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風見幽香さんを舐めるように愛し続けた

1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:06:39.97 ID:vmf1YobF0
         _, - T   i _、__」ノ 、 l /'ーr− ' T´: : : : :└ー': : {  ._. \
   _, イ   l  |   〉'´ .: : : : : _ : : : ',: : : : : : : ヽ: :  ̄´:/:'ー、}
, −´  ヽl    ヽ/ー '´: : : : ,.:.:.:.:´.:.:.:.:.:.:.:`.:.:...、',. : : : : : : : ヽ: : /:i : くー┘
   l   ヽ_/V: : : : :./.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.\: : : : : : : : ',:/: : :/
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              └ヘ. イハ.;.;.;.;.;.;i/`´ヽ.;.;.;,:イ    ,'
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               /   ri ̄ Y゙`  `´´ヾY   .,'
               {   └}  l          /

2 名前:ゴクリン(´ε`ω´) ◆dVPOKEA..2 :2011/03/01(火) 20:07:58.96 ID:6qql5bzQ0
Oh...

3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:09:18.31 ID:AY77sk9y0
2/1
ゆうかりんに見抜かれたい
ゆうかりんに嘘を見抜かれたい
未だに仕組みのわからないものの一つ、嘘発見器 電極を自分の身体にぺたぺたと取り付けるだけで
何がどうなって嘘がバレるのかわからない、全くわからない 唸っても逆立ちしてもわからないのできっと難しい話なんだろう
だったらゆうかりんに聞いてもわかりっこないかなって思ってさ いやまあ思ったけども一応の話題程度に話を振ったんだけど
ゆうかりんは「簡単じゃない」って言うんだよびっくりだね ゆうかりんはいろんなことを知ってる、この世界の事だったり
植物の事だったり、妖怪だとか能力だとか、他にも色々 そういうのを聞かされる度に俺はすごい間抜けな声を出して感心しちゃうの
今回もへぇーとかほぉーとか言わされちゃうのかなって思ったね で、具体的にどういうのかってゆうかりんに聞いてみたら
「実践した方が早いわね」って言ってゆうかりんは俺の手を取るんだ あぐらをかいて座っていた俺の手を持ってぐいっとして
無理やり立たせるんだよ 何するのかなと思ったら俺の手を持ったままとてとてと小走りして夕食食べるテーブルの椅子に座らせる
「手はこう」って言って前に伸ばさせたままテーブルに置かせるんだ なんだか注射されるみたいで嫌だねこの体勢
ゆうかりんはいつもごはんを食べる時みたいに俺の向かいに座ってさ、そして人差し指と中指をぴっと伸ばして
伸びた俺の腕の手首の血管のところに当てるんだ 慣れない行動にどきっとさせられるよ ゆうかりんは俺を見て軽く笑って、
そしてゆっくり言うんだ 「今から私の言う事に全部はいって答えるのよ」ってね ドラマでよくあるウソ発見器も同じことをしてた気がする
軽く俺の手に当てた指に力を込める なんだかやられる側も緊張するねこれ 異変とか起こしちゃうレベルの悪い人の気分だよ
ドキドキしながらゆうかりんの質問を待つんだ 俺の手に当ててる指の反対の手で、人差し指をくちびるに当てて悩みポーズのゆうかりん
ほどなくして質問がやってくるよ 「好きな食べ物は何?」ってね ゆうかりんそれイエスノーで答えられないよ突っ込んでいいの
俺は一応「はい」って答えたんだけど数秒後にゆうかりんが気づいたらしく、ちょっと焦りながら「今のナシ、ナシだから」って訂正してた
お外じゃお高くとまってるゆうかりんだけど家の中ではどうしてもおっちょこちょいなんだから 少し笑っちゃうんだよ
次にゆうかりんはちゃんとイエスノーで答えられる質問をしてくるんだ 前屈み気味だった体制をもっと前屈みにさせながら
俺の顔を覗き見て「私の事、愛してる?」って言うんだよ 俺の答えは反射だね、「はい」って言うのに躊躇いとかは微塵も無い
でさ、言ってから思ったんだけど 嘘を吐かせないと質問って意味が無いんじゃないのかって事をね あまり波を立てないように
静かに訂正したらゆうかりん、今までに見ないような微妙な顔で「それもそうね」って言ってた 二度目の質問も盛大にミスった事と
面と向かって好きだって言われた事が頭の中でごっちゃになってるみたい 耐震偽装したマンションみたいな締まりのない顔になってる
最終的に「やっぱり難しいね」って事で二人とも落ち着いたんだ 俺の膝の上にうつ伏せになって猫みたいに伸びをするゆうかりんが言うには
「嘘を吐かなければ嘘発見器なんていらなくなるの」だってさ なるほど確かにその通りだよ 答えってのは割と単純なものだね
俺とゆうかりんの間には嘘偽りなんて元から無いけどね ゆうかりんには俺の真実を、全てを知ってもらいたいからね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:09:33.23 ID:Fy1/n7QvP
きたか

5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:10:02.23 ID:AY77sk9y0
2/2
ゆうかりんを呪いたい
ゆうかりんに呪われたい
お互いにくっついて愛の言葉を吐き続けないと居ても立ってもいられなくなって呼吸がままならなくなるんだけど
これって呪いなのかな これが呪いだとしたら俺は数百年間呪われ続けてる事になるね なんだか不健康そう
お昼下がりに、ゆうかりんがなんだか苦しそうな顔をしてふーと長いため息を吐くんだ そして自分の手をグーにして
肩をぽんぽんってするんだ 剥いてた林檎をいったん置いて、ゆうかりんどうしたの?どこか痛いの?って聞いてみたら
親戚の子どもをうっかり預かってしまった時みたいな顔をしてまたため息、「なんだか肩が重いの」って言うんだ
肩が重い、そう聞いて俺の視線は自然にゆうかりんの胸元に行ってしまったんだけどね グーをチョキに変えられて目潰しされたよ
両目を押さえてゴロンゴロンとYボタン攻撃しながら「下らない事ばっか考えるな!」っていうゆうかりんの声を聞くよ
ゆうかりんも肩凝りに悩まされる事なんてあるんだなぁと思ったよ ゆうかりんにとってはすごく意外な事らしくて
今までこういう現象は無かったって言うんだ すぐ身体の調子が悪いだの歳をとっただのって言いだすのは人間だけで
妖怪だからそういう事は無いって言い張ったのを何回か聞いているからやっぱりこれは大変なのかも 異変じゃねこれ
しばらくしてようやく視界が戻ってね また林檎を剥く作業に戻りながら思いついた単語が一つあるので伝えてみるよ
ゆうかりんそれ「呪い」じゃない?ってね 恨みのパワーを持って相手に影響を与えたり人形を動かしたりする呪術の事だよ
ソファーにもたれかかるようにしてへたれてるゆうかりんは適当な調子の声で「嘘、私恨まれるような事した事無い」とか
明らかに矛盾点を含んでる発言なんかしちゃってね 運が良かったよねこれが逆転裁判の世界だったら揺さぶられてたよ
ゆうかりんは可愛いからみんな羨むんじゃないかなーなんて俺もそれっぽい事言っちゃって 本人も「ふむふむ」とか言っちゃって
体勢を変えたゆうかりんが手足をバタバタさせて「呪いでも何でもいいから早く解放しなさいよ」とか空中に向けて騒ぐんだ
呪いを解く方法ってのが思い当たらなくて困るよ そういうのに詳しそうな知人をパッと思いつけない、文献も無いだろうし
呪いをかけるのが得意そうな輩なら両手使って整理できるくらい思いつくのにね、なんだか納得の幻想郷っぷりだね
俺をちょいちょいと手招きして呼ぶゆうかりん また林檎を剥く手をストップ、ソファーに寄るとちょんちょんと自分の肩を指差して
「肩揉んで下さらない?」なんて誰だお前って言いたくなるような言葉遣いで俺に甘えるんだ ゆうかりんにお願いされちゃしょうがない、
一度手を洗ってからソファーの後ろからゆうかりんの肩に手をかけるよ 服の上からマッサージするからいいって言うのに
ゆうかりん何故かシャツまで脱いじゃってね 生のゆうかりん肌に触れることになるんだよ なんだかドキドキさせられるね
そのまま肩をもみもみする 「変な気を起こしちゃダメよ」とか言われて、(毎晩致してるから)そこまで餓えてないよなんて返したりしてね
「あなたに優しくしてもらえるなら呪いも悪くないわね」なんて上機嫌に言っちゃうゆうかりん これぞまさしく本末転倒だよ
翌日になったら「え?ああ呪い?無かった」とか言っちゃうくらい回復してるし 俺整体師になれるのかもしれない!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:10:43.69 ID:AY77sk9y0
2/3
ゆうかりんと節分を過ごしたい
ゆうかりんと節分を楽しく過ごしたい
言われるまで今日が節分だって気付かなかったよ 一月も終わって次は節分だのバレンタインデーだのだなって
思っては居たけどこんなに近いとはね ゆうかりんは腰に手を当ててふうと息を吐いて「やれやれ」なんて言うの
炒り豆が用意されていないと節分って気がしないんだってさ これは完全に自分の不注意だったね
確かに豆を撒けない節分ほど味気ないものも無いよね 反省アピールをするために神妙な顔つきになって
そしてゆうかりんを正面からぎゅーってしてやりました 一瞬身体をこわばらせた後に俺の腕の中でもがもがして
「そういうのいいから早く準備しなさい」とか言っちゃうんだ 顔が赤鬼みたいだよゆうかりんどうしたのかなうふふふ
という訳でゆうかりんとお買い物に出発だよ 人里でも子供が数人、全員鬼のお面を被って豆を投げ合ってたりしてて
節分行事の意味のわかってなさに「ああなんか贅沢だなぁ」なんて思わされてしまうんだよ ゆうかりんと一緒に眺めて歩いて
そして「俺もお面欲しいな」なんて言ってみる ゆうかりんが「ほほう」って言って悪戯っぽい顔つきになって俺を覗くよ
「そんなに虐められたいの?」って聞かれてしまってね、ゆうかりんは俺に向かって豆マシンガンを放つ気マンマンなんだよ
俺はただなんとなくカッコイイかなと思っただけなんだけどね できれば日常的に付けてたいよ俺個人の商品価値も急上昇だよ
下らないやり取りをしながらも買い物を済ませるよ 見てよこのエコバックがぱんぱんになるくらい大量の落花生
「なんで落花生なのよ!」ってゆうかりんが言うんだけど落花生をそのままぶつける地域もあるんだよ意外で野蛮だよね
ゆうかりんが言いたいのはそういう事じゃないらしく、炒り豆がいいって言って騒ぎ始めるんだけど適当に押さえてあしらって
今年はコレだから、って言って帰宅するんだよ 残念ながら今回は俺が落花生気分だったんだよ基本的に気分屋なのよね
家に帰ってからは何をしたかっていうとそりゃあまあ豆撒きだよ ゆうかりんにあーんしてって言って、落花生を剥いて、
餌を受け取る雛みたいに口を開けて待ってるゆうかりんの、その舌の上にちょこんと一粒置いてやるの もくもくと咀嚼して
ゆうかりんが飲みこみ終わったら今度は俺だよ 狭い水槽でストレスが溜まってそうな金魚みたいに必死に口をパクパクしてやったら
苦笑いされちゃったりしてね それでゆうかりんの指からピーナッツを受け取るんだ 受け取る瞬間にゆうかりんの指ごと口に入れて
唇で喰らいついて離さないぞってやったりね その後ゆうかりんとも同じことをやって、俺の指がゆうかりん成分でべたべたになるんだ
「節分ってこれでいいんだっけ」「さあ?いいんじゃない?」みたいな会話をしながらだよ 何も言わなくても福は内であることだけ確かだね
その後はゆうかりんがひょいって投げる豆を俺が口でキャッチするというオットセイの最初の芸みたいな遊びを繰り返したり
途中から何粒食べるか数え始めてみたりするんだよ まあ俺もゆうかりんもハナから真面目に数える気は無いんだけどね
ゆうかりんの機嫌が悪くなるような事が無くて一件落着と言った感じかな もっともっと福を招いてやりたいね、強欲だね
ちょっと待った恵方巻きを準備するのを忘れてたよこれはヤバいです ゆうかりんが気づかなきゃいいけど、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:10:55.55 ID:Up8rpAqQ0
新しい月が始まったと改めて感じさせられる

