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東方の風見幽香さんを一年間愛し続けてみた

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:12:12.57 ID:jDUrPd7Z0
10/1
ゆうかりんと生きたい
ゆうかりんと生まれたい
ブータン人は死を恐れないんだって、ブータンでは「生まれ変わり」が信じられているからなんだって
って漫画か映画か何かで仕入れた知識をね、ゆうかりんにポーンとキャッチボールの第一投みたいに投げかけます
ゆうかりんはそんな俺の投げかけを見ずにかわすようにね お庭の様子なんかをじっと見てて反応してくれないの
せっかくのうんちく自慢が不発に終わってショックの俺 構って貰えない寂しさからゆうかりんの横まで行ってくっついてやる
無理やり腰に腕を回そうとしたあたりでゆうかりんが俺の目を見て軽くため息を吐くんだ やれやれと言った感じでだよ
そして「簡単に死ぬとか言わないの。反応に困るでしょう」なんて言って俺の手をぴしゃりと叩く そういうつもりじゃないんだけどね
かわいい勘違いを吹き飛ばすように俺は胸を張ってね、俺は死ぬつもりが無いですアピールをするよこればっかりは必死にね
もし死ぬような事があってもゆうかりんが一緒じゃないと死んでも死にきれないよ、もしそうじゃなかったら化けて出るかもね!ってね
そしたら今度は一人じゃ何もできないのね、なんて言われてしまって 「子供みたい」とか言われてしまうんだ 今日のゆうかりんはお堅いね
でもね俺はそんなんだったら子供でいいよ おゆはんの時間を忘れて何も無い公園で走り回ってるような糞餓鬼様でいいんだ
一人で何でもできるっていうのは少しさみしい気がしたんだよ 手と手ぐらい繋がっている方がいいんじゃあないかなと思ったんだよ
そう言ったらゆうかりんはきょとんとした顔で俺を見るの まじまじと上から下へ、下から上へと顔を見回して、俺の目を見つめる
なんとなく恥ずかしいからテンキーの4の方向に目を横に逸らしたらね、ゆうかりんが俺の顔をガッと掴んで自分の方に向き直させる
すごい握力と透き通るようなひとみで俺を動けなくして「今日のあなたは変わりものね」なんて言うんだ 俺はまず手を離してもらってから
「いつもこんなんだよ」って言って笑いかけてやったよ ゆうかりんが「それもそうね」って言って軽く微笑んでくれました
最近は外が暗くなるのも早くてね 二人でのんびりと外を見てたら時間を一気に奪われたような気になるんだ ゆうかりんが俺を小突いて
「生まれ変わるなら何になりたい?」って聞くんだ ちらっと顔を覗き見てみると、いつもと変わらない表情で、それでいてどことなく
さむいようなさみしいようなそんな顔をしているんだ 少しだけ悩んだフリをして俺は「虫」って答えるよ 虫になるのはいい事だよ
ゆうかりんの好きなお花の間を飛び回って必死に自分の存在を主張してやるんだ 蜜を吸ったり足に花粉を付けて飛び回ったりでね
プーンと飛んでいったら誰よりもゆうかりんの近くにだっていけるよ ゆうかりんが俺を嫌がって、振り払わなければの話だけどね
そう言ったらゆうかりんはとてもおかしそうな顔をしてね、「あなた虫嫌いじゃない」って言うんだ まあ、そういえば、その通りなんだけど
くちゃっとした顔で俺のわき腹を小突くから俺もゆうかりんを小突いてやったよ えいえいってそれこそ子供みたいな変な声出してね
俺の隣から「素直に花になりなさいな、一生可愛がってあげるから」って声が聞こえる 今以上に寵愛を受けるなんて贅沢すぎるよ
適当に立ち上がって少し早い夕飯の準備をするフリを始めてね 一方的に愛されるのは癪だなんて生意気に言い放ってやったのでした
後に寝る前に「ブータンて何処?」って聞かれて困っちゃった 俺もわからないな、たぶんあの山のずっと向こうかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ


2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:12:24.93 ID:jDUrPd7Z0
10/2
ゆうかりんに使いたい
ゆうかりんに魔法を使いたい
俺も魔法使いになりたいんだ、色取り取りの弾幕を形成する方じゃなくてどちらかというとステロタイプな方のね
おどろおどろしく両腕をわっさわっさやってさ、おろろんちょちょぱー!とか変な呪文を唱えるような怪しい人になりたい
魔法を得たらどうするかって?楽しむに決まってるじゃないか 具体的に言うとゆうかりんに使うよ 恋の魔法をな
今日の俺はなんだか無駄に爽快な目覚めを成し遂げたので何だか身体にやる気という名の魔力が満ち溢れているような気がするんだ
今の俺ならウィザードに転職もありえる、と一人で意気込みを新たにするんだけどね いくら唸ってもやっぱり指先から光の玉は出なくて
うんうん唸るんだけどどうしてもダメで 後から目を覚ましたゆうかりんに「今日のあなたは暑苦しいわね」なんて言われてしまうんだよ
だけどこんな事でへこたれる俺じゃないよ これはただ単純に肉眼では捉える事ができない魔法が発動しているって事もありそうだしね
次なる魔法の発動の機会を窺ってみました まだ寝起きで意識のハッキリしていないゆうかりんが椅子を立ちあがったこの瞬間閃く
俺の内側に集まった魔力よ今こそこの手のひらからゆうかりんに向けて飛び込んでくれ 両手をゆうかりんに向ける俺
そして力を込めてまた唸るよ 魔法の内容はというと、これは透過の魔法でね 成功すればゆうかりんの服が透けるはずなんだ!
うおおおおゆうかりんの服透けろ今すぐ透けろおおおおおと思いながら力を込めるんだ 正面を見るとゆうかりんが何かに気付いたみたい
効いたかと思ったんだけどゆうかりんは怪訝そうな顔して俺を見つめてね、「その手は何?」って言うんだ 怪しかったんだろうね
俺は力を込めるのを維持しつつ「なんでもないですよ」って答えたつもりなんだけどね 色々と魔力とか欲望とか執念が入り混じって
「ナンズェモナイディズ・・・!」ってなそんなこと嘘みたいな発音になっちゃうのさ 腕を組んで俺をまじまじと見るゆうかりん
俺もゆうかりんの身体をまじまじと見るんだけどなかなか正解の反応は怒ってくれない ちくしょうMPが足りないとでも言うのか
もう諦めかけたその時にゆうかりんの身体にある異変が起こるんだよ ついに俺の念願が叶ったかと思ってカッと目を見開くんだけど
そしたらね、何故かゆうかりん上に服着てるの 全く真逆だよ、家着ふかふかののはんてんみたいな奴をさっくり羽織ってるの
まさかの反作用に驚きと敗北を隠せない俺に「朝は冷えるわね」なんて言いながら微笑むゆうかりん 勝利の微笑という奴だなそれは
俺はゆうかりんの服を透けさせる事だのオールドワイズマンになる事だのをスッパリと諦めて両手をだらんと下してね
一息ついた後にそうだね寒いよね的な事を言いながらゆうかりんに正面から抱きつきにいきました もちろん目前で阻止されてね
べちんと叩かれて錐揉み回転して吹っ飛ぶ中で「あー叩かれた所がポカポカするや」なんて平和な事を考えたりするわけだよ
一通りの朝のちゅっちゅタイムを終えてね俺は家事を終えてそしてから次のちゅっちゅタイムへと移る ゆうかりんの正面に座って
今日の朝の事を一応程度に話したんだ 魔法使いになりたいって事で受け取られてね、「何それ子供みたい」って笑われたよ
「魔力が分け与えられるものならいいのに」って言う俺の向かいの頬杖を突くゆうかりん ああそうだこの子スペックは超高いんだった
ゆうかりんから貰った力で俺がゆうかりんを元気にしてあげたいよ 恋の魔法があるなら愛の魔法もあるよね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:12:37.55 ID:jDUrPd7Z0
10/3
ゆうかりんに感謝したい
ゆうかりんにありがとうを言いたい
感謝の言葉に尊敬だの愛情だのを全部ブチ込んでそのままゆうかりんの真ん中にズドンと送り付けてやりたい
いきなり俺に感謝されてゆうかりんは一瞬たじろぐわけだよ そりゃあまあさっきまで全く関係のない話をしてたわけだからね
ゆうかりんの監修による「正しい妖精の虐め方講座」みたいな話をしてたんだけど 一息ついた時に俺からいきなりの「ありがとう」
正面からしっかりとゆうかりんの眼を捉えて、自分の中での最大限の笑顔を持ってしてゆうかりんに日頃の感謝を伝えるよ
最初は「ん、んー」って言って聞いたゆうかりん ずっと俺がニヨニヨしてるから不思議に思ったのか「どうしたの?」って聞いてくるの
どうしたも何もゆうかりんには伝えたい事が多すぎるからね、全部ひっくるめてのありがとうだよ、言葉足らずかな?とか言ってみたら
今度は「んー」が「ふーん」に変化してね うっかり殺しちゃった知人のハムスターを見るような目で俺を上から下まで眺めるんだ
「何か気味悪いわね・・・」とか呟きながらだよ、ちょっと心外だね 全くそんなことは無いのにゆうかりんには伝わってないんだろうか
流石の俺でも言うタイミングを間違ったかななんて思ってしまう午後三時 テーブルの上のお紅茶はまだ少し熱いくらいかな
普通だったらフォローに回るところだろうけど俺はここでゴリ押しに行くんだ 立ち上がってゆうかりんに深々と頭を下げてね
ゆうかりん本当にありがとう、ゆうかりんがゆうかりんでいてくれてありがとう って伝えるんだ 俺がまた座るまでゆうかりんは待ってね
そして座ったあたりで「何か嫌な事でもあったの?」とか言ってお茶請けの向日葵の種クッキーなんかを口に運ぶんだ
微妙に心配されてるような顔つきだったから俺は必死に弁明 そんなんじゃないよって手をぶんぶん振りながら言うんだけど
ゆうかりんはあんまり信じてくれなくて 目を細めて、まるで俺を突き刺すようにして見てくるんだよ なんでもお見通しなのかな
でもそんなゆうかりんでも俺の想いの全部は理解してくれないだろうね 俺がどれだけゆうかりんに感謝しているか
ゆうかりんが俺の全てなんだ ゆうかりんが一緒に居てくれる事だけが俺の生きる意味であって俺の構成物質でもあるの
たぶん、ゆうかりんが居なかったら俺は死んでいたか、死んでいなかったとしても何かこう根元が腐って不安定になっているような
茹で方を失敗した素麺みたいなデロデロな生き方をしていたんだと思うんだ 本人が気づいてるかどうかはわからないけども
今の俺は全部ゆうかりんのおかげでできてるんだ タイミングは悪かったけどもちゃんとした理由だよね、ゆうかりん本当にありがとう
後でここらへんの話を全部させられたんだけどゆうかりんったら聞いたら聞いたでなんとなく恥ずかしそうにしだしてさ
「私は何もしてない」とか「そんな簡単に頭なんて下げるもんじゃない」なんて言いだすんだ 不機嫌そうに言ってるんだけど
身体はどうしてももじもじしちゃうゆうかりんかわいい 本当にわかりやすいんだからもう、俺の想いもこれで伝わったかな?
ゆうかりんはもっと胸張っていいんだよーって言うんだけどもなんだか煮え切らない様な表情で俺を見返すだけでね
全くもうこの子が傍に居てくれてよかったなぁなんてある程度他人行儀なこの運命と目の前の大妖怪さんに感謝せざるを得なくなる
これからもいっぱいありがとうさせてね!その緑髪もわしゃわしゃさせてね!え?恥ずかしいから駄目?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:12:48.61 ID:jDUrPd7Z0
10/4
ゆうかりんのおっぱいにダイブしたいよおおお!!!!!!!
ぐりんぐりん!!!!!!!!!!!!!!!


