無いようです
俺は軽く謝りながらゆうかりんの横に行って まずバレンタインデーの事を感謝するんだ ゆうかりんの顔を起こしてあげて
おでこに軽くキスをして ゆうかりんの首を抱き上げるようにしてよしよしってしてあげながらだよ
嬉しかったよ、って言うと「本当?」って聞いてくるゆうかりん 嘘なもんか俺超嬉しかったもん
ゆうかりんを独り占めできた気がしてすごい嬉しかった もう一度重ねて「ありがとう」って言うのよ
そしたら嬉しそうな顔のゆうかりんが現れるんだよ 俺も嬉しいしゆうかりんも嬉しい、これ以上望むものはないね
で、今日はホワイトデーだから今度はゆうかりんが俺を独り占めする番だよ と言っても本当の意味じゃあなくてだよ
ゆうかりんが望むモノ何でも作ってあげるって言うと子供みたいに目をキラキラさせて喜ぶんだもんもうたまらない
あれだこれだと言葉を並べて吟味するゆうかりんとそれを端から端まで聞いていく俺 ゆうかりんが楽しそうだからすごくいい
結果かわいい盛り付けの苺のタルトを作る事にしました 俺正直苺だけじゃなくて果物全般苦手なんだけど
「私のために作ってくれるんでしょ?」って言うんだもの そりゃあ作りますよ さっそく材料を買出しして準備もして
今日のゆうかりんのエプロンは苺の色の優しい赤 あれ俺が作るんだよね?って言うけどゆうかりんは見ててくれるんだってさ
まあこれもいつものことなんだけどね ゆうかりんの期待感をいい意味で煽る様に調理をしていく俺
身体は俺の傍を一時も離れず そして目線は俺の手元から動かさないゆうかりん ほらちょっと手危ないよ
焼いてる間も二人でオーブンの前でじっと見てるんだ ほっぺとほっぺがくっつくくらい顔を寄せ合ってね
「焼けたかしら?」「どうかな」「待ってる時間が勿体無いわ。摘んじゃおうかしら?」「えっ」「ちょっといいわよね、あなた?」「えっ」
みたいな定番な会話したりしながらずっと待っててね そのうち香ばしいいい香りがしてくるまでずっと突っつき合ってたりね
最終的に焼けたタルトを見るとゆうかりん一人で(実質二人で)食べるにはちょっと多いかな?って思って
レティさんとかアリスさんに少しお分けすることも提案するんだけどゆうかりんには止められました 「気の多い人ね」って言われてね
俺が作ったものだったらいくらでも食べられるんだって 「知ってた?」って言われて素直に知らないって答えてね
なべつかみを両手に装備してあつあつのタルトを出す俺を急かしながら「独り占めしてあげるんだから早くしなさい」なんて言われちゃって
俺はゆうかりんに押されるまま 二人でテーブルに向かうわけさ あからさまにご機嫌なゆうかりんを見てるとこっちもご機嫌だよ
熱いよ、って言ってるのにフチ触っちゃってびっくりしてるゆうかりんかわいい もう、座ってなさい!ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:22:10.34 ID:GyxcpTaJ0
3/14
ゆうかりんを撮りたい
ゆうかりんを写真に収めたい
美しい僕だけのゆうかりんを空間を切り取るかのようにパシャリとカメラで捉えて
日のあたる場所か、寝室のベッドの脇の卓上電気スタンドの横にひっそりと置いていたい
だけどゆうかりんはなんだかそんな俺をこころよく思ってないみたい 顔は笑っているんだけど何か不機嫌そうな声で
「下らない事ばっかり言うんじゃないの」って言って俺を突き放すんだ ゆうかりんに想いは伝わらなかったのかな
それでも俺は引き下がらないで必死にゆうかりんにお願いするんだ写真撮らせてってね
ゆうかりんは安いドッグフードに見向きもしない血統書付きの犬みたいな顔でつんつんして俺を除けるんだけど
時間が経つにつれて物腰が柔らかくなってきてね 最終的にはいつもみたいに俺の腕にくっつくんだ
ゆうかりんに想いが通じたようふふって思って俺は喜びますそりゃもう大喜びだよ一人バブル景気
そんな俺にゆうかりんは「馬鹿ね」って呟いて 俺の腕を独り占めするようにぎゅってやって顔をうずめて
「一人で撮る写真なんて気味悪いわ。どうせなら、好きな人と一緒に写りたいのが乙女心ってものよ」って言うの
ゆうかりんの言う通りだね俺が馬鹿でした それにしてもゆうかりんたら最初からそう言ってくれればいいのに
もったいぶって俺の反応を見て遊んでから結局意見を飲んでくれるんだもの ゆうかりんは悪い子だね
俺の腕にほっぺをすりすりしながら感触を楽しむようにしつつゆうかりんはまた言うの
俺がゆうかりんを独り占めしたい気持ちはよく分かるって。嬉しいけどでもそれじゃ自分が満たされないんだって。
こんなこと言われたら俺だって満たされないよ 満たされない隙間を埋めるように俺もゆうかりんに抱きつきます
で、二人で写るなら写真を撮ってくれる第三者さんが必要だね、って話になって 定番なので鴉天狗さんをお招きしました
いかにも「自分の気乗りしないものは撮りたくないよ」みたいなつまらなそうな顔してる鴉天狗の射命丸さんが
意外とノリノリなゆうかりんに手を引かれて登場しました 微妙に服ボロボロなんだけど暴力はだめだよゆうかりん
ジャスミンティーと向日葵の種クッキーでご機嫌を伺いつつなんとかお願いすることにしたんだけど
ゆうかりんの「スクープにしてくれてもいいのよ?」の一言でなんとか承諾してもらえることになりました
いつもの服で、いつもの笑顔で、いつもみたいに腕を組むゆうかりんと俺 動かないで下さいね、って言われたので
動かないでじっとして二人で撮影の終了を待ちます 動いちゃダメだからずっと前を向いてるんだけど
ゆうかりんが俺の手をぎゅっとするの、その感覚でゆうかりんのことがわかるよ ゆうかりんも笑っているんだね
笑顔の中撮影終了して「出来上がったら届けますよ」なんて言って射命丸さんは去っていったんだけど後日来たのは新聞でさ
「あの風見幽香、ついに婚約発表!?」とかいう記事がトップででっかく写真が・・・ 間違っても無いし嬉しいからいいね!ゆうかりん!
うふふふふ

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:22:26.94 ID:6CjVHAdP0
さるくらいそうな勢いだな

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:22:54.02 ID:GyxcpTaJ0
3/15
ゆうかりんを宥めたい
ゆうかりんの心の痛みを俺も少しだけ知ってあげたい
悲しみに襲われているゆうかりんを俺が救ってあげるのさ どうだい俺王子ってるだろ?
ゆうかりんがさ、帰ったらいきなり泣いてるわけ どんな悲しい事があったのかわかんないけどさ
それでもこれまでに見たこと無いくらい泣いてるの あとはたぶんさ、昨日までは本棚あっただろう位置にさ
なんかそこらへんの粗大ゴミでも拾ってきたんじゃないかっていうブツが鎮座してるの バラバラの俺の本と共にさ
帰宅した俺を見つけるとゆうかりんは一瞬泣くのをやめてこっちを見るの ゆうかりんのかわいい目はすごく真っ赤になってて
なんか月の兎みたいだねって思って軽くはははって笑ったんだけどさ そんな声も聞こえないようで
ゆうかりんは真っ直ぐ俺に向かってくるんだ 唇を、ぎゅっと噛み締めて我慢して、俺の方にずんずんとね
で、わたわたする俺の前まで来てじっと俺の顔を見るんだ 少し俺より背の低いゆうかりん 近くで見ればますます目が赤くて
顔面くしゃくしゃになっててさ 涙を流した痕がはっきりとわかるし鼻水も出てるしで本当にどうしたんだろう
その奇妙な状態のまま見詰め合ってしまって 重くべったりした時間が流れるんだよ じっと見てるとゆうかりんが鼻をすすってさ
それで俺はたまらず「どうしたの」って聞いてみるんだ そしたらさ、また俺空気読めなかったのかな
ゆうかりん、また泣き出しちゃって ぷるぷる肩震わせてさ、それこそ女の子だよ 静かに静かに泣き始めて
たぶん我慢しようとしたけど駄目だったんじゃないかな ぎゅっとつぶった目からまたぽろぽろと大粒の涙を流して
俯き加減で声にならない声をあげて俺の胸に顔を押し当てるんだ ゆうかりんが俺に全体重をかけるとさ 身体の震えが伝わってきて
俺も悲しくなっちゃうの 俺の中でひぐっひぐって嗚咽を漏らして泣くゆうかりんはさ、びっくりするくらい無力でさ
これが本当にあの風見幽香なのかなって俺でも思うくらいだよ ゆうかりんと比べると俺こそ本当に無力だけど
それでもゆうかりんに触れる事はできるんだ ゆうかりんに触れて、少しだけその手を取って引っ張ってあげたい
ゆうかりんに似合うのは暗闇じゃないんだそんなところに居る必要は無いんだ 何があってもゆうかりんは太陽であって欲しい
俺はそう思って何も言わずゆうかりんを抱きしめてあげるんだ まだ二人とも立ちっぱなしだからはたから見たら変かもね
何も言葉もかけるわけでもないけどね、変かもしれない でも俺もゆうかりんも全くそうは思ってないよ
俺がこの抱擁でさ、ゆうかりんを少しでも癒すことが出来たらなんていうんだろう 夫冥利に尽きるってもんだよ
ゆうかりんを落ち着かせて話を聞いてみたら「期待を裏切られた」って言ってた よっぽど悲しかったんだね
でもその後すぐに「でもあなたのおかげで吹っ切れたわ。無駄な時間を過ごしちゃった」なんて言って元のゆうかりんに大変身
壊した本棚の事を謝られたけど今度河童さんから工具借りてきてまた作ろうって言ったらゆうかりんも一緒にやってくれるってさ
ゆうかりんは花であり華である 俺が居なくても凛として咲けるとは思う、でも俺が少しでも力を貸せたならいいかな、ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:23:39.66 ID:GyxcpTaJ0
3/16
ゆうかりんと外を見たい
いかにも「置き土産ですよ」と言いたげなレティさんの顔が浮かぶくらい三月らしくない雪が積もりました
窓から見える木や植物達もみんな寒がってるみたい ゆうかりんが「かわいそうに」って呟くんだ
そろそろ温かくなってきたから冬も終わりかな?と思ったのに今年のレティさんはちょっと往生際が悪かったみたいだね
これは雪かきしないといけないかなーなんて思いつつ人差し指で頬をポリポリする俺に対してゆうかりんは「どうする?」って言うの
俺はしょうがないから雪かきならするよって意味で「うん」って言ったんだけどゆうかりんは「雪だるま作る?」なんて言っちゃって
寒いの苦手とか言ってたのにこういう時だけ雪遊びするんですか!と思うのよ 見透かしたように笑って
「たまにはいいじゃない、ね?」って言うんだ 眩しい笑顔で言われたら俺断れる訳ないじゃないですかゆうかりんたら
その眩しい笑顔でせめて歩ける部分の雪を溶かして欲しいなぁと思いつつ外に出る俺とゆうかりん
とりあえず里に続く道部分だけでも雪かいておこうと思って雪かきを持ち出そうとする俺の手をゆうかりんが引いて
えいっ、てかわいい声出しながら雪の上に倒すのよ イメージ的にはボフッてなりそうだけど現実はベチャッて感じで冷たいの
「風情が足りないわよ」なんて言って怒る彼女はとても冬妖怪に雪の降らせすぎで抗議してた子とは思えません
やはり三月だからか湿った雪で濡れるのを嫌って起きようとした俺に 後頭部目掛けて雪球が飛んできます
また口つけたくもない雪面さんと接吻するハメになってしまって俺もてんてこまい ゆうかりんの楽しそうな笑い声が聞こえます
何を言うわけじゃないけど雪だるま作らないんですか、って申したら「あなただって雪かきしてないじゃない」だって
雪かきできないの間違いだよねゆうかりん 誰かが僕を雪面から逃がしてくれないんだよ悲しいと思わないかい?
「おあいこよね」なんて言ってるけど俺はもう負けた気でいっぱいです いきなり疲れた顔してみせたらさ
ゆうかりんも少し困った顔して「雪かきだけ終わらせればいいのね?」って言って 大雑把に人里の方向を把握した後
一気にズバァッって閃光一本 傘の先からスパークしちゃったってのはわかるけどさ それ雪かいてないよね
風をゴオオって切って光線が空の向こうに消えていってさ 熱と勢いでそりゃあ道は開けたけどこれはなんとも言いがたい
少し地形が変わった気がしないでもないし また巫女の霊夢さんに俺が怒られるハメになるのかなぁと思うと気が重いです
そんな俺の気をよそにゆうかりんは早速雪玉を用意しててね いや本当に雪だるま作りなさいよ、それ投げるサイズでしょ
「頑張って避けてね」って嬉しそうに愛おしそうに言うんだ 言い方工夫すれば俺がいつもノってくれると思うなよ!って言いたいんだけど
まあ結局やる俺も俺なのよね 必死に逃げるんだけどゆうかりんの雪玉ドゴンドゴンっていうから気が気じゃないの
雪の上に踏み場がなくなるくらい逃げ回って逃げ回ってでもゆうかりんは手を休めてくれなくて で、雪を降らせた張本人さんが
ふよふよと上空を漂いながら様子伺っててさ 「やっぱり仲いいわね」なんて言われていやそうだけどでも今は微妙に危険だよ
クスクス笑って手を振って遠くに消えちゃうしゆうかりんはまだノリノリだし最後までデンジャラスでした これで冬も終わりなら、ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:24:27.83 ID:GyxcpTaJ0
3/17
ゆうかりんを震えさせたい
ゆうかりんの弱いところを責めればそりゃあかわいい声上げながらビクンってはなるけどそうじゃないの
今回はこんなものを用意してみました 可愛らしいフォルムと予想より結構長めに作られてるコード ローターさんです
前々から妖しいと思っていた古道具屋でたまたま置いてるのを見つけてさ 買うのも少し躊躇ったけどゆうかりんに試してみたいなと思って
思い切って買っちゃいました 俺に対してはたまに遊びで道具を使ったりするゆうかりんだけど
ゆうかりん自身への刺激ってのは俺の舌とか指とかマラビンビンとかしか無かったわけよ だからこれはある意味挑戦的だよね
どんな反応するのかなと思うと俺の脳内のゆうかりんは俺の思った通りにピンク色の声を出してくれてニヤニヤしてしまうの
で帰って早速夜に見せてみたら興味深そうに食いついてきてさ 俺もノリノリで買った経緯と使用方法とかを説明するのさ
ひととおり説明し終わった後で少し間が空いて それからどちらかとも言わず唇と唇で貪りあうように求め合ってさ 
俺は早速使ってみようとゆうかりんの身体に近づけるんだけどゆうかりんの手に阻まれてしまった それどころか取り上げられてしまってさ
あっ、て小さく声をあげる俺に「どうやって使うのか未だによくわからないわ。試していい?」なんて絶対にわかってるであろう顔で言われて
そんでね、俺に考える間も無く押し当てるのさ 男にも女にも共通してある性感帯、乳首にだよ
ぐいって押し付けると意外と頼り無さそうに見えたソレからは予想もつかないような強くて、そして「丁度いい」振動が俺を襲って
思わずこう唸っちゃうの んぅぅってね、その声をゆうかりんが聞いて楽しそうに笑うんだ 「ふーん・・・」なんて
何かを確かめるように言いながらね そして手は止めてくれなくて俺の乳首の先に押し当てたり 周り込むようになぞってみたりして
どっかの誰かさんに開発された乳首をどっかの誰かさんに道具で責められてしまって俺は本当に悶絶だよこれたまらない
ローターを持ってない方の手で身体を押さえられるんだけど 細い腕だけども妖怪の腕、俺は力で振りほどく事はできなくて
結果的にゆうかりんに自由にされてしまって 震えるソレを右に当てられたり左に当てられたりして呼吸を荒くしちゃうのよ
ゆうかりんが「かわいいっ」なんて言いながら楽しそうに 俺のツボを探すみたいに先を重点的に押し付けてきてね すぐ高まっちゃう
いやらしい言葉を耳元で言われたり唇を吸われたりしながら一通り乳首を責められて そろそろ限界って時にゆうかりんに離して貰って
終わりかなと思ったら四つんばいにされて で、ゆうかりんは俺に見せ付けるようにローターを舐めるんだよ ちゅぴって音がするようにね
そしてクスクス笑いながらさ もう一つの男女共用の性感帯であるところのうんお尻にね、ゆっくりゆっくり入れられてしまって
ぶるぶるしたのをちょっと触れさせられただけでも我慢できないのにゆうかりんの指でぐいって奥まで入れられてしまいました
情けない事にそこで一度目のホワイトアウトだよ いっぱい吐き出してしまったんだけど前立腺をずっと振動で刺激されてるから衰えなくて
ゆうかりんは満足そうに「このまま二回目いけちゃう?いくわよ?」なんて言いながら俺のマラビンビンを弄るんだ 逆手でごしごしね
俺忘れてたよ猿轡とかアイマスクとかも初めは自分用に買ってきたのに今じゃ全部ゆうかりんのオモチャになってるってこと
長い間暮らしてると忘れっぽくなって駄目だね そんなことより抜いてこれ、癖になるというかたまらないというか、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:25:00.86 ID:Bcoo4wgH0
マジキチ