8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:11:34.14 ID:AY77sk9y0
2/4
ゆうかりんと節分を過ごしたい
ゆうかりんと節分をねっちょりと過ごしたい
寒い恰好の俺をゆうかりんがぐいぐいと押すんだ ちょっと悩んだ素振りを見せて、また俺を動かしてね
何をしているのかと聞くとこっちが南南東なんだってさ ああなるほどそういうことだね、今年の恵方という奴ね
そのまま足を開いて座らされてね、顔を埋めるようにしてゆうかりんが俺のを舐め始めるんだよ 夜の節分スタートってか
事前に聞かされたのは「すぐ果てたら殺す」といった類の事だけだよ 俺の目をキッと睨むようにして見つめながら
爬虫類みたいに舌を這わせるゆうかりん まるで「恵方巻き作らなかったあなたが悪いのよ」と言いたいかのようだよ
性格には恵方巻き作らなかったわけじゃないんだよ、夜少し遅くはなったけども恵方巻きは作ったの だけど何を思ったか
恵方巻きを食べやすい大きさにカットしてゆうかりんの前に置いてしまってだね 17歩麻雀の一歩目が地雷だった気分だよ
俺も置いてから気付いたね、やっちまったかと思うと声も出ないものさ 疲れてたんだよとゆうかりんに必死に言い訳したんだけど
聞く耳は残念ながら持ち合わせてないらしくてね そこからゆうかりんの機嫌の悪い事悪い事 あんまり話しかけられなかった
そのまま今に至るんだよ 裏側の筋を舐められる快感に身を悶えていたりしたら、そういうしているうちにゆうかりんが口に含むの
朝の生理現象を処理する時みたいに先っちょだけ口に含むんじゃなくてさ、本当に全体を口に入れるの 飲みこんじゃうんだよ
こんなに奥まで舐められるのもなかなか無いの、喉の奥のそれまた奥までぐぐっと入っていく感じがするんだよ またチラチラと
俺の表情を窺いながら根元まで収めちゃうゆうかりん 奥のところで俺のがぴくんぴくんと跳ねるのを楽しんでるみたいなの
口をもごもごってしたり喉をきゅっとされたりね、そして引き抜く時はゆっくりなんだよ すごくゆっくりなの、神経逆撫でされてるみたい
そんな事されたらすぐに出ちゃうってゆうかりんに言うんだけど、不機嫌の中に愉悦を混ぜ込んだ笑みを俺に向けるだけで
何も言葉を返してくれない 俺は知らなかったんだけど恵方巻きを食べる時は言葉を発しちゃ駄目なんだってさ
ルールに基づいた行動ゆえにゆうかりんは何も言葉を返してくれない 言葉を言わない分作業能率が上昇してるみたいで
また俺のを深く咥えこんだりね そりゃあ口で奉仕してくれてるんだから返事もできないねって言うのはこの際縁側に置いといて
ゆうかりんの唾液で、俺の股間もゆうかりんの口周りもべたべたになるんだ 死にたくないから我慢しようとは思ってたんだけど
無理なものは無理だったみたいで 爆発しそうな快感が背中をむずむずむずって駆け昇ってくるんだ ゆうかりんの頭を掴んで
押さえつけるようにして一番奥に六秒間しっかりと発射、また変な声が出ちゃうんだ 直接飲ませる快感、きっと今日はいつもの倍出たね
ぬるっとゆうかりんが口を引き抜くんだ 名残惜しそうに唇できゅっきゅっとやりながらね 相変わらず我慢のできない俺に
不満そうな顔付きを見せる 一発終わってゆっくりしようとしている俺のを引っ掴んでもう一回コールをし出すんだよ
俺も節分気分でゆうかりんのお豆を以下略しちゃうぞとかやりたいんだけど、って言ったらツインゴールデンエッグスを掴まれて
程良い力でぎゅうっとやられて変な声が出るよ 「あなたは黙って座ってればいいの」って言われちゃうの そんなぁ、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:12:02.45 ID:7eOgclrL0
またお前か

10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:12:17.18 ID:AY77sk9y0
2/5
ゆうかりんに嫌われたい
ゆうかりんに嫌味を言われたい
雪は基本的に溶けない 道は凍ってたりぬかるんでいたりして基本的に歩きづらくてこの季節は困ってしまうよ
だから引き篭もりがちになってしまうのは仕方ないと思うんだ 摂理だよ自然の摂理、どうしようもないからどうもしない
贅沢三昧と言わんばかりにヒーターを付けて炬燵の温度も上げて、そして更なる暖房器具であるところのゆうかりんを
小脇に抱えるようにぎゅっとして二人でのんびりと過ごすよ ぼーっとしてみたりゆうかりんに話しかけてみたりね
そんな時にゆうかりんが唐突に言ってくれるんだ 「私の嫌いな所を10個挙げてみて」ってね いきなりの発言に驚かされる
ゆうかりんの嫌いな所だってさ そんな事言われてもただただ反応に困ってしまうだけだよ あるわけがないじゃないか
ゆうかりんの好きな所だったら10個と言わずぽんぽんとだんだん数の増えるジャグリングみたいに言ってやる事ができるのに
どうしてそんなマイナスな事を言い出すんだ、もしかして言ったら言ったで逆切れするような新世代の誘い受けなのか、
そう思って深く追求してみるんだよ どうやらそういう事じゃないらしくてね なんでも、どんなに仲のいいカップルでも
お互いの嫌な所を10個以上言えないと、そしてお互いの嫌な所を10個以上言える仲じゃないと最終的には破局が待っているらしい
全くどこでそんな話聞いたの、って言ったら「本!」って言ってバッと開いて見せるんだ こっちの世界に紛れ込んだ週刊誌だね
適当に、「本の内容を鵜呑みにする奴は間抜け」みたいな事を言ってあしらおうとするんだけど無駄なところでゆうかりんは折れなくて
「私だったらあなたの嫌な所10個言えるけどなぁ」なんて言ってくるんだよ これは挑戦だね、ゆうかりんの目つきも挑戦的だよ
俺はむっとして返そうか、知らんぷりして返そうか少し悩んだけど、結局いつも通りの締まりのない顔でゆうかりんを真っ直ぐ見つめてね
「言ってみてよ」ってGOサイン ノリノリでゆうかりんが語り出すよ、まず一つ目は「すぐ身体にベたべた触ってくる」だってさ
一瞬で「ゆうかりんもじゃないか」っていう返し方が浮かんで、そして口から飛び出すよ なんというかお互いの特徴のような気がする
俺はゆうかりんに触れる事で安息を得るし、ゆうかりんもまたしかり 俺の肌に触れているとなんだか落ち着くって言ってたよ
「今はあなたの話をしてるのよ」なんて、反論を全く聞く気のないゆうかりん 俺としては釈然としないようなもにょもにょした気分
「いい歳こいて甘えたがりなのよね、お子様よね」なんて言った後に何かにひらめいたような顔つきをして、自信満々に
「二つ目、すぐ甘えてくるとこ」って言うんだよ 明らかに今思い付いた奴だよねそれ 10個言える宣言とは何だったんだろうか
それにそれもゆうかりんに通じるところがあると思うの 甘えるというか、互いに依存し合うのは必然というか仕方ないというか
妙な勝気っぷりを発揮していたはずのゆうかりんの話がこんな心の折れたエンジェルみたいな締まりのないものだと気付くと
なんだか肩の力が抜けてね、ふうっと俺の口から長いため息が漏れるんだ ゆうかりんはそれを聞いてキーキー言って
そういうふうにため息を吐くところも嫌いだ、これが三つ目だ、って言いだすんだよ そして、ハイハイと返した後にそっぽ向きながら
「俺はゆうかりんの嫌いな所なんて無いけどね」って言ったら黙っちゃった どうしたの?最後まで話さないの?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:12:41.64 ID:4jsr3Kgl0
またきたか

12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:13:00.14 ID:AY77sk9y0
2/6
ゆうかりんと投げ合いたい
ゆうかりんとボールを投げ合いたい
キャッチボールって奴だよ 単純な名前のこの遊び、その単純な名前の通りボールを投げ合うだけのわかりやすい遊びだよ
なんでまたキャッチボールなの?ってゆうかりんに聞いたらどことなく楽しそうにしながらにひっと笑顔を見せて
「男の子はキャッチボールして語り合う何かがあるって聞いたわ」って言うの 何かって具体的に何なんだ、だとか
そもそも男の子って年齢じゃないとか、そういうのは父親と野球選手志望の小学生の子どもがやる遊びだって事とか
色々突っ込みどころは色々あるんだけども それでも「ゆうかりんだから」の一言で済ませてしまう俺も俺だね
とりあえず靴を履いて庭に立つよ 指を合わせられるような縫い目のついたボールなんてものは我が家には存在しない、
いつものように古くなったテニスのボールしかないよ ボールはこれでいいとして、グローブのようなものは必要かと尋ねると
「面倒臭いからいい」というさっぱりとしたポン酢のような答えが返ってきたよ 庭の、畑の側に俺が立ってゆうかりんは家の側だよ
ボールを持った手をふりふり振って行くよーって言うとちょっと離れたところのゆうかりんが「来ーい」って言って同じように手を振るんだよ
そしてポーンと山なりにボールを投げる 肩の力には本当に自信が無いけどちっちゃいボールを投げるくらいなら全然問題は無いよ
ゆうかりんが軽くキャッチして、そしてゆうかりんも行くよーって言ってこっちに投げ返してくれる 山なりに柔らかいボールだよ
事前に「思いっきり投げる遊びじゃないからね」って説明しておいてよかった、たぶん本気のゆうかりんだったらキャッチどころか
ボールにオーラが付いたり地面がえぐれたりする気がするよ 弾幕というか弾幕アクション、俺グレイズとかできないから困っちゃう
まだまだ寒い二月の風を身体に受けながらゆうかりんとぽんぽんボールのやり取りをし合う ゆうかりんにボールが渡って、
こっちに投げる時に「ねえねえ」って聞こえるように大きい声で何か言ってくるんだ 俺も聞こえるように「なーにー」って言うんだけど
ゆうかりんは「これ何が面白いのー?」って言うんだ 全てをそれこそ投げ捨てるような発言だね、なんというかダメだよ
俺は「そんなものだよ」って言って返してあげた やっぱりシマシマのユニフォームに憧れるような野球少年がやるべきだよね
ぐだぐだとした特有の時間が流れて、その後どちらからともなく近寄ってふれあいキャッチボールの時間は終わりを告げたんだよ
終わったかと思ったら「せっかくだから思いっきり投げてみていい?」って目を輝かせるゆうかりん 俺は背筋に走る嫌な汗を隠しながら
「ボール無くしたら困るから止めておこうね」って優しくそことはかなく言うんだ ボールが形として残るとは到底思えないけどね
ボールを投げ合う事で成立する言葉の無い会話を求めていたはずのゆうかりん 何かわかった事はあったかいって聞くんだけど
「あなたは何も感じなかったの?」って質問に質問で返されました 俺はボール遊びにいそしむゆうかりんがなんとなく子供っぽくて
心温まるなって感じて一人で内心ニヤニヤしていたくらいだから何も感じなかったって事にしてそのまんまゆうかりんに伝えてやった
そしたら「駄目ね」ってなんだかダメ押しされてしまったよ 「ボールを投げるのも上手にならないと駄目なのよ」って言われてふふっと笑われる
何か深い意味が含まれてそうで、俺はゆうかりんにどういう事って聞き返すんだよ でも答えてくれないの 意地悪だね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:13:29.65 ID:xgRVwpgL0
スレストいないから存分にやってくれ!

14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:13:44.07 ID:AY77sk9y0
2/7
ゆうかりんに呼ばれたい
ゆうかりんにクズ呼ばわりされたい
笑顔で言われたいね、でもそんな事言われたら俺泣いちゃうからね、泣いちゃうからね本当に
「子供はクズの方がいい」みたいな良く分からない論理があるんだって なんでも、ある程度デキの悪い子供の方が
両親の手をいい意味で煩わせるために家庭内の円満を保つんだってさ 初めて聞いた時コメントに困ったよ
そんなことまで考えないと家族の関係って取り持てないものなのかなと思ってね 中身の無い乾いた笑いしか出なかった
一方のゆうかりんはうんうんと頷いて、なんだか知らないけど深く感心している様子 それってどうなの、と突っ込むか
突っ込まないかという選択が俺に擦り寄ってくるよ だけどゆうかりんが考えてる事はある意味斜め上とも言える事でね
「旦那もだらしないくらいが丁度いいわよね」って言ってきたんだ まあゆうかりんらしいと言うか、また始まったと言うか
はいはい旦那旦那って言って流してやってもいいけどちょっとだけ食いかかるよ 旦那って言うのは俺を示してるとして
どこらへんがだらしないんだ、という事 こればかりはちょっとハッキリさせておかないと行けない気がしてね
ゆうかりんに聞いてやる、眉をひそめてね ゆうかりんは「何も間違ったことは言ってない」と言いたげな表情で
見せつけるようにくるんと回って見せるんだ 自分でこう言うのも変な話だけど、自分はだらしなさとは無縁の存在だと思ってる
むしろだらしないのはゆうかりんの方なんじゃないかと思わされてしまうよ つい昨日の出来事を目を瞑って思い返してみると
朝も中々起きてくれなくて困ったし、パジャマは脱ぎ散らかしっぱなしだし、こたつから出てきてくれないかと思ったらまた寝てるし
朝ごはんできたよって言ってこたつに頭まですっぽりのゆうかりんを起こそうとしたら俺までこたつに引き込まれそうになったしね
あれ、ゆうかりんのお世話をしてると言うよりは「ゆうかりんに仕えている」って言った方がわかりやすいような生活だねこれ
そんな事をゆうかりんに伝えたら「ただあなたに甘えてるだけよ、悪い?」という開き直った正当化をぶつけられてしまったよ
悪い、と言いそうになったけども冷静に考えたら全然悪くないよ俺はそういう所に喜びや充実感を感じているんだうふふふふ
論点を勝手にズラしてしまったような気がしたからゆうかりんに俺がだらしないと思う理由を聞いてみることにした
くすくすと笑ってね、手で口元を隠しながら「だって、あなた、我慢しろって言ってもすぐに果てちゃうじゃない?」って言われるの
ああそういう事か、そういう風に言われると何かが折れたような、言葉が返せなくて完全に負けたようなそんな気分に陥るよ
「だらしないというか、情けない?」みたいに口先だけで俺を弄ぶゆうかりん ついついごめんなさいって言っちゃうんだけど
ゆうかりんは別に悪い事じゃないって言ってくれるんだ 弄り甲斐がある方がゆうかりんにとっては嬉しいんだって
「手がかかるお花の方がなんとなく愛おしいと思わない?」って言われて妙な納得を感じてしまうんだ
それに対して「そうだねゆうかりんは手がかかるね」って返したら、「そういう事じゃない」って言われて怒られてしまったよ
ごめんねって言いながらもまだまだ手のかかるゆうかりんに水をあげる作業だよ こりゃあ愛おしいね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:13:49.12 ID:sL6BiGxJ0
またお前か

16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:14:22.90 ID:mK3PRMED0
信頼の1日だな
ゆっくり読もう