5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:12:59.05 ID:jDUrPd7Z0
10/5
ゆうかりんを呼びたい
ゆうかりんをゆうかりんと呼びたい
ゆうかりんを「ゆうかりん」って呼ぶとさ、ゆうかりんが目を細めて笑って「なあに?」って言ってくれるんだよ
逆にゆうかりんを「幽香さん」とか中身の詰まってない他人行儀な呼び方で呼ぶとさ、聞こえなかったみたいな反応されたり
つーんと澄ましてむこうを向かれたりしてしまうんだ ゆうかりんはゆうかりんだと言う事だね、ゆうかりんも難しいね
そんな俺たちのやり取りを見て扇子を口元に当ててクスクス笑うのは紫さん 今日のお客さんはなんだかとても大物です
式神の藍さんをお連れになってのお越し、なんでも「現状の把握のために直接観察に来た」とか言ってるんだけど
まあ単純に遊びに来ただけだよね 大妖怪だ何だかんだとは言いつつもやっぱりみんな暇なのかもしれないよ
俺にもたれかかってくるゆうかりんをいなすわけでもなく受け止めて適当に頭を撫でてやってると紫さんに食いつかれてね
「私もそんなかわいい呼ばれ方してみたいわ」とか言うのよ まだ口元に扇子を当てたままね、でも目元はすごく笑ってるの
後ろで藍さんが「また始まった」みたいな顔してるんだけどそれにはあえて気づかないフリでね 具体的にどういうのがお好みか聞いてみたら
やっぱり「ゆかりん」だってさ 今度は子供みたいに目を輝かせて「ゆかりんって呼んでみて」だって 掴みどころがない方だよ
なんか知らないけどそういう仲良さそうな呼び方は微妙に恥ずかしいんだよね だけの目の前で期待に胸を弾ませて俺を見てるから
まあ答えてあげようと思って一回だけ「ゆかりーん」って呼んであげた そしたら「はーい」だって 本人が嬉しそうだから良かった
俺の手のひらに頭を弄ばれてたゆうかりんが下から反論 「あまり紫を調子付かせないの」ってね、そんなに悪い事でも無いと思うけど、
って返したら「それ以前に私が許可した覚えは無いわよ」って言われてしまってね 俺の発言はゆうかりん許可制だったようです
参ったよ滅多な事も口にできないね、最終的にはゆうかりんへの愛の言葉しか許可して貰えないんじゃないだろうか不安になるね
向こうではゆかりんが「いいじゃないそのくらい。減るもんじゃないわよ」なんて言いながら扇子を畳んで目の前の空間をスッとするの
そうすると何も無いはずの空中に亀裂がゴゴゴ開いてね、でそれと同時に俺の足元にも何かが口を開ける訳だよ
不意に重力に引っ張られて「わっ」とかそんな声を上げて俺が自由落下したかと思ったらね、気づいたらゆかりんの膝元に落とされてるのよ
テーブルを挟んだ目の先にはさっきまで俺とくっ付いてたゆうかりんだよ ゆかりんたらこれ見よがしに俺を自分の方にぐいっと寄せて
俺がゆうかりんにしてたみたいに俺の頭をなでなでする 機嫌のいい時のゆうかりんにやられるのとはまた違った感覚でね
あっちでゆうかりんが怒って焦って取り乱して、それは私のだから今すぐ返せって喚くんです 俺の扱いがそれレベルになったね
ゆかりんはのらりくらりと言葉で身を交わしながら必要以上に俺にベタベタしたりしてゆうかりんをおちょくってみたりね
俺はどうしればいいのかわからなかったので適当な顔してそっぽ向いてようかなと思ったんだけど丁度後ろに居た藍さんと目が合ってね
いや「止めたいんだけど止められないごめんなさい」みたいな顔してるのよ非常に申し訳ない 目線だけで俺もごめんなさいしておいたよ
ただのお戯れと言っちゃそれまでだけど大物と大物のぶつかり合いだと地殻変動起きるレベルになったりもするから!ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:13:17.60 ID:jDUrPd7Z0
10/6
ゆうかりんを扱いたい
ゆうかりんを「おれのかわいいひと」扱いしたい
ベッドの上でゴロンゴロンしながらニコニコ笑って語るゆうかりんには何でもたいそうな夢があるそうでね
俺はまた「紅魔館征服」とか「永遠亭私有化」とか言い出すんじゃないかと思って内心キョドりながら聞いてみたんだけどね
ここから始まるゆうかりんのお話が思ったよりも長くてね なんでもゆうかりんには「キメたいシチュエーション」のようなものがあるんだって
まずゆうかりんはお出かけするんだって、いつもの散歩道だとか人里だとかじゃないよ、もっと近代的な通りとかだってさ
そういう所を日傘を差して優雅に練り歩くんだって、一人で ゆうかりんが得意げに話してるのをあぐらかいて聞き入る俺
ちゃんと聞いてるのにわざとらしく「ちゃんと聞いてる?」って聞いてくるゆうかりんがなんとなく愛らしい 頷いて返すよ
更にゆうかりんが続けるの こう適当にお花屋さんなんかを白けた目つきで眺めてるとね、とんとんと肩を叩かれるんだって
振り向いてみると知らない男の人が立っててさ、ゆうかりんが「何か用?」って聞くとね、その男の人は大げさに身振り手振りを使いながら
ゆうかりんとどこかで会ったことがあるだとか言い始めてさ もちろんそんな事は無くて真っ赤でまっさらな嘘でしかないんだけど
で、ゆうかりんは勝手に話を進めようとする男の人に向かって言うんだってさ 同時に傘を持ってない方の手をサッと突き出してやって
薬指をぴこんと立ててやって「ごめんなさい、私、人妻なの」って言い張ってやるんだって 思い切り嘲笑ってやりながらだって
で、さ、ゆうかりんがそんなことをどうよ?ってな感じでえっへん!ってしながら俺に言うんだよ 色々と突っ込みどころはあるんだけどね
とりあえずそのゆうかりんのお願い事ならば誰も死なないし建物も壊れないので一安心、無意識のうちにふうと大き目の息が漏れてね
でゆうかりんに「なんでそこでため息なのよ」ってむっとした顔をされて言われてしまうんだ この夢の実現には色々壁があってね
一番大きな壁はやっぱり既成事実とかそのへんだろうね へたれの俺は実際問題ゆうかりんに指輪を贈ったことが無い訳だしね
この大きな夢もとい一発ネタの実現は相当我慢して貰わないといけないことになる ごめんねごめんねゆうかりんって言いながら
背中側から抱きついて顔をぐーっとくっつけてやったら「ちょっと、何も泣く事無いでしょう」って言うんだ 泣いてはいないんだけどね
ゆうかりんは色々な物に耐えて待っててくれてるのかなぁと思うと俺もそれに答えて早く男としての立場を示さないといけないよね
抱きついたゆうかりんの背中で深呼吸しつつ意識を新たにするよ 俺も給料の三か月分って台詞は使ってみたいから尚更だよ
さて ゆうかりんは幻想郷では誰もが知ってる危険マークみたいな存在だからね、きっと素性を知らずに話しかける輩なんていないと思うんだ
だから人妻だどうかって言う以前に話しかけてくる男が居ないのが問題かもしれないね ゆうかりんはこんなに可愛いのにね
逆に俺は思い当たる節が無い訳でもなかったりするの 花屋さんの奥さんと業務的な会話を良くするからどうしてもそういう仲に見られたりとかね
知ってる人は俺がゆうかりんと暮らしてるって知ってるんだけど知らない人はとことん知らないからね そういう人に教えてあげてもいいけど
せっかく教えたのにオーバーにオーバーなリアクションで驚かれちゃこちらとしても反応に困るので大抵の場合は隠す形になるんだよ
ゆうかりんは「思い知らせてやりなさいよ」って言うんだけど人里で居場所が無くなるのもちょっと困るじゃん?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:13:33.06 ID:jDUrPd7Z0
10/7
ゆうかりんに与えられたい
ゆうかりんに試練を与えられたい
これは試練だ、ゆうかりんが与えてくれた試練と俺は受け取った お前もそう思うだろう?
面白い事考えたーってゆうかりんが言ってくるの、もう寝る時間だから電気のヒモを引っ張って消そうとした時ね
その面白い事ってのはわざわざ暗くするのを止めるくらい面白い事なのかな?ってゆうかりんに聞いたらクスッと笑われて
「あなたにとって面白いかもしれないし、何か意味があるかもしれないわ」なんてもったいぶった事を言われてしまうんだ
明日から始めるよって言って俺の手ごと電気のヒモをぐいっとやってね カッチンと音がなって部屋は暗く、そしてゆうかりんは夢の中へだよ
ゆうかりんの言う楽しい事ってのは大抵ゆうかりんにとって楽しい事って意味だから俺も楽しい流れに乗れるかどうかは別問題なんだよね
少々の不満を胸に抱えながらも俺もゆうかりんを追って夢の世界へ落ちて行きます 抱え落ちだね、あれ今俺上手い事言ったぞウフフ
ボムを大量に無駄にした次の朝はいつものような見慣れた感じの朝でね、これまたいつも通りご飯を作ってゆうかりんを起こしてあげるの
まなこをこするゆうかりんとおはようの挨拶を交わしてね、作り置きの煮物とゆうかりんの好きなオムレツでいただきますしようとしたんだけど
「忘れるとこだった」って言いながらゆうかりんが俺の箸をひょいと取るんだ 何が起きるのかと思ったらね、ゆうかりん、俺の目を見ながら
ベキッとへし折るんだよね、箸を ななな何やってんの!って大声出しちゃったんだけどゆうかりんはそれをものともしないで
「あなたこれからいいって言うまで食事禁止ね」だって いやね、すげえ楽しそうに言うんだよ、何をしようとしてるのかはわからないけど
とことん恐ろしいね、たぶん箸が無かったらフォークを使えばいいじゃないってレベルじゃないだろうし 俺の茶碗をひっくり返して
本当に俺に食べさせる気が無い事をアピール、自分はまくまくとスプーンでオムレツを食べつつ、俺にサックリと「遊び」のルールを説明
食事禁止だって、水以外はダメだって、あと外に出る事も許可しないってさ 更になんと睡眠も禁止らしい、これはどういうこと
この状況を一気に喩えられる言葉が思いついたからゆうかりんに言ってみる 「食事を与えない軟禁状態」・・・これ虐待じゃね
アパートの一室でいかにもへっちゃらな感じで幼くて尊い命が奪われるアレだよすごく怖い 虐待は駄目だよやめてよゆうかりん
って言ったらゆうかりんはやんわりと否定するんだ 「そんな酷いものじゃないわよ?すぐに理解できると思うわ」だって 胡散臭い
とりあえず恐ろしい生活がスタート 外にも出れないというのはお勤めもできないという事だよね 色々不安ばかりが俺に突き刺さります
己とゆうかりんに忠実に生きてる俺だもの、腹もすぐ減りまくりよ 夜になっても謎の植物でウネウネされて眠れないしで意識は朦朧
ゆうかりんは「シャッキリしなさい」なんて言いながら俺の顔をペチペチ叩いたり少し離れて眺めてみたりするんだ 普通に辛くて辛くて
すぐに限界という文字が脳裏にこんにちわしてきたんだけどさ、それと同時に気付いたの 食欲がダメ、睡眠欲もダメ、んで
必然的に性欲もダメー、で消えかかりそうな俺自身 最後に残るのは何かなと思ったんだその時に気付いた ゆうかりんしかいない
「もうダメ?もう死にそう?」って笑いながら俺の顎をクッてするゆうかりん そうかなんとなくわかった、これは依存を作る行為なんじゃないか
俺をゆうかりんに依存させるための大掛かりな芝居って訳かな、ますます離れられなくなるよ でもこれホントにキツい、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:13:38.23 ID:LeeE6jLrO
うわ、キチガイだ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:13:45.54 ID:jDUrPd7Z0
10/8
ゆうかりんに叱られたい
ゆうかりんに呆れられた感じで叱られたい
例えば、例えばね 俺がダメ人間だったとするじゃん もう二本の足で歩く事すらままならないレベルのスーパーダメ人間だったとする
もちろん仕事なんかしてなくて いつも気の向くままに西に行ったり東に行ったりしていつもゆうかりんに迷惑ばっかりかけてるの
お小遣い(暗黒微笑)なんかをゆうかりんに貰った日には午前中だけで全部パチスロ悪魔城ドラキュラに使ってしまったり
宇宙空間で溢したオレンジジュースみたいにふよふよぷよぷよしたような、とても扱いに困る感じ、だったとしよう 俺がね
山崎春のパン祭りで貰った新し目のお皿をきゅっきゅっと拭きながらそんな適当な空想にふけるオールウェイズ暇人の俺
ゆうかりんはというと向こうで座椅子に普通に座ったり騎乗位風に座ってみたりしながら黙っていい子にテレビを見ているよ
皿洗いほど機械的でつまらない作業も無い、こういう時は妄想と空想と想像が頭の中で首位争いを始めてしまうのよね
話を戻すとだな もし俺が筋肉少女帯に歌われるくらいのダメ人間だったとしたらゆうかりんはどうするか、ということになるよね
もちろんゆうかりんは俺を叱ってくれるでしょう それも愛を持ってしっかりと俺を叱りつけてくれるでしょう 嬉しい事だよ
俺のダメ人間っぷりを見ても経ってもいられなくなってまず最初は頭ごなしに俺を叱りつけるの 叱るというか怒るの方だねこれは
駄目というぬるま湯に浸かっている俺の現状を片っ端から口頭で羅列していってね そして俺に「鏡でも見てきなさい!」とか言っちゃうの
でもこの俺だって伊達に長年ダメ人間やってる訳じゃないからね、ちょっとやそっとの地震じゃビクともしない近代住宅みたいになってて
はいはいわかったわかったって投げやりに言いながらゆうかりんへのあて付けのために実際に鏡なんて持ってきて覗き込んだりしてね
そしたらゆうかりんは思うわけだよこの叱り方じゃ駄目だってね 一旦この腐った人間を置いといて深く考え込むに違いないんだ
俺をどうにかしてやりたい一心でね必死に悩み抜くのさ 「やる気の出る言葉100選」とか「こうやって私は成功しました」とかいう本を持ってきて
やる気の無い俺には読ませられないから、自分で黙々と読んでみたりだとか 適当なお花なんかをお土産にちょんと摘んで行って
神社だとかに出向いて熱心にお悩み相談してみたりとかね 俺と同じくらいやる気を見せない神社の巫女さんに一通り話してみて
「そんな男捨てればいいじゃない」とか本当に興味なさげな返事が返ってきたりするんだけどもゆうかりんはそれだけは絶対にしないんだ
ゆうかりんの中で葛藤する時もあると思うんだけど結局のところ俺の見せた一度だけの男気か何かに良くも悪くも囚われていてね
「私がしっかりしてあげないとあの人死んじゃうでしょ」なんて言ったりするの ずっと頭の中でダメ人間の俺の事を考えてくれているんだよ
で、最終的にこうすればやる気がブーストして万事解決じゃないかーみたいな方法を考案して、俺の前で必死に試してみたりするの
俺はそういう時に少しだけ感心した様子を表してね、ゆうかりんに「すごいね俺のために頑張ってくれたんだね」なんて言うんだいやらしい笑みで
で、ゆうかりんの頭をぐしぐしと撫でてやった後にまたプイと不貞寝に移るわけさ 動かざること山の如し、ゆうかりんも呆れ放題だよ
そんな展開を考えながら皿洗いを終えたんだけど気づいたら向こうに居たはずのゆうかりんがゼロ距離で俺の顔を観察していてびっくりだよ
「変な事考えてたでしょ?お皿割ったら怒るからね」なんて手厳しく言われるんだ やっぱり俺がしっかりしないとダメなんだね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:13:56.65 ID:jDUrPd7Z0
10/9
ゆうかりんと映画を見たい
具体的に言うとゆうかりんとカリオストロの城を見たい
新聞(文々。じゃないやつ)を読んで夜にアニメの映画がやるってのを確認した後はなんとなく楽しみになってしまってね
いやこの映画俺何度も見た気がするんだけどそれでもテレビでやるって言われると見てみたくなってしまうの、しょうがないよね
俺から新聞をひったくって番組欄を眺めるゆうかりん 「これ前もやってたわよね?」って俺に言うんだ正解だよ
どういう映画だったっけって話になってね 伯爵がロリコンだと言う事くらいしか浮かばなかったからそのまま伝えたんだけど
「ある意味面白そうね」なんて言って納得しちゃったんだよ ある意味って何ですかある意味って、俺は違うぞ違うからな本当だぞ
とりあえずお風呂を手早く済ませてテレビの前に陣取るよ パジャマ姿になったゆうかりんが自分の髪をわしゃわしゃやりながら
「もっとちゃんと乾かしなさいよぉ」って言うんだけどスルーだよ映画が始まっちゃうよ どうしてもして欲しいならドライヤー持ってきなさい
って言ったらちゃんとドライヤー持ってきてね 俺に持たせて自分は俺の前にちょこんと座るんだ 自分でやりなさいとは言えなくてね
俺もゆうかりんの髪弄るの好きだから特に何も迷わず乾かしてあげる わしゃわしゃだよ ゆうかりんからほのかにいい香りがするの
ゆうかりんの香りなのかシャンプーの香りなのか、それとも他の何かなのかはわからないけどとても落ち着く香りなんだよ
さてそんなことやってたらゆるりと映画が始まってね 髪も大体乾かし終わったので二人並んで座りなおして映画に集中するよ
躍動感のあるシーンでゆうかりんの身体がそわそわってしたりするのを感じてね 俺も少し押し返すように身体を当ててやると
俺にだけ「ちょっと、そわそわしないの」なんて言われちゃったりしてね いじらしい感じがして温かい気持ちになりやがります
途中にミートソースのスパゲティを登場人物が取り合うシーンでゆうかりんは何かに気付いたみたいであーあーって言うんだ
うんそうだよ今日の晩に俺が作った奴だよって言ってやると納得したみたいでね 「おいしかったわよ」って言ってくれるの それはよかった
最終的に映画の中の泥棒はポケットには入りきらない程のお宝を得て、そして何も奪わず心だけを奪って去っていくんだ
その後は知らない名前が下から上に流れて終わりさ 俺に体重をかけたままゆうかりんが大きく伸びをしてね、そして一息
「いい映画だったわね」なんて言っちゃうのうふふゆうかりんったらどんな映画でも最後まで見れたらそのコメントだよね
クッションをぎゅっとしながら言うゆうかりん 楽しめたならそれが一番いいよね 事実俺も久しぶりに通して見たからなかなか面白かった
上機嫌さを惜しまずにゆうかりんが映画について語るんだ あの映画は人の心をわかっているだとなんとかね 
こう喜ばせ方というものを理解しているんだって 「あなたも見習ったら?」って言われてちょっと困るよ、喜ばせ方って言われてもねぇ
戸惑った俺の顔を見てゆうかりんは「私が軟禁されてたら助けに来てくれるかしら」なんて聞くんだ 冷静に考えてみてね
ゆうかりんが誰かに閉じ込められる事なんて無いよねって適当にからから笑いながら言ったんだけどどうやらこれは正解じゃないらしく
目を見てため息を吐かれるんだ 俺自身はよくわかってないんだけどゆうかりんはその後そそくさとお布団に入っちゃってね
「まだまだよね」なんてよく分からない事も言われる 本当の事でも言うタイミングを考えないといけないのかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:11.32 ID:jDUrPd7Z0
10/10
ゆうかりんに着せたい
ゆうかりんを着替えさせたい
寝起きですぐ窓を開けると「呼んだ?」って感じで冷たい風が俺の顔面に当たるんだ 呼んだような、呼んでないような
この寒さなら大丈夫だな、俺は一人理解して窓の外の清々しい一日を見据えたまま頷くんだ まだ寝たりない感じのゆうかりんが
俺のパジャマの裾をくいくいってやって「寒い」って言うの このまま窓を全開にしておくと比例してゆうかりんの機嫌が悪くなりそうなので
ごめんごめんって言って素直に閉めるよ ゆうかりんはそれを薄く開けた目で確認した後満足そうにゆるい顔で笑って
二度寝の幸福感の中にうずもれていくんだ 当然のように俺を抱き枕にするんだけど駄目だよ俺はもう起きるからねゆうかりん
俺は起きてゆうかりんのためにご飯を作ってお洋服を用意して顔を拭くタオルまで絞って待っておく これはいつもの事だよ
ゆうかりんの方のクローゼットをあけるといつもの赤のチェックのセットが待ってるんだけどさ 今日は君たちの出番は無いんだよ
そこで指を咥えてハンガーにかかって待ってるがいい、と思いつつに俺は別のを取り出すよ 本日の主役の登場です
いやちょっと待てよどんな時でも主役はゆうかりんに決まってるじゃないか、やっぱりこれは自己主張の強い脇役程度だなうん
程無くしてゆうかりんが起きてきました って言いたかったんだけどいつものように全然起きてくる気配が無いから起こしに行くよ
子供みたいに「眠い」だの「寒い」だのって言って駄々をこねるから無理やり抱っこして起こしてリビングの椅子に座らせてやってね
顔洗う?それとも先にご飯食べる?って聞いてやってね まあ大体の場合は立ち上がるのがめんどいからご飯ってパターンなんだけどね
でも今日はご飯じゃなくてねその前にお着替えだよ 今日は寒いねーから初めてゆうかりんの意識を誘導させるんだ
「もう秋だからね」ってゆうかりんも乗ってくれたあたりで用意してたお洋服を渡すよ 「寒いからセーター出したよ!」って言ってね
「気が利くのね」って言いながら受け取るんだけど表情で何を想ってるかわかるよ 「こんな服持ってたかしら?」だよね?
うんまあ今日のために俺が買った奴だからね、新品だからね 不思議に思うのもしょうがないよ ゆうかりんがぱって広げてみて言うんだ
「これ・・・肩出てるわよ」ってね そりゃあそうだよ肩開きセーターだもの肩が出てなかったら嘘だよ矛盾だよ  ニヨニヨする俺を見て
ゆうかりんは大体理解したらしく、「こんな馬鹿みたいな服着れないわよ・・・」って言うんだ 馬鹿みたいな服とはなんだ、って言うと
少し困った顔をして「こういうのは私に似合わないと思うの」とか言い出すんだよ 似合わないもんかよ俺がゆうかりんの事考えて買ったんだよ
ボーダーもストレートなエロスを含んでていいけどここはやっぱりグレー単色で行こうって散々悩んで決定したんだよ 他もちゃんと考えててね
少し大きめで、お尻を隠すくらいの長さを持ったのにしたんだよ脚の美しさも引き立てる奴だよ素敵でしょ 必死にお願いすると
流石のゆうかりんも折れたみたいでね、「一回だけよ」って言ってセーターを持って寝室の方に行って着替えてくるんだよ
戻ってきたゆうかりんを見たらもう俺も大満足だね少しゆうかりんが恥ずかしそうにしてるのもポイント ああ駄目だねすごく露骨だね
こう言うとアレだけど露骨に卑猥だね やっぱりゆうかりんに着せてみてよかったよ ゆうかりんが「もう脱ぐわよ」って言うのを制して
一緒にお買い物に行こうって頼んでみるんだ そしたら怒られてとっとと飯作れって言われちゃったよ、恥ずかしいのかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:21.50 ID:jDUrPd7Z0
10/11
ゆうかりんに舐められたい
ゆうかりんに一方的に舐められたい
夢の中でシネマティックトレイラーep2の悪魔博士みたいに手のひらから電撃を出したり好き放題してウフフしてたんだけど
なんとなく下半身がむず痒いんだよね ざわざわと変な感覚が走ってね、なんとなくもどかしいような気持ちになって
無意識のうちに寝返りを打とうとしたんだけど、何か強い力で身体をびたん!と仰向けの状態に戻されるんだ 
これは夢じゃなくて現実世界の方だよ 何かなと思って目を覚ましてみたらなんだかやたらと朝の寒さが身に染みるの
それもそのはずで布団は俺の身体にかかってなくて、下半身に至っては布の一枚すらつけてないんだ、そりゃあ涼しいよね
「あ、起きた」って俺の下の方から声がして 「普通こんなことされたらすぐ目覚めるでしょ」なんて言われるんだ、ゆうかりんの声だよ
天に向かって益荒男の如く勇み立つソレに顔を寄せながら話すゆうかりんのおかげで大抵理解できました まあうんイタズラだね
ゆうかりん何してるの、って聞いたら案の定「なんでもないわ、爪のお手入れみたいなものよ」って返されてるんだ そうして、
口でぱくっと先っちょを隠してしまってね、そのままゆっくりゆっくり顔を上下させるんだ 一度目が冴えるとなんとなく敏感になってて
ゆうかりんの舌がじゅるじゅるって音を立てながら責めたてるに抵抗できないんだよ 飴ちゃんでも舐め上げるように熱心に、
手は使わないで俺の太ももの付け根のあたりにグッとして置きながら三角定規要らずの角度で立ち上がってる俺のを舐める
時々口の中で甘噛みしてみたりしながら下の方からじーっと俺の反応を窺うんだ ビクンと身体を震わせるとゆうかりんも満足そうで
また舌と唇を使うお仕事に戻るんだよ 限界ってのはある程度遠くにあるはずなんだけど俺のは隣り合わせぐらいに近い位置にあってね
ゆうかりんの口の中に朝イチのをぶちまけるわけだよ 少し驚いたけどそれを素直に受け入れるゆうかりん、ゆっくり口を離して
「出すなら出すって言ってよ」なんて悪態をつくの はあっと大きく息を吐き出す俺、ゆうかりんは口元を軽く手で拭うようにしてね
少し満足そうな顔を見せた後、息を弾ませてる俺の横まで戻ってきて、そのまま布団をぱさりとかけて夢の中に行ってしまうんだ
すごく突飛な一連の行動だよゆうかりんの思い付きには困らせられます まあ悪い気はしないんだけどね、そして俺も夢に戻るとする
後日俺もゆうかりんに同じような事してやろうと思ってさ 朝ちょっと早く起きて早速ゆうかりんのパジャマの下を脱がしにかかるんだよ
脱がせたパジャマのズボンは適当に丸めて枕元に放ってね、薄い水色のショーツに手をかけようとしたあたりに
ゆうかりんがむにゃむにゃとあからさまな可愛い半覚醒状態で「寒いー」とか言いながらさ、俺の手を嫌がって足をばっばってしたんだよ
それはゆうかりんにとってはただ蚊を払うような何気ない動作だったのかもしれないけどゆうかりんの右足の甲が俺をしっかり捉えてね
顎に思いっきりイイのをもらってしまって世界がグルンと揺れたような気がしたんだよ 情けない事にそこでパッタリ記憶を失っちゃってて
次に気が付いたらもう日も登っててゆうかりんも普段のチェックの服に着替えててね、顔をさすりながら起きてくる俺に
「夜這いしようとしてそのまま寝ちゃったんでしょ?間抜けだからほっといてあげたわ」なんて言うんだ 無想陰殺は覚えてないんだね
あながち間違いでも無い気がしたのでそのまま訂正せずにちょっと遅めの朝を過ごしたよ 寝てる時は静かに、だね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:32.03 ID:jDUrPd7Z0
10/12
ゆうかりんを引っ張りたい
ゆうかりんのほっぺを引っ張りたい
指で突っつくとぷにぷにと俺に反発してくるのは勿論のこと、撫でてみるとたまらなくすぺすぺなのも重大な要素
三文字で喩えるなら「小宇宙(コスモ)」だね、ゆうかりんの内側のたまらなくたまらない部分がほっぺに詰まっていると思うんだ
神なんて全然信じていない俺の願い事が叶えて貰えるのであれば真っ先に「ゆうかりんのほっぺを触りつつ一生過ごしたい」とか言うだろう
でもその後に「待てよ、『ゆうかりんの涎を舐めとりつつ一生過ごしたい』はどうだろう」とか言い出すんだ 優柔不断は良くないね
さて、記念撮影をする事になってね いやね、「なった」とは言ったけどもそうしたのは他の誰でも無くて俺が最も良く知っている子でね
「たまには写真の一つや二つ、悪くないわよね?」なんて言うゆうかりん 背景をどうしようか、あっちの空がいいかこっちの森がいいかって
そわそわと歩きながら考えてるんだよ さんざん迷った挙句結局「俺とゆうかりんの家の前」という無難な場所に決まったりね
俺は外行きの少し高かった服を着てゆうかりんを待ってるんだよ お昼を一緒に食べた後にいきなり「写真撮るから着替えなさい」って
言われたから素直に言うとおりにしたんだ、動きづらいような服を着たの 理由はまだ聞いてないんだけど何かあるのかな?
「あの、そろそろ帰っていいですか」なんて言いだすのはたまたまネタを探して上空を飛んでいた天狗の新聞記者さん、もとい
今回の俺とゆうかりん専用のカメラマンさん、らしい 飛ぶ鳥を落とす勢いのゆうかりんが文字通り叩き落として説得させました
「写真ができたら必ず送ってね」ってゆうかりんは人の話を聞かずに言うの ノリノリなゆうかりんは本当の意味で手に負えません
たぶん断ったら断ったで「あまり私を怒らせない方がいい」みたいな事言いだしながら恐怖の分身殺法でもするんじゃないかしら
さてさて天狗さんが諦めて撮影に応じてくれることになってだね、ゆうかりんも一旦お部屋に行ってあんまり着ないいい洋服なんか出してね
笑いもせず声もせず、両親を殺した敵を前にしたかのようにカメラを睨みつけるゆうかりん 少し天狗さんがビクッてするのがかわいそう
本当は俺はゆうかりんの横で手を繋いで写真撮るはずだったんだけどなんとなく見てられなくってね スッとゆうかりんの後ろに移動して
写真撮る時は笑わないとダメだよーなんて言いつつ後ろから両手を伸ばしてゆうかりんのほっぺをむにっと摘んでやる
眼差しはギラギラしてるのにほっぺを横に引っ張られて変な口になっちゃうんだ どことなくナンセンスでシュールな光景だよ
ゆうかりんが少し怒ったふうなフリをして俺の手を振り払って「おいたしないの!」って言うんだけどさ、これを何の機会だと思ったのか、
天狗さんが丁度変な顔になった時を撮影しててね 「あ、もうこの一枚でいいよねこれで終わりね」みたいな事言いながらめっちゃニヤニヤしつつ
上空にひらりと身を翻して、これまた結構な速さで飛んでいってしまうんです このパターンは明日の新聞の一面行きだな・・・って思いつつ
俺の首元を掴んで前後にガクンガクン揺するゆうかりんを落ち着けます 落ち着けたら落ち着けたで俺も怒られてしまうのよねこれが
「余計な事するから変なトコ撮られちゃったじゃない!」なんて随分不服そう 俺はあれはあれで可愛らしくていいんじゃないかって言うんだけど
ゆうかりんは「何もわかってないんだから」とか言って今度はぷいっとむこう向いて家の中に戻ってしまうんだ 本当は全てわかってるけどね
最初から最後まで理解していてもゆうかりんは俺の可愛い恋人でしかないからね、間違ってないよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:39.77 ID:0i8el/0G0
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:42.59 ID:jDUrPd7Z0
10/13
ゆうかりんに封じられたい
ゆうかりんに禁止されたい
唐突に突きつけられるんだ 人差し指をびしっと伸ばして俺の方に突きつけながらね、張り切った声でだよ
「今日からえっちな事全部禁止ね」ってね いきなり言われても俺は状況をすぐには噛み砕けもしないし飲みこめもしないんだけど
ゆうかりんはしてやったりな顔してフフンって鼻で笑うんだ それはつまるところ夜の愉しみが無くなると言う事でいいのだろうか、
それはゆうかりんにとっても愉しみが無くなるんじゃないかな!って言ってやるんだけどゆうかりんは取り合ってくれなくて
「つべこべ言わずにとっとと寝なさい」って言って一人でベッドに入ってしまうんだ その日は久々に物足りない夜を過ごしたよ
こう俺もさ、老いてなお現役みたいなノリの生物学的なオスだからフラストレーション以外にもいろいろと溜まるものがあるわけじゃん
もちろんそれはゆうかりんに対する真っ直ぐな感情な訳だけども まあ吐き出せないってのも色々と困らせられるんだようん
次の朝も、その次もゆうかりんは自分の言った事を覚えてるみたいで、言われたことを真に受けてる俺の顔を見てまたフフンって笑うの
俺はなんとなく寝覚めが良くなった気がして妙にしっくりこない気分だよ 身体はラクだけどどことなく心身が物足りないね
禁止宣言された日からそんな話は一切しないようになってね、お互いに交わり方を忘れたんじゃないかって暮らしをしてたんだ
今日もゆうかりんが手をブンブンって振って人里にお勤めに行く俺を見送ってくれるんだよ 行ってらっしゃいのキスも無しにね
最初は困った気がしてたけど俺は俺でのん気なものでね、「ゆうかりんにも色々あるんだなぁ」みたいに半ば投げやりに考えていて
何百年も生きてればこういう時期もあるなぁって、そういう捉え方をしてたんだ だけど少し経って仕事中に植木鉢の上げ下ろしをしてる時に
なんだかすごい勢いでゆうかりんが来るんだよ 俺を見つけてそのまま真っ直ぐ俺に抱きつく ここ人里のド真ん中だけどそれでいいの
福本漫画みたいな狼狽え方をするギャラリーの目線に耐えつつゆうかりんにどうしたのかって尋ねるんだけどよくよく顔を見たら
これまた何故だか泣き顔なんだよ 色々と悪い予感がインパルスと共に俺の中を走り抜けるんだけどね、ゆうかりんが言う事には
「俺が浮気するんじゃないか」って事だって なんでも、初めは俺が困ってる顔を見たくて不純で純情な性交渉を禁止してみたんだけども
お茶友達のアリスさんとその話してる時に「別のところで発散するしかなくなるわね」みたいな事言われて可能性に気付いてね
怖くなって居てもたってもいられなくなって俺の所に飛んできたんだって 俺の仕事着のエプロンをぐしゃって掴みながら
「変な事言ってごめんなさい、今日はいくらでもしていいから浮気はダメだからね?絶対浮気はダメだからね?」って言うんだ
言われなくても浮気なんてする気は全然無いんだけどもとりあえず人の前で微妙に恥ずかしい事言うのはどうかと思うんだ
さっきまでざわ・・・ざわ・・・って言ってたギャラリーもいつの間にか目を細めてニヤニヤしてやがる畜生 わかったわかったって言って
とりあえず帰らせます なかなか折れないので「準備して待ってて」とか適当にそんな事を仄めかせてなんとか帰らせるんだよ
困ったのは俺ですなんていうかココに居辛くなった ゆうかりんの適当なイタズラ心は俺の心に恥ずかしい疵痕を残らせることになったね
まあやっぱり俺も俺でね 少しニヤニヤしながら少し帰り道の足取りが軽くなっちゃったりするんだ 本能的な生き物って事かな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:14:53.72 ID:jDUrPd7Z0
10/13
ゆうかりんに封じられたい
ゆうかりんに禁止されたい
唐突に突きつけられるんだ 人差し指をびしっと伸ばして俺の方に突きつけながらね、張り切った声でだよ
「今日からえっちな事全部禁止ね」ってね いきなり言われても俺は状況をすぐには噛み砕けもしないし飲みこめもしないんだけど
ゆうかりんはしてやったりな顔してフフンって鼻で笑うんだ それはつまるところ夜の愉しみが無くなると言う事でいいのだろうか、
それはゆうかりんにとっても愉しみが無くなるんじゃないかな!って言ってやるんだけどゆうかりんは取り合ってくれなくて
「つべこべ言わずにとっとと寝なさい」って言って一人でベッドに入ってしまうんだ その日は久々に物足りない夜を過ごしたよ
こう俺もさ、老いてなお現役みたいなノリの生物学的なオスだからフラストレーション以外にもいろいろと溜まるものがあるわけじゃん
もちろんそれはゆうかりんに対する真っ直ぐな感情な訳だけども まあ吐き出せないってのも色々と困らせられるんだようん
次の朝も、その次もゆうかりんは自分の言った事を覚えてるみたいで、言われたことを真に受けてる俺の顔を見てまたフフンって笑うの
俺はなんとなく寝覚めが良くなった気がして妙にしっくりこない気分だよ 身体はラクだけどどことなく心身が物足りないね
禁止宣言された日からそんな話は一切しないようになってね、お互いに交わり方を忘れたんじゃないかって暮らしをしてたんだ
今日もゆうかりんが手をブンブンって振って人里にお勤めに行く俺を見送ってくれるんだよ 行ってらっしゃいのキスも無しにね
最初は困った気がしてたけど俺は俺でのん気なものでね、「ゆうかりんにも色々あるんだなぁ」みたいに半ば投げやりに考えていて
何百年も生きてればこういう時期もあるなぁって、そういう捉え方をしてたんだ だけど少し経って仕事中に植木鉢の上げ下ろしをしてる時に
なんだかすごい勢いでゆうかりんが来るんだよ 俺を見つけてそのまま真っ直ぐ俺に抱きつく ここ人里のド真ん中だけどそれでいいの
福本漫画みたいな狼狽え方をするギャラリーの目線に耐えつつゆうかりんにどうしたのかって尋ねるんだけどよくよく顔を見たら
これまた何故だか泣き顔なんだよ 色々と悪い予感がインパルスと共に俺の中を走り抜けるんだけどね、ゆうかりんが言う事には
「俺が浮気するんじゃないか」って事だって なんでも、初めは俺が困ってる顔を見たくて不純で純情な性交渉を禁止してみたんだけども
お茶友達のアリスさんとその話してる時に「別のところで発散するしかなくなるわね」みたいな事言われて可能性に気付いてね
怖くなって居てもたってもいられなくなって俺の所に飛んできたんだって 俺の仕事着のエプロンをぐしゃって掴みながら
「変な事言ってごめんなさい、今日はいくらでもしていいから浮気はダメだからね?絶対浮気はダメだからね?」って言うんだ
言われなくても浮気なんてする気は全然無いんだけどもとりあえず人の前で微妙に恥ずかしい事言うのはどうかと思うんだ
さっきまでざわ・・・ざわ・・・って言ってたギャラリーもいつの間にか目を細めてニヤニヤしてやがる畜生 わかったわかったって言って
とりあえず帰らせます なかなか折れないので「準備して待ってて」とか適当にそんな事を仄めかせてなんとか帰らせるんだよ
困ったのは俺ですなんていうかココに居辛くなった ゆうかりんの適当なイタズラ心は俺の心に恥ずかしい疵痕を残らせることになったね
まあやっぱり俺も俺でね 少しニヤニヤしながら少し帰り道の足取りが軽くなっちゃったりするんだ 本能的な生き物って事かな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:15:02.80 ID:JYXoj5aa0
続けて