マジキチ

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:25:12.30 ID:GyxcpTaJ0
3/18
ゆうかりんと春を感じたい
ゆうかりんと小さい春を探しに行きたい
梅の花が咲きました 小さいピンクの花弁がたくさん咲いてきれいなこときれいなこと
いやね俺は梅の花がとても好きでさ、見た目も香りも大好きなのよ 別名を「春告草」とか言ったりするそのまんまの春の花
「あなたって結構かわいい趣味してるわよね」なんて言うのは俺のゆうかりん 軽く笑って「まあね」って返します
外もだんだん暖かくなってきて本当に冬はおしまいみたい ということはお待ちかねの春が来たわけなのですね
やっぱり春の到来は植物にとって喜ばしいことらしくてね、庭一体が歓喜で満ちてるんだってさ、ゆうかりんが言うわけ
そりゃあゆうかりんもそんなに嬉しそうに笑ってるものそうなんだろうね 俺まで嬉しくなります春はやっぱりいいね
さてさて春の日差しを感じてのどかにのどかにゆうかりんと小春日和の午後を過ごしていたわけですが
今日は毎年のお客さんがいらっしゃいました 春を告げる妖精リリーホワイトさんです
毎年必ず「はるですよー」って言いながら訪ねてきてくれるのよね元気良く ふよふよ飛びながらこっちに向かってきてね
それをゆうかりんが受け止めるの 妖精だからちっちゃいリリーさんはゆうかりんの腕に軽くおさまって
ほっぺとほっぺですりすりし合うようなスキンシップでエレクトリカルコミュニケーション 俺は羨ましいというよりなんだか微笑ましくてね
リリーさんて見た目幼いじゃん?年齢で言うと俺の何十回りか上だとは思うけど なんていうか子供みたい
娘がいたらこんなかんじなのかな?と思うとついつい頬が緩んでしまってしょうがないね
問題点は鼻も緩んでしまうことだね ゆうかりんと暮らしてても花粉症ってのは治るわけじゃないしね
リリーさんのせいでもゆうかりんのせいでもないけどこの時期花粉症は辛い ゆうかりんに絶対ポケットティッシュ持っててもらうもの
鼻水だの涙だの垂れ流す俺に対してゆうかりんは 時々心配してくれたりもするけど大抵はからかわれてね
「なあに?悲しい事でもあったの?」なんて言いながらティッシュを渡してくれなかったりね、そんなかんじです
んでまあリリーさんにお茶でも飲んでいかないかとは聞くんだけど「みんなに春を伝えたいから」って言ってやんわりと断られる
しっかり者のリリーさんに「頑張ってね」と返すゆうかりん 一遍の曇りも無い純粋な笑顔で返します
みんなに春を伝え終わったらまた来ると約束して、またふよふよとどこかへ行くリリーさんを見送った後はまた俺とゆうかりんの二人
「ようやく春だね」なんて言うと「そうね」って言いながら俺の肩にもたれかかってきたりしちゃったりしてさ
俺はゆうかりんと居る限りは毎日が春みたいなものなんだけどね 俺もこの春を他の人におすそ分けしてあげたいくらいさ
さてゆうかりんが「香散見草(かざみそう)、とも言うのよ」って言うのさ ああ梅の話かな?と思って聞いておいた
単純に知らなかったからへぇーって言っておいたよ ゆうかりんはやっぱりお花には詳しいんだね
「好きなんでしょ?かざみそう。」って目を見て言われちゃって困るね もちろん肯定しかしないよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:26:05.21 ID:GyxcpTaJ0
3/19
ゆうかりんと相撲をとりたい
本気のゆうかりんと相撲をとるのもいいかもしれない
しゃがんで前かがみになってこちらへ向かう体勢を取るゆうかりんを正面から受け止めるのもいい
でも本気を出したゆうかりんだったら俺なんか相手にならないどころかこの顔で後の世を生きていけるかどうかも怪しいね
ゆうかりんと春の気を感じに少し遠くまでお散歩してみようということになって 向こうの妖怪の山なんかに行ってみました
山にも春は近づいていて綺麗な自然の色がゆうかりんと俺を非常に喜ばせます 春はやっぱりいいもんだね
そんな中、よくわからないくらい大きいリュックを抱えた蒼髪の女の子と出会いました 最初は何かこそこそしてたんだけど
俺が人間だとわかると急に友好的になってね、笑って話してくれたり何故かリュックに入ってた胡瓜をプレゼントしてくれたの
なんでも彼女は人間とは仲のいい種族だから仲良くするのはあたりまえなんだって よくわからないけど仲がいいのは悪い気はしないね
でもゆうかりんにとっては今思うと最悪の状況だったと思うよ ポッと出の知らない女が自分の旦那とベタベタし始めた
俺も背中で感じてはいたけど なんていうか今にもマダンテを放ちそうな勢いでゴゴゴゴゴ すごく怖かったですええほんと
そんな中、今知り合いになった子がいきなり相撲を取ろうって言い出してきてさ 流行ってるのかな?とか自信あるのかな?とか
いろいろ思ったけどどっちにしても変わった子だよね 別に断る気もしないからやってあげようと思ったんだけど
スッとゆうかりんが俺を制して前に出るのよ 怖い方の笑顔で「奇遇ね。私も丁度相撲がしたかったのよ」なんて言いながらね
よくわからない展開になってきました 向こうの子にとっての最大の誤算は「ゆうかりんも人間だと思い込んだ事」だと思うよ
円を描いて俺に掛け声の人役を頼んでなんか楽しそうに陣取ってね 勝ったらなんかの玉を貰うとか妙におっそろしい事言ってね
対するゆうかりんはいつもの幽雅さのまま 不恰好だけどしゃがんで正面に来るのよ ゆうかりんずっと笑ってるのが悪く言うと不気味
俺は手をチョップの形にして 真ん中に振り下ろしてはっけよーいのこったーって言うのさ、意外とノリノリでね
そしたらゆうかりん、何故か開始の合図でスッと立つのよ 立ち上がるの そんなことされたら倒されちゃうと思うんだけど
倒れたのは向かいの蒼髪の子でね なんか馬鹿みたいな顔して頭から地面に激突してた 何が起きたかわからない
ゆうかりんはクスクス笑いながら「どうしたの?地面とハグするの、楽しい?」なんて言うんだ ああゆうかりん何かやったんだろうなぁ
俺の目じゃ捉えられなかったということにして向こうの子を起こしてあげたりするんだけどその子もやめときゃいいのに再戦希望したりして
んで今度もよくわからない展開で 今度は開始早々すごい勢いで吹っ飛んで向こうの川に落ちた音までしたのよ
ゆうかりんは楽しそうに笑いながら俺に「相手の得意分野でコテンパンに負かすのって本当に気持ちがいいわ」なんて言うんだけど
俺は気が気じゃなくてさ ゆうかりんの手をとって下山ですよ下山 今日のお散歩はここで終わりとしておきます
ゆうかりん、俺につく悪い虫は全部追い払ってあげるとか言ってくれるのはとてもとても嬉しいんだけど
せめて血生臭い光景にだけは遭遇させないでね、お願いだから!ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:26:49.77 ID:s43UljEj0
月初めの醍醐味だな

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:27:01.25 ID:GyxcpTaJ0
3/20
心の折れたエンジェルとゆうかりん

四月も近づくとだいぶ温かくなってきて
冬の事なんかすっかり忘れられそうないい日がカーテンの間から差してきたりするんだよ
でもそこまで温かいかというとやっぱりそうでもなくてさ
やっぱり上着を着ないと外に出れないくらいの寒さはあるわけだよね

春が近づくとゆうかりんは露骨なくらい元気になってさ
まだ寝起きで眠気が抜けない俺にあてつけるようにガラガラっと勢い良く窓を開けたりするんだ
朝の日差しで明るい外からぴゅうっと風が吹いてきて俺は身体を震わせるわけ
寒いよゆうかりん、って言うんだけどゆうかりんはそんなの知った事では無いと言うような顔をして
「そんなことばかり言ってるとあなたに春が訪れないわよ」なんて言うんだ
ゆうかりんが居てくれるだけで俺には春も、夏も秋も冬も全てがいっぺんに来たような素敵な気持ちだっていうのにね

わかってくれないゆうかりんは本当は寒がりなのに春の到来が嬉しいのか、戸窓を開けたままにして外に出ちゃった
俺が寒いから閉めるよ、って言って窓の引き戸に手をかけるんだけど
ゆうかりんが向こうで「しっ!」って言って唇に人差し指を当てて言うんだ、妙に怖い顔で
もう全身でビクビクってしながらあーもう今日のゆうかりん扱いづらいって思ったりするんだけどそうじゃなくて
ゆうかりん顔をしかめたままで何か言うのよ
「・・・何か聞こえない?」だって

24 :ニーズヘグ ◆Snake.gB0Y :2010/04/01(木) 20:27:37.04 ID:DY3SXsp90
何がなんだか

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:28:08.16 ID:GyxcpTaJ0
俺は何も聞こえないよ、ゆうかりんの声以外はね
ゆうかりんは妖怪だから人間よりも音とかもよく聞こえたりするのかな?なんて思いながらゆうかりんの動向を見ていたんだ
目を閉じて聞き耳を立てるようにして少しあっち向いたりこっち向いたりするゆうかりん
ゆっくり目を開けて「やっぱり何か聞こえるわ」って言うの
自分が聞こえないから何とも言えないんだよね、適当にふーんとかほーんとか言っておこうと思ったんだけど
ゆうかりんの行動は以外にも早くてさ 俺の方を見て「何モタモタしてるのよ」って言うんだ
えっ、て俺は返すじゃん?ゆうかりん、「ほら、とっとと探しに行くわよ。靴履いて」って俺を急かすんだ
春の陽気はゆうかりんを好奇心旺盛な女の子にしてしまったようです まあ元からなんだけどね
俺は寒いのは嫌だけどゆうかりんに嫌われる方がよっぽど嫌なのでとりあえずサンダルを履いて結構遠くまで行ってしまったゆうかりんを追います
パジャマのままでね

きょろきょろしながら花畑を進むゆうかりん
俺とゆうかりんの愛の巣の目の前に広がるこの花畑は見える範囲の全てが全てゆうかりんの庭です
いつでも季節の花が咲いているここは幻想郷縁起では観光スポットのような心霊スポットのような扱いをされているとかなんとか
その中を分け行って進むゆうかりんと追う俺 やっぱりサンダルはやめておけばよかったかななんて思うの
ゆうかりんに何も聞こえないよって言うんだけどゆうかりんは「こっち」って言ってずんずん進んでいくの
だいぶ歩いて庭の端まで来たあたりで俺にも声が聞こえたんだ、ようやくね 何かこれは叫び声かな?
というよりは何かの鳴き声、いや泣き声のような・・・と思ったところで俺とゆうかりん、何かを発見したんだ
一般に向日葵妖精と呼ばれてるお花の妖精がね、みんな一箇所に集まってるんだ
ふよふよ浮いたり木の陰からちょっと顔を出すようにしながら何かを覗き込んで見てるの
ゆうかりんが近くに行くと、みんなわーって散るように逃げて行ってしまってさ その場所に残るのはなんだか大きなカゴだけ
俺とゆうかりんが顔を見合わせるよ なんでこんなところにこんなものが落ちてるんだろうね、って
ええ、子供が落ちてました