17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:14:29.60 ID:AY77sk9y0
2/8
ゆうかりんと準備をしたい
ゆうかりんとチョコを作る準備をしたい
あーあーゆうかりんったらまた雑誌広げっぱなしでお出かけしちゃってー なんて思いながら片づけようと手をかける
なんかあからさまにキラキラしたティーン向けの雑誌でね、しかもバレンタインデー特集のページなんかが開かれてたりするの
なるほどそうか、節分も過ぎ去った事だしもうそういう時期なんだなと改めて感じさせられるのです 真っ赤な恋の季節だね
他にも、滅多に使わないから台所の上の棚の奥にしまっておいたはずのハートの形の型抜きが何故か寝室に転がってたり
ゴミ箱の中には買った覚えの無いチョコレートの包み紙が入ってたりするんだ 全てを自分の都合のいい方向に解釈すると
来たるべきバレンタインデーに向けてゆうかりんが必死に奮闘していると見える それも全部俺のためにね たまらないねこれ
勝手に上機嫌にもなってしまうってなものだよ今の俺だったら焼肉屋で大盤振舞いしちゃいそうで財布の中身が心配だよ
当のゆうかりんは「出掛ける」って言って行先も告げずにお外に飛び出して行ったの きっと材料調達だねそうに違いないね
大人しい俺は大人しく待ってる事とするよ大人だからね ゆうかりんのいない炬燵に足を突っ込んでもニヤニヤが止まらないよ
目を閉じるとゆうかりんの姿が鮮明に浮かぶよ バレンタインまではまだまだ時間がある、ああもう待つのは嬉しいし楽しいけどもどかしいね
ここで「ねえ、何楽しそうにしてるの?」って言われるんだよ この声がゆうかりんの声だったら俺はきっと恥ずかしくて固まっちゃうはず
でも俺は肩を落として「勝手に入らないで下さい」的な返し方をするんだよね レティさんは見た目よりもずっと縦横無尽なの
むしろ遊びに来てくれるのは嬉しいんだけど、せめて入ってきた窓はちゃんと閉めて欲しいかな、なんて思うんだよ
お茶を出そうと立ち上がりながら「ゆうかりんならいないよ」って言うんだけど、「幽香に会いに来た訳じゃないのよ」なんて言いながら
さっきの俺みたいに炬燵に足を突っ込んで微笑むレティさん マイブームの生姜紅茶なんか出してあげてお喋りを楽しむよ
でさ、レティさんもバレンタインの話をしてくるの いつの間にか幻想郷でもバレンタインデーが浸透したんだなぁなんて思いながら聞くよ
その時に「逆チョコ」とか「友チョコ」とかいう単語も教えてもらったよ 何も女から男にチョコをあげるだけがバレンタインじゃないんだってさ
ふーんと生返事をしつつも気になる事が出てくるよ じゃあ例えば俺とゆうかりんがチョコを交換し合うのは何チョコかな、ってね
苦笑いされながら「それは普通のバレンタインのチョコ」なんて言われてしまって妙な空気 結局の所いつも通りだね
その後に鼻の頭をちょんと触れられて「私が○○君にチョコをあげるのも普通のバレンタインよ」なんて言われてしまって
ちょっとばかりドキッとさせられてしまうんだ そんな反応を見られてまたクスクスと笑われて、なんだか程よい温かい空気が流れるの
ゆうかりんには悪いけど、たまにはこういう気分もいいかな、なんて思うと 今度は「何ヘラヘラしてるの?」なんて言われるんだよ
今度はレティさんじゃないよ、今度こそゆうかりん デカい買い物袋を足元に置いて、ちょっと影のおりた顔で俺に微笑むのが怖いよ
「私が居なくなった隙に女連れ込むなんて、本当にわかりやすくて助かるわ」とか妙な勘違いをしてお仕置きの準備に入るゆうかりん
俺の必死の弁明も、レティさんのわざとらしい「喧嘩はやめてー」の声でかき消されてしまってだね 痛い!こういうの良くない!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふ

18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:15:02.71 ID:nPGB8A7k0
いつも通りで安心した

19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:16:00.19 ID:AY77sk9y0
2/9
ゆうかりんを想いたい
ゆうかりんに想いを馳せたい
ふと時計を見るともうすっかり時間が過ぎている事に気づかされるんだよ 外も少し薄暗くなってる感じ
おかしいよねさっきまだ朝だったような気がするんだけどね 何が起きているんだろうと自分で必死に考えた結果、
「新手の能力者の攻撃」という結論に達したよ きっとこれは警告に過ぎないはず、本気を出されたら一日くらいスッ飛ぶだろう
そう考えると居ても立ってもいられないよ 対策を取らないとゆうかりんのボロ絵が表示されるハメになってしまう
ゆうかりんにそう言ったら鼻で笑われて「あなたって時々本当に馬鹿よね」って言われて口をモゴモゴさせるしかできないの
ふぅと軽くため息を吐かれて「何かあったの?隠し事なら言わないと怒るわよ」って言われてね 隠し事なんて1mmも無いんだけど
とりあえず本当の事を伝えておくことにしたよ 「ゆうかりんの事考えてた」ってね ゆうかりんの事を考えてたら朝が夜になった
ゆうかりんは「ああ、そう」って言ってまた黙るんだ でも黙ると言っても俺の事をじーっと見つめながらだよ ゆうかりんの視線が
俺を通り抜けて背中にまでほとばしるようだよ むず痒いような、なんだか心地いいような、ゆうかりんの目から出る成分が
自分に混じり合うような気持ちだよ ゆうかりんの視線は俺に対していろんな効果を持っているよ 奮い立たせたり押さえつけたり
言う事聞かせたりとかね 科学的に検証してもきっとそうなってるはずだよ ゆうかりんはずっと俺の事を見てるんだよ
どうしたのって聞いても反応してくれない ゆうかりんの眼を見ると、その二つはしっかり俺の方を捉えていてね
有無を言わさない圧力のようなものを感じるんだ 最初に聞いてからしばらく経ってから、力をふっと抜いたような事をするの
二度目の質問だよ、どうしたのって聞いたらゆうかりんが「あなたの事を考えながらあなたの事を見ていた」って言うんだよ
何故か勝ち誇ったような顔でね 事実ゆうかりんの方が一枚上手なような気がして悔しいんだよ 何かを煽られるよう
だから俺は今度は最初から宣言してやるよ ゆうかりんを、まるで所有物だと他の奴にアピールするようにぐっと引き寄せて
「今から俺はゆうかりんを見つめながらゆうかりんの事を考える」って宣言してやるよ ゆうかりんも俺の腕の中でこっちを見ながら
「どうぞ」なんて言っちゃってねクスクス笑うんだよ 俺がゆうかりんを見つめるとゆうかりんも答えるように俺を見てね、
二人の目と目からまっすぐ何かが繋がってるようだよ 小指と小指も何かが繋がってるけどね、それとは別のだよ
見詰め合うだけで心の中の何かが溜まっていくようなんだ 心の中の入れ物は理科室にあるちっちゃいビーカーみたいなもの
でもゆうかりんがいっぱいいっぱいくれるからすぐに溢れちゃってね 身体中たぷたぷになっちゃうんだ、使えない入れ物だね
満たされるという感覚をゆうかりんの眼から学んでいる やっぱりいくつになっても学ぶっていう事は喜びなんだなって理解するよ
ゆうかりんに満たされた心でゆうかりんの事を考える これはやっぱり「他者に与えられた喜び」だね 贅沢な喜びだよ
そこでゆうかりんがぽつりと言うんだよ 「お互いの事を考えるって普通の事よね」ってね、確かにその通りだよ
究極まで突き詰めれば俺の人生なんて「ゆうかりんの事を考えるだけで幸せ」だしね 一歩間違うと宗教?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:16:10.52 ID:mIXNmUhL0
ああそうか、今日は1日か

21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:16:24.22 ID:S3VLDLUa0
御早うお前

22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:16:49.51 ID:mK3PRMED0
14日の分が楽しみだな

23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:17:21.12 ID:AY77sk9y0
2/10
ゆうかりんに舐められたい
ゆうかりんに舐めまわされたい
別にゆうかりんは食虫植物の妖怪でもなんでもないし、俺だって虫でもなければリグルキックも打てないんだけどね
それでも今ゆうかりんに跨られて身動きが取れなくなってるの 今まさにゆうかりんと一緒に寝ようとしていたところなんだけど
仰向けになった俺に羽毛布団の上からゆうかりんが乗ってくるんだ 足で挟まれるようになって、俺は身体を真っ直ぐにさせられてしまうの
食虫植物と虫というかこれはアレだね動物園のヘビと餌のネズミだね 睨まれたらもう動けないよあとは食べられてしまうだけさ
上を見ながら「これはいったいどういうことですか」って一番最初の英語の勉強みたいなかしこまった話しかけをしてみたんだけど
ゆうかりんは何も答えてくれない 何も答えないで、ただ俺を上から見ながら舌なめずりするだけだよ 下品な表情だね
そしてね、じっくりと目を合わせたまま、だんだん前屈みになるんだ ゆうかりんの顔がゆっくりゆっくりと近づいてくるんだよ
上の電気が完全に隠れて、影が降りたゆうかりんの顔がもう間近になるの もう息がかかる距離、何をされるのかなと思うじゃん
水をすくい上げるように優しく俺の顔に手をかけるんだ 両手を俺のほっぺたを包むようにね だけどこれは慈しみじゃなくて
どうやら「完全に逃がさないぞという意味合いの表現」だったらしい また何か言おうと思ったんだけどさ、その時にゆうかりんが
いきなり唇で俺の口を塞ぐのさ すごい勢いだったよ、反応する暇も無いくらい 言葉はさえぎられてくぐもった音にしかならなくて、
そしてゆうかりんの舌が俺の口の中で暴れまわるんだ 俺の唇だとか、舌とか、歯茎とかそういうものを暴力でいたぶるように動き回る
しかも吸い付きながらだよ じゅるじゅるって大きい水音が響き渡る ゆうかりんはだいぶ離してくれなくてさ、口が塞がれてるから苦しくて
布団の上から身体を押さえつけられてるから抵抗できなくてね、俺にできる事は必死に受けきる事だけなのさ まあでも些細な抵抗なら
少しはできるよね、布団の下で身体を川海老みたいに跳ねさせるだけだけど でもゆうかりんから見たらそれは俺の身体が反応してるように見えて
結果的にますますゆうかりんの気分を高めてしまう事に繋がるんだ ゆうかりんが吸い付く音と、荒い呼吸と、もぞもぞと布団が擦れる音だけが
寝室に響いてね ゆっくりゆうかりんが口を離して、ようやくの事で解放されたかなと思ったらそれすらもゆうかりんの策略のうちだったようで、
ニヤリと笑う顔が少しだけ見えて、また身体も顔もガッチリと押さえつけられて口を吸われるんだ ゆうかりんたら俺を養分にするみたいに
一心不乱に吸ってくるの 目をぎゅっとして身体をがさがさ言わせて耐えるだけ こんなのがね、何度も何度も続いたんだ 二桁行くくらいね
随分長い時間ゆうかりんに口を言い様にやられてしまったと思う 口と言うか、顔の周りもゆうかりんの唾液でべたべたでね
ゆうかりんがちょっと動いて起きる程度の軽い風が俺の顔をひやっとさせるの ゆうかりんはまだ布団の上から俺に跨ってるんだよ
興奮する時の唾液ってなんだかいつもよりベトベトな気がするよね それで嫌らしく光る俺の顔を見下して満足そうに笑ってるの
ゆうかりん、どうしてこういう事するの、って言ったら間髪を入れずに「今日はこういう気分だったの。悪い?」なんてスパッと言われてしまって
俺はどうにもこうにも言葉を返せないんだよ 言葉が出てこないって事はこれからゆうかりんにされる事に抗う事もできない事を暗示してそう
というわけでこの日は一晩中ゆうかりんに吸われたり舐められたりしたんだよね 唾液は乾くとちょっと臭いのがネック、ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふふ

24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:18:24.80 ID:AY77sk9y0
2/11
ゆうかりんに嫉妬されたい
ゆうかりんにぱるぱるされたい
地震が来るらしいね 今来た綺麗な方が言ってたよ、なかなか大き目の地震が来るから食器棚とか気を付けろってさ
来るとわかってるなら対策は容易いものだね ゆうかりんを身を張って守る勇敢さもアピールできるってなものだよ
淡々と機械的に伝えてくれるヒラヒラとしたお洋服の女性 わざわざ教えてくれるなんてこれはきっと徳のある方に違いない
「つまらないものですが」と前置きしてお礼に向日葵の種クッキーを小さく包んだものをプレゼントしたら思いのほか喜んでくれたよ
他にも伝えるところがあるというので早々にまた飛び立って行かれました ヒラヒラとした服のすそにひらひらと手を振る俺
この間ゆうかりんは何をしてたかというと、無菌室を顔で表現したんじゃないかっていうくらいの恐ろしい無表情で
ずっと俺を見つめてたんだよ それも物陰からとかじゃんくて俺のすぐ横からね ゼロ距離無表情、かすかに息が当たるんだよ
そりゃあお客人もいろんな意味で危険を感じてすぐ帰るっての 龍宮の使いさんが空の向こうに消えた後でもゆうかりんはすぐ横で
ナイフを研ぐような目つきでずっと俺を見てるんだよ 身体をぐっと寄せてきて、自然に俺がたじろいで一歩下がっちゃうんだ
ゆうかりんどうしたの、歩きにくいよって言ったら今度は胸元の布をグッと掴まれるんだ そのままぐいっと引っ張ると
俺の顔が下がってゆうかりんと同じ高さになるんだ 俺よりちょっとだけ背の低いゆうかりん、前屈みにさせられる俺だよ
何を言い出すのかと思ったら「あんな女にデレデレしちゃって、信じられない」だってさ どうやらゆうかりんフィルターを通すと
俺が真昼間からキャッキャウフフしてるように見えたらしいの 慌てて全くそんな事は無いとオーバー気味な言い訳をするんだけど
「それすら怪しい」って言い始めたゆうかりんにはもう届かないよ 飽きたおもちゃを投げ捨てるように俺を突き飛ばして
ふんぞり返ってソファーまで戻るんだよ 軽く突き飛ばされただけで赤ゲージが大量に減ったよ、体勢をなんとか立て直してね
ゆうかりんのご機嫌の方もなんとか立て直そうと、まずはゆうかりんが毎朝選んで差す玄関の花瓶の花を引き抜いて
適当な紙でサッと包んで根元をリボンで巻いてブーケにするよ それをまだほっぺを膨らませてるゆうかりんの前に突き出して
「プレゼント」って言うんだ そりゃあゆうかりんが選んだ花だもの、「花瓶のじゃないの」ってすぐ気付かれてぺいってされちゃうの
それでも俺は食い下がらないよ ゆうかりんに誤解を残したまま終われないからね 思い返してみると、さっきの方にお礼とばかりに
クッキーをプレゼントしたのがゆうかりんの印象を損ねたのかもしれない 他の女に贈り物、こういうとあくどいイメージになるね
その点をちゃんと謝って、低めるところまで自分を低めて「俺にはゆうかりんしかいないんです」みたいに言って機嫌を窺うよ
とは言ってもゆうかりんもそこまで本気で怒ってる訳じゃないみたい 結局俺の事は勘弁してくれる事になりそうだったんだけど
このタイミングで地震ですよ 宣告通りけっこう大きい地震、家具がカタカタ鳴るくらいのだよ 肝心の俺はバランスを崩して
座っているゆうかりんの胸元に思いっきりダイブする事になってしまった 予想を上回る空気の読めなさに一人戦慄する俺
だけどゆうかりんはそのままぎゅっと抱きしめてくれてね、「次は無いから」なんて言っちゃうんだ そんなに怒らないで!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:19:12.06 ID:AY77sk9y0
2/12
ゆうかりんと散歩に行きたい
ゆうかりんと夜の散歩に行きたい
基本的にいつも散歩に行くのは日中だよ 天気がいい日なんかに日の光を浴びながら歩くのが好きなのさ
夏には流石に日傘に入ったりもするけどね まあつまりは昼ころなんだよ、散歩とおゆはんの買い物がある時でも
外に出るのは夕方だからね 夜に散歩をするって経験はあまりないんだ 「もしかしたら今日が初めてじゃない?」なんて
急かすように俺の腕をぐいぐいってしながらゆうかりんが言うの 「初めて」って言う響きがなんだか特別なような気がして
俺の内側で俺の心をちょうどいい力でくすぐるんだよ なんとなくニヘニヘした気持ちが顔にでちゃってさ、ゆうかりんに見つかって
「何?浮かれてるの?」なんて言われてしまうんだ ご飯を食べた後、いつもだったらもうお風呂に入っているような時間に
ゆうかりんと手を取り合って外出してみたんだ やっぱりこの時期の夜ってのは寒いからもこもこするくらい着込んでね
繋ぐ方の手だけ手袋をつけないでね やっぱり新鮮だよ、時間帯が違うと風景が見せる表情ってのがまた違うんだ
ゆうかりんは昔は昼も夜もフラフラ出歩いてたって言うけど俺と一緒になってからは普通の時間に寝起きするような生活をしてるから
なんだか懐かしいような気持ちだってさ 何かを茶化すような言い方で「夜は出歩かないわ。怖い妖怪が出るもの」なんて言うの
それに俺は苦笑いだよ 「怖い妖怪は今頃俺と一緒にお風呂タイム中だよ」なんて返したりね 暗い小道なんかを歩くんだけど
基本的には真っ暗でね 俺は躓いたり引っかかったりで大変だよ そこまでトリ目ってつもりじゃなかったけども何も見えないよ
平然とした顔のゆうかりんは、やっぱり平然と歩けるみたいでね 「夜は妖怪の時間」という言葉の意味を身体で感じさせられたよ
夜はお花が見れなくて残念だねって言ったんだけどゆうかりんは残念そうなそぶりを見せないの そもそもお花が見えなくても
存在を感じられるだけでもいいんだってさ ゆうかりんは目を閉じててもわかるとは思うけどもやっぱり俺はそうはいかないよね
まあでも香りはわかるよ、鼻がついてるからね でもゆうかりんの頭から香る植物性の優しいシャンプーの香りが俺を捕えて離さないので
結局のところ鼻は頼りにならないのかもしれないよ そんな話をしながら歩いていたらいきなり向こうの草むらががさがさってなってね、
明らかに交戦的な感じの野良妖怪の女の子と遭遇だよ いずれはエンカウントするとは思ってたけどね、モンスターボール投げたい
と思ったらこっち見ただけですぐまた戻っていくんだよ 「なんで夜に風見幽香が居るんだ」みたいな捨て台詞を吐いてね お騒がせだね
結局のところスピーディなだけで全く無害でさ、ゆうかりんと二人して顔を見合わせてなんだったんだろうねーなんて言っちゃうんだよ
やっぱり夜は変な輩が増えるんだねってゆうかりんに言ったら「弱い輩が増えるのよ」って言ってた 満足そうだけど少し物足りなさそうだよ
そろそろ帰ろうなんてお互いに言い出すんだけどさ いやあ言いにくいんだけど俺今自分がどこらへんを歩いてるのかわからないんだ
あまり持ち合わせてない土地勘も夜だとさらに頼りないものになるね 帰り道どっち?って聞くんだけどゆうかりんは薄く笑みを浮かべるだけで
「さあね?どっちかしら。帰れなかったら私怒るわよ」なんて言うんだ この話し方は絶対に知ってるパターンだなと感知させるけどどうしようもない
そこから俺が自分だけで帰り道を探すゲームが始まったんだ なかなか骨が折れたよ、このまま朝になったらどうしようかと思った!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:20:15.33 ID:AY77sk9y0
2/13
ゆうかりんと準備をしたい
ゆうかりんとバレンタインの準備をしたい
今年のバレンタインデーももう目前まで迫ってきてるよ カレンダーを見ると二月の真ん中の段あたりに
大きく赤いハートマークが描かれてるんだ そのハートが俺とゆうかりんを行動に駆り立てるような気さえするよ
例年通り、ゆうかりんが俺のために本当の意味で必死扱いてチョコを作ってくれている間はふらりと外出して
夕方くらいまで時間を潰す事になるのかな なんて思いながらネカフェもゲーセンも無い人里のどこで暇を潰そうかと
考えていたんだけど、どうやら俺にそんな心配は必要無かったみたい 今日のゆうかりんは何かやる気に満ち溢れて
俺の首元を掴んで思いっきり立たせてね、「チョコ作るわよ!」って高らかに宣言するんだよ 俺は多少驚きながら
聞き返したんだ、「隠さないの?」ってね 今年は隠さなくていいんだって 二人で一緒にチョコを作るんだってさ
なんだかそれもそれで少し拍子抜けというか、ニヤニヤして待つ男心が独立放置状態だとか、いろいろ言いたい事があるんだけど
俺のテンションに気付いて少しだけ申し訳なさそうな顔をしたゆうかりんが「あなたの作ったのが食べたいだけなんだけど」って
言ってくれた、それだけで俺にもやる気がミチミチ身体中に溢れてきたよ 仕方ないなあゆうかりんったらもうウフフフ
というわけでお菓子作り開始です ゆうかりんは既に黄色のエプロンを着て待ってたから俺が素早く準備するの
お菓子作りに使うボウルとかを用意出して 後は俺が自主的に買ってきたという名目の、ゆうかりんに買わされた板チョコを
どさどさっと出してやるの ゆうかりんは自分で言い出したはずなのに「何をすればいいの」っていう顔して横に突っ立ってて
暇潰しとばかりに俺の事をじろじろ見てたりするから「チョコ溶かす?」って言って誘導してあげる 元気のいい返事をして
早速火を起こしにかかるゆうかりんを静止したり湯煎という言葉を教えてあげたりね 完全に「作り方を知らない動き」でさ、
いつもどうやって作ってるのって言葉が勝手に俺から出てくるんだよ ゆうかりんは顔を赤くして「久しぶりだから」って言うんだけど
残念ながら全てを知ってる俺はいつも手伝ってくれるアリスさんに申し訳無さと感謝の両方を感じるんだよ 有り難いよね
そんなやり取りをしつつもチョコを溶かして次はどうしようかという話 固める?って言って型を見せるんだけど
ゆうかりんはちょっと怒ったような顔をして「それじゃあ作るって言わない」って言うんだ 当然のようだけど見失いがちの正論だよ
じゃあアーモンド入れよう!って言ったんだけどアーモンドなんて買ってきてない事に気付くよ だけど向日葵の種はあります
俺思うんだけど向日葵の種ってそこまで深い味わいがあるわけでも万能ってわけでもないんだよね でも入れます
向日葵の種チョコだよわーい 食用向日葵の種は俺にとって便利なだけ まあでもそれっぽくていいんじゃない?なんてね
他にも色々加えて固めたり、牛乳加えてとろとろにしたまま冷蔵庫に入れたりしたのをいろいろ作るよ それなあに?って聞いたりすると
ゆうかりんが唇に人差し指を立てて当ててね「明日まで待ちなさい」って言うんだよ ここに来て焦らしプレイだなんてうっひょう
使った器具の片づけは全部任されたけど楽しかったしまあいいかな、なんてね 明日が本番だよ、ワクワクだね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:21:00.33 ID:AY77sk9y0
2/14
ゆうかりんとチョコを食べたい
ゆうかりんとチョコを味わいたい
バレンタインデーに「聖(セイント)」を付ける程落ちぶれてはいません こっちはゆうかりんさえ居ればいいんだ
むしろもうゆうかりんがチョコを食べたくなったらそれがバレンタインデーでいいよ 毎日でもいいんだかかってこいよ
という訳でバレンタインデー当日だよ ゆうかりんと一緒に作ったチョコがお互いの目の前に置かれているよ
綺麗にラッピングされていて可愛いリボンもついているゆうかりんのチョコ 昨日俺と一緒に飾り付けたんだよね
ハートの形のチョコ自体は完成したんだけど描く文字や飾りつけで随分手間取って夜遅くまでかかったのを思い出すよ
うまくラッピングができなかったからだいぶ手伝ったりしたの 自分が貰う予定のチョコを自分で作るっていうのも
なんだか不思議な気分だけどもゆうかりんと一緒に何かを作るっていう行為が楽しかったからいいかなぁなんてね
一方の俺のチョコは小箱に詰めた感じだよ ゆうかりんこういうの好きかなって思いながらちょこちょこと作りましたハハッ
というわけでチョコレートを交換しようと思い立ったわけでございます どう切り出せばいいかなって少し悩んだけど
ここは無難に「ハッピーバレンタイン」って言う事にしたよ 自然に出る笑みを隠さずにしたままゆうかりんにチョコを渡すよ
ゆうかりんも俺に負けないくらい笑ってくれてチョコを受け取ってくれたよ 両手でちょこんってね、ハハッもうやだこれ
「よく味わって俺の事を思い出しながらゆっくり食べてね」ってしつこいくらいの条件をぶつけてやるとゆうかりんはクスクス笑って
「うるさい」って言うんだ 心がほんわかとするよ ゆうかりんは愛おしそうに手のひらサイズの小箱を握りしめるんだ
卑しい俺もゆうかりんからの色々なモノが詰まった愛のチョコレイトを頂こうと思うんだ ゆうかりんがこっちに差し出すから
それを受け取ろうと思って手を出したんだけど直前でスッと避けられてしまうの どういう事?と思ってゆうかりんの表情を窺うと
どこかもじもじしながら俺の事を上目遣いで見てるんだよ 「何か言う事があるんじゃないの」なんて言いながらね
何かあるのか、うーん何だろうと考えてみて、「ゆうかりんチョコありがとう」って言ってまた手を伸ばしたんだけどまた避けられる
どうやらそうじゃないらしいの ゆうかりんは何だかちょっと不満そうな顔をしている とするとアレかな、と気づいてだね
いったん呼吸を整えてから気持ち背筋を伸ばしてね ゆうかりんを真っ直ぐ向いて「ゆうかりんいつもありがとう、大好きだよ」って
一息で言い切ってやりました どうやらゆうかりんが求めてたのはこの言葉らしくてね、満足そうに笑って「うん」って言ってくれた
その後はちゃんとチョコを貰ったよ チョコの盤面にもホワイトチョコで文字が書いてあるの 俺とゆうかりんの名前と、
そして二人の間にまたハートマークだよ 「食べるのがもったいないなぁ」って言ったら「つべこべ言わずに食べろ」だってさ
味の方はもちろんおいしかったよ 舌の上から身体中に俺とゆうかりんの根底にあるものが染み渡っていくようで
単純な言葉で表すと、すごく幸せでした チョコを食べ終わった後も寝る前までずっとゆうかりん好き好き言ってたんだけどさ
ゆうかりん、毎回顔赤くして「もういい」って言うんだよね 楽しいからついつい弄っちゃうよ バレンタインだからいいじゃない!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふ

