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「東方の風見幽香さんを愛し続けてみた」 |
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ゆうかりんに教えられたい ゆうかりんに教育されたい いつもは冷蔵庫にマグネットでくっつけている小さいホワイトボードとペンを持ってゆうかりんが俺の前のソファに座るんだよ 対する俺はフローリングに正座させられているの ハタから見たら何だか悪い事したみたいだよね俺、ゆうかりんの着替え覗いたとかね きゅっきゅっきゅっといい音を立ててホワイトボードにペンで何かを書くゆうかりん 書きながら、正座してる俺をチラッと見るんだよ 「いいこと?私が『いい?』って聞いたらあなたは『はい』と答えるの。私が『わかった?』と聞いたらあなたは『よし』と答えるのよ」って言って その後間髪入れずに「わかった?」って聞いてくるんだ 俺は気持ち悪いくらい背筋をビッと伸ばして「よし!」って答えてやったよ それが良かったのか悪かったのかはわからないけど、ゆうかりんはまた無表情でホワイトボードのお絵かきへと戻るんだ しばらくして、ゆうかりんがホワイトボードいっぱいに書いた絵を見せてくれるんだ 何かの文様みたいなのがいっぱい書いてあるんだけど その下にこれまたちっちゃく「おはな」って書いてあるからこれが花だと理解できるんだ 空気を読んで「これはお花畑?」って聞いたのに ゆうかりんったら「私語は慎め!」って言って俺の顎をつま先でガンッてやるの 良かれと思ってやった事が裏目に出るとすごく悲しいよね 何故だか今日のゆうかりんは鬼教官モードに入ってるみたい まずいよねこれは、きっと給食のニンジンを残すと許してくれないパターンさ 「で」って言ってゆうかりんがまた何かを書き足すの 今度はお花から何かがにょきにょきと伸びているような絵に変わったんだよ ゆうかりんによると、こっちの不恰好なのが「おしべ」でこれまた不恰好なこっちのが「めしべ」らしい 俺が言ってしまうのもあれなんだけど 教材ってのは学習においてすごく大切な要素なんだなって、我が身で感じているよ ちょっとこの教材は難易度が高い気がするね おしべとめしべが手だの触手だのに見えてきたよ、これは新手のモンスターじゃないかな きっと火星人はこんな容姿してると思うんだ 「ここまではいい?」って言われたので「はい」と反射的に答えてやったよ ゆうかりんは短く「そう」って言ってまたお絵かきに移るんだ 脚を組み換えしたりしながら必死にお絵かきするゆうかりん 組み替える際に、目の前で正座している俺が顔を上げて真っ直ぐ前を向くとだね これまたなんともウフフフフな展開なんだよね ゆうかりんのつまらない遊びに巻き込まれたかと思いきや、案外俺にも得はあるものだよ で、ゆうかりんがまた絵を見せてくる 書き直されたおしべとめしべがくっついてて、二つの間にハートマークが浮かんでるんだよ これは何か、ってゆうかりんに聞かれたら俺はそのまんまハートマークだって答えるんだけど「感性が無いわね、感性が」って言われちゃうの このハート、ゆうかりんに言わせれば、これは愛の結晶なんだって お花とお花が奥の深い所で触れ合って、愛を実らせるんだって 妙に嬉しそうに、ロマンチックな語り方をするゆうかりん 実を付ける事はお花にとって一番の喜びで、それが全てと言っても過言じゃないんだって 「つまりどういうことなの?」って、自分の口から出た言葉はロマンチックとはとてもかけ離れていてガッカリしたよ ゆうかりんがクスッと笑って 俺の鼻をちょんと人差し指で触れるんだ そして「言わせるつもり?」なんて言って、すぐに消しちゃったホワイトボードを渡してくるんだよ 鬼軍曹モードかと思ったら中身は妙に機嫌が良さそうな感じのゆうかりん 俺はなんだか不思議な感じがして、置いてけぼりな気分だよ まあでも何となく言いたい事はわかるような気もする、これから色んな意味で頑張れって事だよね?頑張って当てちゃうよ!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふ |
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ゆうかりんを制したい ゆうかりんを屈させたい 「尻に敷かれる」って言葉は嫌いだよ 「尻に敷く」って言葉はそこまででもないけどね 俺の周りでは前者の言葉しか使われないんだよね 大抵の人が俺とゆうかりんの関係を表す時に、俺の方を見て軽く笑いながら「尻に敷かれる」とか「敷かれてる」って言うんだよ 最近ようやく自覚してきたけど、自分としてはそんなつもりは全く無かったんだよね ただ俺はゆうかりんの望むことをしてあげたいと思っているだけ でもやっぱり尻に敷かれてるって事なのかな、なんだか男としてダメなんじゃないかなこれ、と思ってしまうと課題が俺の上に降り積もる気分さ 腹を決めたことだし、この際どっちが一家の大黒柱でどっちが帰りを待つ側なのかということをハッキリそしてクッキリさせておこうと思うんだよね やっぱりこう少しワイルドで頼り甲斐があってゆうかりんに慕われるっていうのに憧れるじゃない?