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:29:02.99 ID:GyxcpTaJ0
こんな俺でも寒い空の下で 大き目のカゴの中で布団に包まって子供が泣いてるの
いや本当に子供って泣くのねおぎゃあおぎゃあって 子供というか赤ちゃんだろうこれは、うん
ゆうかりんがゆっくり俺の方を向いて「・・・どう思う?」だってさ 俺もびっくりだよ
いや赤子なんてなかなか外に落ちてるモンじゃないよね 幻想郷であってもそれはそうなはず
俺とゆうかりんがお互いに困った顔をして語を濁してる間にもね
足元のカゴで赤ちゃんはわんわん泣き喚くわけよ 心なしかさっきより強くね
いや俺もだしゆうかりんもだけど赤ん坊と接する機会なんて全く無いしどうしようかなんて思いつかないんだけど
ゆうかりんが「こんな所で泣かれても困るわ」って言ってねカゴをひっつかんで宙に浮くんだ
空中で体勢を変えて、カゴを抱きしめる形にしてね そのまま開けっ放しの戸の俺とゆうかりんの家までひゅーんって飛んでいくんだ
ここで困るのは俺だよ そりゃあ長生きはしてる方だけど俺は空なんて飛べません
サンダルをペタペタ言わせながらスカートをひらひらさせて飛ぶゆうかりんを追います
中は見えませんでした

俺の布団を引っ張ってきて二つ折りにして簡易なベッドを作ってそこに寝かせてやるんだけど
この子さっきから泣き止まないの全然泣き止まない 近くで聞くとわんわんって非常に耳に来る
大きく口を開けてね、まるで何かを求めるように泣き喚くの
こうさ、お母さんが揺すってやるみたいにすれば泣き止むかな?と思って俺が抱っこするんだけど
そしたらこの子俺の腕の中でますます泣き出しちゃってさ 非常に困ると同時にショックだよこれは
なんでこの子一人大声自慢コンテストやってるんだろうってくらいの本気の泣き声だよ 俺うわあって顔になるよね
見かねたゆうかりんが少し怒り気味に「ちょっと貸しなさい」って言って俺の手から子供を奪うとさ
すっごい優しい笑顔でよしよしってしながら自分の胸に抱きしめるの
そしたら何がアレかってこいつ5秒もしないうちに泣き止んじゃったよどういうことなの
気持ち良さそうな顔になってさ ゆうかりんのおっぱいに顔をうりうりってやりながらうーうーって気持ち良さそうな唸り声だよ
な、なんて現金な奴なんだ・・・とは思うけど ゆうかりんも子供も機嫌良くなったようなので俺は何も言えません
指咥えて見てるしかない どっちが子供だかわからないね
ゆうかりんは「母性本能よ、わかるのね」なんて言いながら楽しそうに笑うの
本当にお母さんみたい って言おうとして、寸前でやめた

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:29:26.24 ID:66CBbmdd0
君は狂っている、だが、http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/41116/1264523407/では、
君のような人材が必要なのだ、是非ここへと来て欲しい

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:29:50.00 ID:GyxcpTaJ0
「ボサっとしてないでちょっと働いてよ」って言われた俺は
今ゆうかりんの命でタオルと俺のTシャツを持ってこさせられました
「Tシャツは高い奴ね」って言われたから少し前に奮発して買ったジョジョのTシャツを持ってきたんだ
あとは箪笥の中から使ってないバスタオルをひっぱり出してきてゆうかりんのとこへ行ったんだ
そしたらゆうかりんね、子供の下腹部の布解いて待ってた
ああやっぱり赤ちゃんだから我慢はできないのね、と思いながらゆうかりんにタオルとシャツを差し出す
ちらっと見て 「男の子だね」って言ったらゆうかりんに苦笑されました 「そこ大事なとこ?」だって。大事です
で、ゆうかりん今度はタオル濡らして来いって言うからさ、水道の水でちょっと濡らして渡して
そして汚れてる部分をちょいちょいって手際良く拭いてあげるんです
もう赤ちゃんはご機嫌てなモンだよ足をぱたぱたってやってきゃっきゃって
ゆうかりんはこらこら暴れないのーって優しく言いながら拭いてやるんだ
俺はまたもやぼけーっと見てるだけになったんだけどさ 次の瞬間だけは信じたくなかったね いや何をおしめ代わりに使うんだろうなとは思ったけどさ
何もウェザー・リポートのデザイン部分がお尻に来るように巻かなくてもいいじゃないかゆうかりん
「綿100パーセントでしょ?肌に触れるものだもの、いいのを使わないと」っては言うもののまたも俺はショックだよ
お気に入りのTシャツだったものは今は普通以下の存在になってしまった
もう宴会には来ていけません 結構ショックだった

その後は終始和やかなムードだよ ソファーに俺が座って、ゆうかりんが座って、ゆうかりんの上に赤ちゃんが寝る
ゆうかりんが上から覗き込むようにして顔を見ながらほっぺを指でちょっちょっと触ってやると
きゃっきゃって喜んだりちっちゃい手をにぎにぎして反応したりするんだ、結構かわいいのこれが
もう「なんで赤ちゃん落ちてたんだろう」なんて疑問がどうでもよくなってるってのが適応性の高さかな?適当さかな?
ゆうかりんは嬉しそうに目を細めながら「この子はあなた似ね」って言うんだ
俺が理由を聞いてみるとサラリと「いい声で泣くじゃない?かわいいわ」って返されてね、もうゆうかりんったら
そんなことないって返そうにも返せないので誤魔化すかわりにゆうかりんの肩を強く俺の方に抱き寄せてやった
俺の胸を枕にするみたいにもたれかかってくるゆうかりん 赤ちゃんを除けばいつもの光景です
回した手でほっぺをぷにぷにってやってみると「私は赤ちゃんじゃないわよ」なんて言われてしまうの
そうだね、って返して「お母さんだもんね」って優しく言ってみる ゆうかりんはまんざらでも無い様子でふふって返すんだ
ゆうかりんが「ご飯って何を食べさせればいいのかしら」って言うから俺はおっぱいだよって返すんだけど
顔を微妙に赤くしながら「牛乳とかじゃだめなの?」って言うんだ 俺はだめですって言っておいた

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:30:21.33 ID:VgDZjXCa0
この人いつ見ても凄いなあ…いつからやってるんだ、毎月やってそうなんだけど

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:30:50.62 ID:GyxcpTaJ0
そのうち赤ちゃんは眠くなったのか、ゆうかりんの膝の上で指しゃぶりながら寝ちゃってね
俺とゆうかりんは寒くないように布団でくるんであげて とりあえず最初と同じようにカゴに入れておいてあげたんだ
空いた方の手に人差し指を当ててみると 無意識のうちにちっちゃい手でぎゅっと握り返されるんだ
やっぱり愛おしいね 少しの間だけど我が子のようにすら思えてきたよ
俺はかっこつけて「きっとコウノトリが運んできてくれたんだね」ってゆうかりんの頭を撫でながら語りかけるんだけどさ
ゆうかりんはそれをやんわりと否定するんだ
「どんな花でも実をつけるものよ。私とあなたの愛が実った、そういうことじゃない?」って言うんだ
嬉しそうに口の端を釣りながら目を細めるゆうかりん やっぱり嬉しいんだ
俺もうんって言って同意しておいた そうだねゆうかりん
軽くゆうかりんの頬にキスをすると、赤ちゃんみたいに嬉しそうにううんって言うんだ
カゴの中で眠る子を 温かい目で見守りながら二人でまたゆっくりと時を過ごした
たぶん たぶんだよ 親っていうのはこういう気持ちなんだろうなぁって思ってね
俺、自分の親の事は残念ながら何も覚えてないんだ 気づいた時は既にこっちの世界で、横にゆうかりんが居た
だけど俺もこういう風に愛を全身に受けながら生きていた時代があるのかなぁって思うと
なんとなくだけど心強いような感覚になるんだ

情けないよね本当は子供くらい儲けてもいいはずなんだけど
幻想郷の暗黙のルールが俺とゆうかりんを縛るんだ
パワーバランスていうのかな分かりやすいようでわかりにくい縦にならんだつまらない関係がさ
崩れるのを恐れる人間だとか妖怪だとかがいるわけよ
ゆうかりんが生きてるうちはゆうかりんの子供は生きられないんだって
そうやって関係を維持していくってのは、うん、結構間違ってると思うんだ
だからと言って俺に発言権は無くてね かといってゆうかりんに発言権があるわけじゃなくて
満たされない何かを満たされないまま抱え続けるんだ
でも俺は それでも満足してる
だってゆうかりん以外に俺とゆうかりんの愛の子を育てるなんて「高望み」じゃない?
俺はずっとゆうかりんが横に居てくれれば、それだけで他の人間よりだいぶ勝ってると思うもんね
・・・まあ、叶ってもいいとは思うけどさ

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:31:05.88 ID:uVlDN3y+0
ここまで来るとむしろカッコいいな、と思った俺は病気なのかな

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:38:42.62 ID:wlk2aZdd0
すげぇ
リアルタイム遭遇は初めてだ
漏れも昨日GyxcpTaJ0の真似して書き溜めたのうpしてたが12日目でスレストされちまった
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1270035438/

33 : 【大吉】 :2010/04/01(木) 20:39:51.01 ID:uuJXcYhJO
さるさん食らってやんの、ざまあ

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:40:35.69 ID:sMMfQcrG0
またかよwwww
したらばでやれと何度いったらwwwwwww

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:43:01.27 ID:Y2KAD25R0
そんな時だよ、ピンポーンてチャイムがなるんだ
お客さんかな?と思って俺にもたれるゆうかりんを正してやってはーいって言いながら玄関の方に向かう
だけど玄関を開けてみても誰もいないんだ おかしいよね確かにチャイムは鳴ったのに
でも一人だけ思い当たる節がある 一人と言っても人間ではないけど
チャイム押しておいていつも勝手に中に入るんだ、スキマっていう便利な能力を使ってね
案の定、やっぱり予想通りの展開でした
彼女にのみ使える空間から上半身だけだしてゆうかりんの前に居ました
毎回玄関まで行かされる俺は紫さんに遊ばれてるのかなと思うよ、実際そうかもしれないけどね

俺はひとつため息をついて 紫さんに文句の一言でも言ってやろうと思ったけどね
なんだか雰囲気がよろしくないみたい 空気が張り詰めた状態ってのはわかりやすい
それが幻想郷のパワーバランスの頂点を担う妖怪二人の衝突だったりするとそれこそわかりやすいね
さっきゆうかりんが「この子が起きちゃうでしょ」って言ったのは聞こえた
でもそれだけでこんな空気になるかな 何かちょっとおかしい気がするんだ
俺は戻るに戻れなくてさ 戸の外から二人の妖怪を見てたんだ
紫さんは扇子で口元を隠しながらふふって笑うの、いつもの癖 宙に上半身だけ浮いてるような奇妙な光景
対するゆうかりんは敵意むき出しの怖い目で その相手を睨みつけます
なんでせっかくのお客さんなのにこの一触即発の空気?俺お茶出してあげるべきなの?
非常に悩んだけどなんとなく動けなかったから 頬を適当にかきつつ止まってることとします

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:43:51.16 ID:Y2KAD25R0
だけどゆうかりんに呼ばれて俺もリビングに戻る事に
お茶淹れた方がいい?って聞くんだけどゆうかりんは俺に「黙って」って一言吐き捨てて
また紫さんの方に向き直る 瞳孔が縦になってました、ゆうかりんが怒ってる時の眼だ・・・
目の前の妖怪の賢者さんは何を考えてるかわからない笑みを浮かべてね
俺をちらっと目の端で捉えて またゆうかりんの方を向くの
ゆうかりんは無言でね 怒った眼を自分でも押さえるように力強く閉じて
そしてテーブルの上をなぎ払うように腕を一振りするんだ
ガラガラガッシャンって派手な音を立てながらテレビのリモコンだのみかんだの雑誌だのが落ちていく
その光景に俺はもうビビりまくりですよどうしてこんなことになったの

紫さんは言うんだ 「簡単なことじゃない」って
口元に当てた扇子は動かさないまま「拾ったものを返してくれる、それだけでいいのよ」って言うの
一瞬あれは紫さんの子供だったのかって考えが浮かんだけどもちろんそんなわけはなくてね
ゆうかりんも気づいてるみたい、また紫さんも同じ事考えてたみたいで「別に私の分身とかそういうのではありませんわ」なんて言うの
怖い目をキッとキツくして目で「知ってる」って返すのはゆうかりん 紫さんを睨みつけます
睨み付けたまま言います 「問題はそこじゃないわ。貴女、さっきなんて言った?」ってね
俺の聞いてない部分か、そう思うと俺の意識も次の紫さんの発言に向かいます
紫さんは小さくため息を捨てるように吐いてそして言うんだ
「何って・・・ "餌"よ。それは"食べ物"なの。」だって
ちょ、うわあその発言は聞きたくなかった

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:44:46.31 ID:Y2KAD25R0
単純な図式で書くと「妖怪>人間」なわけなんです
妖怪は人間より強いの それでいて人間は「捕食の対象」つまり「食料」なのよ
妖怪は人間を食べる生き物です 心の中で知ってはいたけどあまり信じたくないので避けてきた事だった
自分が人間だからね
というかあの赤ちゃんは人間だったのか 見た目だけじゃ人妖を判別できないというのが俺の考える幻想郷のウィークポイント
「見損なったわ!八雲紫ッ!」って言ってゆうかりんは拳をグーにして思い切りテーブルを叩くの
ドンッって音じゃなくてもっと大きい音がして ああこれは買い換えないといけないかもしれない
「見損なったのはこちらの方ですわ。随分人間臭くなったじゃない」って言う紫さんもなんだか怖い目をしていて
「落し物を拾ってくれたのはとても良い事よ。だけどそれ以上でも以下でもないわ。何を勘違いしているの?」って問いかけるんだ
ゆうかりんは立ち上がって 紫さんにまるでキスするんじゃないかってくらいまで近づいて
大声でまくし立てるんだ
内容はこうさ 単純に言うと「何も食べる事ない」ってね、それだけさ

ゆうかりんは人間を食べないし、食べさせないんだ
それはもちろん俺のせいだよ 「おかげ」じゃなくて俺の「せい」さ
この理由も単純だよ ゆうかりんが愛してくれた人が何の混じり気もない人間だからだっていう理由
そりゃあね 人間の横で人間を食うってのもなんだか奇妙な光景になるだろうからね
もちろん俺が知らない昔のゆうかりんは平気で人間を食べてたかもしれないけど
俺とくっついてからはもう絶対に食べないし食べるのを許さないって約束してる
ゆうかりんは心が人間に近づいたんだ
だからゆうかりんは 人間を「餌」として食べようとしている紫さんに反対している
怖い顔で大声を出して「食べるつもりだったらこの子は渡さない」って必死に主張しているんだ