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:15:25.92 ID:jDUrPd7Z0
10/14
ゆうかりんと過ごしたい
ゆうかりんと楽園で二人仲良く暮らしたい
俺とゆうかりんがアダムとイヴって奴だね、この大地に存在する最初の生き物が俺とゆうかりんだなんて素敵じゃないか
どんどん子孫を増やしていこうよ この後に生まれる人と妖怪の差の無い新しい生き物が全部俺とゆうかりんの血から生まれるんだ
個体を増やしつつ適当にそこらへんに生ってる果実でも食べちゃったりして 俺とゆうかりんが裸で楽しくきゃっきゃうふふだよ
「あのさ・・・その実食べちゃダメなんだけど・・・」って言うのは神の役と蛇の役をいっぺんにこなせそうな山の神社の神様さん
まさか開始数秒で禁断の実を食べられるとは思ってなかったんだろうね どことなくしょんぼりしつつ俺とゆうかりんに話しかける
後ろのしめ縄もどことなくふにゃりとしちゃってる 威厳を保っていられるのは他に類を見ないボリュームの髪型のおかげかな
俺は条件反射的に謝ろうとするんだけどゆうかりんは「別にいいでしょ?減るもんじゃないし」なんて言いつつ果実を食べやすい大きさにして
俺の口元にスッと差し出すんだ 俺はそれをあーんってアホ面しながら受け取ろうとするんだけど直前でまたスッと避けられちゃって
そのままゆうかりんが口に入れるんだ、そして間髪入れずに俺に口移しだよ すっぱいフルーツは苦手だけどゆうかりんのおかげで食べられる
目線を前に戻すとゴッデスオブオンバシラさんがアチャーって顔してため息ついててね、バツが悪そうに額に手を当てて俯いてる
俺が「神様もコレ食べます?」って言って残りの果実を差し出すんだけど「いや、いい・・・」って言われた 神にも色々あるんだろうなぁ
もぐもぐしながら「なかなかおいしい果物ね」ってゆうかりんが言うの 俺はそれに「すっぱいから俺は嫌いだよ」って答えるんだ
そしたらゆうかりんも「そうね、酸っぱくてマズいかもね」って言ってね、俺が持ってた実の残りをぽいっと向こうに放り捨てるんだよ
その後はこういつもと何ら変わりないようにお互いにすりすり擦り寄ったり無駄にベタベタしてみたり ゆうかりんが俺の手を持って
自分のほっぺに当てたりしてね、「手ぇ冷たいわね」とか言うんだよ ゆうかりんが温かいんだよって言ってお互いに笑ったりして今日もぴんふ
そこらへんで空気の読めない神様が俺たちの間に割って入ってきてさ、ゆうかりんの怒りをお安く買いかねない展開になったんだけど
まあそこは俺が抑えてバトル演出に発展はせず んでみさえさんが「あんたらほんと好き放題やってくれてるわね・・・」なんて言い出すんだ
このままだと楽園を追放されることになるし、陣痛は痛いし労働しても思った成果は得られないしで大変な事になるらしいんだけど
べらべら言われてなんとなくうざったくなっちゃってね、どうやらゆうかりんも同じふうに思っていたらしくて二人で立ち上がって
「○○(←俺)が居れば別にいい」「ゆうかりんが居れば他はどうでもいい」って言ってやるんだ 完全に神様を呆れさせちゃいました
その後二人でぎゅっと手を繋いでね、適当な方向に二人で歩き出そうとするんだけど「あ、そうだ」ってゆうかりんが立ち止まってね
「ついでだからこれ始末しちゃいましょう」って言って神様の方を向いて日傘を構えるんだ お互い裸なのにどこから出したのそれ
なかなかの超展開に俺はゆうかりんに言ってやる事は無いかなとか考えるんだけど特に見つかりもしないからぼそぼそっと
耳元で「悪い子に騙されちゃダメだよ」って言ってあげるんだ ゆうかりんは「わかってます」みたいな顔してまた向き直ってね
馬鹿にされ続けて頭にきたらしい神様とゴゴゴゴゴって音を立てるんだ そうだなぁ、「聖なるものを犬にやるな」、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:15:38.09 ID:jDUrPd7Z0
10/15
ゆうかりんに隠し事をしたい
ゆうかりんに対して秘密を持ちたい
「女は秘密を着飾って輝くもの」みたいな適当な言い回しがまれによくあるじゃん でもそもそも俺女じゃないんだけどね
もし俺が女だったらさ、ゆうかりんも女の子だからなんていうか禁断の花園へ足を踏み入れる事となりそうだね
お互いにお互いの甘い蜜を舐めあったりボディに塗りたくったりするんだ、これは始まってるねなんかムフゥーって熱いため息が漏れやがる
さてさて唐突にゆうかりんに対して秘密を持ちたいと思ったんだけどね、今のところは秘密なんて1mmも無いんだよ
俺の事は全部ゆうかりんが把握してる 俺に心の窓があるとしたらそれを気分ひとつで開け閉めするのだってゆうかりんさ
好きな食べ物から利き手利き足、自分でも知らなかった性感帯まで全てゆうかりんという名のノートに書き連ねてあるようなものだね
隠し事とか今まで生きてきて一つもした事ないような・・・ あー現実世界に帰る帰らないでひと悶着したような?とかそのくらいかな
それに隠し通すような何か大きな出来事なんてなかなか起こらない訳でさ 結局のところ何も無いって事なんだなぁと思い返すわけだよ
最近になってめっきり寒くなった外を恨めしそうに見てるゆうかりんの横にすすすっと寄ってみてさ 適当につんつんしながら
ゆうかりんに隠し事ってあるの?って聞いてみました そしたら意外や意外、「え?結構あるわよ」なんて言って俺を見てニッと笑うんだ
俺がゆうかりんに全部知られているのと同じように俺もゆうかりんの事を全部知った気になってたんだ 勝手になってただけだったんだね
少しの驚きを喰らいながらほんと?なんて聞いてみると「女は秘密を纏うものなのよ」なんて冒頭の俺と同じような事言い出しちゃって
んでね、具体的に秘密の内容を聞こうとするんだけど「言っちゃったら秘密じゃないじゃないの」なんてまっこと正論を突きつけられて
それもそうかと一瞬納得しかけるんだけどそこは押し通すよモンスターペアレントみたいだよね時に強く出て時にゴネてみたりして
「今日のあなたはしつこいのね」とか言われつつも秘密を聞き出す流れにさせたんです やったねたまには粘ってみるもんだね
早速ゆうかりんの禁断の箱を開けさせてもらうよ ゆうかりんもゆうかりんでもったいぶって口からゆっっっくり言葉を出すんだけどさ
なんていうか、「実は私、昔は髪が長かったのよ。それもこんなくらい・・・」ってさ、俺の顔を見ながら手を振って表すんだけどさ、
うんそれ知ってます というより知らない訳が無かろうって言い切っちゃってもいいよね ゆうかりんは「えっ」て妙に驚いたフリ
それは腐る程知ってますそれに確か120年前くらいに「たまには昔みたいに長い髪もいいわよね」とかやってたのも覚えてるしね
ゆうかりんはちょっと引き気味に笑ってね、「あなた忘れっぽいから忘れてるかと思ったのに」なんて言いやがるんだ 自分で言うのも変だけど
記憶力はどちらかと言うといい方だと思ってるのにそりゃないよ 初めてゆうかりんに会った時の事だって覚えてるっていうのにね
ここで気が付く ゆうかりん適当な事言ってごまかし通そうとしてるんだ、本当の秘密は教えてくれないつもりなんだ、ってね
「そんなことないわよ」なんて言いつつも目線を俺から逸らすゆうかりん 図星なのか演技なのかはこれも秘密のうちなのかな
結局秘密があるのか無いのかって聞いたらやっぱりあるんだって 砕けた顔で「一生教えてやんないっ」って言いながら
ひらりと立ち上がって俺の横から離れるゆうかりん ちくしょうこうなったら一生かけて捕まえて何がなんでも聞き出してやるよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふ

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:15:49.29 ID:jDUrPd7Z0
10/16
ゆうかりんともふりたい
ゆうかりんともふもふしたい
だけどゆうかりんの感触はどっちかっていうとふにふになんだ ほっぺを引っ張ると伸びるんだよ
ちなみに唇の感触はぷにぷにです あんまり触ってばっかりだと露骨に機嫌を悪くしてしまうから取扱いには注意だよ
そろそろ冬物のお布団を出そうかってゆうかりんと話し合ってたんだ 羽毛の分厚いやつだよ これ一枚あれば寒くないよ
俺とゆうかりんがくっつき合っても余裕で全部隠れちゃいそうなデカい奴だよ 幻想郷の冬を超すのには適しています
ゆうかりんが「わかったから早く出してきてよ」みたいな態度を取るんだけどこの子は自分の手は絶対に汚さないと言うのか
汚れ役は全部俺が請け負ってやってもいいよとは思うけどこれはちょっと違うよね いいから立ちなさいゆうかりん
押入れの奥から二人でせーのって声を合わせて引っ張り出す 年を越す毎に少しずつくたびれてきているお布団の登場です
買い替えが先かクリーニングが先かーなんて考えてふと見てみるとゆうかりんの姿が忽然と消えてる事に気付くんだよ
あれゆうかりんどこ行っちゃったの?と思ったんだけどさ よく見たら出したばっかりのふとんが足元でもぞもぞと動いててね
めくって見てみたらゆうかりんが布団にくるまってなんだか楽しそうな顔してるんだ 俺の視線に気づいてニッと笑い返して
「もふもふー」て言い出すの 布団にくるまるだけじゃなくてぎゅってやったり顔を埋めてみたりね なんとなく布団が羨ましい
一応の立場上こらこらお布団で遊ばないのって言ってゆうかりんを引っぺがそうとするんだけどゆうかりんがなかなか離れてくれないの
ゆうかりんが顔を埋めたまま「このまま」なんて言うんだ 布団にしっかり掴まってるの 無駄なわがままっぷりを発揮するゆうかりん
仕方ないので海苔巻みたいにゆうかりんをくるんと巻いてそのままよっこいしょって持ち上げるの 布団の中からゆうかりんが
キャーだとかワーだとか言ってばたばたするんだ そのままベッドの上にえいって放り投げてやるんだよ ふーって息を吐いたら
ゆうかりんが布団からひょこって顔を出してね、「重かった?」なんて聞いてくる そりゃあ妖怪さん一人分持ち上げるんだから軽くは無いよね
って言ったら笑顔のゆうかりんが「重いはずないでしょ」なんて言いながら手を伸ばして俺の足を掴むんだよ まず俺を転ばせてから
ぐいーって引っ張ってねそのまま布団に取り込まれちゃうの ふとんむしのゆうかりんに俺が食べられちゃいました 布団の中で体勢を正されて
いつも寝てる時みたいな格好にさせられるんだ、丁度俺の胸元にゆうかりんの顔が来るような感じだよ 上機嫌そうににへにへ笑いながら
俺をぎゅってするゆうかりん、俺枕という奴です この体勢だと完全なお昼寝モードだね ホントゆうかりんてお昼寝好きだよねって言ったら
「違うわよ」って即否定されるの 「あなたと一緒に寝るのが好きなの」って屈託の無い言われるんだ、まったく俺を引き合いに出せば
お昼寝ばっかりしてぐうたらしてる事が許されるって訳じゃないのにね 世間のイメージより随分とダラダラしてるゆうかりんを
みんなに教えてやりたいような気にもなるんだけど、逆に俺の心にだけしまっておきたい気もするの この二択を自分に迫れることも
自分の置かれている状況の幸福さの証明でもあるような気がするんだよね そうこうしてる間にゆうかりんはいつもどおり勝手に夢の中へ
今思うと俺も随分ぐうたらだよね ゆうかりんに付き合って行動してるからそうなるけどね、やっぱり似た者同士ってことかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:16:10.52 ID:TS1wPor80
来ましたか