28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:22:59.34 ID:AY77sk9y0
2/15
ゆうかりんを好きにしたい
ゆうかりんを俺の自由にしたい
人権とか反論とかそんなものは明後日の方向に投げ捨ててやる ゆうかりんを俺が思うまま言うままに動かしてやりたい
俺の手のひらの上だけでゆうかりんを生かしてやりたい その滑稽な姿を見て、俺は一人ほくそ笑むんだ
そんな事を思う事もあるんだけどそういうのを直接ゆうかりんに言う訳ではない それこそ鼻で笑われてしまうよ
「そんな下らない事言ってる暇があったらどこかに遊びに行きましょ」なんて言われてちょっと遠出のお散歩になっちゃうね
実際に言ってみると実際に「下らない」といった旨の言葉で押し返されて、そして実際に時間をたっぷりとったお散歩になるのさ
この日は久々に妖怪の山なんか登ってみたりしてね 通っちゃダメだと言ってきかないお仕事中の天狗さんに対して
「いいじゃない、減るもんじゃなし」とか言いながら奥に行こうとするゆうかりんのやりとりがおかしかったよ 最終的に俺が怒られた
帰ってきてからね、まだ日中だったのでゆうかりんとぺたぺたベタベタしながらまったりと時間の流れを感じていたんだけど
さっきの発言を持ち出されてだね、「別に好きにしていいのよ?」とかなんとか言って俺を挑発してくるんだ でも顔はニヤニヤじゃなくて
割と素の表情でね じっと俺の事を見ながらそう言うんだ 俺からの言葉を待ってるみたい、視線を俺から離してくれない
俺はどう言ったものかと思って突っ立ったまままごまごするんだけど、その態度はゆうかりんの望んでるモノじゃなかったらしくて
ふうと軽いため息を吐かれるんだ 今度はちょっとだけ怒るみたいに「メチャクチャにしてくれても構わないのよ?度胸が無いわね」とか
そんな言われ方をされてしまうんだよ 俺に度胸が足りないのは今に始まった事じゃないんだけどね、それは確かに正論だよ
ゆうかりんがぷつぷつと思い付いたように言うには、俺にはやっぱり積極性が足りないんだって もっと男らしいゴツさを醸し出して
主導権を握って握って握り潰すくらいでいいんだってさ そうは言われてもなかなかそういう気になれないというのもあるけど
一つだけゆうかりんに言い返す事があるんだよ 適当に頭を掻いた後、ゆうかりんの近くによいしょっと声出して適当に座り込んで
「俺はもうゆうかりんを好き放題してるつもりなんだけどなぁ」って言うのさ 顔は見えてないけど、たぶん間抜けな顔してたと思うよゆうかりん
ゆうかりんと一緒に暮らしてる時点でもう自分の欲求が全て満たされてしまってるようなんだよ ゆうかりんも俺の思い通りに動いてくれてるのさ
気を抜いたら顔がニヤニヤしてしまうのはそのせいだよ 今が最上だと思ってる ゆうかりんはその話を聞いて数秒考えた後に
俺の近くに座りなおしてね、少しちっちゃい声で「欲求を満たしたら次はもっと高次の欲求が出るでしょ」とかなんとか言うんだ、ぶつぶつ
俺は「究極の欲求が満たされてしまったら何も残らないよ、あるのは幸せだけさ」なんて何か偉い人みたいなカッコ良さ気な台詞で返すんだよ
その後もゆうかりんがあーだこーだ言って来るので俺も一つぐらいそれっぽい事やってやろうと思って ゆうかりんをグッと抱き寄せて
ゆうかりんの顔が内側になるように、自分の身体にぎゅうっと押し付けてみた あー、ゆうかりんあったけぇ、って言葉が勝手に出るよ
それでいいのか悪いのかはわからないけどゆうかりんは何も言わなかった だけど俺の胸元を指でぐりぐりぐりってやり続けていたね
にしても積極性が大事だと言ったね、今日の夜は寝かせないぞとも言ってみたいんだけど最近は腰がね、腰のせいだよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:23:58.04 ID:AY77sk9y0
2/16
ゆうかりんに食べられたい
ゆうかりんに味わわれたい
バレンタインも過ぎ去った事だし、いろんな意味で一安心かなと思って過ごしてるんだ 二月の行事でやり残した事なんて全く無いよ
「萃香の頭に鰯の頭を刺すんだった」なんて鬼からしたら恐ろしく物騒な事を言い出すゆうかりんは置いといてね
それはまた今度、というかできれば俺の知らないところでやってあげてねなんて言いながら今日もまたのんびりと過ごす
動きの悪くなったアーケードスティックに自転車用の油を差してみたらどうだろう、なんて「さす」繋がりで思い付いてみたりとか
そんな事をしてるんだけど、誰かがお庭に続くガラスの引き戸をばんばんと叩くんだ ゆうかりんは俺の横だからゆうかりんじゃない
お客さんなら玄関から入ってくるし、新聞は勝手にポストに投げ込まれるしで思い付くものはどれも違うよ とりあえず見てみたら
背の低いちっこい妖怪さんがいたんだ 白と黒の妙に育ちの良さそうな服を着た金髪の女の子 窓を開けてあげると満面の笑みで
「遊びに来ちゃった」なんて言うのさ 「バレンタインだっけ?あの時はありがとう」なんて言いながらまた嬉しそうに笑ってだね、
俺に抱きついてこようとするんだよ まあ俺はそれを必死に避けるよね 何故かっていうともちろんゆうかりんがこっち見てるからだよ
ゆうかりんも負けないくらい笑顔なんだけど不思議な事にその顔からは喜びが全く感じられなくてね 空気が張り詰めてまいりました
先手を打つように「違うんだ、ゆうかりん」って言うと間髪入れずに「あなたって言い訳下手よね、本当に下手」なんて返されて
わざわざ日傘を持ってきて、こう手のひらの上でポン・・・ポン・・・ってやりながら近づいて来るのさ、一歩ずつね ずいぶん重い一歩だね
最終的に日傘に4HITコンボを喰らった俺は今正座しています こういう時だけゆうかりんは自分でお茶淹れてね、一応のお客様に
出してあげてるの しばらく経ってようやく言い訳の機会がもらえたから全部答えるよ バレンタインの日の仕事からの帰り道でね、
いつの間にか人里にもバレンタインの風習が広がったのはゆうかりんも一応知ってるはず、そのせいでチョコをたくさん頂いてだね、
でもゆうかりんは俺が他の女からチョコ貰ったって言ったら怒るじゃん だから処理をどうしようかなぁと思いつつ森の道を歩いていたんだけど
そこでこの子に出会ったんだよね ルーミアだっけ、名前 「ニオイにつられて来た」とか言ってたの、なんだかお腹空いてるみたいだったから
全部くれてやったのよ 俺も無事に処理できたし彼女も食欲を満たせたみたいだしで結果的に良い方向になったと思うよ で、今日のこれさ
わざわざお礼を言いに来てくれたんだよ とここまで説明した 座りながら、足を組み替えたりしながら聞いていたゆうかりんは
なるほどといった顔つきをするんだ で、その後「結局他の女からチョコは貰ったわけなんだ」とか言い出してまた怒られてしまったよ
日傘の先っちょを変な所に入れられたりしたあたりで俺の目から涙がスッと流れ出てだな 「俺だってチョコ欲しいもん」ってセリフも口から出る
そしたらゆうかりんの口からも「私があげたでしょ、それに私も欲しい」ってのが出てきて、更にお客さんの口から「私も欲しいー」とやってくる
結局のところ何がどう悪かったのかはよくわからなかったからここらへんで勘弁してもらってだな 一応のお客さん用にお菓子を作る事に
簡単なものを、ということでチョコレート風味クリームブリュレを出してやったんだ そしたら二人の妖怪さんが口をそろえて言うの
「またチョコ?」ってね いや君ら欲しいって言ったじゃないかなんで俺が滑ったような空気なんだい こんなのってないよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふ

30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:23:59.82 ID:9LH9q9yo0
            _,,‐─-v‐、,,、
         ,,-‐’”: : : : : : : : : : `ヽ
        /: : : : : : : ,,__ : : : : : : \
      r’: ,、,,.-─””゛   ミ : : : : : : : ‘i、
       `/ /        ミ_ : : : : : : :,、}
      i l    _,,..-‐^‐-、 `゙i: : : /l.l|
      i、}‐-、 ヽ;;/,rェッ;;’”  ゙ー’ 9iリ!
      |  ’,tテi  ヽ=’”     ゞ t’
       |  ‘i”´| , -、         ヽ-、,,___
       |  ’}、 !,,tu’”  ヽ、  ,l: ‐-‐” }: : : : :
       }   lヽ、__,,,.-‐ヽ  /: : : : : : /|: : : : :
     ,r/  /: : :ヽー‐’  ノ: : : : : : : / .|: : : : :
     /: \ /: : : : : 丶,, -”_: : : : : : /  |: : : : :
    /: : : : :ヽ/: : : : : : : ヾ”‐?‐ヽ   |: : : : :
   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ\: : /   |: : : : :

        前科 又雄〔Matao Maeka〕
        (1925〜1996 日本)


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:25:00.47 ID:AY77sk9y0
2/17
ゆうかりんとジャンケンしたい
ゆうかりんと野球拳したい
「野球拳って何が楽しいの」って聞かれたら少しだけまごついてしまう 確かに野球拳自体は何も面白いことが無いよ
ただ、野球拳を可愛い女の子とやるってのが最高に面白いというかなんというか 欲望に素直なのは平和に生きるコツだよ
今日の俺なら圧倒的な強さでジャンケンに勝てるような気がする きっとジャンケンするだけで空飛べたりするはずだよ
ゆうかりんにそう伝えると普通の顔で「めんどくさいんだけど」って言われてしまって少し落胆だよ でもそんなのでへこたれる俺じゃない
なんとかゆうかりんに言い聞かせて野球拳しようとする 野球拳ってのは宴会芸でも下ネタでも何でもない、一つの文化なんだ
俺とゆうかりんが簡単に踏み躙っていいようなものじゃないんだよ って優しく優しく話したら今度は「じゃあやらない方がいいのね」なんて
言われてしまってね 「普通に脱いじゃダメなの?」とも言われた ああ言えばこう言うってのはまさしくこういう状況だよね ダメなんです
と言う訳でなんとかして野球拳まで持っていく事に成功だよ お風呂は既に済ませてしまったから寝室まで行こうねゆうかりん
ここでエキスパートルールを適用するよ 「ジャンケンの勝者が敗者の服を脱がす」という新ルール 自主性は失われるけども
勝った方がより勝ちっぽい感じになれるルール、ついさっき思い付いた ゆうかりんはクスクスと笑って俺を眺めてね、
「なあんだ、脱がせたいならそう言えばいいじゃない」なんて言うのよ いつもはゆうかりん気づいたら脱いでる感じだからね
確かに脱がせる楽しみってのはあんまり感じないかもしれない お風呂に入る時は業務的に普通に脱がすだけだからね
なんだかソワソワしてきたよ ゆうかりんはグーにした手をぶんぶんってやって既に応戦体勢に入ってるみたい 俺も深呼吸して
ハラを決めたよ なんだかんだでゆうかりんもノリノリじゃないか、って言うと「そんな事無いわよ」ってつんと返される
さて早速勝ちまくってゆうかりんを生まれたままの姿にしてやろうと意気込むんだけど、ゆうかりんはゆうかりんで俺に言う事があるみたいで
何かなと思ったら「恨まないでね」だって ゆうかりんを怨むなんてお門違いだよ怨むなら二次創作的な意味でニコ厨と渋厨だよね
そんなのは置いといて早速開始です 歌は歌うよね?って言ったら「歌わない」って即答されたからある意味淡々とジャンケンを済ます
最初に数回勝った時は楽しかったんだ、うん ゆうかりん脱がされちゃうんだよ?いいの?なんて責めとも何ともつかない言葉を言いながら
ゆうかりんの服を下から剥いでいく 下からってのが今日のポイントだよね 対策なのかは知らないけど室内用の靴下なんて履いちゃってるから
それもぽんぽん脱がして素足を軽く撫でてやるんだ まあね、脱がせたのはそこまででさ、その後ゆうかりんにストレート負けしたのよね
またクスクスと笑われながら「ジャンケンですら私に勝てないとかどうなの?生きてる価値あるの?」みたいな切ない事を言われながら
随分ヒートアップしたゆうかりんにパジャマのボタンをぶちぶちぶちってされるんだよね その後俺が拾わないように窓開けて外に投げ出すし
生まれたての小鹿みたいにプルプルするだけの俺を目の前にゆうかりんは満足そうに笑ってね 「まだジャンケン、する?」って言うのさ
それに負けてから負けた場合の待遇を聞いたんだけどね、何故か思い付きでギャグボールとか噛ませられる展開に突入しました
アイマスクも付けるの?これ脱ぐ遊びだよ?ちょっと違うんじゃないかな!え?敗者に口無し?ごもっともでございます ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:25:13.75 ID:46/0P6ya0
相変わらず読ませる気のない文量だことwwwwwww

33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:26:57.71 ID:AY77sk9y0
2/19
ゆうかりんを舐めたい
ゆうかりんをぺろぺろしたい
舐めてかかると恐ろしい事になるぞ でもこのご時世にゆうかりんに舐めてかかる輩なんて居ないからある意味安心だね
居たとしてもどうせいつもの事なんだけど俺くらいだよね ゆうかりんの身体の部位で舐めた事の無い所なんてないよ
おもむろにゆうかりんのほっぺをぺろっとひと舐めしてやる 驚いたような声を上げるでもなく、身体を引くわけでもなく、
「ん?どうしたの?」なんて言ってこっちを向くんだよ ゆうかりんはゆうかりんでチュッパチャップス抹茶ラテ味を舐めてるんだ
こっちを向いたらゆうかりんのほっぺを舐められなくなるじゃないか、わざわざゆうかりんにあっち向いてって言って横を指さして
向いてもらう そしてまた、ゆうかりんのほっぺに舌を這わせるんだよ 一本の筆のように、ゆうかりんの頬に線を引くようにね
ゆうかりんのほっぺはなんだか甘い気がするんだ もちろん気だけじゃなくて本当に甘いのかもしれないけどね ふわりと甘さが立って、
舌の上から俺の中に伝わっていくんだ きっとこれはゆうかりんの内側から滲み出たゆうかりん成分だね、甘くて身体にイイと噂のね
舐めるだけじゃ物足りなくて、今度は吸い付いてやる ゆうかりんのやわらかいほっぺに俺の唇がしっかり受け止められるんだよ
このまま音が立つくらい吸ったらゆうかりんのほっぺが鬱血してキスマークが付くかな、いっちょやってみっか、なんて考えながらね
でもそれはゆうかりんの「ちょっと、ちょっと、くすぐったい」という言葉で阻止されるんだよ ケタケタと笑いながら俺を押しのけるゆうかりん
「あんまりオイタしないの」とか言いながら、俺の胸元に頬を押し付けるようにしてマーキング的な意味で俺がつけた唾液を拭いちゃうんだ
そして俺に向き直るの 口の中で棒付きアメを嬲ってるのか、口の端から出た棒の部分がピコンピコンってして俺を誘ってるように見える
だから俺は今度はその棒の部分に吸い付いてやるよ ゆうかりんがんーんーって何か言ってたけど気にしない、棒を舐めるよ
もちろんだけど棒の部分は甘くもしょっぱくもない、普通の棒だね 棒の部分を俺が口に含むとさ、もちろんゆうかりんの唇が
俺の唇と触れ合うわけだよ 普通に見たら普通にちゅっちゅしてるだけに見えるはず ゆうかりんの肩に手をかけながらぐっと顔を寄せるの
そしたらさ、ゆうかりん、口の中でアメをグッとこっちに押すんだよ 俺の中に棒がぐぐっと入ってきて俺の喉奥を突っつくのさ
オエッてなるよねオエッて げほげほになってさ、またゆうかりんに笑われるんだよ 「自業自得よ」なんて言われながらね
なんだか不憫な俺を見て、ゆうかりんが俺にご褒美をくれるの 自分の舐めてたアメをちょっとだけ名残惜しそうに口から出すの
ちゅぽって軽い音を立ててね ゆうかりんの舌で舐られて少し小さくなって、そして唾液でテカってる緑と白の二色の丸いアメ
俺の方にすっと出して 「ほら、これ欲しいんじゃないの?いらないの?」なんて言うんだ そして俺が答えるよりも先に勝手にしびれを切らせて
俺の口にグッとアメ部分を突っ込むの 突っ込んで俺の舌の上に押し付けるようにぐりぐりするんだ そしてまた柔らかく笑うの
「口元寂しかったんでしょ?人のモノまでねだらないの」なんて言いながらね 俺はもう満足だよ このアメはゆうかりんの味がするね、って
言ったら「抹茶味よ」って言われるの ゆうかりんの味はもっと甘いんだって、そして俺がもっと好きになっちゃうような味なんだってさ
そんな事言われたらゆうかりん味も味わわないといけないね こんなアメは噛み砕いてしまおう、え?それはダメ?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:28:01.53 ID:AY77sk9y0
2/20
三位になったゆうかりん 諸事情で没

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:28:48.60 ID:sL6BiGxJ0
没とか初めてみたぞ
そうか、人気投票この前だったな

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:29:15.98 ID:AY77sk9y0
2/21
ゆうかりんを占めたい
ゆうかりんを独り占めしたい
俺は独占欲が強い、自分でもわかってるしゆうかりんにもそう言われる でも自分は元々そんなんだし、それでいいと思ってる
絶対に放任主義になんかなれないよ もうちょっと俺はネトネトしていて、人間っぽい臭いを発する生き物だと思うんだ
夕方にゆうかりんとおゆはんのお買い物をしようと言う事で、いつもみたいにゆうかりんが俺にしがみつく感じの腕の組み方で
人里をぽくぽく歩いてたんだ そしたらなんだか様子が違うんだよね 「あ、風見幽香!」「ゆうかりんだ!」「ゆうかりんおめでとう!」って
どこからともなく聞こえてくるんだよ そして里の人達が俺とゆうかりんをニヤニヤして見てるの わらわらと人が増えてきてさ、
ついには俺とゆうかりんの周りに輪になる様に人だかりができちゃうんだよ 俺もゆうかりんも困ったよ、何が起きたのかわかんない
いろんな意味で人のためにならないような事も散々やったりもしたから、ついに人里の人々が力を合わせてゆうかりんに立ち向かうという
ファミコン時代なら一本ゲームができるようなストーリーかなとも思ったんだけどそれも違うみたいなの なんだか友好的なのさ
笑顔で両手をあげたりしてね、なんか祝ってくれてるみたいなの ますますわけがわからないよね、俺もゆうかりんも困惑だよ
「あなた、これは何?」なんて言って俺のほっぺをつねり上げても答えは出てこないよ これじゃあ買い物もできないよね、
この状況をどうしようかとまごまごしてると助け舟がやってくるの 人里で寺子屋の先生をしてる知人の女性さんなんだけどね、
「もしかしてお前ら、あの結果を知らないのか」とか言いながら全部教えてくれました なんでも、人里で人気投票をやったんだって
幻想郷に住む女性限定の人気投票らしいよ 全然知らなかった、そんなのがあったなら教えてくれてもよかったのに、とも思ったね
でさ、肝心の結果なんだけど なんとなんとゆうかりんが第三位だってさ さらに言うとなんと妖怪の中では一番人気だって
「え?嘘?」って本人も半信半疑だよ 一部の人にゆうかりんが人気あるってのは知ってたけどそこまで人気者だったとは予想外
それでこんな感じなのか もう隠れファンだった人とかも人目をはばからず祝ってくれてるわけだね それでこんなになったという事か
全てを理解したんだけども飲みこめたかと言うとそんな事は無かったよ むしろ逆さ、吐き出しそうになったよ 俺はゆうかりんの手をひっつかんで
「女の子に順位をつけるなんてどうかしてる!」みたいな台詞を捨てて行ってね、無理やり人の層を割いて帰る方向に走り出したんだ
来たばっかりなのにね どうしてもあそこには居られなかったんだ 喜ばしい事だし、何も実害は無いんだけど 言葉にはできないけど
なんだか居たくなかったんだ そのまま人里を抜けて家へ一直線に向かうよ ゆうかりんは手を引かれながら「何も買ってない」って言うんだ
俺はそれにただ短く「うん」と返す 後は家までまっすぐ帰って、俺はゆうかりんを放置して、ソファーにうずくまるんだ クッションに顔を押し付けて
ただ黙る どうしていいのかわかんなかったんだよ 情けないけどね、「感情の整理が付かない」って状態を初めて経験したんだ
向こうでゆうかりんの声がするよ 「下らない」ってね、なんとなくつまらなそうな声だよ その言葉を聞いて、ようやく俺からも言葉が出てくるんだ
「ゆうかりん、人気投票三位、おめでとう」ってね クッションに涙が吸われるよ ゆうかりんはそんな俺を全て正面から受け止めてくれた
背中を優しく撫ぜて「ありがとう」とだけ言ってくれたんだよ ゆうかりんはいつもみんなの人気者だよ!だって可愛いからね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:29:58.00 ID:AY77sk9y0
2/22
ゆうかりんに甘えたい
ゆうかりんに甘やかされたい
何を思ったか口が滑って、ゆうかりんを「お母さん」って呼んでしまったんだよ 親離れできない小学生かっつーの
「おかあさ・・・いやごめんなんでもない」ってね もう四文字目まで出ちゃってるよどう見ても誤魔化し切れてないよ俺も下手ね
そういう時だけ感と耳のいいゆうかりん ニヤニヤしながらゆっくり俺の方を振り向いてさ、「え?何?」とか言っちゃうんだよ
自分の母親の顔なんて忘れたどころか居たのかすらわからないから近親相姦系抜きゲーだって余裕でできるくらいなんだけど
どうしてそんな呼び方しちゃったんだろう今でもわからないよ ただ、自分の事はわからないけどゆうかりんの事なら少しわかるよ
ゆうかりん、後姿がなんとなく若妻っぽいよ 髪も少し伸ばしてなんだかオトナっぽくなったよね、まあ大人なんだけどさ
そんなゆうかりんに1mmも覚えていない母親を重ねたのかなぁなんてのんきな自分への考察を繰り広げるよ ゆうかりんは
ニヤニヤしたまま顔を近づけてきて「どうしたの?私はあなたのママじゃないわよ?」なんて言ってくるんだ 近い、髪が当たる
押し包められるようになった俺 呼んじゃったものはしょうがないので「ゆうかりんがお母さんに見えた」とか開き直ってみるよ
そしたらゆうかりん今度はテレテレし始めるんだよ 「母性かしら」とか「まだ早い」とか言いながら一人でほっぺた持ってイヤイヤしたりね
手とかぶんぶん振り回しちゃって 俺はまったりと眺めながら「怪人風見二十面相」とか下らない事を考えては忘れるんだ
お風呂に入る時になっても、寝る直前になってもゆうかりんはこのことを覚えててさ 今日一日で何回からかわれたかわからないよ
呼び方もいつもの奴じゃなくて「ボク」なんて言われてさ もう怒るよ!って言うんだけど「そんなにカリカリしないの」って言われて
それこそお母さんがちっちゃい子をあやすように頭を撫ぜられたり身体に触れられたりするんだよ 「○○ちゃんご機嫌斜めかなぁ?」とか
言いながらほっぺを人差し指で突っつかれるの これはきっといつもの仕返しだろう、ゆうかりんのほっぺ突っつきまくりだからね俺
それに対して俺は「ご機嫌斜めです」って返して布団を被って寝たフリだよ ちょっとつまんなそうな顔したゆうかりんも続けて布団イン
寝る時だけは自然といつもの体勢になるよ、片腕を伸ばして、ゆうかりんがそれを枕にして、俺に引き寄せられるような体勢
その体勢に一旦なってから「寝かしつけるのはお母さんの仕事なんだけど」とか言い出すんだ いつもは俺の仕事なんだよね、これね
ゆうかりんを困らせてみようかなぁとも思って、子供みたいなたるたるした声を出して「絵本読み聞かせて」とか牽制気味に言ってみる
てっきり俺は「絵本なんてあるわけないじゃない」とか「もう寝る時間でしょ」とか言い出すと思ってたんだけど今日のゆうかりんはノリノリでね、
「いいわよ」って言ってもぞもぞ起き上がるんだ 若干の不安と若干の期待と、ゆうかりんの温もりだけ残った布団が俺を包む
軽く横に腰掛けてね、布団の上から俺のお腹に手を当てて、ぽん、ぽんって軽く叩くんだ 安心するリズムを繰り返しながら話が始まるの
ゆっくりゆっくりと時間をかけながら優しい語り口でお話をしてくれるんだ ある一人の人間と、ある一匹の妖怪のお話だったよ
割と引き込まれ気味だったんだけど 途中で勝手に話を切り上げてね、「もうこんな時間。子供は寝なさい」なんて言っちゃうんだよずるいね
結末はどうなるの、まさか死んじゃうの、って聞いたら「まさか。ハッピーエンドに決まってるでしょ」だなんて笑うんだ いいお話!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふふふ

38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:30:48.64 ID:AY77sk9y0
2/23
ゆうかりんと待ちたい
ゆうかりんと春を待ちたい
「春がわかる人たち」ってのがいる 正確には人じゃないんだけどね 肌で感じるよりも目で見るよりも別の何かで
春が来るのを感じられるっていう存在がいる それが便利なのかどうかは知らないけどね ゆうかりんもそんな一人で
したり顔で「今年の春は早そうね」なんて言っちゃったりするんだよ 俺はお茶を注ぎながら、「さいきん暖かいもんね」なんて
話を続けてやるんだ でもそうじゃないらしいの、体感気温なんかじゃない「何か」が春を教えてくれるんだってさ
妙に嬉しそうな顔でゆうかりんは「あなたにはわからないわよねぇ」なんて言うんだ 俺の第六感はまだまだ未熟らしいよ
「もうちょっと経てばわかるようになるかもよ」なんて、熱い紅茶の入ったカップを渡す時に俺の手ごと取っ手をギュッてやりながら
レティさんも言うんだよ 幻想郷の冬を体現したような彼女、やっぱり「自分が一線から退く時期」がわかるって言うんだ
わかる妖怪とわかる妖怪とわからない人間の小さなお茶会 妙な疎外感を感じてしまってちょっとだけ悲しくなるよ
季節の流れに敏感な彼女達 あとはお茶の香りにも敏感だね、ゆうかりんが気づいたように「これ、いいお茶ね」なんて言うの
いいかどうかは分からないんだけども、別の茶葉屋さんに行ってみたんだよ 気付いてもらえるとなんとなく嬉しいような誇らしいような
そんな気持ちになるんだ ウソじゃないけど鼻が伸びそうだね、木の鼻がね レティさんがニコニコしながら俺の方を向いて、
「春を感じるのはどんな時か」、っていう質問をしてくる ゆうかりんもお茶を口元に運びながら視線を俺の方に移すんだ
この質問に「無い!それがどうした!」って答えたら俺はただのコミュニケーション障害の疑いがあるつまらない男性で片づけられてしまうだろう
ということでちょっとばかり軽く腕を組んで考えてみるよ 春の話、はるですよーが来る前にどういったところで春を感じるか、って話
去年の春とかを思い出してみるんだけど、何も浮かばないんだよ というより何かを思い出そうとしても必ずゆうかりんの笑顔が出てくるの
ああでも一つだけ思い出したよ割と確実そうな答えが出たよ 見つかった、って俺が言うとゆうかりんもレティさんも期待するような顔になるの
そこで言うんだ 「ゆうかりんがソワソワしてきたら春が来る」ってね その瞬間に俺の脳天に斬岩チョップが炸裂だよ、ゆうかりんのね
顔を真っ赤にして、しつつも平静を装ったフリして笑顔を崩さないでね、「私の事はいいから」なんて言葉に力を込めて言っちゃうの
レティさんはちょっとばかり悪戯っぽい笑みを見せるんだよ いやでも俺は間違ったことは言ってないと思うんだよね 俺にとっての春は
「冬よりも咲く花が多いので結果的にゆうかりんが喜ぶ季節」っていうものだから ゆうかりんを軸にして春を語る事は当然だよ
そう言ったら今度はぎゃーぎゃーと取り乱し始めたゆうかりん そして自分で言っててなんだか春が待ち遠しくなってきた俺がいる
春になればゆうかりんが喜ぶし出かけられる場所も増えるしでいいこと尽くめだよ 花粉さえ無ければもっと最高なんだけどね
「まあでも、もうちょっと来るのが遅くてもいいと思うよね?春」って言うのは冬以外は引き篭もりガチ勢の黒幕さん うーん、そうとも言えない
やっぱり、冬は冬でいいものだし、春は春でいいものなのかもしれない 俺にできる事はきっと単純で、冬のゆうかりんを楽しみつつ
春のゆうかりんに想いをはせるような事なんだろうと思ったよ 夏のゆうかりんも秋もだよ、ゆうかりんは全部だよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:31:32.72 ID:cYqlg73U0
目がチカチカするー