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:45:34.29 ID:Y2KAD25R0
紫さんは一度は本気というものを感じさせるような怖い顔になったもののすぐに語気を戻して またのらりくらりと言葉の上を逃げるようにするんだ
それこそ「食べるのは私じゃなくて私の式の式」だとか「今日は記念日だから贅沢して外の世界から持ってきた」だとかね
いやらしくふふふって笑いながら「赤ん坊の肉は柔らかくてまた違った味わいなのよ」なんて楽しそうに言ってね
そしてゆうかりんを見て「貴女も好きじゃない?そういうの」なんて言うんだ
「やめて!そんなの聞きたくないっ!」って耳を塞いでゆうかりんが頭をぶんぶん振る
それでも紫さんは酷い事を言うのをやめないでね ゆうかりんは俺の腕に潜るように顔を埋めるんだ
ぎゅっと抱きしめてはやるんだけど 俺の不安そうな顔はあまり力になれそうにない
そんな俺を見下すように紫さんは見てね 扇子をぱたんと閉じて自分の隙間に戻して
「わかる?これが"妖怪"なのよ」って言うんだ 俺にだね
俺は本当に言葉が思いつかなくて ずっと紫さんの目を見てるしかできなかった
目を見てるだけでもなんだか心を削られるようなそんな嫌な感じだった
でも こんなことになるなんて、とは思ったけどあの子を拾わなければよかった、とは思わなかったんだ
どういう心境なのかは きっとテンパってて自分でもよくわかってない

その時にタイミング良くね 本当にタイミング良くだよ空気を読んで赤ちゃんが泣き出すんだ
ちょっと手を伸ばせば届く位置でカゴが揺れている ここぞとばかりにぐずり出したんだ
そのうちぎゃあぎゃあって泣き始めてね これが状況の打開になればいいと思ったんだよ
でもそれは悪い方向に向かったみたいで 紫さんは少しバツの悪そうな顔をした後
「長居するのもあれなので、そろそろ返してもらうわね」なんて言うんだ
俺の腕の中のゆうかりんがハッとした表情で顔を上げてね
その瞬間紫さんは隙間の空間に引っ込むんだ どんどん亀裂が閉じていってねそこには何もなかったかのように消えてしまうんだ 本当に不思議な能力
ゆうかりんは小さい声でだめっ、て言った後跳ねるようにしてカゴをつかんで引き寄せる
カゴがこっちにやってきて 俺はやった!ゆうかりんの方が早かった!って思うんだけど
そんな俺をガッカリさせる光景が飛び込んできてね
カゴの中 カゴの底に開いた空間から無数の手が伸びてきて赤ちゃんをドス黒い空間の中に引きずり込むところだったんだよ
ああって声が出るのにとっさに動かない自分の手を呪ったね赤ちゃんはズブズブと空間に引き込まれていって そしてさっきみたいに空間は閉じてしまったんだ
閉じ際に、赤ちゃんの顔が見えたの
赤ちゃんと目が合った 全然開いてない目だけどね、合ったように思えたんだ
一瞬だったんだけど それがまた残酷で残酷で

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:45:34.82 ID:+CD4Amwl0

 ジ
  キ
   チ

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:46:09.10 ID:n1zBxYkg0
初遭遇記念パピコ

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:46:32.17 ID:Y2KAD25R0
軽くなったカゴが手からぽろんと落ちて それと同時にゆうかりんの身体ががっくりと折れて
とっさに俺はゆうかりんを支えるんだけど ゆうかりんは俺の手を跳ね除けるんだよ
ゆうかりん、泣いてるの すごく泣いてるのゆうかりん
大粒の涙をね、ぼろぼろって流してゆうかりんが泣いてるんです
声を漏らさないように必死に我慢するんだけど悲しみはそれをも簡単に破って
ひぐっひぐって悲しげな悔しげな声をゆうかりんに出させるんだよ
俺を突き放した手はゆうかりんの顔を覆って表情を見せないようにするんだけど流れ出る涙までは止められなくて
顔が涙でぐしょぐしょになっちゃうの
悲しい時間だよ 台風が去って畑の作物はみな持っていかれてしまったような
顔を上げないでゆうかりんはずっと悲しそうに方を震わせ続けるだけ
俺はそんなゆうかりんを見てね いてもたってもいられなくなって
ゆうかりんの両手をばっ!て開かせて、そして自分の身体に押し付けるようにしてゆうかりんを抱きしめた
力いっぱい抱きしめたんだ
気の利いた言葉は残念ながら何も思いつかなかったし意識の外から出てくれるわけでもなかったから
「泣かないで」としか発せなかったんだけど
ゆうかりんの耳には、ゆうかりんの心には届いてくれたみたい
俺の背中に手を回してぎゅっと掴んで そして俺にすがるようにしながらも泣き止んでくれた

ゆうかりんはまだ目に涙を溜めたまま俺の胸の中で黙ってる
そんなゆうかりんを俺はしっかり抱きしめ続ける
ゆうかりんの悲しみを少しでも拭い取ることができるように祈りつつね
あの子がどうなるのかは考えたくもなかった 考えてしまうとどうしても怖くなってしまう
本当は何かの間違いであって欲しい かわいい悪戯か何かだったらよかったのだけど
今のゆうかりんを見ると笑って許すのもちょっと無理かもしれない
ゆうかりんは額で俺の胸板を突くようにして顔を隠したまま、
「あの子は私達の子だったわよね」って言うんだ 消え入りそうな小さい声でね
俺は「そうだよ」って返したんだ
「俺とゆうかりんの愛が実を結んだんだ」って言って、また抱きしめた
言うのはタダ 高くも安くも無いただ残酷なこの世の値段設定でございます

42 : ◆KANA/SwFb2 :2010/04/01(木) 20:46:45.71 ID:et9SAoPS0
待ってました

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:46:48.70 ID:8NIezOAy0
きのうはドンマイだったな
先月は規制で書きこめなかったけど、今月はカタカタから支援

また月末もそのまた次も期待してるから
月末の楽しみなんだ

尊敬するゼそのまま進んでくれ

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:47:02.45 ID:wlk2aZdd0
なんという文量
畏れ入る

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:47:11.85 ID:x4f/7F8IO
噂には聞いていたが…すげぇわ

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:47:16.52 ID:Y2KAD25R0
日が落ちて、また昇ってまた日が落ちてもなかなかゆうかりんは元気にならなかった
すぐ「吹っ切れた」みたいな事はいってきたんだけどそれでも心に何か重りをつけられているような
ゆうかりんの笑顔は日照りで乾いてしまった向日葵のような そんな笑顔になってしまった
でもそんな時のために俺がいる 俺は水じゃないけど肥料になれる、ゆうかりんのためならね
支柱にだって何にだってなるさ、ゆうかりんが太陽の方向を向いてくれるならね
そういうクサい台詞を時たまゆうかりんに言ってみたりするけど、そういう時にゆうかりんは少し笑って
俺の額をこつんってやってね
「私は大丈夫よ」とか「そんなことより自分の心配をしなさい」なんて言うんだ
ゆうかりんは強く、そして美しい

そんな中、夜に、夢の中で紫さんに会った
寝に入る時、ベッドの上から何か深いところに落ちる感覚がしたかと思ったら
周りが赤と青を汚くぶちまけたような気味の悪いところに自分が漂っていたんだ
夢の中なのかどうかはわからない空間だったけど 身体が浮くなんてきっと夢だろう
紫さんは際どいポーズで脚を組んで目の前に浮いているんだ またいつもみたいに扇子で口元を隠して
あの一件があってから 正直な話紫さんを嫌いになった
ただ「真実」を押し付けられただけだとしても それでも俺は怖かったんですただ単純に
自分も本当は喰われる側なのだと一度でも考えてしまうと冷や汗が止まらなかったからね
だから夢の中とはいえ、そうじゃないかもしれないとはいえ、紫さんに相対して俺は身体を強張らせてしまった
目の前の捕食者さんは目を細めて「そんなに怖い顔しなくてもいいじゃない」って言った
「繕った優しさ」を込めてそんな事を言われるとますますこちらも身構えてしまう
しょうがないじゃないか

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:48:02.50 ID:Y2KAD25R0
どう考えても嘘だろうという声のトーンで「この前はご迷惑をおかけしましたわ」なんて言うんだよ
にこやかに笑いながら心のこもらない謝罪を受けても俺の考えは変わらない
足にグッと力を入れるんだけど地面が無いから特に踏ん張ることもできなくて
無重力のようにふわふわ漂う俺の身体は前のめりになるようにまたふわふわ
それを見てまた紫さんが不敵に笑う不吉なデフレスパイラル
そんな中、紫さんが何かを俺に手渡すんだ 妙に手触りのいいそれは
あの日お気に入りじゃなくなった俺のTシャツで プリント部分のウェザー・リポートは今日もクールでカッコよかった
妙にキレイになって帰ってきた 「これは」って言ってみると紫さんは
「藍に洗わせました。私の式ね」って言っていた 洗った、ということはやはり「俺の」だったってことか
手触りが妙にしっくりくるようで、また一方で肌に馴染まない感じもするし
やっぱり全体的に違和感が拭えない Tシャツをタオル代わりに使っても拭いきれないだろうね
これは、うん あの子の運命が端的に言うと○なのか×なのかという意味のもやもやなんだろうと思った
聞いちゃいけないとも思った 何度も言うけど怖いし気持ち悪くなりそうだったし
でも不思議よねこういう時に勝手に口から言葉が出やがるんだ
しかもすげえ細い声でだよ ・・・あの子はどうなったんですか、ってね 自分でも聞き取れないくらいでね
紫さんがね、ピクって反応する 以外に分かりやすい反応だよ
俺は言ってしまった事への後悔とある種の興奮による後押しで何とも言えない状態で
ただよくわからない空間をふわふわ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:48:50.81 ID:Y2KAD25R0
「・・・本当に気づかないの?」
って言われたんだけどどういう意味なんでしょう
それはあの子の運命が、ということか だとしたら俺が思っている方でコレクトなのかなと思う
けどそうじゃないらしい 紫さん、なんだかすごく悲しそうなそれでいて神妙な顔をしてる
「貴方、何も覚えていないの?」とも言われてしまった
いやちょっと待って 俺と紫さんの間には何か情報の食い違いがあるように思えるんだ
紫さんはゆうかりんに酷い事を言う時みたいに言葉を畳み掛けるんだ
あれを見て何も思わなかったのか、だとか 自分の始まりについて疑問に思った事は無いのか、とか
昔からよくわからない事ばっか言う人だとは思ってたけど今回は本当に意味がわからない
何がわからないかって やっぱり何を聞いているかわからないってこと
「貴方はどこからどこまでが貴方なの?」という言葉が 俺の心によくわからない刺さり方をする
何かを遠回しに言われてる気がする その裏を読み取らないと会話が成立しない

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:48:52.47 ID:kwwzBJCc0
ぐりんぐりん!!!!!!!!!!!!!!!!

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:49:33.41 ID:Y2KAD25R0
必死に言葉を選んだんだけど結局はわかりやすい語になって
「なら紫さんは自分が誰だかわかるんですか」だった
間を置かないで紫さんは自分についてを語る 自分は妖怪で
長い間幻想郷を見続ける役割があることなどまで語ってくれた 少し初耳部分も含まれていて斬新
だが聞いてさっきの言葉がますます傷口をえぐる 俺は?俺は誰なんだろう
俺は俺以外の何者でもないけど その俺は何なんだ
俺は何の芽で何処の土から出てきたのかが全くわからない
過去を思い出そうとしても出てくるのは最愛の人 人じゃないけどね
ゆうかりんの顔ばかりが浮かんでくる
ゆうかりんの笑顔だとか、拗ねた時の顔とか、怒った時の顔もまたかわいいんだけど
それを通しても自分が客観的に見れない事に気づいた
なんだかこの感覚は気持ち悪い 自分で自分の事がよくわからない・・・
気づいたら俺は頭を抱えていた 俺は何なんだろうか
二進数で表したとしても自分が0だか1だかの区別すらつかないというこの状況は本当に不快
二日酔いの峠みたいなそんな嫌な気持ちの悪さだよ
紫さんが「自分の胸に聞いてみなさい」と言い放つと俺の手が頭を離れて自分の意思とは違く、勝手に胸元によっていくの
自分の胸にピタッっとついた後に 何故だか視界がぼやけてくる まるで背景に溶け込むような感覚だね
麻酔がかかったみたいに、茹でられるみたいに意識がふやけてくる 声を出そうとして出た言葉はやっぱりゆうかりんで
ゆうかりんの名前を呼ぶんだけどもそれすら口から出ているのかすらわからない
わからないまま俺の意識はブレが大きくなって戻って来れなくなっていって・・・
その間際に、紫さんの声が聞こえた
「貴方はここに来るべきではなかった。少なくとも、私はそう思います」
やっぱりよくわからない事を言うんだなぁこの人は

51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:50:27.67 ID:Y2KAD25R0
目が覚めると いつもの寝室でした
日はずいぶんと低い位置に来ていてそれで赤かったの
寝てしまったのかな?夕方まで寝るなんて久しぶりだなと思って布団の中でもぞもぞすると
右手に何か持ってるのに気がついた くしょくしょにした俺のTシャツ、綺麗になってた奴
そして紫さんとの会話を思い出した 夢だったような、それでも夢じゃなかったような
よく思い出せないのであまり深く考えない事にしよう ベッドの上で上半身を起こして適当に伸びをする
うーんって唸ったら予想以上に大きい声が出てしまった その音で何かに気づいてパタパタとスリッパでかけてくる音がしてね
で、ゆうかりんが寝室の戸を開けてこちらを覗き込むんだ 「あ、あなた起きた?」ってね
ゆうかりんは傍まで寄ってきて軽く俺の頬にキスをして「おはようお寝坊さん」なんて言うんだ かわいい皮肉だね
なんでも俺がずっと起きなくて困ったんだって でも疲れてるのかなと思って寝かせておいてくれたんだって
水飲む?っていうゆうかりんに「ゆうかりんが持ってきてくれたものならなんでも飲む」なんて答えてたりね
二人で軽く苦笑 ゆうかりんがまた勢い良く立った 水を取りに台所へ向かうみたい
ゆうかりんは去り際に 「疲れなんてとっとと吹き飛ばしなさい。早く元気になってもらわないと私が困るわ」なんて言うの
ゆっくりと、母親が子供に語りかけるような優しい表情でだよ 温かい言葉だった
俺はその言葉に適当にうんって答えただけ ゆうかりんはまたスリッパを鳴らして向こうへ行きました
寝起きだからかどうかわからないけどなんとなく目頭に熱いものがきてね 俺をまた微妙な気分にさせるんだ
ゆうかりんが元気になってる 俺も寝ている暇は無い、早くゆうかりんのところに行かないと
勢いをつけてベッドから降りて完全に起きて 直立状態でまた大きく声をあげてうーんって伸びをしてね
夕飯がいつもよりずっと近い気がするけどとりあえず着替えるかって思ってね
寝室を後にします 持ってたTシャツは適当にまるめてベッドに置いたままでね
プリントの部分がくしゃってなってカッコ良く見えなくなったけどそれはそれでいいかなとも思えるのが不思議ね