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:16:19.45 ID:jDUrPd7Z0
10/17
ゆうかりんと秋を楽しみたい
ゆうかりんと季節の移り変わりを楽しみたい
玄関を開けた外の世界、端から端まで咲き誇っていた向日葵も今はもう詐欺じゃない意味の引退詐欺のようで
みんながみんなこうべを垂れてしょぼんとしている この光景が自分にとっての「秋の到来」って事なんだなあって思うよ
そのせいで、どこか秋の風ってのは寂しい感じがするんだ 肌寒さの中にまた肌寒さを含んでいるような気がするんだよ
ゆうかりんは向日葵ひとつひとつに「お疲れ様。また次の夏に会いましょう」って声をかけるんだ ひとつひとつとは言ったけど
「ひとりひとり」の方が表現としては正しいってゆうかりんに注意されてしまう そこらへんが理解できない俺はまだまだなんだろうね
さて今日の昼、静葉さんに会いました 秋の神様のお姉さんの方です 俺とゆうかりんに気付くと高級ティッシュみたいにやわらかく笑って
ふよふよ高い飛んでる状態から地面にふわりと降り立って、そしてまた挨拶をしてくれるんだよ 神様らしかぬ上品さだね
他の神様は礼儀どうこう以前にずっと胡坐かいてたりとかパンチラポーズしてたりとかで色々扱いに困るんだよね 神もピンキリだよ
軽くお喋りをしたところ今は幻想郷全土の木々の様子を見て、紅葉のタイミング等を考えているところだそうで 結構大変そうなの
ちなみに妹さんは?って聞いたらそっちはそっちで里の人に毎日引っ張りだこで忙しいんだって 思ったより庶民派の神様だね
それはそれはご苦労様ですと幻想郷人からの立場で感謝をしたら「とんでもない」って言われちゃった 徳のある神様なのに腰が低い
ゆうかりんと俺と静葉さんとでただ立ちっぱなしで適当にお喋りをしてね 少し時間が経った頃にそろそろ行くと言い出して
また上空にふわっと浮いてね、手をふりふりしながら向こうの方に消えて行ったんだ 個性的ながらのスカートをなびかせながらね
俺は中を見るまいと俯きながら手を振り返したよ ゆうかりんに小突かれながら「見送ってあげないの?」なんて言われてね
なんとも答えようが無いから俺は黙ってプイと右を向いたんだけどゆうかりんが俺の左側から右側にとととっと走って回り込んで
そしてまた俺の顔を見ながらニヤニヤしているの 仕方ないから無視気味に歩き始めるよ、今日もゆうかりんとのんびりお散歩です
紅葉が完全に始まってはいないものの雨にぬれると特に臭いあれが、銀杏の木から落ちる、あの茶碗蒸しなんかに入ってるあれがね
ぽろぽろと落ちてるんだ ところどころ踏まれて割れてるのなんかあってやっぱり臭い そんなのを見たりしながらぽくぽく歩いててね
ふと思ったからゆうかりんに聞いてみる ゆうかりんも紅葉させるくらいできそうだよね、って 対象が植物ならばある程度の無理を通せるはず
そしたらゆうかりんも「まあ、できるけども」なんて答えちゃうんだサラリとね 神様なんて居なかったねというか要らなかったねって展開かしら
もしかしたらゆうかりんは神をも穿つ存在なのかもしれないよ でもゆうかりんは静葉さんは必要だと言うんだ、澄ました顔で
「やっぱりそういうのは専門家に任せた方がいいじゃない?」なんて言ってね、「ほら、餅は餅屋って言うでしょ」とか言うんだ
なるほどとどことなく感心してしまってね「蛇の道は蛇って奴だね」というとそっちは知らなかったみたいで「何それ?」と聞かれてしまった
同じ意味だよと告げるとそっちも納得してました 適材適所という言葉は幻想郷では非常に上手く働いて全ての生き物に当てはまってる気がするよ
ゆうかりんの右側は俺にとっての適所かな?そしてゆうかりんが適材というわけかな これも上手くいってるね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふふふ

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:16:30.11 ID:jDUrPd7Z0
10/18
ゆうかりんを無視したい
ゆうかりんをガン無視したい
ゆうかりんをスルーしたいゆうかりんをソウルスルーしたいゆうかりんをオーラソウルスルーしたい
右耳からゆうかりんの声を入れて左耳にそのまま「お出口はこちらですよ」みたいな感じで通して思いっきりスルーしたい
それこそ愛・地球博のハイパーコンベアマンモスのようにな 結局のところ何だったの?って思われるくらいがちょうどいいってことか
ゆうかりんが俺に何かを必死に訴えてくる 今俺は眼鏡をキュッキュする作業で忙しいっていうのに左腕にがっしりしがみついてね
そこを絞っても果汁100%のジュースは出てきませんよって教えてあげた方がいいのかってぐらい俺の左腕をぎゅーっとやるんだ
デキる男はレンズだけでなくテンプル部分全てにも気を遣うというのを体現しつつゆうかりんにどうしたの?って聞いてやる
そしたらアカンだかバカンだかって何か適当な事言ってくるの まあさっきどうしたのかって聞いたは聞いたんだけど聞いただけで
そのまま俺は流し聞きだよ ゆうかりんの澄んだ声は俺にとって最高のリラクゼーションを提供するBGMにもなりえるのさ
新品かと見紛うような外観になった俺の紫のキリン柄の特注の眼鏡 いつ見ても変なメガネだなぁと思いつつニヤニヤしていると
今度はゆうかりんが第二段階に入ってね 俺の身体をガックンガックン揺らしながら「話聞け〜」ってやるんだよ もうガクガクだよ
話を聞いてもらいたいならこの揺れをどうにかするべきだろうね 流石に首がもげそうな状況だと声は出せません
とりあえずゆうかりんになんとかさせてなんとか震度6を止めさせてね はいはい話聞いてあげるからねーって言ってやったら
「何よその言い方」って言ってぷうっとふくらむんだ そんなゆうかりんのほっぺを突っついたりして遊んでやったりすると更に怒る
そしてようやく話聞いてあげたんだよ ゆうかりんが台所の方をピッて指指してね 「ヤカンが大変な事になってるわよ」って言うの
そういう事は早く言えよ!!!!!!1って言いながら即効でコンロの火を止めたよ 背後でピーピー鳴ってたのはこれだったのか
すっかり忘れて放置していました 俺はてっきりゆうかりんがピー音入るような卑猥な単語を連呼していたのかと思ってスルーしてたんだよ
呆れた顔で「お茶淹れてくれるんじゃなかったの?」ってゆうかりんが それを言いだしたのも数分前の俺だったなそういえばね
さっきとはテンションを180度反対にしてゆうかりんに平謝りだよそれでもゆうかりんはつんとした表情を崩してくれなくてね
俺の事を困った顔で見つめながら「人の話と私の話は良く聞けっていつも言ってるでしょ」なんて言うんだ とりあえず反省したします
その後は滅多に飲まないハーブティーなんか二人で楽しんでみたり 「臭いね」って言ったらゆうかりんは「まだまだ子供ね」って言うんだけど
少しの間聞き続けたら「やっぱり臭い」って言いだして二人で顔を見合わせて笑ったりするんだ お茶を片づけた後の話なんだけどさ
ゆうかりんが妙に話しかけて欲しそうなオーラを出している事に気付くんだよ これはさっきの仕返しとばかりに俺をスルーするフラグだなと思い
「ゆうかりん俺の事無視したら嫌いになっちゃうからね」って先に釘を刺しておきました 両目に釘をブチ込むかのような華麗な言語殺法
とたんにオロオロし出すゆうかりんが迷子の子供みたいでかわいい 「そういうの反則」って言うんだけどそもそも反則って何かな?って言うと
うーって言ったまま黙るし 最終的には「うるさい!」って言って全部突っぱねられちゃうし あれあれ?無視しないの?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:16:33.93 ID:fXh+y4l7O
またおまえか
いいぞもっとやれ

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:16:40.61 ID:jDUrPd7Z0
10/19
ゆうかりんに甘えたい
ゆうかりんに甘ったるく甘えたい
もう幻想郷なんてどうでもいいやと思ってしまうとなんとなく気が楽になる それと同時にすごくゆうかりんが愛おしくなる
俺とゆうかりん以外のものは全てデリートキーで消してしまってもいいようなそんな自分勝手で排他的な考えになってね
いつもと同じように澄ましているように見えて、どこか俺の事を「なんか様子がおかしいな」程度に思ってるようなゆうかりんにね
泣きながら抱きつきたいんだ思いっきりだよ俺がエドモンド本田だったら大ダメージなくらい思い切り抱きついてやりたい
いい年扱いて泣くとさ、思った以上に大きい声が出てびっくりするんだよな こうね、ウエーンとかそういう声じゃなくて
ヴぁあああああ!っていう声がね、どこにそんな余力を残していやがったっていうような声が腹から喉からすごい勢いで出るの
俺もびっくりだけどゆうかりんもびっくりだよ びっくりしつつも馬鹿みたいに泣いて吠える俺を優しく迎え入れてくれるゆうかりん
「あーもー今度は何よー」なんて言いながらも俺を全く拒否する事無く、ホテルのシーツみたいに俺を優しく包んでくれてね
そして俺の肌を優しく撫ぜるの 俺はこういう時があってもいいとか自分に必死な言い訳しながらゆうかりんの胸に顔をうずめてね
思い切り深呼吸なんてしてみたりしてね 大きくゆうかりんを吸いこんで大きく俺を吐き出すようなイメージだよ
そしたら俺の中には俺はゆうかりんが残るわけじゃん?そして俺はゆうかりんになってゆうかりんの目の前に吐き出された俺が居る
ゆうかりんと俺がクロノスチェンジされたようなそんな錯覚だね もう俺とゆうかりんを両方コトコト煮込んでスープにしちゃってさ
くるくる、くるくると混ぜ込んで一つの新しいスープになりたい 下らない事ばっかり頭を回るんだけどやっぱりゆうかりんに甘えると落ち着く
困ったような顔をしつつも俺の頭なんかなでなでしてね「疲れてるなら夜は早く寝なさい」みたいな当たり障りのない事を言うんだ
それに対して今日の変な方向に剛情な俺が「寝る時間ももったいない、その分ゆうかりんにうずくまっていたい」みたいな事言ってやって
ゆうかりんを困らせてやるんだ 落ち着いて色々と思考が明瞭になってくるんだ、自分が下らない事で甘えてるだとかそういうのに
でも冷静になったアタマで考えて考えた結果もやっぱこれなのよね、ゆうかりんに甘えたいから甘える ということ
だから一旦ゆうかりんの身体から離れてね、頭にクエスチョンマークを浮かべるゆうかりんと向き合って、咳払いして、服の乱れを正して
自分のだけじゃなくてゆうかりんの服も直すよ 服をぴっぴっと引っ張ってやって俺がグシャグシャにした部分を元通りにするの
そしてまた咳払い、その後今正した部分をまたメチャクチャにするようにゆうかりんに抱きついて甘える 気を抜かずに全力でね
「あーもうだめだー」みたいな事を言いながらゆうかりんのふよふよ部分にうずくまると声が勝手にモゴモゴモゴってなってね馬鹿みたい
そのまま頭でぐいぐいしてやってゆうかりんをゴロンと寝ころばせる 目の前に出された餌用の牛を喰う虎みたいにね
ゆうかりんの身体を好きなようにぐいぐいもふもふしてやって自分の中の需要を満たすんだ 好きなように動こうとしたら
ガバッとゆうかりんに手を回されてお互いに抱き合う形になったりね この時期のフローリングは冷たいというのに俺とゆうかりんときたらもう
ゆうかりんに「甘えんぼさんね」って言われるんだ 俺はそれに「そうだよ」って返すだけ、いつも通りだね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:17:00.70 ID:jDUrPd7Z0
10/20
ゆうかりんと話したい
ゆうかりんと話し合いたい
「会話に花を咲かせる」って表現はなんともホワットアワンダフルな表現だと思うんだよ主にゆうかりん的な意味で
咲かせるも枯らせるもゆうかりん次第っていうのも重要なポイント 「言い得て妙なり」とは良くも言ったものだようるせえけどな
今日も適当なお菓子と適当なお茶、そんでもって適当な椅子とテーブルで適当な俺と適当じゃないゆうかりんでお喋りだよ
今回はちょっとばかり齧った知識で金平糖なんかを作ってみたんだよ 思ったよりもそれっぽい見た目になったから俺はある程度満足
お皿に乗せてテーブルの真ん中に置いてたら「あら魔理沙」なんてわかるようでわからない事を言いながら口に含むゆうかりん
ゆうかりん気に入ってくれるかなってどこか初心な心でドキドキしながら表情を窺ってたんだ ゆうかりんが俺の目線に気付くと
悟ったように優しく笑ってくれて「いいんじゃない?」って言ってくれた うふふその一言で全俺が救われたような気持ちだよ
ゆるりと優雅にお紅茶を口に含むゆうかりんの姿もニヨニヨして見てたら「見過ぎ」って突っ込まれてしまいました 反省はしないよ
このタイミングでぽろっと「ゆうかりんとお喋りするのはいいなあ好きだなあ」みたいな事を口走ったんだよ無意識の俺の口がね
自分でもごくごく自然にこんな言葉が漏れ出した事にちょっと驚く 当のゆうかりんは「へー、そうなの」みたいにそっけなく聞いてくれて
俺の向かい側で紅茶をマドラーでくるくるしながらね どこか恥ずかしい気もするけど俺は自分の言った事を自分で考えてみる
やっぱりね、ゆうかりんと喋ってると落ち着くってのがあるんだよね きっとこれはゆうかりんの身体から出るゆうかりん的成分の効果とか
ゆうかりんの姿だの声が俺限定で与える効果なんだろう 自分の体温よりちょっと上くらいの丁度いい温度のお風呂というか
干したての毛布の詰まった揺り籠みたいなそんな感じ、って全部ゆうかりんに言ってやったら「平和な人ね」って言われてしまった
「平和が一番だよ」って返してやると「退屈過ぎるのは嫌だけど」なんて悪びれるゆうかりん お互いにケタケタと笑い合うの
お茶のおかわりを準備するんだけどゆうかりんが俺の手からティーポットを奪うんだ で、注ぐ所だけゆうかりんがやるの、平和の体現だね
調子に乗ってゆうかりんは何が好きなのか聞いてみたんだよ ゆうかりんは口元に人差し指をやってちょっと考えるポーズをした後ね
ぽつりと「ここに座ってるのが一番いい」って言うんだ なんでも無い適当な椅子だよ お庭側の窓に面したテーブルセットの椅子だよ
どういう事?ってゆうかりんに間髪入れずに尋ねてみるとクスッと微笑まれてね、金平糖を一個つまんで指先で口に押し込まれる
俺の口に甘いのを一粒押し込みながら「あなたの正面って事よ、前を向くだけであなたの視線を独り占めできるでしょう」とかなんとか
俺を赤面させるのには十分過ぎるほど十分なセリフを言うんだ 阿呆な口を開きっぱなしであーとかうーとか声を上げる俺に
「無理して言葉返さなくてもいいわよ、大体わかってるから」なんて言ってね、にぃーって口元を引いて笑うんだよ 妙に楽しそうにね
その笑顔がまた俺を嬉しくさせるんだ 心憎いループだよやっぱりゆうかりんには敵わないなと考えさせられる瞬間って奴だよ
お日さまの位置が少し変わって、金平糖のが無くなってくる頃には俺も理解するんだ ゆうかりんの向かい側に座ってられるという事の意味をね 
大事に大事に噛み締めつつ、まあ今はゆうかりんの顔でも眺めようかなぁと思います 嫌がられるくらいがちょうどいいかな!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:17:27.16 ID:jDUrPd7Z0
10/22
ゆうかりんを観察したい
日々微妙な変化をし続けるゆうかりんを観察したい
ゆうかりんの表情を毎日見続けていてわかる事もあるんだ 本人は非情にふるまっているつもりでも
実は内心すごく機嫌がいい時とか、割と一発で見抜けちゃったりするんだ あとはその逆で笑ってるけど少し寂しい時とかね
そういう時はゆうかりんが望んでそうな反応を俺なりに考えて行動するの ゆうかりんの事を第一に考えてるから当然っちゃ当然だけど
それでゆうかりんは満足そうに「何言ってるのかしら、この人は」とか言ったりするのを聞いて俺もなんとなく安心すると言うか
さて今は早朝でね 太陽の傾きとかから考えるに、いつもより少し早く目が覚めたみたいなんだ この時期の朝は結構寒くてね
夏は豪快にお布団を蹴っ飛ばすゆうかりんでもちゃんとお布団の中に包まって寝てるんだよ 小さい寝息を立ててね
可愛いお口がちょっとだけ開いてるのが小動物みたいで可愛らしい 少し早く起きたとはいえ今から俺がやるべき事は
ゆうかりんを起こさないようにこっそりベッドの上から抜け出してゆうかりんのために朝ごはんや着替えや洗顔の準備をする事なんだけど
何故だか今日はそんな気が起きなくてさ 何をする訳でも無く布団の中で横を向いてゆうかりんの顔をずっと見続けてみたりする
カーテンを開けてないから光は差さなくて部屋も薄暗いんだけどゆうかりんの表情はたとえ真っ暗闇でも見える気さえするよ
少しうずくまるように体を丸めながら小さく呼吸して胸を上下させるゆうかりん ずっと見てても飽きるなんて言葉すら頭に浮かばなくてね
ゆうかりんの寝顔に俺の時間が奪われてしまったような気さえするんだよ 不意にその顔にそっと手を添えてみたいだとか
ほっぺを突いて悪戯してみたいとかいう気持ちに襲われるんだ だけど触れてしまったらゆうかりんが目を覚ましちゃうかもしれない
まさに神聖なる領域という訳さ こんなに近くにあるのに触れられない、生殺しって奴だね俺はそんなに我慢強くないんだよ
こう横たわる自分の頭の中でぐるぐると葛藤を巡らせながら、なおもゆうかりんの顔を見続ける んでさ、でさ、ここである事に気付くんだけど
よく見たらゆうかりんの目、しっかり閉じてないの、これ薄目なの 薄く開いた目の奥でじっとこっちを見てるの いやビックリしたよ
ビックリしてうわっっ!て言いながら身を引いたらベッドから落ちそうになってしまってさ、こっちもこれまたビックリだよ恥ずかしいね
「何やってるのよ」って言って身体を半分だけ起こすゆうかりん いや俺も同じ事言いたいんだけどね ゆうかりん起きてたの?って聞いたら
やれやれと言った表情で「誰かさんの鼻息が荒かったから目が冴えちゃった」とか言ってるの 全くどこの誰だよ鼻息荒いのは
そう言いながらも少しだけ身体をズラして俺にもっと密着してきてね ゆうかりんの顔が本当に目と鼻の先に着て少し心音が高まっちゃうの
笑いながら「人の顔ジロジロ見ちゃって、そんなに面白い?」なんて言って鼻と鼻でつんってするんだ 俺はしどろもどろになりながらも
「面白い」って答えたら「そうかしら?」だって で、そのまま俺の身体を抱き枕みたいにぎゅーっとするの 起きないといけないって言うんだけど
ゆうかりんに「今更?」みたいな突っ込みをされてしまうの もう俺はこの罠から脱出する術は無いみたいでね 仕方なく目を閉じて
抱き枕としての役割に身を任せる事にするんだ このまま寝たら次に目が覚めた時はだいぶお昼に近いんだろうなぁなんて考えながら
ゆうかりんのおぐしを梳かすように頭をなでなでとしたりするんだ 寒いからお布団から出たくないだけなんだよね?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:17:29.77 ID:StFJ+TyK0
いつもお疲れさんです