40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:31:41.71 ID:AY77sk9y0
2/24
ゆうかりんに着せたい
ゆうかりんに俺の選んだ服を着せたい
具体的に言うとね、レザーパンツを履かせたい ローライズでね、龍宮の使いもびっくりなくらいぱっつんぱっつんな奴
真っ黒の奴だよ そしてこれまた黒のレザーブーツを履かせてさ、ごっつい黒のベルトを装着していただきましょう
これまた真っ黒のアームカバーをつけてね 肩とか鎖骨とか見せちゃうくようなギリギリの黒のベストを素肌に着させるよ
後は二丁拳銃だのサングラスだの小物を揃えれば完璧だよね そのままラウンドハーヴェスト交代でハメ殺されてしまいたいよ
「どうかな?」って言ったら言葉が帰ってこなかったかわりにグーパンチが帰ってきたよ 顔を真っ赤にしたゆうかりんのね
そんなのコマンド表に無いよって言い返す事もできず俺は横に吹っ飛ぶ ゆうかりんがはぁはぁと肩で息をしてるのがわかるよ
頭から箪笥の方に突っ込んで行った体勢のままで、ゆうかりんに聞くんだ 「そんなに嫌なの」ってね ゆうかりんは間を置かずに
「恥ずかしいに決まってるでしょ!」って言うんだ まあごもっともなんだけどさ、こんな事を言うとまた何か起きそうなんだけど
スカートをひらひらさせながらアクロバティックな空中の肉弾戦を展開するよりは恥ずかしくないと思うよ って言うんだよ
言ってから即ゆうかりんの指ポキが聞こえ始めるんだ 俺、平謝りするのだけは得意だよ 変な体勢のまままず一言だけ謝る
だけど今日の俺は謝って終わりじゃないよ 物語は終焉を迎えてまた新たな物語の始まりとなる、みたいなそんなカッコ良さを目指す
吹っ飛ばされた方向が奇跡を呼んだね そのまま片手で箪笥を開けるよ 箪笥の上から二番目を開けるとなんとそこには
さっき言った通りのレザーパンツだのアームカバーだのベストが入ってるんだよ サングラスもついでに突っ込んでおいたよ
「ゆうかりん・・・これを・・・」って言ってね、なんとなくドラマティックなラストシーンみたいに渡そうとするんだよ ゆうかりんの反応は
「なんであるのよ!」って台詞とシャイニングウィザード風の蹴りだったけどね 自分の顎にクリーンヒットすると自分でも嬉しくなるよ
それと同時に意識も勝手に微睡むね 安らかな眠りみたいにそのまんま意識を失ってしまった 気づいた時にはソファーだったよ
どう見ても怒ってる表情のゆうかりんがまず視界に入るんだ ゆうかりんは呆れたように言うよ、別に着るのはいいんだってさ
どういう意図があるのかは知らないけど、俺が着て欲しいって言うなら着てやるし、俺が喜んでくれるならそれが一番いい、って言うんだ
「でも」ってゆうかりんは続けるよ 「なんで客が来てる時に言うの?馬鹿なの?恥ずかしいって言ってるでしょ!」ってね
後ろでお茶を飲むアリスさんは随分シラけた目をしながら「別に気にしなくていいんだけど」とか言っちゃうの 心なしか視線を外してね
「人前だと素直になれないんだね」ってゆうかりんに言ったら机をダン!ってされたからまた謝りました うん、後でにしよう、後でね
無理言ってこの衣装を作ってくれたのはそこにいるアリスさんなんだけどこれ以上余計な事を言うと俺の身の危険に繋がるので
あまり言わない事にしておくよ 俺だって自分の身が可愛いんだ それ以上にゆうかりんの身が可愛いとは思うけどね
その後もゆうかりんの機嫌は回復しなくて俺は困っちゃったよ 俺の分のおやつまで食べるし、アリスさんも空気読んで早々に帰るし
「全ての物事は時と場合すなわちタイミング」みたいなどっかの理論を身体で理解した一日だったよ 今晩着る?え?死ね?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふ

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:32:38.33 ID:fSaZ80xYO
えっこれって毎日リアルタイムで書いてるの

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:32:48.04 ID:AY77sk9y0
2/25
ゆうかりんを呼びたい
ゆうかりんを声に出して呼びたい
妙に色の良くない野菜をトントンと小さく切ってると、向こうからゆうかりんの声がするんだ 「あなたー」ってね
とりえあず人参を食べやすい大きさに切れたので俺は「はいよー」って適当に答えてからゆうかりんの方を見るんだ
顔を上げて確認したら、なんだかゆうかりんがむっとしてるの 今すぐ不安を口に出しそうな顔つきなんだ そのまま立ち上がって
俺の方までゆっくり歩いて来るんだ なんだ今日は機嫌が悪いのか、それも女の子の日だったりするのかな、なんて思うよ
台所の、俺の真横まで来るゆうかりん 包丁使ってるから危ないよって言うんだけどゆうかりんに対してはあんまり危なくないね
むしろゆうかりんの方が危ない気もするよ 本人に言うと怒られると思うけどね 俺がプルタブを開けるのと同等の力で包丁折れるからね
そんなゆうかりんが目を細めて俺を見るんだ 明らかに不満がありそうな顔だよ のん気な表情を装ってるけど俺は内心ビックビク
ゆうかりんに怒られるのは嫌だよ 責められるのも嫌だし、何より「俺の事でゆうかりんが不満に思ってる」ってのが一番嫌だね
まず第一に俺は「わかってない」って言われるんだよ ゆうかりんが遠くから俺の名前を呼んだら、俺は笑顔で「ゆうかりん」って
答えないといけないんだってさ 名前を呼び合うだけで確かめられる何かってのが存在するらしい そういうのをやりたかったんだけど
俺が適当な返答したからゆうかりんはむっとしてる訳だ 何の影響かな?と考えてみると、最近一緒に見た映画にそんなシーンが
あったような無かったような気がするよ とにかくまあまずは訂正だね ゆうかりんに軽く謝って、「俺は反省すると強いぜ」みたいな
立ったまま死亡しそうなギタリストみたいに胸張って返すよ ゆうかりんはそれを聞いて安心したのかどうかは知らないけど
俺の顔を見ながら肘でこつんってして「あーなーたー」って言うんだ 思いっきり伸ばしながらね こんなに近くで言わんでもええやないか
なんて思うけどもそこは言わない 俺は適当にニッとして「ゆうかりんー」って言うんだよ べたっとした視線で俺の事を見ていたゆうかりんの顔が
みるみるうちに満足げな色で満たされていくの ゆうかりんが笑うと俺も嬉しいよ 真夏の太陽みたいに口の端を引いて笑うゆうかりん
また「あなた」って言うんだ 俺はうんうんとそれを聞いて、また「ゆうかりん」って返してやるの こんなやりとりが数回続いたよ
ゆうかりんは満足したみたいでね、俺の背中にもたれかかって「よしよし」なんて言っちゃうんだ まだ包丁使ってるって言うのに
俺を呼んだけども特に用事ってのも無いみたいでね ゆっくりと目を閉じて寄りかかるの 「向こう行きなさい、向こう」って
優しく諭そうとしても「いいの」って言って聞かないんだ ゆうかりんにはゆうかりんで考えることがあるからこれでもいいんだけどね
後になって、「呼び合える仲っていいわよね」とか言いながら、ぬいぐるみにちょっかい出すみたいに俺に触れてくるゆうかりん
「そうだね」って言って俺はそれを受けるんだ ゆうかりんが何か思い付いたような顔になって、少しだけ腕を組んで悩んでね、
どうかしたのかな、と思ったら少し恥ずかしそうにこう言うんだ 「○○さん・・・ん、ごめんなんでもない」ってね 俺の下の名前だよ
なかなかの破壊力だねこれだったら隕石衝突も問題ないよ 妙な興奮を覚えつつも俺は「幽香」って言って頬をなぞってやった
ゆうかりん、手ぇバタバタしながら「あ、それ恥ずかしい!恥ずかしい!」って言うんだよ 少しは慣れてくれないとね?ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:34:38.49 ID:AY77sk9y0
2/26
ゆうかりんを想いたい
ゆうかりんを想い続けたい
朝起きたらビックリだよ 隣で女の子が寝てるんだよ スヤスヤと小さい寝息を立てながら俺の腕をぎゅっと持ってるの
夢かと思ったけど全くそんな事は無くてね 驚きに驚きまくって変な声を上げながらはねのけるようにして飛び起きてしまったよ
よく見ると知らないベッドだし知らない部屋だし自分は覚えの無いパジャマを着てるしでなんだこれ 完全に脳は覚醒したのに
「やっぱり夢なのかもしれない」とか思わせられてしまう展開のオンパレードだよ そしたらさ、隣の女の子が目を覚ましたみたいで
「もう朝?そんな大声出さないでよ」とか言い出すんだよ 眠そうな目を擦りながらしっかりと眼差しは俺の方を捉えてね
日本ではあまり見ない緑色の髪をしている女の子 俺に対して全く気損ねしないで「当然だ」と言わんばかりの反応だよ
俺は思わず「あ、ごめん」って言ってしまったんだ、そしたら女の子が笑うの クスッてね、優しい笑い方だよ 大きく伸びをしながら
「そんな簡単に謝るモンじゃないわ。いいわ、ご飯にする?」なんて言ってベッドから降りるんだ ちょっと高めのベッドからね
未だに展開をよく理解してないけどとりあえずその女の子について行ってね 朝日が気持ちよく入り込むところで一緒に食事なんてしたりして
ごくごく自然に、俺と一緒に飯を食うのも当然だと言いたげなくらい自然な女の子 出されたオムレツを頬張る事も忘れて顔を眺めてると
「ご飯、冷めちゃうわよ?」って突っ込まれたりするんだ いやね、この不思議な状況を観察していたって訳じゃないんだよ、半分違うんだ
少し気分を落ち着けたらね、その女の子がやたら可愛いという事に気付かされるんだよ とりあえずこれは俺得だな!なんて思いながら
せっかくだからこの急展開を楽しむ事にしたんだ これはアレだな、日ごろの行いがいいからボーナスステージ的なものに突入したんだな
少しばかりのお礼だと言って食器を洗うのを手伝ったらその女の子はまた優しく微笑んで「働き者ね、えらいえらい」なんて言ってくれて
一緒にお皿を洗ったよ 二人分のお皿をね、俺が使った淡いブルーの模様のも、女の子の赤いラインの入ったお皿もだよ
その後は適当にお散歩なんか行ったりしてね これまた何も気損ねなく俺の腕に絡みつくように身を寄せてきてね、こりゃハイテンションと固いテンポだよ
俺はちょっと恥ずかしくて「歩きづらいよ」なんて言うんだけど「そんなものよ」って返されてしまって まあ苦ではないからこれ以上言い返さない
家の外は見た事の無い自然がいっぱいでね なんかの森林公園かな?なんて思わされる 空気が一味違うよねいい意味でだよ
そのまま女の子が歩く方向に一緒について行くようにしてるとね、いろんなところに出くわすんだ 奇抜な服装をしている女の子だとか
妙な位置にある神社だとかね 軽い足取りの女の子と下らない話をしながらぽくぽく歩くんだ 途中で「こっちに行きたい」と言いだして
道を外れたところに行くんだけど、何故か紫陽花が咲いてるの 見事な薄紫色の紫陽花だよ 俺はふと気付いてね、「今二月じゃないの?」って
聞いたんだけど、平然とした態度で「そうよ?」って返されるんだ 二月に紫陽花が咲くわけないだろ常識的に考えて でもやはり立派な紫陽花だ
いや俺紫陽花好きだからね、なんとなく嬉しくなって 「どう?」っておずおずと聞いてくる女の子に「テンション上がってきた」みたいに答えるんだ
そしたらなんか肩を落としてため息吐かれちゃったよ やれやれ、みたいな表情でね そんな事をしながら全く知らない一日が過ぎ去ったんだ
寝る時も女の子は一緒に寝てくれた、最初みたいにね もしかして本当に夢なのかも、こんな夢だったらずっと続いてくれていいよ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふふ

44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:34:59.49 ID:nl8F0BnbP
オワコン