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:53:38.24 ID:OyWEDMAR0
ああ、例の…

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:53:41.39 ID:/fwpZf4u0
あーあ

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 20:55:06.48 ID:bUJoKXVV0
尊敬する

55 : 【豚】 :2010/04/01(木) 20:55:41.71 ID:uuJXcYhJO
またさる食らうとか、どれだけ学習能力がないんだ…

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:02:39.63 ID:Y2KAD25R0
水を運ぶゆうかりんの目の前にいきなり出たら
わってすごくビックリされちゃった ごめんねゆうかりん
「元気がありすぎるのも問題よ」なんて 君はいつでも手厳しいね
これからもずっと手厳しいんだろうね
ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:03:24.51 ID:Y2KAD25R0
3/21
ゆうかりんに救われたい
俺はゆうかりんと出会えて本当に救われたんだ
お風呂上りのゆうかりんにそう伝えるんだけどよくわからないと言いたそうな顔しかされませんでした
思えばゆうかりんに出会う前の俺は全体的に腐っていたようなもので 今思うと目も当てられない状態だった
それが、何かの気まぐれから幻想郷に落とされ、ゆうかりんと出会って、それから少しずつお互いが近づいていって
んで今の俺とゆうかりんの生活があるわけさ ゆうかりんと偶然だけど出会えた事が俺の人生の大きな分かれ道だったと思う
バラバラの繊維だった俺の人生はゆうかりんによって纏められて一本の細い糸になれたんです
その糸が紅色で、端がゆうかりんの小指と俺の小指に繋がってたらそれはもう素敵だよね 心が温かくなります
って風呂上りでまだ乾ききってないゆうかりんの髪を撫ぜながら言ったんです ゆうかりんはあまり関心がないような顔で
「あまり難しい話すると学が無いのがバレちゃうわよ」なんて言うんだ 手厳しい言葉に俺は乾いた笑いで返すことしかできなくてさ
それでもこれは俺の本心なんだ ゆうかりんには感謝しても感謝してもし足りないくらい 
そういう所も全部含めてゆうかりんが大好きなんだ 何かにつけてこんなこと言ってるけど何度でも言いたいくらいさ
ゆうかりんは少しの間黙って目を伏せてたみたいだけどね 急にぱっと目を開けて起き上がって俺を見て
「あなた、私と出会ったのが偶然って言わなかった?」って言うのさ よくわからない質問に俺は驚くけど確かに俺は言ったよ
だから「うん」って返すんだけどそしたらゆうかりんから出るのはため息 何か悪い事でも言ったのかなって思うよ
ゆうかりんはやんちゃな子供に手を焼くお母さんみたいな少し困った顔をして俺に語りかけるの
俺とゆうかりんが出会ったのは偶然じゃないって。運命だって。必然なんだって。 そう言うとゆうかりんはまた小さくため息して
「偶然なんて寂しい言葉で片付けないの」って言うんだ なるほどそれはごもっともだね、俺反省するよ
そして今度はにこにこ顔のゆうかりんになってまた俺とくっつくんだ だから俺はゆうかりんの髪を完全に乾かしきってやるの
寝癖がつかないように優しく梳かしながら、しかし焦らないで優しいドライヤーの風でゆうかりんの髪を整えます
よくゆうかりんが「女の子が髪を触らせるのは絶対的愛情と信頼の表れなのよ」とか言うんだけどさ 今日は言わないみたい
言わなくても言う時よりも嬉しそうな顔でずっと待ってるんだ その間ずっと響くのはドライヤーの汚い轟音さ
乾かし終わったらドライヤーを切って片付けて、ゆうかりんの額に軽くキスをして教えてあげるの 終わったよって
そしたらゆうかりんは笑顔で「ありがと」って言ってくれるんだよ いつものことだけど温かいいつものやり取りさ
寝る前にゆうかりんとまた少し出会った時の話なんかをしちゃったりね お花を押しつぶすように倒れてた俺を「何かと思った」って
言ったりしてね 俺もいきなり傘の先で持ち上げられた時は何かと思ったよ ゆうかりんが念を押すようにね
「運命の出会いだからね」って言うのさ 布団の中できゅっとしてあげて俺も頷くの 必然だもんね!ゆうかりん!
うふふふふふ

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:03:34.67 ID:QGOb25iu0
この人ホントにすごいよな尊敬するは
これからもゆうかりんと一緒にがんばってね^^

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:03:41.87 ID:VgDZjXCa0
もうこの人幽香と一緒にどっか行けばいいんじゃないかな
誰もとめないと思うわ

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:04:12.23 ID:Y2KAD25R0
3/22
ゆうかりんと見つめ合いたい
いつもやってるような事だけどさ 繋がったままとかじゃなくて普通にゆうかりんと見つめ合いたい
なんか今日はやけにゆうかりんと目が合うの というかゆうかりんが俺のすることすることじーっと見てる
漬け物作ったりPC弄ったりしてる間もじーっと見てるの 少し俺より低いところから来るゆうかりんの目線が突き刺さります
形容しがたいんだけど うるさい親戚のお餓鬼様にトムとジェリーのビデオ見せたら静かになる、とかそんなかんじ
オープンキッチンの台所の向こう側から見てたりさ ソファーに寝っころがるようにしてたりしながらも
本当にずっと俺を見てるの 何を言うわけでもなくね 愛する人が自分を見てくれるんだもの嬉しい事だとは思うけどさ
ただ見られてるというのも不快とまではいかないけども少々のもにょもにょが生じるわけで
で、ただ受けるばかりがこの俺の脳ではないですたまには攻めだの責めに転じてみようと思ってね
洗濯物をたたむ手を止めて 俺もゆうかりんをじっと見つめてやったんだ ゆうかりんと俺が目が合うんだよ
ゆうかりんの瞳を吸い込まれそうな美しいとは言うものの本当に吸い込まれそうな気がする 暗く澄んでいてとても綺麗
何かに負けじと俺もずっとゆうかりんを見つめるんだ 小さく整ったゆうかりんの顔を、その中でも一点だけ、目をずっと
二人とも何もカタッとも言わせないで見詰め合うんだ で、見つめてたらいつの間にかだんだん二人の距離が近づいてたみたいでね
もうゆうかりんの呼吸が感じ取れるくらいに近づいちゃったんだ 全然気づかなかったんだけどね
んでもっと近づいたらね ゆうかりんの鼻と俺の鼻がこつんと当たっちゃってなんだか二人ともびっくりだよ 
ゆうかりん、ちっちゃく「わっ」て言ってびっくりしてるのなんだか子供みたいでかわいいね そんなゆうかりんに俺も笑いかけて
「そんなに俺の顔面白いの?」なんて言ってみるんだよ ゆうかりん、「面白いわよ」なんてノリノリで返すの
「一生見てても飽きないわよ」なんて言いながらね 俺の鼻を人差し指でね またちょんって触るんだ
どういう意味なのかは深く考えないでとりあえず良しとしておきましょう 俺もゆうかりんのほっぺをぷにってして何か言おうとするんだけど
ゆうかりんの人差し指に制されて止められてしまいました 言わなくてもわかるってさ、ゆうかりんたらおませさん
俺はゆうかりんに千の言葉を持ってして愛を伝えたいんだけどさ 「声に出さなくても身体でわかるわ」って言うのさどういう意味かな
とりあえず俺は身体で判らせるためにゆうかりんを思いっきり正面から抱きしめてやります 制止なんてなんのその
「ちょっとー」なんて言って四肢をぱたぱたさせるゆうかりんだけど俺はそんなの聞こえないフリをしてゆうかりんを全身で感じてやる
どこにとは言わないけどもふもふってしてやるとお日さまみたいないい香りがしてゆうかりんってすっごく落ち着くんだ
甘えん坊なんだからー、とかお洋服がしわになるからー、とか言うんだけど本当に知らないフリ 顔をうずめたりしてやります
そんなこんなでゆうかりんと俺の毎日は過ぎていくのよね この小さくも温かい幸せを誰かにも分けてあげたいとずっと思っています
本当の幸せっていうのは誰かにあげても自分の元からは減らないんだよね ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:05:16.24 ID:Y2KAD25R0
3/23
ゆうかりんに見せ付けられたい
ゆうかりんにニヤニヤされながら見せ付けられたい
いつの間にかさ、物干しに見たことの無い服がかかってるんだよ 風に煽られひらひらしてるの
見た感じ男物なんだけどさ、問題があるとしたらコレ 俺見覚えないの 俺のじゃないのよ単純に言うとね
もちろん男物だからゆうかりんのじゃない 疑問が生まれるよね、「じゃあ誰の?」ってね
こっちの世界の服で言うところのシャツ的な存在なんだけどさ 色違いで二つくらいあってさ
洗濯挟みで物干し竿に留められて 向日葵畑の間を縫ってくる春の風にそよそよと煽られてるわけさ
どう考えても異常な光景です そもそも洗濯ってのは俺の仕事なわけで俺が全ての洗濯物を管理していると言っても過言ではないのに
ゆうかりんの下着の枚数だってちゃんと把握してるしそれをちゃんとローテーションさせて偏りが無いように穿かせるのも俺
そんな俺の気遣いをよそにゆうかりんはお気に入りの淡いブルーのを穿いて 俺の膝ですやすや寝ているのよ
起こすのも気が引けるけどこれはしょうがないのでほっぺをてちてちってやって頭の乗ってる膝を揺すってやって起こします
眠そうな目を擦って俺にもたれかかるようにして目を覚ますゆうかりんに窓の外を指差して謎の服のことを聞いてみます
寝起きであんま理解できてないようだけどとりあえず俺の意図する事はわかったみたいで なんだか妖しい笑みを浮かべてね
「あれはどこからどう見ても洗濯物よ。わからないの?」なんて言うんだ ゼロ距離で俺の顔見ながらにやぁってしてだよ
どういう意味なの・・・って聞くんだけどゆうかりんはもったいぶって教えてくれなくてね ずっと笑みを浮かべてるの
あぐらかいた俺の膝の上で寝てた状態からそのまま起きて俺に身体を寄せるように起きたからね、ずっと密着状態で
人差し指で俺の胸板とかくりくりってしながら話をごまかすんだゆうかりん 俺はごまかし続けるゆうかりんに不安を感じて
いやゆうかりんがそんな事をするわけないとは思うけどねなんというか俺が居ない間にゆうかりんが他の男を俺が居ない間に、とか
俺に見せ付けるようにして乾かして何かを暗に伝えようとしてるのか、とか色々とありえない考えが浮かんできちゃうのよね
だってしょうがないよね 俺からゆうかりんが離れるなんて考えられないし信じたくもないもの これは本当にしょうがない
そしたら俺の顔に不安が出てきたんだろうね なんとなく手が震えたのかもしれない そしたらゆうかりんもやれやれって顔して
あははごめんなさいねって笑うんだ どういう事かなって聞いてみると、どうやらゆうかりんが買ったものらしいの 俺に
今日は風がいいかんじだから物干し竿に一緒にかけてみたんだけどまさか俺が不安になるとは思わなかったんだって
って笑いながら言ってた そりゃあサプライズだね良くも悪くもね 俺が心配しすぎるとやっぱり良くないね
ゆうかりんが買ってくれた服は俺には少し大きかったんだけどゆうかりんは「また大きくなったりしない?」って言うの
育ち盛りの子供じゃないからそんなにすぐ大きくなったりしないよ、とは言うんだけど今度はゆうかりんが不安そうな顔してたから
俺は「大丈夫だよ、ピッタリでしょ?」って言ってあげたんだ うん!って言ってくれたゆうかりんかわいいよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふ