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:17:38.32 ID:jDUrPd7Z0
10/23
ゆうかりんと童心に帰りたい
ゆうかりんと子供の頃に戻りたい
とは言っても俺とゆうかりんの年齢が、俺がアンパンマン世代だった時に戻ってもゆうかりんは今と変わらない姿をしているだろう
何をとやかく言うつもりじゃないけど単純にすごいよねって事なんだけど、ゆうかりんはなんだか気に食わないらしくて
「そういう話はいいの!」って言って日傘で俺の頭をポガ!ってやるんだ 女の子ってのはみんなそういうものなんだろうか
腕を組んでべったりベタベタしながら人里におゆはんの買い物なんかに行くとね まあ人里だから里人がいるじゃないか
当然のように大人から子供まで居るわけで いやね、子供ってのはなんであんなに見るからに元気が有り余ってるんだろうね
まるで何か悪いものに憑りつかれたように、第三勢力に動かされるようにして走り回って遊んでるんだよあんな寒そうな格好で
そんなお互いキャッキャ言って走り回るだけで何が楽しいんだと思うんだけどさ 俺にもそういう時期があったのかなと思うと感慨深くなって
立ち止まってじーっと遊ぶ子供たちを見ていたんだ ゆうかりんは俺の腕をぐいぐい引いて「こら、とっとと歩きなさい」ってやるし
子供たちは子供たちで俺の顔を見てヒソヒソ話すしで思ったより踏んだり蹴ったりなんだ ゆうかりんに蹴られても俺は割と歩き出さなくてね
まあその後すぐにね、ゆうかりんがそろそろ怒り出しそうだったんで平謝りしながらついて行ったんだけどね ゆうかりんと並んで歩きながら
「童心に帰りたいね」なんて会話をするんだ ゆうかりんは不思議そうに俺の顔色を覗きながら「変なの」なんて感想を漏らしたりしてね
で、そんな事がさっきあって 今が丁度夜ご飯の時間なんだけどさ 出しておいたはずの俺の箸が無いんだよ ゆうかりんに聞いてみたら
「今日はそれ使って」って言って別のものを指さされる お客さんにお菓子をお出しする用のちっちゃいスプーンとフォークがあってね
いや今日の夜ご飯お魚なんだけど・・・とは言いだせずにゆうかりんの方を窺ってたら今度は自分の椅子をよいしょって持って
いつもの向かい合った席じゃなくて俺の椅子の横にぴったりとくっつけてきてね そして「あとこれね」って言いながら何か俺に付ける
こんなのどこで買ったのって思わされるようなベビーエプロンだね いやカッコ付けて言うのをやめるとこれはただのよだれかけだよ
自分で言うのも変な感じなんだけど確実に似合わない気がして身体がなんだかムズ痒くなるの ゆうかりんに何してるのって言ったら
しれっとした顔で「童心に帰りたいって言ってたでしょ?」って言うんだ 色々突っ込みどころはあるんだけど、なんというか童心に帰り過ぎです
せめて自分でご飯くらい取れる年齢でよかったんだけどな、なんていう少しズレた突っ込みが浮かんだ時点でもうゆうかりんのペースだね
ウダウダ言ったら言ったでまたどうせ「あんまりワガママ言わないの!」とか言われて押さえ込まれるんだろうから素直に従っておくの
ゆうかりんは俺があんまり反発しない事に安心したらしく妙にやわらかく笑ってね その後自分の箸でお魚の身をほぐして持って
お上品に下に手を添えて「はい、あーんして」ってやってくるの 冷静に考えればあの風見幽香にこんなことさせるなんて至上の贅沢だと思うんだけど
今の俺にとっては恥ずかしさでしかないの とりあえず池の鯉みたいに口を開けてやったらゆうかりんが優しく舌の上にお魚の身を乗せてくれて
そして俺はゆうかりんの顔を見たらいいのかまっすぐ前を向いたらいいのかわからない状況で適当に咀嚼して飲みこむ、こんな行為が続くんだ
「おいしい?」って聞くゆうかりんに頷いて答えてね ていうかフォークとか使わせなさい、まあゆうかりんが楽しそうだからいいか!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:17:51.46 ID:jDUrPd7Z0
10/24
ゆうかりんと着たい
ゆうかりんとお洋服を着たい
最近気づいた事があるんだけどさ、「ゆうかりんは何を着ても似合うなぁうふふ」と思っていけど実際のところそれは
「どんな服を着てもゆうかりんなら大好きだよほっひひ」みたいな感情だったって事にさ まあ、だからと言って何をするわけでもなく
今日もゆうかりんに軍服ブルマ着せようだとか背中飽きレオタード着せようみたいな卑猥な妄想を働かせてるわけです
この時期に毎度思う事があるんだけど ゆうかりんは厚着が似合うんじゃないかと思うんだ それもちっちゃい子みたいな
子供がお母さんに「寒くないようにね」って何枚も何枚も重ね着させられるようなそんな服 手袋に帽子に耳当てにとかそんなの
そういうもこもこの格好が似合うと思うんだ 想像してみろお前らゆうかりんの新たな一面をお前の脳に切り込むことになるんだぞ
さて そろそろ夜寒いから冬用パジャマを出そうと思ってね 冬服が仕舞ってあるカラーボックスをずいっと引っ張り出すわけよ
冬用のユニクロの薄いフリースのシャツをずっと愛用してるんだ寒く無くて肌触りもいいからゆうかりんの機嫌も損ねないよ
後ろからゆうかりんが来て「あら、それ久しぶりに見た」って言うんだ まあ1クールぶりというか一年ぶりだからね
俺も久しぶりに見たよーなんて言いながら何着か出すの 少し埃っぽい気がするかな?と思ったので一度洗濯しようかな
と思ってたら傍に置いたはずのシャツが無くてさ ん?と思ったらゆうかりんがもぞもぞ さっき出したばかりのフリースに頭を突っ込んで
もぞもぞしてるの で、ぽこっと頭を出したかと思ったら俺を見てニコッと笑って「あったかい」なんて言いだすんだ 腕は通してないけども
ゆうかりんには明らかにぶかぶかでね不格好だよ 俺がそれ汚いよって言って脱がせようとするんだけど子供みたいにイヤイヤして
「汚くない、あなたのだもん」とか言い出すんだよ だからこそ汚いってことをなんとかして教えてあげたいんだけど聞かないだろうなぁ
ほっぺですりすりしたりして感触を確かめた後にまた何かを思いついたように笑ってね 俺をぺちぺちした後に高らかに宣言するんだ
「今日から私のパジャマこれね」って いやそれ俺の、って言い返せないんだよね 満足そうに言うゆうかりんに
そしたら俺の着るのが無くなっちゃうよって言ったらこれまた当然のようにしれっと「私のでも着る?」って言うんだ無茶だよね
仕方ないので元の半袖の夏場のパジャマのままで寝る事を決意した俺だよ まあそこまで寒すぎるということもないんだけどね
ゆうかりんの身体はあったかいからね、いつでもぽかぽかしてるからね それが毎晩毎晩俺を逆抱き枕状態にしてくれてるわけだから
俺をわざと動けないようにする抱きつき方をしてくるあたりゆうかりんもいやらしいよね まあそんなわけだから大丈夫そうだね
で、ゆうかりんそれはいつ脱ぐの?って聞いたら「まだ」だって 俺としてはさっさと洗濯してしまいたいのだけどもどうしたら脱がせられるだろう
試しに手をかけてみたら身体をよじって逃げられたよ、直接ではどうしても無理だということなので必死に考えた次の方法に移るよ
ゆうかりんお風呂沸かすよ、ゆうかりんお風呂入ろう!って言うんだ 言ってから気付いたけど夜どころかまだお昼にもなっていない
そしたらゆうかりん目を細めて笑ってね、「がっつかなくても逃げないわよ」って言って 俺の鼻の頭を人差し指でちょんってするんだ
全くもうそういうつもりじゃないんだけどなぁ今日は俺が上手く働けてないというか空回りと言うかね、厄日なのかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:04.87 ID:jDUrPd7Z0
10/25
ゆうかりんと狩りたい
狩りと書いて「ハンティング」と読みたい、ゆうかりんと狩りをしたい
何のために狩りをするのかって聞く奴はよく職場学校家庭で「頭の悪い奴」扱いをされていたりはしないだろうか
誰のために狩りをするんじゃない、狩りってのは自分の内側に秘める熱い何かを満たすために行うものに決まってる
でもね、ここまで言っておいて何だけど俺の心には燃え滾るソウルみたいなものが1mmもないんだ これっぽちもないよ
ギラギラッシュくらい燃え上がってるのはゆうかりんだけです 何を思ったのか「面白そうな方法考えた」なんて言いだしてね
妖怪狩りするって提案するんだ この時点でうすうす感じてはいたんだ、なんとなく俺の身が危険に晒されるんじゃないかなって
ただゆうかりんがとてもノリノリで狩りだ狩りだって言ってるのをとても止める事が出来なかった なんか目ぇ輝かせてるんだもん
「たまには一方的にするのもいいわよね」なんて一人で言ってうんうんと頷くゆうかりん、その握りしめた拳の力強い事といったら
さてさて具体的な方法はこうです ゆうかりんにイチから説明させたんだけどさ まずこれは狩りというより「釣り」に近い物らしい
なんでも、餌を泳がせてそこに魚がかかったところを引き上げる、んだって 指先を宙に向けてクルクルーってやりながら説明するゆうかりん
餌まで用意したの?って妙に準備に余念がない所を突っ込んだんだけどさ 今度はその指先を俺の方にビシッと向けてね
「そうよ、こんなにピッタリな餌なんて中々無いわ」って言うんだ 本当は俺もこの時既に感づいてたんだけどさ、わざわざ聞いたのは
そうだよねー俺が餌なんていうベタな展開はあるわけないよねーって言う押し付けがましい意味だったんだよ まあ俺が餌だったんだけどね
というわけで夜の魔法の森 妖怪だの妖怪よりもおっかない何かだのがウロウロしている魔性の森だよ 空気も淀んでる
そこを一人で歩く俺、ゆうかりんの要望により無駄に薄着 「うわー道に迷ったなー早く帰らないとなー」なんて
さっきゆうかりんと打ち合わせして適当に数秒で決めた台詞を復唱しながらウロウロを繰り返す 本当は魔法の森とは言っても
何年も通ったり散策したりしてるからある程度道も覚えてるんだけどさ、それでも夜だとやっぱり怖い そして寒いよ上着があと一枚欲しいね
こんなあからさまな俺にひっかかる輩なんているのかなーと思ってたんだけどさ、居るんだなコレが いきなり背後から何かが飛び出して
暗闇でシルエットがコナンの犯人みたいなアレになってる対象がまっすぐ俺の方に飛んで向かってくるの で、ここでゆうかりん登場だよ
木陰から飛び出して満足そうに口元を引き揚げながらね、はしたなく足を引き上げてズドンと足裏で相手を捉えます ケンカキックだねこれ
「いい感触だわ、久々にナマモノを蹴り飛ばしたわ」なんて呟くゆうかりんが素でおっかない 相手も災難だよねゆうかりんに引っかかるなんて
蹴られて吹っ飛んで行った方向を二人でガサガサと探りに行ってみたりね そしたらこの時間帯ではある程度幅を利かせている宵闇の妖怪さんが
今にも白旗を振りそうな姿で倒れてたよ 「私が何をしたと言うの・・・」なんて言うんだけど狩りとはいえ思いっきり俺を食う気で突っ込んできたのにね
「食べていい物とダメな物の区別くらいつけなさい。あと、釣りにも気を付ける事」なんて勝ち誇った顔して敗者に言葉を浴びせるゆうかりん
相手が少しかわいそうに思えたので狩りってこんなんでいいの?って止めるつもりで聞いてみたんだ そしたら満足げに頷かれてさ
「悪いものじゃないわよ」なんて言うの それ狩りじゃなくて理由つけて何かを一方的に虐めたいだけだよね?害悪だよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:16.66 ID:1fMGvMle0
たのしそうだなー