45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:35:25.52 ID:AY77sk9y0
2/27
ゆうかりんを信じたい
ゆうかりんを信じ続けたい
ビックリすると自分でも信じられないような変な声が出るよね 「はうあ」とか「おひょぉ」とかね、そういう類の奴
今回のを文字に起こすと「あふあっ」かな、と思う 何がってね、見ず知らずの女が隣で寝てるんだよねこれが
これで驚かない奴は男じゃないどころか人間じゃないだろう びっくりしたらそのまま転げ落ちてしまった、寝てたところから
ベッドから転がり落ちて地面に尻持ち付いたよ痛いよ どんな展開なのか全く理解できない、ドッキリ番組もついに幻想郷デビューかな
素数を数えて冷静になろうかとか思ってると隣の女が起きるんだ 起きてからの第一声が「もっと寝るぅ」だったの なんだこいつ
そのまままたくぅくぅと寝息を立ててまどろんでしまった その場に呆然と立ち尽くす俺だよ どうしていいのかわからないと動けないね
仕方ないから勝手に部屋を抜け出すよ というより逃げると言った方が正しいのかもしれないね 何かヤバい事が自分に起きてるのかもしれない
というより俺はいつの間にこんな所に来て、こんな趣味の悪いパジャマを着て、見ず知らずの女と寝たのか 思い返しても何も出てこないよ
そんな事を思ってたら何故か台所に着くんだよ ピカピカに手入れされた台所 そこでちょっとした悪戯心が俺の中で膨れ上がるんだ
いや別に悪い事じゃないよ、さっき見た女に朝飯でも作ってやろうと思っただけさ なかなかの紳士っぷりを発揮できると思うじゃない
なんでかって言うとさっきの女、やたらと自分好みだったんだよ ああアレはツボだよ、髪の毛が奇抜な緑なのも逆に惹かれる感じだった
今ならエリナ・ペンドルトンに惚れたジョナサンの気持ちもわかる気がするよ 勝手知ったる人の台所で適当にオムレツでも作って
適当な皿に盛りつけて起こしに行ってやったよ どうせ夢だろ、と思うと行動的になれる自分に対して客観的に見ると笑っちゃうね
声をかけたらさ、すごい勢いで起き上がるんだよ そんなにオムレツ好きだったのか、と思いつつ変な印象を与えないように言葉を選んで喋ったら
「そうよね」とか変な反応されて目を細められた どんな期待をされてたのかな?よく分からないよ まあとりあえず一緒に食べたりしてね
「皿とか食材の場所はわかったの?」って聞かれたから「色々勝手に開けた」って返す そしてご飯をもぐもぐ 日差しが入っていいリビングだ
一応自分の作った飯だからうまいかどうか聞いてみるよ 何故かむっとされて「おいしいに決まってるじゃない。馬鹿なの?」なんて返された
なかなか癖のある女みたいだ、まあでもそれでも良しというか、ね 食後は皿も洗ってやって好感度アップを露骨に狙っていくよ
それが効いたのかどうかはわからないけど早々に「散歩に行きましょう」なんて言われてね しっかり腕なんか組んじゃってアベックみたい
そのままテクテクと小道の散歩を楽しんだよ いやあ今日の俺はついてるね、なんか後で悪い事でも起こるんじゃないのかなこれ?
散歩ってのは一人でするものだと思ってたけど誰かと一緒に行っても楽しいものでね 集落の傍を通ったり湖の向こうの洋館の話をしたり
終いに綺麗な紫色の花を見せられてね 思わせぶりに「どう?」なんて言われたから「君の方が綺麗だよ」なんて言ってみたりしてね
そしたら勢い良く笑われたよ なんだか知らんが風船が破裂するように思いっきり笑われた 何故だか瞳は笑ってなかったのが印象的
俺もつられて笑ってみたりなんかしてやっぱり始終いい感じ 出会いは変な感じだったけどきっとお互いいい関係になれると思うんだ
そんな事を遠回しに言ったら「そう、明日考えるわ」なんて言われるの って事は明日もあるの?なんだよ期待しちゃうぞ!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふふふ

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:36:15.89 ID:AY77sk9y0
2/28
ゆうかりんと頑張りたい
ゆうかりんのために頑張りたい
酒に弱いんだ 無理やり飲まされて前後の記憶が抜け落ちて、気付いたら全く知らないところで裸で寝てたなんてあるあるネタだよ
基本的に小心者だから酔っても大したことはやらないんだけど、時々突拍子もないことをしでかして周りに迷惑をかけるんだ 今だってそうだよ
知らない女性とベッドで寝てるとか俺どうしちゃったの 朝チュンにびっくりだよもしかして俺ってイケメンだったの?初めて知った驚愕の事実さ
ふと気づいたら目の前に寝顔があってね 目と鼻の先、息のかかる距離だよ 軽く寝息をたてていてそれが俺に当たるの 超焦ったね
焦りつつも最初にとった行動は、あまり刺激しないようにゆっくり布団から抜け出す よくよく観察してみたら知らない部屋、知らないベッドでさ
自分の枕じゃないと寝れないタイプの俺、よくこんなところで眠れたなぁと思う訳さ 色々と躊躇いを感じたけどとりあえず起こしてやることに決めた
「うーんあと五年・・・」とか言ってぐずる彼女を引っ張り起こして事情を聞こうとするんだ だけど彼女は「何がおかしい」といった風にあくびをして、
朝食を食べたら散歩に行こう、と言い出すんだよ 不自然だね、この女性の日常の中に俺がすっぽり入れられたみたいだ 不思議な感覚だよ
言われた通りに朝食を食べて、適当な話をして、腹がこなれた後に散歩に行った 外は驚くほどいい天気でなんだかワクワクするんだよ
大きな湖とか、変な所にある神社とか、いろいろなものを見て回ってね 知らない人と歩くにしても随分充実した時間だった気がする
最後に寄り道をして冬に咲く珍しい紫陽花というのを見せられたよ 「どう?」って聞かれたけど俺は「すごいね」としか返せなかったの
紫陽花はキレイだったけど、それよりも聞きたい事があったんだ 「なんで泣いてるの」ってね 彼女の目からぽろぽろ涙がこぼれてるんだ 
俺に指摘されて、言葉を詰まらせながら涙を拭う それでも涙は溢れてくるみたいで瞬く間に顔がぐしゃぐしゃになったんだ 俺はなんだか気まずくて、 
「あの、その、ごめん」って言ったんだよ、言ってしまったね 俯きながら肩を震わせる彼女はとても辛そうで でも俺にはどうすることもできない
「簡単に謝るなって、言ったじゃない・・・」 嗚咽に紛れ込ませて、彼女はそう言ったんだ 抑えようとしても自分の意思とは正反対に声が漏れるみたいでね
苦しそうに、悲しくぐずるだけだった そんな彼女を見ていてどうしようもなくなった俺は思わず正面から抱きしめてしまった そうせざるを得なかったんだよ
彼女が泣きながら言った「もう一度名前を呼んで欲しい」といった言葉が胸にのしかかるよ 俺に求められてるはずなのに、答えられないのが悔しい
しばらくして 少し落ち着いた 自分の置かれている状況を理解し始めたよ 環境は変わってないんだ、変わったのは俺だけ それも駄目な方にね
「お薬で良くなるって永琳が・・・お薬の先生が言ってたから」って言って一枚の紙を渡される 白い紙にやたらと難しい漢字が並んでいるの
二度三度読み返して、それが自分の病名だと言う事を理解した 紙を置いて、今一度彼女の姿を見る 俺の顔を見て笑ってくれたが、
きっとこの光景も何回も見てきたんだろうと思うと胸が苦しくなる 「頑張ろ、ね?」って疲れた顔で俺に微笑みかける 死ぬ程、優しい笑顔だった
俺は大きく伸びをした後、思い切り彼女の手を取って引っ張った そのまま適当に家の中を歩き回る 程無くして玄関にぶち当たった
自分のものと思われる靴を履いて、彼女を急かす いい天気だから、散歩にでも行こう、ってね きょとんとした顔で俺を見た彼女は
またクスッと笑って「ふふ、何かいい事でもあったの?」と言った 俺は「今から起きるよ」とだけ言って、適当な、いつも通りの顔をしてやるんだ 
今すぐ自分をぶん殴りたいけど、本当に今すべきことはそれではない 守りたいものを精一杯守るだけさ!そうだよね!ね!ゆうかりん!
うふふふふふふふ

47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:37:27.92 ID:7eOgclrL0
ようやるわ

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:37:32.47 ID:AY77sk9y0
            〃/:::ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
      , ィニ二三彡彡;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
     _,....-ッイ三:::::彡::::::::::;/::::::::;::::::::::::::::::::::::;::::::::::::::ヾ、
 ヽ、 ,ィ'_,, ノ:::::::彡三彡::::::::彡::::::::,イ::::::::::::/:::::::;il::::::::::::::::::';::ヽ
   _,,,,ィ'゙:::::彡::::彡:::彡::::〃:::::,ィメ:::/:::;::/:::::〃_l:::::::::::::i::;::lヾ::',  ttp://www.youtube.com/watch?v=ZncEPhWUDsw
  ' ´ /::::::::::::::::彡/:::::ノ:彡;<`7::/:/:::/,ィチ弋'ヲ::::,!::::::レi:::! ヾゝ
   /:::::::/:::::::彡:∠::彡彡f゙  ノイ'"i /`` `'''7ノ::ノ::::::/:;:;::'、
  j:::;ィ/::::彡三彡彡少:八     '゙     ノ;少ノ;:/::;::'i`ー)
  !/ (:(ノ::::::::://ノ::::/::::::::ヽ _ ヽ-    彡少/::ノ:::::i!';)
 ノ   ヾ:::::::::(;::ハ:::::/::::::::::::::ヽヾ≒=ーァ 彡'゙:/::::::/::::::://
     ,ィ´;:):::::::`ヾ;:::l::::::::::::::::::::::ヽ,_ ,...ィ::7゙::;/:ノ:ノ/::// _ ,,_
   ノ'´ l::';:::::::::::::V::::::::::::::::::::::::l::::::: /::::::彡;ノノ':::ノィ'´#####`>-、
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       )ヽ )ノ'" !';::::;::::i';::::::::!/彡イ"/::/./#######/    , ィ  l
              )ノ ヾ/ノく´    リノ /######〃   /イ   !
               //-ミ l     ,ィi/}######/   /"     l

49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:37:49.81 ID:M+m3S8R10
定期的マジキチスレ

50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:38:10.77 ID:OzGw16szO
相変わらず見事です。

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:38:29.73 ID:AY77sk9y0
                                  '"´ ̄ ̄ ̄ ̄`` 、
                                 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                                  /::::::::::::::::::::/:::::l|::::::::::::::::::::::::::'.,
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                               /::::::;:::/::::/::::/|::::,'| |::::}:::::ハ:::::|:::::ハ
                          |:::::/::;'::::/::::/レ'::// . ト,ハ、_| l:::|:::::l::|    
                              }::/::::j::::|;:ィ'´ |//   |/ |リ `'W::::/:::|    例大祭の話
                                |/{:::::|イ   /     ' ,ィf行_八/::::八   
                            /::::∨l/,r===     ヒl以 ,':::/::::::::::::〉   漫画化して、インタビュー受けて、
                             〈::/:/ ̄ ヽ''     ;    '''' l::/l:::::::::ハ    ゲスト参加して、音声作品化されるよ
                        ノ:/     ', { ̄`¨ヽ   .イ/:::l:::::/:::〈    
                          ∨        V}    ヽ、/::;::::l;:イ:::::ノ    詳しくは「東方の風見幽香さんを愛し続けてみた」でぐぐれ
                          /        !:\    V:::::ハ/ //
                          〈        K::ハ    / ̄ `<
                         ヽ、, -―‐- 、ノ::X/   ヽ} _}__} ┌ \
                         |:::Y´  ̄ `Y::X/    ハヽ `ーく._   }    3/13はゆうかりんと例大祭デート 楽しみ
                         K::l      lX/    /  l ',、 ノ!  |
                         |::Xl      V   / o/  }Y ,.  l   
                        ノ::::∧    l   /  ,.'  ,./ ! /   l
                           ,.イ:::X:::;∧    }  /o/ // l/    ,
                        ,.イ:::X:::X:::X::;∧     /./ ,イX/ /     ,'
                 ,r<´;::X:::X:::X:::X:::X::ハ、 // ∧X'  {     /
               ,. '"    ヽX:::X:::X:::X:::X:::Xフ´., ' ∧:X∧    /
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          /                `''ー--‐'´ /  /:::X:::;′  `ーく
        ,ヘ                   o/    〈:::X:::X:/
       V \                  /!      ヽ::X:/
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      ,'      \       ,. '"      |      ,'

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:39:26.01 ID:AY77sk9y0
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    i'/´ !,-v, '"∧ー--‐ ' ヽ、 __:.:.,-|         ヽ     ヽ
     ,. -‐'" /;:;://ヘi´;:;:;ヽヽ`'i! iー- ..._   { ヽ /  \    i!
 __,l'i'"   _,{;:;: ,イ-- ._!!;:;:;:;:;ノ \!     、  ヽ i!, __ゝ、__|
.(.__ヽ,_, '" `''/ `ー/_,.<ヽ   \___ ,.. ='"'" ̄   /  !
   i,/    /;:;:;:;:ヽー--;:;:;:ヽヽ    !、,,.=='"''"/ ヽ\ヾ  /  |
      /;:;:;:;:;:;:;:ヽ__;:;:;:;:;:;:;:;ヘヽ-='=_ソ´    i!  ゝ  `∨   i
     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽー-、    /      ,   /
     〈;:;:;:/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;ヽ \  /     i    > /
    tヽ//;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:〉    ̄!、      !   /,ノ
     ゞヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ_イf     ヽ、__ ,.⊥-‐"
      ヾ=`ー- ..____ ,/≠ソ
         /;:;:ゞ!i≠ i彡
         i、;:;:;:;i!__l 
         ヽ__i' ― i!    「僕のゆうかりんは、僕の愛したゆうかりんでしかない。」
           | !___ノ!
           ヽ___ノ

53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:39:31.71 ID:cYqlg73U0
>>48
いい趣味だwwww

54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:40:48.88 ID:fSaZ80xYO
3月始まったな、お疲れ様でした

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:45:57.72 ID:nPGB8A7k0
お疲れー
20日が無いのは、twitterでいろいろ言ってたから大体想像ついた

56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:46:24.98 ID:Sjij5k/D0
はいはい保存保存
例大祭楽しみにしてるぞー

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:50:10.94 ID:xgRVwpgL0
乙!
漫画化kwsk

58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/03/01(火) 20:55:11.67 ID:ki262GoU0
乙ー
例大祭は、この本を買う為に行かせてもらうぞ

59 名前:ケソサソ系 ◆P.PX00oH6c :2011/03/01(火) 20:57:12.37 ID:zzNxQOqHO
クソッ……妬ましい……


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