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:05:59.17 ID:Y2KAD25R0
3/24
ゆうかりんとバナナチップスが食べたい
バナナチップスは数多い俺の好物のうちの一つです
下らないスポーツを肩肘張らないで観る時とかに非常にオススメです割とどんな飲み物にも合うよ!
最初にそう言った時ゆうかりんも食べたそうにしてたからさ、とりあえずひとつ摘まんでゆうかりんの顔の前に持っていくわけよ
警戒する小動物みたいに少しの間眺めた後に ぱくって俺の人差し指と親指ごと口に含んでね
そのまま唾液を置いてくるみたいに舌でちょっと舐めて そして俺の顔を見ながら咀嚼するんだ
かりかりって結構硬いからね、でまあ食べながらずっと俺の顔を見てたわけだけど顔を輝かせるわけでも曇らせるわけでもなく
もぐもぐごっくんした後に 「言うほどおいしい訳じゃないのね」なんて目を細めて何か勿体無さそうに言うんだ
絶対的なオススメした上でそういう事言われるとなんだか俺の中身まで否定されたようで相当悲しかったのよね
更にゆうかりんはそのままバナナ食べた方がいいんじゃないのなんて殺生な事言ってきたから
もういいもん一人で食べるもんって言って向こう向いてやるんだ、元々そのつもりだったんんだけどね
ゆうかりんが俺の背後からこらーって心にも無い事言いながら俺の背中側からがばって覆いかぶさるんだ
そしてそのまま駄々をこねる子供みたいにうーうーって言いながら俺の身体を揺するの ぐいぐいってね、もうかわいい
そのまま首に手を回してぐっと後ろに体重かけるのよ ゆうかりんの白く細い腕が俺の咽元にひっかかってねギブギブギブ
俺にタップを余儀なくさせるゆうかりんのこの技 ニヤニヤしながら「えー?そんなキツくしてないわよぉ?」なんて言うの
そのままゆうかりんに後ろに引っ張り倒されてまた俺の負けですかゆうかりん相手に白星が輝いた事がありません
で、倒れた状態でずっとイチャイチャしててさ 玉を磨くようにゆうかりんに頭抱えられて撫でられたりしててさ
いきなり俺のバナナチップスを取ってさ、俺に食わせるのよ「んー」って言いながらさっき俺がしたみたいに差し出してきてさ
一口に食べようとするんだけどゆうかりんはそれを良しとしないような指の動きでさ どうやら咥えろということらしい
なんか情けない顔で歯でバナナチップスを咥えるのさ 俺が加えたのを確認したらがばって俺に覆いかぶさってね
軽く目を閉じて顔を寄せてね 少しちゅっと音を立てながら俺の口からバナナチップスを奪っていくのよ 俺の目に映ったのは
なんとなくいやらしい顔で俺からバナナチップスを取っていくゆうかりんだけでした ちょっと舌を出しながら口に入れて
もぐもぐと口を動かして一言 「なんだ、悪くないじゃない」だって。 ゆうかりんたらそういう食べ方好きなんだから
クスッと笑うゆうかりんに俺も軽く笑いかけてさ 味変わるの?とか聞いてみるとゆうかりん曰くやっぱり味は変わるんだって
「雲泥の差よ?」なんて言うんだもの俺が食べてるこれは泥ですか ゆうかりんが袋から次のバナナチップスを取ってね
自分の口元に近づけていって「なんなら試してみる?」って言うんだ やわらかそうな軽く唇で触れながらね 
そんな仕草CMの中だけだと思ってました なんか試さないといけない雰囲気だから試すよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:07:05.19 ID:Y2KAD25R0
3/25
ゆうかりんにいじめられたい
ゆうかりんの被虐対象として扱われたい
と言ってもマゾヒスティックな意味合いじゃなくてどちらかというとロマンティックというかスペースオペラシンフォニーというかわかるかな
ゆうかりんは良く言うんだ 俺と向かい合ったいつもの席でマドラーで紅茶の中をくるくるーってやりながらニコニコしてね
「欲求に素直に生きるってことは大事だと思わない?」ってね もちろん俺もそう思うよ
自分の中で最大限の欲求を引き出してそれにしたがって生きた結果が今の俺だし俺の向かいのかわいい子だしね
その発言をした後に「あ、性的な意味じゃないわよ?」なんていうのも恒例 俺ってばそんなにお盛んに見えるのかしらね
わかってますよ的な返し方をして、俺もゆうかりんと同じように砂糖を入れた紅茶をクルクルして、んで飲もうと思うんだけど
ゆうかりんが先に俺のカップを取っちゃって 少し俯くようにして上目遣いっぽい顔と目をして俺を見ながらお紅茶を飲むのさ
こくんこくんて静かめな音を立てて飲んでね 空のカップを俺の前に返すんだ 同じ顔のままクスッと笑ってね
「ごめんなさい、あなたの紅茶無くなっちゃったわ」なんて言うんだ この子全く申し訳ないと思ってないよこの声色は嬉しそうだしね
その後もずっとニコニコしててね、俺の反応を楽しみつつ次の反応を待ってるみたい 機嫌がいい時のゆうかりんはよくこんな事をする
人を試したりとか、からかってみたりとか 本人は虐めだとか苛めだとか言ってるけどそういう絡み方が好きなんだろうね
俺はため息とは言わないような軽い息をついてね 「猫舌だから逆に助かったよ」なんて言ってやるんだ
そして少し間を置いて、「こんな返し方はつまらないかな?」なんて言ってみたりしてね ゆうかりんまたクスッて笑って
「つまらなくはないわ、弄り甲斐が無いだけね」なんて返すんだ 自分の紅茶はクルクルかき回したまま一口も手をつけないの
で、ゆうかりんが話を続けるの 「弱いものいじめも強いものいじめもやりたい時にできるなんて私は恵まれてるわね」なんて言うの
俺にとってはその「いじめたい気持ち」ってのがあまりよくわからないんだけど ゆうかりんによるとそれは抑えきれないものらしいの
軽く触れる時もあれば、時には人を屈服させたり時には人の精神を折ったりするんだって んでそれが楽しいんだってさ
少し眉をひそめて「いじめられる身にもなってよ」なんて言うとゆうかりんはまったく悪びれる様子なく笑ってね
ごめんなさいと軽く言った後に「いじめたくなるような人が悪いのよ、わかる?」なんていうんだ あからさまな責任転換だね
わかりませんって言った後にゆうかりんの前のカップを取ってこちらも飲んでやる事にしたんだ 口をつけたらいいんだけど何かおかしくて
いやこれ超しょっぱくてね!思わずボフォッって情けない音出して噴出してしまった これ紅茶なのに超しょっぱいよ!
むせる俺が見たのは塩の小瓶をチラリチラリと軽く隠して見せ付けるように見せるゆうかりんの姿 一杯食わされたというか飲まされたというか
鼻に塩紅茶が抜けるとなんとなく鼻炎に効きそうな痛みがするのが逆に腹立たしい ゆうかりんに不意打ちは卑怯だって言うんだけど
「私の紅茶に勝手に手をつけた人がわるいのよ」なんて言うんだ テーブルの上を拭きながらね まったくゆうかりんには敵いません
その後俺の顔を拭きながら教えてもらった 「愛しいものいじめ」が一番好きなんだって ゆうかりんが好きならそれでいいよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふ

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:07:46.94 ID:Y2KAD25R0
3/26
ゆうかりんにバレーをやらせたい
ゆうかりんにママさんバレーをやらせたい
ゆうかりんがやるって言い出したら結構止まらない性格なのは俺も知ってるのでなんていうかある種の放任主義
高い身体能力と圧倒的なパワーをすぐさま認められたゆうかりんは瞬く間にチームの重要な存在になるんだよ
エースアタッカーっていう響きが自分でも良く思ってるみたいで笑顔でプレイするゆうかりんが素敵
バレーっていいよね何がいいって動きやすさを重視する服、これだね色々とたまらないものがありますまあそれは置いといて
攻撃の瞬間を見逃さないで相手を本当の意味で殺し兼ねない勢いで飛び上がりスパイクを打つゆうかりん
いろんなところがぶるんぶるんしてあれれ向かいから見てるとどれがボールだかわからないねこれも作戦のうちかな
汗が飛び散るってのはわかるんだけど血だとか肉だとかが飛び散るのはやっぱり幻想郷ならではで斬新だね
チームの士気をあげるのもゆうかりんの役目 寅丸星ちゃんあたりが失点してオロオロしてる時でもゆうかりんはピシッと叱り付けて
それでいてカバーしてあげるゆうかりんマジで頼もしい これでしょうちゃんもダメ虎とは言わせないね!
俺は単純にゆうかりんに新しい趣味ができた事を喜んでまあ夫的な立場として全面的にバックアップしてやることを誓います
練習を変な意味じゃなく覗きに行ったりすると気づいたゆうかりんが手をぶんぶんってやって「あなたー」って言うから
他のママさんだとかにいろいろ見られてしまって恥ずかしいんだけどゆうかりんが言うには少しくらい見られたくらいがいいんだって
練習が夜遅かったりする時はもちろん迎えに行くよ タオルと水筒を必ず持っていくんだ律儀にね
イイカンジで汗をかいたゆうかりんが出てくるからタオル渡しておつかれさまって言うのさ いい意味で身体が火照ってるね
今日の練習内容だとか次の試合が何だとかを楽しそうに話してくれるゆうかりん俺まで楽しくなってきます
水筒も渡すけどスポーツドリンクでも何でもなくホットミルクなの 夏でもホットミルクだよ、他のママさんからは変な目で見られるの
理由はもちろんゆうかりんによるわけで 「おいしいからいいじゃない」って言うのさ まあ俺もそれには同意するよ
試合の時なんかは本当の意味で白熱してね ゆうかりんもマジな顔になってどうやって相手に敗北を植え付けるかでいっぱいみたい
俺も必死に応援すると隣の人と同じチームの応援をしてる事に気づいたりしてね おっぱいでかい頭巾の人の身内さんらしいけど
なかなか立派なヒゲを擦りながら「いろんな意味でバレーってたまんないよね」なんて俺と同じような事言われちゃってさ
俺の友好関係まで広がるなんて素敵じゃないですか やはりスポーツは人を良くするねその後は一緒に応援です
最高潮の盛り上がりを終え、応援の甲斐あってかゆうかりん達はみごと勝利をモノとして相手に苦汁を舐めさせる事に成功したわけで
流石に少し疲れた顔のゆうかりんにタオルを渡してあげてここぞとばかりに抱きついてやります ゆうかりんはたじろぐけど
汗臭いとかそんなのどうでもいいよ単純にゆうかりんの健闘をたたえたいんだ 応援ってそういうものだよ
で俺思うんだけどゆうかりんってママではないよね?って言ったら股間にアタックされました死にそうです!マジで!ね!ゆうかりん!
うふふふふ

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:08:40.47 ID:Y2KAD25R0
3/27
ゆうかりんと見守りたい
ゆうかりんと人の子の成長を生暖かく見守りたい
今日は春先の心地よい日の光を浴びながら 浴びながら何をするわけでもなく神社の縁側でお茶飲んだりしてました
霊夢さんはいつになっても俺に薄いお茶しか出してくれなくてね 嫌という訳じゃないけど理由を尋ねると
「アンタら二人が濃いからお茶も濃かったら困るでしょ」って言うんだ それっぽいような、全然それっぽくないような理由だね
ゆうかりんはゆうかりんで「濃いんだってー」って言って嬉しそうにするし 嬉しそうにするポイントでもない気がするんだ
俺はふと思い出して聞いてみるんだ 前言ってたよね、ゆうかりんって魔理沙の事小さい頃から知ってるんだよね?って
向こうから「んー?」って魔理沙の声が聞こえる きっと戸棚だの漁ってるから後で怒られるハメになるんだろうな
ゆうかりんはお茶をちょぴっと飲んで「そうよ、こんなにちっちゃい時からずっと見てるんだから」って言って
人差し指と親指を開けて示すのさ と言ってもその卓上のコショウくらいの大きさの魔理沙は流石に居ないと思うよ
「もう少し大きかったんじゃない」なんて言う霊夢さんをゆるやかにスルーしてゆうかりんは続けます
魔理沙の父親も母親もわかるし魔理沙の師匠とも知り合いなんだって ゆうかりんって結構長い事見てきてるんだね
挙句の果てには帰り道がわからなくて泣いてる魔理沙を家まで送り届けてやった事は4,5回あるってさ
ゆうかりん優しいね、って言ったら「ただの気まぐれよ」なんて言いながらもはにかんで嬉しそうにするんだかわいい
ここで気になるのはゆうかりんの年齢と魔理沙の年齢なんだけど 「女の子の年齢に触れると火傷するわよ」って
ゆうかりんに釘を刺されてるので聞きたくても聞けません 俺の中で永遠の課題になることなのでしょう、大体はわかるけどね
「そう思うと早いものね、こんなに大きくなって」なんて言って向こうから戻ってくる魔理沙を見つめるゆうかりん、釣られて俺も見ます
当の本人は自分の話をされてたのも知らないで隠してあっただろう煎餅を持ってきょとんとしてるの
突っ込みづらいから突っ込みませんって雰囲気を出しつつ霊夢さんが「ずいぶん前の博麗の巫女まで知ってるしね」って言うの
ゆうかりんはもちろんと言いたげな顔で「神社が出来たあたりから知ってるんだから」って言うのさ嬉しそうに
長い間色々なものを見てきたゆうかりん 俺が追いつく事はできないけど少しでも感覚を共有できたらなって思うの
「へー」って顔で見てきた魔理沙が「じゃあ幽香っていったい幾つなんだ?」って言うのさ ダウトだよそれすごくジョーカーだよ
ため息をつく霊夢さんとうろたえる俺 ゆうかりんはあまり動揺するわけでも無しに適当にお茶を横に置いた後に
「紫と同じくらいよ」ってよくわからない例えを用いた後、何故か俺の脇腹をつねり上げるの痛いこと痛いこと
なななななんで俺にあたるのって言いつつ必死に耐える俺ははたから見たらどう見えるんだろうと思ってしまってしょうがないよ
そんなこんなで俺とゆうかりんの暇潰しは過ぎていきます 帰り道に「ゆうかりんってすごく年上なんだよね」って脇腹を擦りながら言うけど
ゆうかりんに「年齢なんてどうでもいいのよ、人間にも、妖怪にとってもね」なんて言われてしまいました 大事なのは間からね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:09:46.94 ID:Y2KAD25R0
3/28
ゆうかりんに寝顔を見られたい
ゆうかりんに俺の寝顔を観察させられたい
いつもはどちらかというと俺がゆうかりんの寝顔を観察する感じだからたまには逆でもいいと思うの
さて今日は早めに寝ておきたいと思います 明日の午前中は久しぶりにエリーさんとくるみちゃんが遊びに来るからね
元・主従関係とは言ってももうそんなわだかまりみたいのは無くてただ単純に親しいお友達みたいなそんな関係
そんな彼女らが遊びに来るというならこちらだってお迎えの準備をするのは当然と言ったら当然でございます
夜の遊びもそこそこにしておいて今日は早く寝ることにする 遊び足りないゆうかりんの頬に軽くキスをして
「明日寝坊したらエリーさんに笑われちゃうよ?」って言ってみるのさ そしたらゆうかりん最初は悩んだような表情だったんだけど
すぐに何かに気づいたような顔に変わってさ 俺の頬に軽くキスを返して聞き分けよくなってくれるんだ
寝る前には何か寝室に鉢を入れたみたいだけどね なんだか甘いような香りがしたので何それ?って聞いてみたら
暗い中でゆうかりんは笑って「よく眠れるおまじないよ」なんて言うんだ おまじないって言葉なんだかかわいらしくね?らしいよね
布団の中で抱き合ってる間も甘い香りが室内に充満しててね ぶっちゃけなんだか匂いきついような感じもしたんだけど
そう言おうにもゆうかりんは俺の腕の中でぐっすりだし言えずじまい まあたまにはこんなのもいいかなとか思って眠りについたのです
でさ、でさ、寝ておきてみると何かがおかしいんだよ 起きてみるとお寝坊さんのはずのゆうかりんは隣にいなくて
まだ肌寒さの残る三月の気候、何故か俺はかけてたはずの布団をかけてないし 太陽はあまり見知らない位置にあるしね
なーんか変だなーとは思いつつもゆうかりんおはようって言いながらリビングに行ったら既にいるじゃないですかお客さん
今日もとびきりの笑顔で「おはようあなた」って返してくれるゆうかりんと その横で静かにお茶を飲むエリーさん
そして足を伸ばしてリラックスしたポーズでくるみちゃんが「あ、○○さんおはよう」だって 俺ビックリだよ
ゆうかりんが楽しそうな笑みを浮かべたまま「どうしたの?随分遅いじゃない」なんて言うんだ いやはや困ったね
自称朝に強い人種だった俺の自信とやらは音を立てて灰と塵に変わった訳で お客さんの前でパジャマで棒立ちするのもアレなので
とりあえず着替えて顔を洗って改めて出直そうと思ってまず寝室に戻るんだ 去り際にはゆうかりんとくるみちゃんの笑い声が聞こえてね
で、エリーさんだけ何故か俺を追いかけてくるのよ 昔みたいに着替えを手伝わせる気は無いよっては言うんだけどそうじゃないらしくて
寝室にあった鉢を取って俺に何か説明してくれるんだ なんでも「人間はこの香りで睡眠が深くなってしまう」だとかどうたらこうたら
よくわからなかったから噛み砕いて説明してもらったんだけど、どうやらゆうかりんが俺をお花の香りで深く寝させたらしいのよ
しかも布団を剥いだのもゆうかりんで、さっきまで俺の寝顔をくるみちゃんと一緒に観察して遊んでたっていうんだ全く困っちゃうね
止められなくてごめんなさいみたいな事を言うエリーさんを許すというよりほっといて俺はリビングに戻ります ゆうかりーん!てね
くるみちゃんと二人そろって「かわいい寝顔だったわよ」「子供みたいだった」なんて言われちゃってもうね おいたがすぎるよ!ね!ゆうかりん!
うふふふ