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:18.54 ID:jDUrPd7Z0
10/26
ゆうかりんと落ちたい
ゆうかりんと地獄に落ちたい
地獄に落ちるって事は二人で何か悪い事をしないといけないね かけおちとかかな?
周りの輩の大反対を押し切ってゆうかりんの手を強く引っ張って、どこか遠いところまでかけおちしたい でもそこまで悪い事かな?って思って
すぐ忘れたりした そもそもゆうかりんだったら周りの反対を「許さない」と思うんだ 反対する輩が最初からいなかったりもしそう
簡単な話でさ、ピロートークって言うのかなゆうかりんと呼吸を整えながら適当なお喋りなんかをしてた時にね どっちからだったかは忘れたけど
「お互いどっちが地獄に落ちる事になっても一緒に行くよね」みたいな話になったんだ ゆうかりんとお互いに意見が一致したよ
愛を超えた絆が存在しているのかな、だとしたら非常に嬉しくてそれ以上に頼もしいね もう一生離れてやらないんだからね
「地獄は厳しい所よ、あなたは耐えられるのかしら?」とか言いながらゆうかりんが俺の胸だの腹だのを指先でくりくりってするんだ
俺はゆうかりんが居れば何だって耐えられるに決まってるって返すんだ 軽く笑われて「すぐ泣きついてきそうだけど」なんて言われちゃうけどね
例えば定番のイメージにある「釜ゆで地獄」とか 顔面をグツグツのシチューにされるまで熱いお湯で煮込まれる厳しい地獄だけど
ゆうかりんがずっと手を握っててくれたらすぐ終わりそうな気がするよね これはさっき言った力強いような頼もしいような感情じゃなくて
うわぁゆうかりんの右手スベスベだ頬擦りしたいよウフフフフって意味だよ そんな事考えてたら地獄の刑罰とか終わってたなんてありそうだね
針山地獄なんかもあるね そんなのでチクチクされるよりもテンションが高い時のゆうかりんの責めの方がキツいですよっと
そもそも「針」っていう「無機物」が相手ならまだいいよね相手が有機物だったりしてねゆうかりんが生成した奴でね色々とすごい形相で
ここまで考えて気分が悪くなったのでやめた 大きくフゥと息を吐くとゆうかりんが「どうしたの?」って聞いてくるんだ 身体をちょっと起こして
俺の顔を覗きこむようにしてね 何でも無い訳じゃないんだけどなんでもないよって答えるのは人が人であるからの癖なんだろうなぁ
こんな話をしてたらさ ふと「地獄極楽温泉」っていう単語が浮かんでね その後マジカルでバナナな連想ゲームのように頭で繋がって
「地底でも行ってみる?」「いいわね」なんていう展開になりました 割と思い立ったら吉日生活的なノリですぐシャワー浴びて着替えて
そしてひょうひょうと足取り軽く地下への大きな入口に赴いてみたりなんかしてね 入ってすぐに会った気さくな土蜘蛛の女の子に
「こんな遅くに人間が何しに行くんだい?」みたいな事聞かれてさ まさか「思い付きで」なんて答えられないなぁと思ってね 
ゆうかりんと声を合わせて「観光」って答えたんだ 逆に怪しい気もするけど間違ってない気もするよね その後適当な道に入ったり
栄えてる通りを練り歩いたり地霊殿の主と何も言葉を交わさずに思考を読み取られたりしてね ダイナミックな夜のお散歩になりました
「本当に思い付きだ・・・思い付きで来るような場所では無いと言うのに」って不機嫌そうな目でじっと見つめられて言われてさ ゆうかりんは
「思い付きでここにお花畑を作ってやってもいいのよ」なんて返すの 地霊殿のペットさん達がノリノリでやれー!やっちまえー!って言うのを
必死に止める主さんが中々苦労してる感じだったね そのうち花の種でも持ってきてやる、なんて社交辞令を交わしつつ
ゆうかりんとまたゆるりとどこかへと歩いて行くんだ この地獄は結構マシだね、それともゆうかりんと一緒だからかな?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:27.32 ID:YG9P7yeHO
毎度お疲れさま

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:30.24 ID:jDUrPd7Z0
10/27
ゆうかりんと作りたい
ゆうかりんを作りたい
いや、別に何もそういう生々しい話をしているんじゃないよ、全年齢だよ全年齢
ぼーっとしてると突如として頭の中に下らない事が浮かぶよね こんな電波飛ばした奴誰だよ出て来いよみたいな
そんな電波が飛んできても受信しなければいいだけなんだけどいかんせん暇を持て余してるような時は自動受信になってるみたいで
さっきから「はんぺんのふにふに感とゆうかりんのふにふに感は似ている」という一連の文章が俺の中をグルグル駆け回っているの
ゆうかりんがふにふにだっていうのは他の誰よりも理解している、しかしはんぺんはどうだ?はんぺんってあの白い奴だよね
はんぺんを使う料理っておでんぐらいしか思いつかないからどうしても具体的に思い描けなくて少しの間悩んでしまうよ
悩みながら視線をあっちにやったりこっちにやったりしてたんだけどさ ゆうかりんが何かに気付いたみたいで俺の顔を右手で掴んで
ぐりんって自分の方に向けるの 「キョロキョロしないの」って言いながらね、俺の視界に映るように思いっきり笑ってさ
俺はそんなゆうかりんのほっぺをちょいちょいと触ってみる うん、やっぱりふにふにだ いつも通りのお肌の反発具合だよ
ゆうかりんが「んー?」って子供みたいに言って首を傾げるんだ そんなゆうかりんに声をかけるよ、お買い物に行くよってさ
俺が何もいってないからどういう展開なのかを理解できてないゆうかりんは「今日のあなたは随分行動的ね」なんて言いながらも
立ち上がった俺の後ろをついていくんだよ で、右手にお買い物バッグ、左手にゆうかりんを装備して人里までお買い物へ出発だよ
狙うははんぺんただ一つ あーそうだね他にお野菜も買っておでんにしようかな ゆうかりんにおでん好き?って聞いたら
「あなたよりは嫌い」って答えられた 比べる対象があまりにもアレ過ぎてちょっとどのくらいの評価なのかがわかりづらいようふふ
さてさて適当な加工食品売り場ではんぺんを発見したよ 指で袋の上から突いてみると、これは確かにふにふにしている
思ったよりもしっかりとして、それでいてある程度俺の指を受け入れるふにふに感、これは確かにゆうかりんに近いのかもしれない
なかなかはんぺんも捨てたモンじゃないなぁと思いつつ袋の上から強引にもいんもいんしてたらさ、圧力で袋が破けてしまって
そして間髪入れずに「あなた何がしたいわけ?」って冷めた目のゆうかりんに突っ込まれたりするんだよ 子供が悪戯で
爪楊枝でパックの肉や魚に穴開けるってのがあるじゃん、育ちの悪いお子様がやる奴 あれは保護者が自主的に購入しないといけないんだよね
今の俺もそんな気分だよこれはお買い上げしないといけなくなった 元々買うつもりではあったんだけどなんだか負けた気分になるのは何故
そんな俺をほっといてゆうかりんがはんぺんの袋を手に取るんだけどさ、何かに気付いた顔で必死に俺の手をぐいぐいってやるの
何を言うのかと思ったら「ねえねえこれすごい柔らかい」って言って袋の上からはんぺんをつんつんしてるんだよ 畜生同じ電波だそれ
俺とゆうかりんを一気に同じ電波で洗脳するなんて、これは幻想郷広しと言えどもなかなかできない行動だよ危険を感じるね
ゆうかりんの威厳をある程度尊重しつつ俺も一緒になってつつく やっぱりふにふにしてるんだ ゆうかりんが妙に楽しそうだからね
「何かの感触に似てない?」って答えを期待して聞いてみる そしたら少し悩んで「人間の腸?」って言うんだ ダウトだよ!ダウト!ね!ゆうかりん!
うふふふふふ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:40.67 ID:jDUrPd7Z0
10/28
ゆうかりんに習いたい
ゆうかりんに技を習いたい
「別に技とか無いんだけど」って言うゆうかりんから無理やりにでも技を聞き出したい
初代当主ワタガ様に身体を張って技を引き出して、それを流派として確立させた二代目当主ヲミソ様のようにね
俺は食い下がらないで聞くよ だからさっきの野良妖怪さんを追い払ったのはどういう技なのかってね
追い払ったというか吹っ飛ばしたっていうような気もするんだけどあえてそこは目を塞ぎましょう 細かいことはいいんです
ゆうかりんは少し困惑した表情を見せつつも、なんとなくそれっぽい腕の組み方をして俺の質問にちょっとずつ答えていくんだ
「だって・・・ここをこう殴るとああなるでしょ?」って言うんだ 言ってからゆっくりとフリをして見せてくれるんだ
俺のお腹の所にグーにした手を当ててね、「ここをこう、エイッて」とか言い出すんだ ハッキリ言うよ、全然理解できない
そもそもさっき俺の目の前で見せたのはそういうのじゃないよね 草むらから飛び出してきた妖怪のようなものに
一瞬でゆうかりんの手が伸びてさ 当たったと思ったら何か逆バンジーでもしたのかのように思いっきり無効に吹っ飛んでって
その後怖い顔で「汚い手で触れないで、これ私のだから」とか言ったじゃないか どこでも「エイッ」て掛け声は出てないのがポインヨ
ゆうかりんは「そもそも技じゃない」って事を主張するんだ ただ殴っただけだって、俺に向かって何かが来たから殴っただけだって
普通にPボタン押しただけであんな風に吹っ飛ぶわけないじゃないか、っていうのが俺の主張だよ ワンボタン無敵みたいなものかしら
ちなみに今のは何割程度の力ですかって聞いたら「ゴミを掃うのに力は要らないでしょ」ってこれまたサラリと言われてしまって
底の見えないゆうかりんというなの黒い海に俺は妙な興奮を覚えちゃったりね もっと聞きたい事があるはずだったんだけど
ゆうかりんは俺にそんなものよって言い放って話を切って歩き始めちゃうんだ 俺はその後をヨタヨタとついていく、お散歩の途中だったんだよ
そういうのより身体を鍛えたらいいんじゃない?って言われてね、そうかもしれないなんて思い始めてしまったりするんだ
お散歩もトレーニングに入るかな、って言ったら「これは遊びだから」って返される ゆうかりん今のはマジレスって奴かなうふふふ
ゆうかりんもあまり俺自身が攻撃要素を持ってないって事は良く思ってないみたいだからね、そろそろ俺も非想天則参戦レベルにならないと
何かこう常識のレールから完全に脱したような強さを得てみたいね 人間だけど人間じゃなかった!みたいなイケメンになりたい
でもトレーニングって正直なところ面倒だよね、そんなに暇があるわけじゃないし結構無茶なのかもしれないと思っているところ
ゆうかりんが鍛えてくれればいいとも思うんだけど超ハードトレーニングになりそうだよね 死の淵から戻ってくるとパワーアップみたいな
そういう系の後付設定が無かったらうまくいかないと思うんだ だからもうちょっと地道な鍛え方がいいんだけど ってここまで言ったら
ゆうかりんが立ち止まった後俺の背中にもそもそって乗ってきてね、おんぶの形になるの そして「このまま歩け」って言うんだ
付加をかけたトレーニングって奴だね足をピキピキ言わせる気だね でもこれトレーニングというよりはゆうかりんの柔らかさが体に以下略
強くなくてもいいからもっとたくましく生きていきたいね!でも一人でも平気だけど二人の方がいいでしょ?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:42.75 ID:hQKr5nsHO
純粋にすげえな