男は強い男に憧れを感じるものなのさ というわけでちょっとばかり作戦を立てるよ 参考文献として何かの拍子に紅魔館大図書館で借りてきた変な新興宗教の本を読む 大半は下らない夢見がちな話だったけど役に立つ部分もあったんだ さて準備に移ろうかな、今日こそ俺は本当の意味でオトコになる! まずゆうかりんを呼び寄せるよ 阿呆の子みたいにのん気な顔して鉢植えのサボテンと会話なんかしてたからむりやりこっちに来させるの そして言葉巧みに誘導して、ベッドに腰掛けさせるんだよね ここでゆうかりんの手を取って、ベッドのへりの飾り枠に通した手錠でガッチンするの エロマンガで村人さんにお仕置きされちゃうような感じで、こうやって両手の自由を奪うポーズにするんだよ 「何の真似かしら」なんて言って ちょっと怒ったフリをするゆうかりん 結構こういう時のゆうかりんは怖い目をするんだよね、ギッと睨みつけられるだけで琵琶湖が干上がりそうさ 僕の肛門も閉鎖されそうです状態なんだけど俺はこんなところで臆してなんかいられないよ さてここからがメインディッシュの肉料理さ 「動けない相手に罵声を浴びせて精神をボキボキに折ってやって、その後自由を取り戻させ華麗にフォローして乾いた心を埋めてやる」 っていう壮大かつ効果大な方法だよ ゆうかりんの言葉には耳を貸さず、一方的にゆうかりんをボロクソに言って悲しみを背負わせてやるんだ 涙が頬を伝うゆうかりんを最後は解き放ってやって「そんなゆうかりんも好きだよ」みたいに言ってやるの、完璧にイケメンな方法だよね でさ、いざ罵声を浴びせようと思ったんだけどさ なんか効果的な台詞を用意してたらよかったんだけど、特に何も思いつかないんだよね 基本的に俺ゆうかりんの事大好きだからさ、この世の中で一番好きだからさ、そんなゆうかりんをけなす言葉なんて出てこないわけなんだよ でもこれは作戦なわけだからやり遂げないといけないよね 色々悩んだ挙句「バーカ!」とか「お花ー!」しか言える言葉が無くてね、 散々その二つばっかり繰り返してたよ ゆうかりんはじっと目を瞑って俺の言葉を聞き続けていたんだ 一定時間言い続けたから そろそろゆうかりんのラブリーハートもジェノサイド状態かなと思ったんだよ 次のステップに行こうかと思ったんだけど、ゆうかりんさ、 なんかすげえ笑ってるのよ 「あなたがここまで頭の悪い人だとは思ってなかったわ」なんて言って、にっこりと俺に笑ってくれるんだよね んで次の瞬間いきなりバキッ!って言わせて手錠を引きちぎるの まあね、わかってたよ、色々わかってたけどそんな簡単に壊されると 露骨な反応さえできなくなるよね だるそうに立ち上がって俺の顔を掴んでね、「覚悟はできてるのかしら?要らない子は土に還らないとね」なんて 俺が思いつかなかったような非常にそれっぽい言葉を言ってくるんだよね ゆうかりんは語彙が豊富だね!羨ましいよ!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふ |
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ゆうかりんを馬鹿にしたい ゆうかりんを馬鹿にして遊びたい 外からガコンッと音がするんだよ、これは文々。新聞が我が家の郵便受けに乱暴気味に突っ込まれた時の微妙に小気味いい音さ 昔の文ちゃんは気前良く空を飛びながらばっばって新聞をばら撒いてたんだけどさ、まあそれじゃあ新聞が勿体ないよ無駄遣いだよねって話と 傘を真っ直ぐ構えて顔に影を落とした笑顔のゆうかりんの「ウチの畑にゴミを撒いていくなんていい度胸してるじゃない」の一言のおかげで 今では一部だけ郵便受けに突っ込んでくれるようになったんだ 人も妖怪も成長するものだなーってしみじみと考えさせられるよ ガコンッて音を聞くと俺もゆうかりんも何が起きたかすぐわかるようになってしまってね、「あ、新聞来た」「そうだね」なんて言いながら どちらからともなくジャンケンなんかしちゃったりね ジャンケンで負けた方がちょろっとお外に出て新聞を取ってくるんだよ いつものことさ 結局俺の右手のガンロックはゆうかりんのチャチな糸切り鋏に負ける要素なんてなくてね、俺はニヤついたまま「行ってらっしゃい」なんて言うんだよ そんなわけでゆうかりんがお外に新聞を取りに行ったんだけどなかなか戻ってこない どうやらゆうかりん、文ちゃんと話し込んでいるみたい ひょこんと顔を出して覗いてみるとお互いにニコニコニコニコしながら話している 表面上は笑っているけど腹の奥底ではお互いをけなし合っているのが 目に見えるようで、俺としては逆にこのくらいが平和だなぁなんてそんなのん気な事を思ったりするんだよ ここで文ちゃんが気付いたように 「あ、そういえばここ、文字、間違ってますよ」って指差して言うんだ 指の先には最近ゆうかりんが作ったって言ってた新しい表札があるの 英語でフラワーマスターって書いたんだって言って胸を張っていたのを思い出すよ まあでも俺はゆうかりんが正直英語苦手だって事とか スペルを間違って「FRAWA MASTER」になってる事とか色々知ってるんだ どう見ても「お花を意味する単語」ではないソレを見て 文ちゃんは表面上の善意で教えてくれたみたいなんだ ゆうかりんはいきなり焦りだして言葉を濁してね、らしくないうろたえ方をするの 俺は「どうしたの?」