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:10:37.70 ID:Y2KAD25R0
3/29
ゆうかりんにおあずけされたい
ゆうかりんに気分を高められておあずけを食らいたい
たぶん今日のゆうかりんはけっこう機嫌がいいんだと思うの お昼寝もしたしいっぱいくっついたしね
だからそういう機嫌がいいときはなんというか「機嫌がいいときの俺の責め方」で俺を責めます
ベッドの上に俺を座らせてね マラビンビンを優しく包むように握ってそのままこしこしと動かします
ハンドジョブだけでは済ませてくれないのがゆうかりん まあ俺も手だけというのはなんとなく満足できないしね
ゆうかりんが俺に目を瞑るように促すの 言われたとおりに寝室の闇の中目を瞑ると更に真っ暗闇になって
漆黒の空間にぶっきらぼうに放り出された俺の意識にただゆうかりんの声だけが光のように差してくるんだ
ゆうかりん、手を強く動かさないでさわさわって軽く撫でるだけの動かし方に変化させてね、俺の耳に顔を近づけて
「今日はどういう風に責めて欲しいの?」なんて言うんだ そんなこと言うのはもちろん恥ずかしい事だよ
まあゆうかりんになら恥ずかしくない気もするけどやっぱり恥ずかしい格好で恥ずかしい事されてるんだもん、ねえ?
その上恥ずかしい事を言うとなるとやっぱり俺でも抵抗があるわけで 語を濁してゆうかりん返します
ゆうかりんは片手だった手を両手に持ち替えてね 片方の手で俺のを根元から包み込むように優しく触れて
もう片方では先っちょをいぢめるようにクリクリとして非常にいやらしい触り方をするんです 耳元でクスッと笑って
「言ってくれないとわからないわよぉ」なんて語尾をだぶつかせるこれも非常にいやらしい言い方をするの
ゆうかりんは俺の言葉を待ってるみたい 身体を押し付けるように密着させながらも俺のを愛し続けて俺はもうたまらない
もう恥だの何だのなんて工業用排水に流してしまえ状態 少し震える声で目を瞑ったまま ゆうかりんに要望を伝えます
今日は口でして欲しいだとかぐりんぐりんしたいとか最後は後ろからしたいだとか 繋がらない言葉でゆうかりんに伝えます
全ていい終わった後にゆうかりんは俺の目を開けさせてね 少し暗闇になれた目にゆうかりんの笑顔が映ります
満面の笑みで「よくできました」って言うんだけどそれ以上ににやって笑って「でも駄・目。今日は手だけでイカせるの」って言うの
そんなのないよゆうかりん 一種の絶望を抱えたままゆうかりんに目をやるとね恍惚の表情で俺を見ていて
「いいわ、その表情。でもそんな顔したってダメなんだからね」って言って今度はお構いなしに右手でごっしゅごっしゅ扱くの
いきなりペースを上げられて俺は身体で反応しちゃうよ肩をピクッピクッてさせながら快楽に耐えるんだけど
ゆうかりんに耳を甘噛みされながら「ねえ今想像してる?脳内で私と繋がってる?ねえ!」って言われてあっけなくあけぼのフィニッシュ
放射線を描いてベッドの上にFFの新作みたいな一本道を多数描いてしまいました ゆうかりんはウエットティッシュで自分の手を拭いて
俺のを拭いて飛散した俺の花粉を処理してゴミ箱に投下 舌なめずりして「満足できた?」って言ってクスクス笑うんだ
ゆうかりんたら酷いよ今日は完全に生殺し まあ一応は絶頂したんだけどこれじゃあおあずけみたいなもんだよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:10:50.49 ID:xXDB5SNN0
見事 毎度キチガイ認定を受けてきたロールに
戦慄走る――

 >>1 「狂気の底が見えねェ!!!」

2ch歴5年を超える経験と勘から相手の狂気を数値化してきたロールにとって
過去に例のない狂気を持つマジキチと出会うこと自体は決して珍しくはない

しかし
過去最狂のキチガイAAを据えてすら天秤の対として軽すぎる程の狂気を持つ気狂!!!
遥か膨大なやなせイズムを内包する怪物!!!
                         ____
 前代未聞の経験である         /  R /\
                       /   /\  \
                      |  / /=ヽ \U |
                      |/ (゚)::::(゚)u \|
                      \ι─ ゝ── ノ
                        \____/


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:11:20.70 ID:Y2KAD25R0
3/30
ゆうかりんと買い物に行きたい
ゆうかりんと一緒に買い物に行きたい 人里まで
季節の変わり目にゆうかりんと一緒に肥料を買いに行くんです
俺の働いてる人里の花屋さんとは別に「肥料屋さん」というものがあるんです、良質な肥料を提供してくれるおっちゃんがいてね
そのおっちゃんに言わせてもやはり一番のお得意様は俺とゆうかりんだろうね そりゃあ一度に買う量が半端無い
普通の人だったら何度かに分ける量を一括で買っていくから向こうから見ても助かるんだろうかどうなんだろう
今回もゆうかりんと一緒にお買い物に行きます いつものお買い物カゴは今日はお留守番
ゆうかりんと仲良く手を繋いで心地よくぷらんぷらん振りながら二人で人里へ向かいます
庭の花達に「行ってくるわね」って言うとこうサワサワと葉を揺らしたりして花も答えるんだよ 肥料待ちきれないのかな
途中、花屋のお姉さんというか奥さんがご挨拶をしてくれてね ゆうかりんが深々と頭を下げて挨拶を返すんだよ
「いつも旦那がお世話になってますわ」なんてね 俗に言う外交用の笑顔で笑うゆうかりん
ゆうかりんは外でも基本的には笑顔なんだ ただその笑顔は俺に向けるものって訳じゃないんだけどね
俺に向ける笑顔は俺だけしか知らない笑顔なんだよ そう思うと妙に誇らしくなっちゃってね
人里の道の真ん中だってのにむふふって笑ってしまってゆうかりんに「あらあら」って言われちゃったりします
さて肥料屋さんのおっちゃんと適当に愛想良く話を合わせておいて肥料を買いました こっちに用意してあるよって言われて
お店の裏に行くと肥料の袋が山積みにされててね 毎回毎回圧巻の光景だよ お金を渡して買い上げてね
そしてその肥料の山を紐でぎっぎっと縛って そして袖をまくってゆうかりんが着合いを入れるんだ
「傘お願いね」って言われて俺は日傘を持つ係りになるよ 悲しいけど男とはいえ人間なのでゆうかりんの10分の1の力もないんです
俺はいつも肥料を担いで歩くゆうかりんを先導する役になるんです ゆうかりんはその華奢な身体からは信じられないくらいの力出してさ
本当に「ひょいっ」て音がするくらい軽く肥料の山を持ち上げるんだ 顔色一つ変えないで「さ、帰りましょ?」って
いつ見てもその光景は驚きなんだけどね ぼーっとしてるとゆうかりんに「どうしたの?まだ買うものある?」なんて聞かれてしまう
俺はやんわり否定してゆうかりんと一緒に帰路につきます 運んでるゆうかりんの姿は色々と異様な光景なので
血気盛んな妖怪さんたちもあまり絡んでこないのが妙にリアル 絡んでくるとしたら食べ物と勘違いした腹ペコさんくらい
無事家まで持って帰ったらあとは適当に整理して物置に入れたり早速欲しがってるお花達にあげてみたりしてね
量が多いのでたいていこんなモンで一日が終わってしまうんだけどなんだか無駄に過ごしたという気は全く無いね
いい意味で妙な充実感が俺の心に残るんです きっと園芸とか好きな人ってこういう気分なんだと思うの
俺はどっちかっていうと園芸よりも圧倒的にゆうかりんの方が好きだけどね!ゆうかりん!
うふふふふふ

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:12:07.79 ID:Y2KAD25R0
3/31
ゆうかりんにせがまれたい
ゆうかりんに色々とせがまれたい
買い物から帰ってきたゆうかりんがさ、荷物を一旦テーブルに並べるんだ
「隣町のスーパーが安かったのよ」なんて笑顔で言いながら袋から出すんだよ 今日買ったのはきのこの類だね
そんなにエリンギばっかり買われても食いきれないんじゃないかなとも思いながら楽しそうなゆうかりんを見てる
エリンギ8パックと紅茶のロールケーキを一旦出して、「後で一緒に食べるわよ」って言って冷蔵庫に仕舞うゆうかりん
今日は休日で天気もいいんだけども嫁と一緒に町まで買い物に行くでもなく ただぼーっとして過ごしてた俺
外の景色はただ普通に日が昇ってただ普通に日が落ちるだけで特に何が変わってるわけでもないの
窓の外を見たりあまり興味の無いテレビ番組を見たりしてる俺の横にゆうかりんは座ってね、俺と同じ方向見て
「わざわざ隣町までバスで行くお金がもったいない、って思う?」って言うのよ なんだか少し楽しそうにも見える顔でね
俺は特に何を返すわけでもなく「いや・・・」とか「んー・・・」とか返します そんな俺にゆうかりんは続けるの
なんでもね、バスの帰りに見る幼稚園だか保育園だかがいいんだって いつもちっちゃい子が楽しそうに遊んでてね
保育師さんも同じくらい楽しそうにやってるんだって 「今は保母さんって呼び方ダメなのよ」って言うゆうかりん
ふふんと鼻を鳴らして「男の人でも保育師さんなのよ」だってさ そして更に続けるにはね、クラスがいいんだって
お花の名前でクラス分けをしていてかわいいんだって チューリップ組だとか、さくら組だとか、なずな組だとか
ゆうかりんはいつの間にか覗き込むようにして俺の顔を見ててね、それでいて身振り手振りを使って大げさに話すんだ
指をくるくるーってしたり、にぱって笑ってみたりね そんなゆうかりんこそかわいいとは思うけど俺はあまり見向きもしないで
適当にリモコンをカチカチやってさ さっきから衛星放送と地上波をいったりきたりさせるんだ
だけど俺はゆうかりんが俺の左腕をぎゅっとした時にね 衝撃で、というわけじゃないんだけどリモコンを落としてしまって
適当な音を立ててリモコンはフローリングの床を滑っていくんだ ゆうかりんが毎日きれいに掃除してる床にね
ゆうかりんは少し潤んだような、少し目を細めるような仕草をしてね、更に俺の腕をぎゅっ、て
俺はそんなゆうかりんに見向きもせず つまらない昼のゴルフの番組を見たりね ゴルフとかわからないのに
ゆうかりんは何も言わないでずっと俺の腕を抱いてるんだけど 何もしないというわけじゃなくてさ
こう揺するように俺の腕をね、ゆうかりんが抱きしめてる中で動かしてみたりするんだけど 俺はそんなゆうかりんに
小さく吐き捨てるように「離してよ」って言うのさ ゆうかりん、それを聞いたらピクッとちょっと反応して俺の手を離す
名残惜しいように、それでいて逆に自然な感じもするのが逆にそう 俺の目頭に何か来るものがあるんだ
そうして日が過ぎていくんだ 夕日が差す休みの午後だよ 違うんだ これは違うんだ 目を覚まそう、起きよう、ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:12:41.46 ID:G7fbuYlU0
東方厨ってこんなのばっかりなの?

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:13:02.05 ID:wlk2aZdd0
    /                  ',   ヽ/ .|   , -‐ ''´ , -''´       ',
   /              _   ヽ、_____X┴<´  , -''´          ',
   /           ,.:.:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:`.:.:..、', .//∧}><              ',
  /          /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\i///',    ` ヽ 、           !
  {         /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ―‐弋――――ゝ、          }
  ',       , '/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.ヽ.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',   l       \          !
   ',     /  l.:.:.:.:.:.:.:.:!.:.:.:i.:.:.:';.―-.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:!   l         ヽ       i コングラッチュレーション
   ',   /    |.:.:i.:.:.:.斗-、|\.:|\ハ、.:.:.:iヽ.:.ハ  |          ヽ    / Congratulation!   
    ヽ/    ./.:.:.|:.:ヽ:.{.  ヽ ヽ! '´ ̄.}.:.:.:!丿.:.:〉  |           ' , /
     {     |.:l.:.',:.:.:.:リ'´ ̄     /.:.:.:|.:.:.:./    |              ∨
     ',    ヽ!ヽ、.:.:.:.|、   、-―ァ {/.:.:/.:.:.:.:〉   |            /
      \    〈.:.:/.:.:|:.`:. /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ_.!          / おめでとう・・・・・・・・!
       \   {/ヽ、{ヽ / ̄\、::::::::::::::::::::::/」_^^\       /
         \     //  /」_^^\:::::::│/ 「_\\    , '
          `ヽ、 //  │/ 「_\\::::{\\@││} , -'´ 
             }/: :   {\\@││}:::\\」_//-''´
            , /: : : : : \\」_//)::/\__「:::) 完走 おめでとう・・・・・・・・!
            //::::: : : : : : ::\__「:::|/:::::::::::::::::::::::ノ
      .     / l:: .ノ⌒ヽ/⌒〜(⌒ヽ、  ̄⌒l:::::::::::::::)
      .   / ヽ、~⌒/ ノ) /⌒〜^      ̄`l_ノ
         i Zニヾ|::::::/ (⌒ヽ、: : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ̄  
         rヽ{-  \, -/`,´ ̄ ̄       /
     ______/ヽ、___/  { !        _, '
     (  :::::::::::://|;.;`ーヽ、__,  -‐.;.;.;.;\ 
     ( ̄.:::/::::/:::::|.;.;/.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.`ヽ、
      \  :::/::::::::::|./.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;` ー- 、
    , -''´. -―‐、__:l;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;..;.;.;.;.;.;.;.;.` ー 、