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:18:56.29 ID:jDUrPd7Z0
10/29
ゆうかりんとながしたい
ゆうかりんとなみだをながしたい
さわっちゃだめだよっていったのにゆうかりんがぼくのだいじなのをさわったから つくえのうえからころんところげて
じめんにおちてわれちゃったんだ ぱりぱりになってこなごなになったの さっきまでぼくのだいじなのだったのに
ぼくはゆうかりんがいけないんだよっていった そしたらゆうかりんはわたしわるくないもんっていってないたんだ
あんあんこえをあげてないたの ぼくのをわったのにゆうかりんがないたんだよ そしたらぼくもかなしくて
ゆうかりんといっしょにわんわんないたの ふたりでないて ないてないて おそらにむかっておおごえでないてわめいて
きづいたらなみだがたまってみずうみができた なみだがどんどんたまってきてぼくとゆうかりんはぷかぷかとういていたんだ
ゆうかりんはまだひっくひっくってないていたんだけどぼくがみぎてをぎゅってしてあげたらなきやんで そしたらなみだはとまるんだよ
きゅうにみずがしたにおちて ぼくとゆうかりんもしたにおちる ゆうかりんのなみだはとまったけどもはなみずがびたびただったの
それをふくのすそでふきふきしたらいつのまにかぼくとゆうかりんはおすなばにいたんだ あしもとですながさくさくといって
てんじょうはどこまでもたかくって かたほうのくつがどこかにいったみたい もうひとつはすなにたべられてぼくをみていたので
ほっといてゆうかりんとあるきだした むこうがくろくてこっちがあかい ゆうかりんはあかいほうがすきだっていったからこっちにいくの
ぼくのたいせつはもうここにはないけどあたらしいたいせつがこっちにあるかもしれないからがんばってがんばるよ
ゆうかりんはわがままだからやっぱりあっちっていうんだけどぼくはわがままじゃないからこっち あかのあとはあおでした
よのなかでもっともすみわたっているものはなにかってきかれたら いっしゅんとまどってしまうだろう だけどもすこしかんがえたあとに
くうきとかみずとかってこたえるでしょう それはおとだってこたえたらきっときみはえらいひとやえらそうなひとにきにいられるとおもう
でもそういうのはつまらない なんどかんがえてもつまらないのでやっぱりいまはあるきすすむしかない みぎあしにまかせてね
あおのつぎはみどりでした ゆうかりんはここしってるってぽつりというんだけどぼくはしらない しらないけどきらいじゃないよ
ここにはなにもなくて あしもともすなじゃなくてつるつる なんとなくそれがいやだったからぼくははやあるきをするんだけども
ゆうかりんにてをひいてとめられるの そしてはいってはんかちをわたされてなみだをふきなさいっていわれる これもしらなかった
ぼくはなみだなんてながしてないことにしてあっちにあるこうとするんだ でもどういうわけかぼくのむいているほうにゆうかりんがいる
あっちをむいてもまたゆうかりんがいるんだ ゆうかりんがたくさんなのはいつものことだからなんともないよ だってほんとうはいないもの
でもどこかあたたかい げつようびのあさのあたたかいさむさがぼくをおそってめちゃくちゃにしようとする ひっしにていこうしたけどもだめで
あしからふわっとあらわれてしまうんだ めをとじるてもやっぱりぼくのまえにはゆうかりんがいて なにかをいってるみたい
ほんとうにたいせつなものってなにっていわれても ごめんねぼくもあんまりわからないんだ たいせつなものなんてないんじゃないかな
めをあけたらまたすなで あかいほうがとおくにみえて ゆうかりんはいなかったの だからぼくはこっちにいくよ ね!ゆうかりん!
うふふ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:19:06.73 ID:jDUrPd7Z0
10/30
ゆうかりんと昔話をしたい
ゆうかりんと昔話に花を咲かせたい
「こんな事あったの覚えてる?」なんて言われないと思い出せないレベルの話を延々として時間を潰したい
記憶力は良くも悪くもないと自分では思っているよ それでもゆうかりんの可愛い笑顔なら絶対に忘れないんだ
ゆうかりんはたいていの場合は俺に笑ってくれるから、最終的にはどんな事でもある程度覚えてる事になるね 記憶力いいのかな?
俺とゆうかりんには思い出がいっぱいだよ それこそ夏場に隙間なく埋めるように咲く向日葵の数ぶんだけ思い出があるよ
機嫌のいい時のゆうかりんがさ、俺の方に寄りかかりながら思い出の話をするんだ 俺の心のドアをノックも無しに開けるようで
それでいて静かに不安を与えないように入ってくるようでもあるの まあゆうかりんだったら土足で入られてもいいんだけど
あっちにある大きな大きな妖怪の山だとかさ、向こうの洋館だの湖だの 不自然に開いた地下世界への入り口だの、
観光会社ができたらどういう風にプランを立てるかで困ってしまいそうなくらい、幻想郷には割と見るものがあるんだよ
でもそういうのも全部行った事あるからね 言い方を変えると、どんなところも俺とゆうかりんの足が踏んでる、足跡を付けてるんだ
無駄に誇らしい気分になるよね 俺とゆうかりんの知らない場所は無いって事だよいろんな意味で赤裸々だね
ふと、ゆうかりんが思い出したように夢幻館の名前を出すんだよ 変な場所に立っている、ゆうかりんが昔住んでいた立派なところでね
今はエリーさんらに譲り渡して俺とこの家に住んでいるんだ 向こうに住んでた頃の話は全く俺が知らない時代だよね
だから話し始めようとするゆうかりんに最初に釘を刺しておくんです、わかんないよってね でもゆうかりんはそうじゃないと言うの
「知らないから話すんでしょう?私の全てを知ってもらいたいもの」って言うんだ それもサラッとだよ、サラッと言いやがるの
そんな微妙に深く長い発言に俺は少しばかりモゴモゴとしながら決意を固めて自分の非を認める そしてお話を聞いたりするよ
エリーさんは働かないだとか、向こうには植物が気持ち悪いのしかないとか、ああ見えてあの世界の空気は寝心地が良かったとかね
俺は適当な顔して話をふんふんと聞くんだよ 聞いてみるとやっぱり俺の知らないゆうかりんもあるんだなぁという気持ちになってきてね
どことなくムズムズする感じがするんだ 一通り話し終えた後にゆうかりんは「あなたともまだ数百年しか一緒に居ないのね」って
ぽつりと言い出す どういう意味かなーと思うんだけどさ、「もっとずっと一緒に居るんだと思ってた、最初から」って続けて意味を理解する
俺も同じ気持ちだからね、って言ってゆうかりんの肩に手を回して抱き寄せてみたりなんかしてね ゆうかりんは笑って返してくれる
実のところを言うと俺にはゆうかりんに言ってない事があるんだ 俺が幻想郷に落ちてくる前の事をだよ 何かが崩れるのが怖くて
なかなか言い出せないんだ、踏ん切りがつかない でも今日のゆうかりんに感化されて、今ならロックを解除して言ってしまいそうだね
どんな結果がついてくるのかはわからないけどこれはケジメかな どっちみちいずれは言わないといけない事だからね
思い出とスーパーのビニール袋は似てるよね 何か買うと必ず付いてくるもんアレ そしてちっちゃく畳んでもなんだかんだで溜まるのよ
まあそれが溜まるのも「俺とゆうかりんが一緒に買い物に行ったから」って事なんだよ、つまるところはそういうことです ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:19:18.69 ID:jDUrPd7Z0
10/31
ゆうかりんと日記を書きたい
ゆうかりんを日記に書きたい
ゆうかりんには絶対に見せないようにして毎日毎日ゆうかりんの事を日記に記したい
夜、ゆうかりんが人のパジャマを晩年の恨みとばかりに引っ張って俺を抱きしめながら眠りについた後にね
そこで俺の隠れた日課が始まるんだよ ベッドの上の小っちゃい電気スタンドを反応させて、ゆうかりんが起きないように
明るくなる方向を調節してね それと同時に俺はゆうかりんの両腕両足の支配からなんとかして抜けだして、
ベッドの下に手をやるんだ ベッドの下なんて隠し場所の定番だよねベタベタだよね 一冊の厚い本があってね
タイトルとか帯とかは全くついてなくて、表紙も単色で、見た感じ全然面白そうに見えない本なんだよ まあそれはつまるところ
俺の日記帳な訳なんだけども 思いついた時から始めてて、ずっとずっとゆうかりんにバレないように書き溜めてる日記だよ
スタンドの電気がついてるとは言っても暗いこの寝室でね、まずはどこまでペンを走らせたかなーとパラパラめくって探すの
で、空白の行を見つけてね そこにまず今日の日付を書くんだよ その後は寝る前までに、今日は何があったかなーなんて
少しずつ少しずつ思い出しながら書いていくの 今日も今日でゆうかりんが可愛かったですっていうのはいつも通りなんだけど
その他にも書く事がいっぱい湧いてきてね、ふと「自分は本とペンに操られて日記を書かされているのではないか」と思ってしまうくらい
あるいは、もしかしたら俺を操ってるのはゆうかりんかな、とか思いながらゆうかりんの寝顔を見るの 全く緊張の無い顔をして
軽く優しく胸を上下させてる 全く、無意識のうちに寝返りさえ打たなければこれより素晴らしいものを知らないよ俺は
今日はゆうかりんがお外で日傘をガッシリと持ってぶんぶん振り回しててさ、まるで野球の素振りを思わせるかのような姿で
「何してるのゆうかりん」って聞いたら「うーん・・・肩慣らし?」なんてまたも野球みたいな返し方をされた事とか思い出して
それを思い出した通りに本に書き込むんだ 暗い中で文字を書き込むのって不思議な感覚、文字が本に吸いこまれるような
食われていくかのような感覚さえあるよ 最近は強い妖怪に喧嘩を売る事も無くなってだいぶ暇だとぼやくゆうかりんに
何故喧嘩を売らないのかと聞いてみたところ、「帰りが遅くなるとあなたが面倒でしょう?迎えに来させるのも悪いわ」なんて言ってね
どことなく俺を気遣ってくれてるような発言を口から溢すんだ そういうのも、しっかりと自分の中で理解した後、わざと味気ない文章で
短く区切って文末に。をつけてやるんだ 一通り書いた後は一度も文章を読み返さないで、またもぞもぞと定位置に戻ってね
片手で電気をカチッと消して、ゆうかりんを少し抱きしめ返したりなんだりしながら俺も夢の世界にゆうかりんを追っていくんだよ
もちろん日記帳はベッドの下に戻してね ゆうかりんが気まぐれでお掃除なんかしちゃったりする時にバレる危険性があるのかもしれないけど
バレたらバレたでいいというか、腹をくくってるというか、隠しているだけで何もやましい事はしてないんだからって開き直ったりするだろうね
ゆうかりんは見たらどんな反応するのかな?一度見てみたいという下衆な欲求も出てきちゃったりして困るよ ゆうかりんは尽きないね
これからも一生ずっとずっと何か書いていくんだろうな、ゆうかりんがいるから俺の指は止まらないんだよ、罪な奴だね ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:19:32.04 ID:QJ+GhqimO
お疲れ様です

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:20:05.99 ID:I0noJ6Gm0
まだ1ヶ月か 先が長いな

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:20:39.27 ID:jDUrPd7Z0
                       _.:::-─::──-...、
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              /:::::::::::::.{::|::::{::::ハ::::ソ::::ト、::::ハノヽ::::}::::ハ:::::::::ヽ:::::ハ
              :::::::::::::::|!::ハ| ヽ:::ノ ヽァ==ミ、:::::::',:::::::}::!:::::::ヽ
.             '::|::i:::::::::|ハノ jノ  乂 〃て::ら ア:::::::::}::::ハ::!:::::::::::ヽ
             {::::|::::!:::::::::{,ィち::ハ ノ    弋ソ ハ:::::::|ノ::::リ:::::::::::ヽヽ  ゆうかりんが可愛すぎて生きるのが楽しい!
.            !::ハ::::ヽ::::ハゝ弋ソ          } ノ:::::::::::::::::::::::::ヽ}  生きててよかった!ゆうかりんありがとう!
            jノ__ヽ::::\ゝヽ    、        jノ::::::::::::::::/:::::ハ:::;}!
           r‐<ヽf´`、ヽヽ::ヘ    _ _,    イ::|:::::::::::::::イ:::::/ }ノ
         /´ヽ /´ ヽ ` ¨ヽ::` 、        ..イ |::::!:::::::::::/::!::./
.        / ´ゝ {_ノヽ     ヽ:::::≧=- .._.. ´_ノ}::::!ハ:::::.{::::jノ
        {  }  /  ヽ    `ヽム-=イ{|!}´   ト、リ::}__!_
        |  !  ヽ__  ゝ、    ',   」⊥!     >####ヽ、
        ,'  ノ   _Y_,ィ`ヽ   ', /-‐-|!__〃´#/´  \#'、
.       {   ィ‐'´   /   ハ   } 〉‐‐〈|   /##/      `j'
       人__/ {   ,イ  /##}_ /ヽ'  / |_/##/        |
      / /   |  / .} //´     .ヽ /,.イ}ヽ#/ -─'      |
.      { /   ∧ / | ∧        人/###|#/          ,
      Y    / .V ./ {#;ヽ__ -‐'´  }####:/           /
       |  /   ヽ  !##;ヽ      |__##/        /
.       V´     }  八####ト、     ヽヽ       /
.       }/     |   ハ;###| ヽ     } ハ     /


44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:21:23.48 ID:jDUrPd7Z0
             _,.. -‐、,r=―‐- 、,._
           _,.''´:::::::::::::::_,,..::-─-、::::`ヽ.
      、__,./"´ ̄`::::::::´::::::___::::::::::::::::::::':,
        ヽ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_/::`|::::::::::::::::::!
       ノ::::::::::::::::::__::〈:::::::::|ィ'Tてヽ∨:::::::::::: |
        /:::::::::,|::::::´::|__ハ:::::i  l、 り |::::::::::::::人   ←冬コミは寒いけど例大祭の時期ならあったかいんじゃないかと考えてる俺のゆうかりん
.       〈:::::::::::八::::,ィ´「,ハ jノ  ´ ̄ "゙!:::,ハ:::/::::::\   かわいい
       )イ:::i::::ヽ八 j_り  ,     /∨:::i/::::::::::::::ヽ
          レ'^〉:::::ハ"    _,. '  |:::::::::::::/:::::::|:::::::〉
           /::::;'::::::ト、   /) _/!:::://::::::::::,!::::/
.        〈:::::i:::::::;レ|`ア´∠て__ィ|/>ァ─<∨
          )ノヽ::::| /  -‐'"´ノ /´/     ヽ.
            >i´     _ノ´|/:;/       ハ
          ,イ:;:;/ ̄`ーくrェ''´:;:;:;:〈/ /    /
          / /´ ̄丁ヽ_/ i:;:;:;:;:;:;:Y/      〉
         | /        〉 .|;:;:;:;:;:;:;ゝ、   __,,. ノ
.         〉    // イ;:;:;:;:;:;/      /
         /    / /ヽ,ゝ、_;イ      /
          i        / /    ̄`ヽ.  /



45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:21:51.66 ID:MjxDgtE6P
このスレ「ゆうかりん」をNGワードに指定したら凄い見やすくなった

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:22:18.22 ID:HnYQzdPb0
今月も乙

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:22:25.87 ID:jDUrPd7Z0
  i       i          /     //       ./
        |         /      ./      /
  |      |         /       /     /
 .|         ,,,______          /    /      //
 |    ,. -::‐:"´::::::::::::: `":::ヾ、                 ./
   , ::'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丶、             /
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/:::::::::::/:::::::/::::::::::/|::::::;i::::::::;:::::、::::::::ヽ.
'::::::::::/:::::::::::ハ;ゝ、/ |:::/ |::::/:|:::::::';::::::::::',
:::::::::;':::::::::::7´ ト `ヽ|/ |:::/ .|::,.ィ |::::::::::::', - ─ '''' "   http://www.nicovideo.jp/watch/sm12470455
::::i::::!:::::::::/|  |  り  レ' 7´|`iヘ::::i::::::::i
::ノ::::|::::::ノ| `'ー ``"´      ! リ | !:::|::::::::;ゝ ________
〈:::::ノ/::⊂⊃      '  ` ´ /ヽヘV      、.,_人__
:::V´::|::::::|     /´ ̄`ヽ  ⊂!:::::::i:::::',    _,. --、.   て
:::ノ:::::|:::::::|、    |      |   人:::::|ヽ、〉 ノ´`   `',   (
/::::::::':;::::::|:::ヽ、, ヽ、_____,ノ_,..イ:|::::::ヽ!   ,'"       i
ヽ::::::ハ:::::';:::::,ァi`   -r<::::|_」::!-- 、 ` |  、,      |
ノ V,>7;.|'"  ヽ、 /  /;.;.i    ヽ ヽ、__i      !
 /’   .i;.;ヽ  /乂ヽ  ./;.;.;.i     ヽ,   ゝ二二二コ
./    .i;.;.;.冫イ/  i ヽ/;.;.;.;.;i      ヽ   'i       i ``"''  ─-- 、、..,,____
     /;.;./   l ヘi  ヽ;.;.;.;.;.ヾ      ヽ .,'     .i
    /;.;.;.ヽ_,ノ _ヽヘ/;.;.;.;.;.;.;.ヽ      ソ       .|
    .i;.;.;.;.;.;.i   l .|   i.;.;.;.;.;.;.;.;.;ヽ    /      .i



48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:22:44.88 ID:StFJ+TyK0
乙でしたー
しかしよくネタが尽きないよなw

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:23:06.44 ID:E3Cey6yH0
おつおつ

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:23:22.18 ID:PhjDJh+p0
┌──────────────────────―─―┐
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└───────────────────────――┘

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:23:59.47 ID:75K1yhkWO
毎度お疲れ様

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:24:45.02 ID:913xlmFb0
ゴミクズはこういうスレを立てるのか

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:25:00.85 ID:YG9P7yeHO
>>1
もうじき1年かな?
はやいな〜

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:29:19.36 ID:KDoiFX260
〈:::::ノ/::⊂⊃      '  ` ´ /ヽヘV      、.,_人__   本出します
:::V´::|::::::|     /´ ̄`ヽ  ⊂!:::::::i:::::',    _,. --、.   て  紅楼夢の某合同誌にも参加
:::ノ:::::|:::::::|、    |      |   人:::::|ヽ、〉 ノ´`   `',   (  冬コミで漫画も出るらしい
/::::::::':;::::::|:::ヽ、, ヽ、_____,ノ_,..イ:|::::::ヽ!   ,'"       i
ヽ::::::ハ:::::';:::::,ァi`   -r<::::|_」::!-- 、 ` |  、,      |
ノ V,>7;.|'"  ヽ、 /  /;.;.i    ヽ ヽ、_ 詳しくは次回「東方の風見幽香さんを一年間愛し続けてみた」で


これはどうなったんだ?

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:35:02.62 ID:d4tqzaIyP ?2BP(3613)
sssp://img.2ch.net/ico/sii_link.gif
!vip2:stop:
---
見習い戦士のふつうの攻撃
MP307使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 0)
このスレは1回目のダメージを受けた (150/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは2回目のダメージを受けた (300/1000)


56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:35:02.48 ID:Ww+tsspLP ?DIA(104811) 株主優待(news5plus)
sssp://img.2ch.net/ico/miyabi.gif
終わってました。
!vip2:stop:
---
グランドプリーストのかなりの攻撃
MP416使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 300)
このスレは3回目のダメージを受けた (450/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは4回目のダメージを受けた (600/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは5回目のダメージを受けた (750/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは6回目のダメージを受けた (765/1000)


57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/02(火) 21:35:08.93 ID:Y0v0xSPpP ?DIA(196248) 株主優待
sssp://img.2ch.net/ico/u_nyu.gif
!vip2:stop:
---
グランドプリーストのかなりの攻撃
MP287使ってへっぽこの呪文を唱えた。★ミ (スレのダメージ 765)
このスレは7回目のダメージを受けた (915/1000)
こうかは ばつぐんだ!! さらにこのスレは8回目のダメージを受けた (1065/1000)
ぼうそうがはじまった!! さらにこのスレは9回目のダメージを受けた (1215/1000)
追加攻撃!! さらにこのスレは10回目のダメージを受けた (1230/1000)
このスレは・・・

停止しました。



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