なんて言いながらも心の中でニヨニヨしているのさ 文ちゃんがわざとらしく「FLOWER」っていう正しいスペルをメモ帳に書いて 教えてくれたりするんだよね 焦りに焦ったゆうかりん、ゆうかりんってば絶対に自分のミスは認めたくないって思うタイプだからね どういう言い訳をするのかなーと半ば楽しみにしてたんだけどさ ようやく何かを思いついたような顔になったかと思えば俺をぐいっと抱き寄せて 「そ、そうそう、それね、ウチのヒトが間違っちゃったみたいなの。この人あまり学が無いみたいで困っちゃうわ」だなんて言うんだよ そしてクスクスと笑うの 参ったね、俺のせいにされちゃうとは思ってもいなかったよ ゆうかりんは何故だかやりきった顔してるし文ちゃんも納得してる これじゃあいけないと思って俺も行動に移るよ 抱き寄せてくれたゆうかりんのふよふよの身体からいったん離れて軽く咳払いをしてね、 「That's right. I'm sorry I can not study. Please forgive me this. (そうだね俺頭悪くてごめんねそんな俺を許してねゆうかりんウフフ)」って 言ってやるんだ、無駄に悲しそうな顔付きでね 納得しかけてた文ちゃんの顔も一気にニヤニヤに変わるんだよ、対するゆうかりんは顔真っ赤にして ぷくって膨れてぷるぷるしちゃうんだ 何も言い返せないようでね、ただ震えるだけさ 文ちゃんが「出来の悪い旦那さんを持つと大変ですね」なんて それっぽい嫌味を言って去って行った後、ゆうかりんは悔しさから目に涙を浮かべて俺の胸をぽかぽかって殴ってくるんだよ うふふかわいいね 英語くらいわかるって?無理しなくてもいいんだって はいはいフラワーマスターフラワーマスター まずはABCの歌から始めようね!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふ |
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ゆうかりんを怒りたい 怒ったゆうかりんを更に怒ってやりたい お目覚めのゆうかりんが早速何やら俺にまくし立てるんだよ 見てるこっちが疲れてしまいそうななかなかのテンションもとい剣幕でね 同じくお目覚めの俺はまだ寝ぼけていてね、適当に返事するしかなかったんだ その反応が良くなかったみたいでゆうかりんはヒートアップ 朝っぱらから何やら大激怒タイムに突入してるみたいなんだ 身振り手振りで自己主張、足なんてばんばんってフローリングを叩いててね、 言葉を途切れさせずにマシンガントーク状態なんだ 無視して俺が「おはよう」って言ったら「おはようじゃないでしょ、何か言う事あるんじゃないの?」って 明らかに怒った顔で言うんだよ ゆうかりんの話をよくよく聞いてみるとね、どうやら自分の扱いが気に食わないらしいんだ ゆうかりんが目が覚めたら そこはベッドの上じゃなくてリビングの端っこのフローリングの上で、どうやら俺に寝室から追い出されたものだと思ったみたいなんだよね フローリングは寒いし固いから背中が痛いしそして何よりモノのように扱われた気がしてすごく嫌だって言って俺に怒りっぱなしなんだよ 「あなたがその気ならこっちにも考えがあるんだからね!」なんてゆうかりんレベルになると脅しにしかとれないような発言を俺にガンガン浴びせかけて 今度はクッションを投げたりぬいぐるみを投げたりで大暴れなんだよ 随分とご機嫌が斜めなようで俺はやれやれと言ったところかな、溜め息が出るよ 自然な口調でゆうかりんに「それは俺が悪いの?」って聞いてみる 「当たり前でしょ、私を何だと思ってるのか言ってみなさいよ」だなんて 俺とは正反対な厳しい口調が返ってくるのさ また俺は溜め息だよ、こういう時の溜め息っていうのは長く嫌らしく口から漏れるものだよね ゆうかりんが何もわかってないようだから俺は昨日の事を説明してあげることにしたんだ 昨日の夜の話だよ、何だかの記念に頂くことになった ウイスキーのボトルをどうしようかと悩んでたんだよね 俺ウイスキー苦手だし、というか全般的にお酒が苦手だからどう処理したものかなってね そんな時にゆうかりんが見つけちゃったんだよね 俺以上にお酒に弱いゆうかりん、俺の制止を聞かずに「ハイボールなら飲める」とか何とか言って 遊び半分で飲んじゃったんだよね、しかも結局割らずにストレートでね でさ、当然なんだけどゆうかりん二口くらいでベロンベロンになっちゃってさ、 狙っても無いのにたまたま釣れたタコみたいにふにゃふにゃになって隅っこでうずくまっちゃったよね、丁度ゆうかりんが目を覚ましたその位置でね 俺が「お布団で寝るよ」って言っても「やだーここでねるのー」って言って聞かなかったじゃないか、仕方ないから枕と掛布団を持ってきてあげて 俺も一緒にフローリングで寝るハメになったんじゃないか 寝室から追い出したも何も俺も一緒にここで寝たんだけどそれすら覚えてないのかな?