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:14:57.43 ID:Y2KAD25R0
             ,. -‐──--..,,,___iゝヘ
           r,ヘ     ,,. -'' "´/ヽ!7
           〈__,.へ /    /   !ヽ.
         ,. -─'- 、! \   /    |  ',
       ,. '":::::::::::::::::::::`ー! `く      ,'  !
      /:::::::::::::i::::::;::::;:::::;::::ヽ_,.へ   , '    |
    イ::::::/::i::-ハ::::ハ‐!-ハ:::::ゝヽ、_ヽ/    !
     ノi::::ハ/ァ;=、!/ ァ!=;、!::/::::::!/ !ヽ、   ,'
      レi:::::!'!'ヒj  ´ヒ__リ'!:::::::::!  ヽ.,.へ___/
       )::::!."  _ _,.  "/|/:::イ    ヽ_!ノ
      ハノ::>.、.,__  イ!:::i::::::ヽ
      〈ヘハ::::!::ァ'-‐-!ヘ:ハ:::!::Y
         !/    !〉' !ノ'´
       /´r!_,.、_   ノノ
      ,.-'-/  >_r_イ/!
   / ,.7 ´  /+V:::::!´     次回、「風見幽香さんを半年間愛してみた」
   'ー'  ヽ-'´!:_::ハ土::::>、
       /::7ヽ-ヘ´:ヽ:ヽ.     何があっても真っ直ぐ強く前を向いていないといけない
      ./::7::×:!:::×::::×\    ゆうかりんも俺もお前らもみんな向日葵なのですから
      /:::7×::::×::::×::::×ゝ、
     /:::7×:::×!:::::×:::×::::::イ」
    く_>、_::×:::◎:::::::×::,.イン
      ヽ二rヽ二ヘ_r二ン
        !___i     ヘ _,.ヘ,
         「___,!     'y /〉
       ,イー' !     〈 //
       └──'       ̄

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:16:00.77 ID:/fwpZf4u0
完走乙
全く酷い文章量だ

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:18:06.58 ID:66CBbmdd0
お疲れ、出来ればしたらばでやって欲しいものだ

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:18:07.11 ID:Y2KAD25R0
             _,.. -‐、,r=―‐- 、,._
           _,.''´:::::::::::::::_,,..::-─-、::::`ヽ.
      、__,./"´ ̄`::::::::´::::::___::::::::::::::::::::':,
        ヽ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_/::`|::::::::::::::::::!
       ノ::::::::::::::::::__::〈:::::::::|ィ'Tてヽ∨:::::::::::: |
        /:::::::::,|::::::´::|__ハ:::::i  l、 り |::::::::::::::人
.       〈:::::::::::八::::,ィ´「,ハ jノ  ´ ̄ "゙!:::,ハ:::/::::::\
       )イ:::i::::ヽ八 j_り  ,     /∨:::i/::::::::::::::ヽ
          レ'^〉:::::ハ"    _,. '  |:::::::::::::/:::::::|:::::::〉
           /::::;'::::::ト、   /) _/!:::://::::::::::,!::::/   >>32 >>49
.        〈:::::i:::::::;レ|`ア´∠て__ィ|/>ァ─<∨
          )ノヽ::::| /  -‐'"´ノ /´/     ヽ.
            >i´     _ノ´|/:;/       ハ   ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=7041813
          ,イ:;:;/ ̄`ーくrェ''´:;:;:;:〈/ /    /
          / /´ ̄丁ヽ_/ i:;:;:;:;:;:;:Y/      〉
         | /        〉 .|;:;:;:;:;:;:;ゝ、   __,,. ノ
.         〉    // イ;:;:;:;:;:;/      /
         /    / /ヽ,ゝ、_;イ      /
          i        / /    ̄`ヽ.  /

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:18:24.16 ID:u+Pe3GvB0
>>71
こんなのばっかだったら多分誰も叩かないだろ

78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:18:28.29 ID:uuJXcYhJO
まだ向日葵の季節じゃないから
今の季節に合わせて言うと蒲公英だな

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:20:48.95 ID:Y2KAD25R0
                 ,,. -‐─-- 、.,_           ,'⌒ヽ
              ,..::'´:::::::::::::::::::::::::::::`::...、     |   ⌒ヽ
             ., ':::::::::::,. -‐:::::::::::::::::::::::::::::\     !___.ノ
           _,.ィ':::::::::::/:::::::::/::,:::::::::::::::::、:::::ヽ.
          ∠/::::::::::/:::::::::/__::/::::::::::::::::::::ヽ.::::::::`フ´
         ,.:'::::::/)r|:::::::/ァテ‐、!/|::::::::::ハ:::::::Y:::ハ´
        ノ::// ./-‐'、::;八|  rリヽ !::::::/ |:::::::|::::::|
        ⌒):::: ! ヽしノノ-、 ゝ‐'   |/,、`ソ::::::::!:::/
         ノイ_,|   ) ノ'´|""     //,ハ'::::::/レ' ttp://www.youtube.com/watch?v=VIbRwCXVaoA
        .,ィ"7    ,イ ::::::|   、 __´ `',.,∧/
         / '、`ー―イ::|:;::::/!\       ノ:::::/   あーまいいちご ほーおばるよおにぼーくをあいしーてーええー
     ,. '´   `ー‐イ__」ノへ. `コTこ!´|::::/
   /           ∧;:;:;|   \ /ム./ レ'、
  /         / i;:;:;:;\.  /( ィ)\/;:;:ヽ.
  |         /  ∧;:;:;:;:;:\/;:|/ | |;:;:;:;:;:; ',
  i、__,,.. __,..-‐イ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/  | |;:;:;:;:;:;ノ
      ̄ ̄    ヽ_!;:;:、;:;:;:;:;く  ,! !:;:;:イ'、
             \:;:;>;:;:;:;:;`イ  .|:;:;:;:! \
               ヽ ;:;:;:;:;:;:;:;|  |;:;:;:;ハ   `>、
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               /\_/;:;:;:;:;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\_)
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80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:20:56.15 ID:OzYlzKaa0
>>77
叩かないっていうか触れないって感じだな

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:22:01.50 ID:wlk2aZdd0
これでまた一ヶ月頑張れるよ、ありがとう
俺もまた書くよ 毎月と言うわけにはいかないが

82 : ◆KANA/SwFb2 :2010/04/01(木) 21:22:39.22 ID:et9SAoPS0


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:23:05.58 ID:66CBbmdd0
書いてくれるのはうれしいんだが、もちろん東方スレと2chは隔離されてることは分かってるよな?

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:24:46.13 ID:MGS65YBd0
次は6月ってことか?

85 :超絶魔界波動残酷冷徹戦士闇暗殺丸百二十世 ◆ZnBI2EKkq. :2010/04/01(木) 21:25:11.65 ID:QOHY2+nz0
さくらたんを素粒子レベル分解して交わりたい。
さくらたんの可愛い素粒子を加速して観察したい。
さくらたんの素粒子はきっとレッドのチャームだよね。
可愛いさくらたんの素粒子を肉眼で見られないのが惜しい。
さくらたんと密着しながら電流を流してさくらたんの電子をもらいたい。
ああ電子さくらたんの電子ほしいよ。スピンも同じだよ。
さくらたんの素粒子が今まで誰とも対消滅しなかったのは僕と一緒になるためだよね。
さくらたんのクォークと僕の精液のクォークをぶつけたいよ。
ああさくらたんのアップクォークが気持ちいいよ。
さくらたんと僕の対照性は自発的に破れたりなんかしないよね。
素粒子まで全部大好きだよさくらたん。

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:25:36.39 ID:/fwpZf4u0
スレ立て好きに出来ないとかワロス

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:44:02.83 ID:AdVc1hTIP
tes

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:45:15.35 ID:Elw7EUs20
キモすぎ

89 :俺のゆうかりん運は「 【吉】:2010/04/01(木) 21:54:40.16 ID:Y2KAD25R0
            ,. -‐'''''ヽ" ̄`''ヽ.
         /´:::::::::::::::ヾ{:::::::::::::::`、_,
        /:::::::::::,,:::-‐-:、::::, -‐-::、く
         i::::::::::r'^ー、、,::::`Y:::::::,r'ヽ,ヽ!
       丿::::::r=、、r'´::::::::::::::::::::i==i::::〉
      ノ,:::::,'   ト_!_;:ィ::::ハ:::i、::ハ |::l
      イ::::i    i/--'、レ' V,ニ.!  |:::〉
        〈;::;l    |ハ"  ____  ,ハ_,ノ:;( っ
         )!    >!ヽr´--'<'ハ;ノ:ハ)  っ おみくじの結果に怯えるゆうかりん かわいい
         ヘ´ イ>''"´ ̄`'ヽ.{
          ヽr#´#/,#,/l#,#,#,ヽ.
         / !イ,#,#,#,/,l#,i#,#,#,ハ
         'く#/__r、__ト、#,i__r!#_,rヘ
           `ト!.二Y   ̄Y'ー'イ ̄



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 21:55:46.07 ID:Y2KAD25R0
         /          \      ,..:'":::::::::::::::::::::::::ハ::::::\       /
.      /             ヽ   /:::;/:::::::/:::::::::::/::::',::::::::ヽ    /
      /   思  私  こ  i  i:::::/:|:::/:::::!::!厶-::|:::|::|:::::::::ハ  /
.     /    っ  が   ん   |  |::::|:::f‐|::::::|;;リ,r==ミ.ル|i;:|:::::::::::\/
    i     て  悦  な  |  ∨ir==、ヽ,i` ´f⌒i ′||:|:::::::::::::::|  運   こ  な
    |     る  ぶ  も  |    |::;| f_} 、     ̄  jハ|::jノj::::i|:|
    |     の  と  の   |   ノノ{     _    /:::::イ´|::::i|::|  .勢   の  あ
    !    ?     で  >. 〈:::::iヽ   └ '   ノ::::::::|:::|::::!|::|
      '.             /   )ノ::::{`ト . _ ィつノイl::::!::;ノィ|  は  粗  に
       \         /      )イハル_/i/  / ./l从ハリ'i‐、|
       ` ー―‐一 ´         ,r';:;∨r=イ_/:;:;:;i    |  ?  末  ?
                           ,イ/:;:;:;:/iイ;:;:;:;:;:;:;:;i,     |
                       i/:;:;/ / |:;‐'':;:;:;/ィニ   '.     な
            . ――(ヽ、_      /:;:;:;:;:`メ、/ヘi:;:;:;:;:;:;:| ∧  、 ∧
          /     /~ i:;:;:\     ';:;:;:;:;:;i | |i:;:;:;:;:;:;:;:/:;:V  ゙ー、   、
       /       i  |:;:;:;:;:;`-、.   Yヽ:;| ioi|ヽ\:;X;:;:/    <__  \
.      /       _ ゝ ;:;:;:;:;:;:;:;:;>、 j:;:;:;:! | ||:;:;:;:ヽ;:;:;/     / ̄ヽ  `7ー-----
       ′    /-〈  |:;:;:;:;:;:;:;:;:;i⌒ト、:;:;//o,i;:;:;:;:;:;f⌒\,,、/      /
     .′     /  ゝ |:;:;:;:;:;:;:;:;ヘ:;:;:;ヾ i/く_,/_:;:;:;:;:;:;f二  ヽ ヽ   ,. '
     .′     . ′  { '|:;:;:;:;:;:;:;:;:∧:;:;:;:;`ー:;:;:;:; ̄ヽ:;とニヽ  〉_r="
     .′    ′    Y´|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;'、:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ、:;:;\:;:;:;`ト-'
.    ′  , ′     ト_i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;}:;:;:;:;\.,イ
    ,′  , ′      / |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\_,//:;:;:;:;:;:;:;:;:;}
.   /   /        ヽ__!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/
  /   /         ( ∨:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/::;:;:;/;:;:;:;:;:;:;:;:;イ
. /   /          て_∨:;:;:;:;:;:;:;/:;:;:;:;:;:/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;\
/   }            (⌒\:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;〉ヽ


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:05:01.28 ID:hseFNPua0
久しぶりに天然ものを見た

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:10:33.08 ID:vQwnIbht0
なんてゆーか…
ヘタなホラー映画とか、ブラクラ開いた時よりもゾっとした
確かにこんなのばっかだったら東方は叩かれないかも

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:30:35.09 ID:5s+36qBf0
次が楽しみだわ

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:31:49.53 ID:DG3nqpZv0
おお!昨日待ってたんだが、乙

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:33:27.76 ID:Y2KAD25R0
      ___
    , '"  `ヽ,
    ! ノ)ノ)ノ)ノ),)     >>94 あの人でいいのかしら 俺もその気になってしまってね また会いたかった
   ル.リi ゚ ヮ゚ノ( ∬⌒ヽ.,
    ,く_i#lÅliつ=∬    `>
   (ン#/i#i#iゝ  ∬ ,. ' ´
     ~i'_ィ,ァ~   ~"

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:36:30.80 ID:QGOb25iu0
なんで>>1はそんなにゆうかりん好きなん?

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:37:46.83 ID:DG3nqpZv0
今度は愛妻家が我が県で上映終了しててなあ
ちょっとした旅になったけど面白かったよ、爽やかな作品だった

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:43:26.42 ID:Y2KAD25R0
      ,  ‐‐-、___
    /   ., '´⌒⌒ヽ 〜♪
   ./   、 i´ )ノ)ノ))ハ)
   ||     メ)ハ)゚ ー.゚ノl) 先々月のあの話なんだけど本当に描いてくれちゃったりするんですか
   ヽ.   _Q)#」ネl」)
〜〜   ̄ ,<´_#,#ハ
        `(ノノ"´

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:45:55.51 ID:DG3nqpZv0
>>98
むしろこっちからお願いしたいです
どういった形にするのがご希望なんだ!

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:49:25.58 ID:Y2KAD25R0
 、 - _- 、
/ 〆~~~~ヽ.  ___
lノ  、   , '"  `ヽ, 
ll    〈Q)(,ノノ ))ノ)) 描いてくれると言ってくれる君に今非常に興味があるんだ 
ヽ.    /ミヽ) ゚ ー ゚ノリ とりあえず君と知り合いになりたい あとはそうだな、何か例として上げられるような絵とかあったりしない?
.  ~~~~~ (弋#ム⊂fヽ.
.      /#/##;i#ヾ
       'i_r〜〜-、)

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:54:01.32 ID:DG3nqpZv0
pixivのIDを上げられればどんなに楽か
なんか描こうか?それこそゆうかりんとか、できればここで上げたくないんだが

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 22:58:30.22 ID:Y2KAD25R0
      ,  ‐‐-、___
    /   ., '´⌒⌒ヽ
   ./   、 i´ )ノ)ノ))ハ)   適当に作ったアドレスをメルランに載せておくので嫌じゃなかったら連絡くれないかそっちで話そう
   ||     メ)ハ)^ ヮ゚ノl)    さて今日はスレの方はこのへんにしておこうと思う
   ヽ.   _Q)#」ネl」)つ
      ̄ ,<´_#,#ハ
        ` "i_フ_フ"


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/01(木) 23:04:21.29 ID:Y2KAD25R0
_(アンダーバー)の次からね 一応ね


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