って さっきのゆうかりんみたいに一気にまくし立ててやったよ 俺が話してる途中からさ、怒っていたはずのゆうかりんの顔はみるみる豹変していってね、 だんだんなんだかちっちゃくなっていって、最終的には「あー、あー・・・」とかそんな声しか出なくなったみたいなんだよ ようやく思い出したのかな? 先ほどのゆうかりんの台詞を借りて一言、「何か俺に言う事無いの?」ってできるだけ優しく聞いてやったよ 完璧に瀟洒な作り笑いを浮かべてね ゆうかりん、答えられずに人差し指の先と先をつんつん触れ合わせてもじもじするしかなかったみたい、結局「そういう時もある・・・よね?」なんて 同意を求めるような妙な言い方してきたの、これは反省の色が見えないというか見えたとしてもまだまだ反省しきれてないマーブルカラーという奴さ ここからは俺の世界だよ 目の前にわざわざ正座してやって、ゆうかりんもフローリングに正座させて、たっぷり時間をかけて説教してやったもんね まあ、でもさ、半泣きのゆうかりんを言葉だけで言い包めるのは何だか楽しいよねコレね 悪い事してるような気分になっちゃうね!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふ |
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ゆうかりんに甘えたい ゆうかりんに思いっきり甘えたい 両手を広げて「ん」ってゆうかりんが言うんだ 何それ?粉塵爆発(フェンチェンバオファー)の構え?って聞いたら「全然違う」だってさ そのポーズのまま何かを求めるような眼差しで俺を捉え続けるゆうかりん そんなゆうかりんが言うには「たまには甘えてもいいのよ?」だってさ いきなり過ぎて話が見えないよね ゆうかりんが「甘えたい」ってわざわざアピールしてくる事はよくあるんだけど、このパターンはなかなか無い 自ら「甘えてもいい」って言うだなんて、今日のゆうかりんは一体何を考えているんだろう、これは食虫植物のような甘い罠ってやつかな? ジョジョのフィギュアに変なポーズを取らせる手を休めないで俺は「別に甘えなくてもいいよ」って返すんだ それでもゆうかりんは頑固で 何故か頑なに体勢を変えないんだよ 俺を受け入れるような、抱擁してくれる気マンマンの体勢だよ 嬉しいけど何だか怪しいよね ゆうかりんの気まぐれに付き合うのは楽しいけど時と場合によっては俺がげっそりするほど損をする事もあるんだよね 今回は様子見だよ 何も言わずに作業に戻る 思い通りにならないゆうかりんが眉をひそめてほっぺをプーって膨らませるのが見なくてもわかるようだよ しばらくするとゆうかりんは「おかしいわね」なんて言い出すんだよ 今度は口元に手をやって、何か考え込むようなフリをしてるの 「何が?」って聞いたら「あなたが」とすぐ返ってくる 「男の人はみんなマザコンで甘えん坊だって聞いたのだけど、あなたは違うの?」とか 突っ込み所が多すぎてついついLボタンでゆさぶるコマンドを選びたくなっちゃうよね この発言はとんでもない誤解と偏見に満ち溢れている気がするよ どこで聞いたの?と尋ねてみると「みんな言ってる」なんて答えるゆうかりん その「みんな」ってのは架空の人物の可能性があるよね ゆうかりんの情報ソースは頼れない事が多いよ、「思い付いただけ」とか「そんな気がした」とかは思ったより頻繁に使われるんだ 「だから私をお母さんだと思っていっぱい甘えていいんだからね?」って言ってまた手を開くゆうかりん そして俺に太陽のようなスマイルをくれる まあ俺もゆうかりんに甘えたくなる時はあるし、ゆうかりんにギュッと抱きしめられて頭を撫ぜられるのは悪い気がしないんだけども、 それでも理由がよくわからないよね なんでいきなりこんな事を言い出したのか、がね 俺はビビリだから危ない橋は叩いても渡らないんだ ここはあまり興味が無いふうを装って「いつも甘えてくるのはゆうかりんの方じゃないか」なんて言って牽制してみるよ リーチの長い牽制さ ゆうかりんがちょっとだけ口ごもるんだ、そして身体をよじらせながら「今日は違うの」なんて言ってくる 昨日もおとといも、今日の朝だって 「あなたに甘えていいのは私だけ」とかなんとか言って俺にくっついて離れなかったゆうかりんが言う台詞とはどうしても思えないモンだよね ハッキリ言ってやった、何だか胡散臭いってね 俺とゆうかりんの間に隠し事なんて、そんなものまどろっこしいからちゃんと理由を教えて、ってね そしたらゆうかりん、観念したようにも開き直ったようにも見える顔付きになってね 「私ばっかり甘えてちゃ不平等かなと思って」って言うんだ どうやら自分が甘え過ぎていた事は自覚していたらしいよ だから俺を甘えさせる側になることでプラマイゼロで調和を図ろうとした、ってところかな 俺は別にそんなこと気にしないのにね、むしろゆうかりんに甘えられて嬉しいくらいなのに ゆうかりんは妙な所で意地っ張り屋さんなんだから なんとなく意図もわかったのでここはちゃんと応えてやることにしよう ゆうかりんに甘えてみる事にするよ 「膝枕して」なんて猫なで声で言うと 「はいはい」って言って脚を崩してくれる ゆうかりんに甘えるのもなかなか悪くない、下から見上げるゆうかりんも可愛いしね!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふ |
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「東方の封獣ぬえちゃんを愛し続けてみた」 |
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ぬえちゃんと見たい ぬえちゃんと秋の星空を眺めたい 夏の暑さもやっと姿を消して、秋らしいく過ごしやすい涼しい季節となりました あれだけ五月蝿かった蝉もいなくなるとちょっと寂しいね ぬえちゃんも妖怪としても夜が長くなるのは喜ばしい事みたいで、季節の中では秋が好きだそうです。 俺も秋が好きだけど、ぬえちゃんと過ごす秋の方がもっと好きだよ さらに言えばぬえちゃんが大好きなんだけれどねウフフ さて、今日はぬえちゃんから夜に出かけたいってお願いをされたからちょっと夜更かしさん 命蓮寺では人間妖怪問わず早寝早起きが当たり前だけど、ぬえちゃんは夜の妖怪さんだからね たまには夜更かしするのもいいことさ 翌日に二人してすっごい眠たそうな顔で食事をしてて白蓮さんに笑われたりするけれど それにぬえちゃんと二人きりのデートは朝だろうが夜だろうが世明けだろうが喜んでデートするよ 場所だって問わないさ 旧地獄だろうが天界だろうが法界だろうがついていくよ ぬえちゃんとデートは何度しても嬉しいものだからわざわざ押入れからぬえちゃんに選んでもらった服を引っ張り出しちゃったりしてね ぬえちゃんはそんな俺を見て「ちょっと外に行くだけなのに」って苦笑さ 何を言いますか ぬえちゃんとおでかけは毎回本気出すよ俺? さて珍しくぬえちゃんからお誘いをもらったデートだけれど、夜道を二人でデートかな、と考えていたら、二人で外へ出た瞬間ぬえちゃんが俺を抱きしめたんだ いつの間にかお風呂に入っていたみたいでシャンプーのいい香りがして一瞬我を失うかと思ったよ危ない危ない そう言えばぬえちゃんは俺と一緒にお風呂に入ろうとしてくれないよね もう二年以上一つ屋根の下で暮らしているのに恥ずかしがりやさんなんだから トリップしかけながらも、おいおい、外と言ってもまだ命蓮寺の敷地内だよ もう発情しちゃったのかい 今日はお外でぬえっちょかなウフフフフ と思ったけれど俺の身体がどんどん浮き出してね もちろんぬえちゃんの力で飛んでいるよ たまにこうしてぬえちゃんと飛んだりはするけれど前もって言って欲しいな 俺にかかった重力がいきなり消えるのは流石に恐怖してしまうよ 人間は空を飛べないからね でもぬえちゃんの温もりとか匂いとか間近に感じられるからよしとします 相変わらずいいにほひだよぬえちゃんくんかくんか そして密かにくんかしつつ着地したのは命蓮寺の屋根の上でした 普段上らない場所だからちょっと悪い事をしているみたいでドキドキするなぁ なんて思っていたら、 「ほら、星が綺麗だよ」そう言ってぬえちゃんは空を指差したんだ 言葉の通りに空を見上げると、夜空一杯に星がキラキラと光っていて凄く綺麗だった ほんとうだ、凄く綺麗だね ってそう答えると、ぬえちゃんはちょっと恥ずかしそうな顔になって、 「いつもは一人で見るんだけど、たまには○○(俺の名前)と一緒もいいかな、って……」って言われてもう胸がいっぱいになっちゃってね 思わずその場でハグだよ ぬえちゃんの照れ顔見てから反応余裕でした こんな素敵な星空を見せてくれてありがとう 大好きだよぬえちゃん ってね やっぱりぬえちゃんはいい子だよ 悪戯っ子だけど心はこんなにも綺麗で優しい こうして俺に星空を見せてくれたのもそうさ でもその後ぬえちゃんの「ひゃあっ!? いきなり何よっ!?」という声で白蓮さんが起きて二人して怒られてしまったよ それに屋根の上に立っていたら危ないでしょうって二人して正座さ 一通りお説教を頂いてから二人で離れに帰るよ ちょっとしょんぼりしているぬえちゃんの背中を見て、今日は抱きしめつつのなでなでで寝ようと決めました 今日はちょっとしか星空を見られなかったけど、また明日一緒に見ようね!ね!ぬえちゃん! うふふふふふふふふ |
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ぬえちゃんと喧嘩したい ぬえちゃんと言葉でぶつかり合いたい 事の始まりはぬえちゃんの一言だった 「○○のそういう所が最悪なのよ!バッカじゃないのッ!」ってかなり感情的に言われたんだ いきなりそんな事を言われて俺は深い悲しみを背負ったのと同時にカッツィーンという効果音も聞こえたよ ぬえちゃんの事は大好きだけれど、それでもカチンと来る時はあるよ 普段は俺がぬえちゃんに怒られる様な事をして謝るっていうのがテンプレなんだけれども主にセクハラ的な意味で とにかくカチンときた俺はいつの間にかぬえちゃんに 最悪なんて言い方はないだろ! ってついつい怒鳴り返してしまったんだ するとぬえちゃんは顔を真っ赤にして、「何よ逆ギレ? あんたが悪いんでしょ!」と言って名前で呼ばずにあんた呼ばわり。さらにまたカッツィィーンときて、 こんな事ですぐにキレるぬえちゃんはお子様じゃないか! と反撃。相手は夜の妖怪と呼ばれたかなり強い妖怪だけれど、ひるみはしないよ 力も体力も全部ぬえちゃんの方が上だけれど 俺の言葉でぬえちゃんの眉間にすっごい皺が寄って、「子供扱いすんなぁ! 私は千年も生きた大妖怪よ! 二十年くらいしか生きてないようなあんたの方がよっぽどお子様じゃないッ!」 そう言って槍を出したんだ 先が三つに分かれた槍でぬえちゃんの愛用の槍だよ それを見て俺は それで俺を刺すのか? そういう暴力で訴える所とか直した方がいいんじゃねぇのか!? って普段あまり出さないようにしていた口の悪さが出ちゃったんだ 普段は優しい言い方を心がけているよ 「何よ! 本当に刺してやろうか!?」 ってぬえちゃんが言ったんだ 背筋に嫌な汗が流れるよ ぬえちゃんは感情的になると周りが見えなくなっちゃうから でも、そんなぬえちゃんが俺は好きだし ぬえちゃんに殺されるという死に方なら喜んで受け入れるよ だから俺は両腕を広げて 刺せるものなら刺してみろ! って答えたんだ そしたらぬえちゃんの目にちょっと涙が溜まってね、あ、ヤバいと思ったところで 「一体何を喧嘩しているんだ君たちは……」と、喧嘩で上がった温度を一気にクールダウンするような一言が聞こえたんだ いつの間にかナズーリンが腕を組んで熱くなった俺とぬえちゃんをジト目で見ていたよ 二人の声が大きくて様子を見に来たらしい ナズーリンはいつもクールな妖怪だよ そのクールさで夏に重宝しそうだ とりあえず俺はそもそもどうしてこうなったのかを説明するよ ちゃぶ台の上に綺麗な紙で包まれていた何かがあったから広げてみると飴玉でね 久しぶりだなぁラッキーと思って食べたら、それがぬえちゃんのものだったらしくってぬえちゃんが激怒しちゃったのさ そしてこうして喧嘩になってしまったという訳。 するとナズーリンは大きなため息をついて、「そんな事で喧嘩していたのか君たちは……」ってなんだか軽く馬鹿にされた気がするよ ナズーリンがやってきた事で熱が冷めた俺とぬえちゃんは冷静に戻ってね、自分のした事に素直に謝ったよ ぬえちゃんも「私も、言いすぎちゃってごめんね……」って許してくれたよ 正直槍が出てきた時は死を覚悟したけれど、ちゃんと仲直り出来てよかった こうして喧嘩してぶつかるのもいいね たまにはお互いに腹を割って本音をぶつけ合うのも必要だと実感した日でした 勝手に食べてごめんね!今度お詫びに飴ちゃん買ってあげる!口移しで食べさせてあげるよ!え?嫌?ね!ぬえちゃん! うふふふふふふふふふ |
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ぬえちゃんの耳を掃除したい ぬえちゃんを膝枕して耳掃除したい 耳の奥がなんだか痒い 幻覚かもしれないけれど何かが動いている感じというか とにかく気になってしょうがない 誰にでもこういう事ってあると思うんだ 毎日耳掃除している人にとってはわからないかもしれないけれど、俺はたまにしかしないからよくある事なんだ そう言えば最後に耳掃除したのいつだったかなぁなんて思いつつ、猫のように俺の膝の上に頭を乗せてごろーんとしている天使のような いや天使そのものに違いないな。天界に居るあの子じゃないよ 構ってちゃん具合とか悪戯好きとかなんとなくぬえちゃんに似てるけど とにかく天使のようなぬえちゃんをなでなでしつつ、さて耳掻きはどこかなーなんて思い出しつつも動きたくないなぁとも思ったり でも一度気がついてしまったらもう気になって仕方がない ぬえちゃんを膝枕していたいしでも耳掃除がしたいの板ばさみになって 結局耳掻きを探してからまたぬえちゃんを膝枕する事にしました ちょっとごめんねー と言ってぬえちゃんの頭をゆっくり膝から下ろすと「やだぁ……」って声に心が揺らいだけどここは耐え切って探します 確か最後に使った後箪笥に入れておいたはず 箪笥を適当にがさごそしていると綿がついた耳掻きを発見 早速それを持ってぬえちゃんの元へ戻るよ さっきまでちょっと眠っていたのか、「んぅー……」って言って寝惚けながらまたこてん、と頭を乗せたんだ もうなんなのこの子 マジ可愛いんですが 天界よりもさらに上の世界に住んでいる天使がここに居るよ大天使ぬえちゃんが ぬえちゃんマジ天使 そんな事を考えて気持ちの悪い顔をしつつ早速耳掃除してみれば、自分でも引くくらいにごっそり取れちゃって若干聴覚がクリアになった気がするよ 左右終わって、なんとなくぬえちゃんの耳の奥を覗いてみたんだ そしたらちょっとそれっぽいのが見えてね 膝枕という耳掃除には絶好の体勢だったからぬえちゃんのもやっちゃおうと意気込んで ぬえちゃん、耳掃除していい? って聞いたら「……ぅーん」ってこれまた寝惚けつつの返事だよ 危なかった ぬえちゃんの可愛さで死人が出る所だったよ とりあえずゆっくりゆっくり耳掻きを侵入させて 細心の注意を払ってちょっとずつ掃除開始 痛くしないように気をつけていたら 「はぅ……」という気の抜けた声で俺のズボンをきゅっと握った どうしたのぬえちゃん今日は甘えんぼさんかいデュフフフ ぬえちゃんの反応も楽しみつつ優しく優しくかりかりしていたらぬえちゃんのお宝発掘さ どんなものでもぬえちゃんのだったら俺にとってはお宝だよ 流石にコレクションはしない したらぬえちゃんに問答無用で捨てられるしね そういえば一度だけぬえちゃんの爪をビンに詰めていたらドン引きされた事があったな そんな感じで反対側も終わらせるとぬえちゃんが起きてね、可愛いあくびをかみ殺しつつ「耳掃除上手ね。ちょっと気持ちよかったよ」と言ってえへへ、ありがと と一言。 もういっそ殺してくれ ぬえちゃんの為だったらなんでもするよ だから今日一緒にお風呂入ろうよぬえちゃんの身体洗ってあげる って言ったら全力で拒否されたよ でもまぁ今日はぬえちゃんの甘えんぼさんモードも見られたし、耳掃除も出来たしいい日だったな また思い出したらしてあげる!あ、俺もぬえちゃんに耳掃除されたいな!ね!ぬえちゃん! うふふふふふふふふふふふふ |
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ぬえちゃんに伝えたい ぬえちゃんに告白がしたい 口下手でもいい この気持ちを伝えなくちゃ絶対に後悔するって思ったんだ なんでも、最近人里の近くに命蓮寺ってお寺が出来たらしい 気になったから雛の家から足を運ぶと、 門の近くで黒い髪のこれまた黒いワンピース、左右で形の違う翼が生えている妖怪少女が居たんだ あまり人里では見かけない妖怪さんだなぁと思いつつ、ちょっと距離を取ってその様子を眺める事にしたよ その女の子は門の前で何かぶつぶつ言いながらあっちこっち歩いていてね 俺としては命蓮寺へ入りたいのだけれど入りにくくてね 思い切って声をかける事にしたんだ なんだか悩んでいるようにも見えるし、少しは力になれるかなって ほら、俺は妖怪でも女の子には優しい紳士だからさ それに妖怪でも失礼のないように話しかければ襲われる事はない この幻想郷へやってきてから雛に教わった事だよ それでも襲われたら全力で逃げなさい って言われたけど体力も力も上の妖怪から逃げ切れるのかなと疑問には思ったけれど、幸いここの幻想郷の妖怪たちはいい妖怪たちばかりだよ じゅるりと露骨によだれを拭かれた時は本気でヤバいと思ったけれど それでもルーミアは聞き分けのいい子だったな とにかく黒い妖怪さんに どうかされましたか? と声をかけてみると「ひゃぁっ!?」って驚かれていきなり槍を突きつけられたんだ 「あ、あんた誰よ!?」そう言って黒い妖怪さんは若干頬を紅くしながら聞いてきたんだ 背中に冷や汗がぶわっと出たよ 折角雛に保護してもらって生かしてもらっているのにここで死ぬ訳にはいかないと必死に説明したんだ そしたら見る見るうちに黒の妖怪さんは赤面していってね、「いい趣味してるじゃない!女の子の独り言を盗み聞きなんて!」ってさらにピンチに陥ったよ ちょっと雛さん話が違うぞ俺今死にそう ああヤバいと思っていたら命蓮寺から紫と明るい茶の二色の髪の女性が「どうされました?」って落ち着いた声でやってきてね、ここで助けを乞わないと死ぬと思って説明したんだ 「わーっ、わーっ!言うなバカぁー!」って言われて槍がさらに俺の身体に近づいたけれど、もうこの女性に賭けるしかなかったんだ すると女性は「あらまぁ、もしかして貴女が封獣ぬえさんかしら?」と妖怪さんの名前を出したんだ 封獣ぬえと呼ばれた妖怪さんは突然借りてきた猫みたいに大人しくなってね、こくんと頷いた そこからは女性、聖白蓮さんが封印がどうのこうのでありがとうって笑顔で封獣ぬえさんに言ってね、またも彼女は赤面さ 照れ屋さんなのかな 妖怪にも色んな性格をしているのが居るんだね どうやら封獣さんは聖さんに悪戯で色々邪魔してごめんなさいって謝りに来たらしいんだけど、門をくぐる勇気が中々出なくて、そこで俺が偶然やってきたんだって 「あらあらまぁまぁ」と柔らかい微笑みで聖さんは俺と封獣さんを見て、「折角ですからお二人ともいらっしゃい。大したおもてなしは出来ませんがお茶でも……」と言ってくださったんだ 元々命蓮寺へ参拝しに来たつもりだったから俺は感謝して聖さんの後についていったんだ そこで後ろから何かに引っ張られてね、 振り返ると封獣さんが俺の服をちょっとだけつまんで小さな声で「ちょっと腑に落ちないけど……ありがと」って言われたんだ さっきまでこの子に殺されかけていたにもかかわらず、心臓がドキンと跳ねたのを感じた 思えばあの時から俺はぬえちゃんに惹かれたんだと思うよ そんな事を本人に言ったらあの時みたいに顔を真っ赤にして胸をぽかぽか叩かれちゃった もう、照れ屋さん!ね!ぬえちゃん! うふふふふふふふふふふふ |
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ぬえちゃんと生きたい ぬえちゃんと二人で添い遂げたい 俺と封獣さんは聖さんからお茶をご馳走になって、雑談していたらもう夕方になってね 夜は妖怪の時間だしただの人間の俺は危険だって事で帰る事にしたんだ 封獣さんも帰るのかなと思っていたけれど、どうやら元々家を持たない自由な生活をしていたらしくって、 それを聞いた聖さんが是非この命蓮寺に住みなさいと仏かと間違えるほどの笑顔で言ったんだ それで、俺が帰ろうとした所に封獣さんが「お、送ってあげる」と言ってくれて、お世話になっている妖怪の樹海付近にある雛の家まで送ってくれたんだ 家まで着いて ありがとう封獣さんって言ったら、ぶっきらぼうに「ぬえでいいよ」って言って飛んで行ってしまった ……という事をおゆはん後に雛に話したら「いい出会いがあったのね」って女神の笑みで言われたよ 厄神様マジ女神様 幻想郷には笑顔が素敵な人が沢山でいい事だよ それからはというものの、何故か命蓮寺へ毎日通うようになっちゃってね その時はわからなかったけれどぬえちゃんに会いたかったんだと思う だってぬえちゃんはいつもツンとしたそっけない態度だけど、ちゃんとお礼は言うし、何よりもその時の表情が可愛くてね 懲りずに命蓮寺へ行くと掃除当番だったぬえちゃんが「また来たの? 毎日あんたの顔を見てると飽きてくるわ」って言った後 「その……ゆっくりしていきなさいよ」ってちょっと紅くしながら言ったりして もうこの為だけに行っているようなものだった そんな日々を過ごしていたら頭の中がいつの間にかぬえちゃんの色々な表情で埋め尽くされてしまって、寝ても覚めても彼女の事ばかり考えるようになってもう大変さ 大変すぎてもう何にも手をつけられないよどうしようって雛に相談したら、女神の笑みで俺を見てこう言ったんだ 「くす。あなたはそのぬえさんに恋をしたのね」って自分の事のように喜びながらね そこで俺に雷が落ちたよ ああいや衣玖さんのじゃないよただの揶揄さ とにかく雛の一言で俺の心に気がついて、ぬえちゃんに告白したいって思ったんだ そして次の日、溢れて溢れて止まらない気持ちを抑えきれずに命蓮寺でぬえちゃんと会った時に口が勝手に動いたんだただ一言 好きだ って 前口上だとかどうして好きになったのかとかの経緯すらもすっ飛ばしていきなりの告白さ しまった、と思った時にはもう時既に遅し ぽかーんと口を開けたままだったぬえちゃんが段々ぷるぷるしだして、火にかけたまま放置しちゃったやかんみたいに頭からピ―――ッて湯気が出だしたんだ 「あ、あの、あわ、あわわ、その……その……えっと……いきなり……言われても……えっと…………………………わ、わたしも」 気がつけばぬえちゃんは俺の腕の中に居たよ 後から俺が抱きしめたんだって気がついた それくらい嬉しくて嬉しくてしょうがなかった 突然のハグに驚いてじたばたしてたぬえちゃんだったけど、次第に大人しくなってね 俺の胸にすりすりってほお擦りしてから 「最初は変な奴って思ってたけど、○○のおかげで白蓮に謝れたし、それに毎日命蓮寺に来て私と話したりして、 いつの間にかちょっと○○が来るのを楽しみにしてた私が居たんだ……。今までずっと一人だったから、かな。 ○○が帰った後は寂しくなって○○の事ばっかり考えちゃって……。もう、寂しい思いは嫌。ずっと傍にいて……」 って言われたんだ だから俺はすぐに頷いたよ ずっとずっと、一緒にいる。ぬえちゃんの傍に居る って こうして俺とぬえちゃんは命蓮寺の空いていた離れに住むようになってね、雛からも「おめでとう」って言われて嬉しかった 今でもたまに雛は命蓮寺に来て聖さんとお話しているよ 優しい者同士話が合うんだと思う 告白したあの時のぬえちゃんの表情と声は忘れられないよ 心にあるハードディスクに永久保存さ 仕事で辛い時にもぬえちゃんが居るから頑張れる ぬえちゃんが居るから俺の人生は素敵なものになったよ これからもずっと、昔よりはツンツンしなくなったけれどたまに見せるツンな表情や猫のように甘えたがりなところも、何もかもをひっくるめてぬえちゃんが大好きです たまには喧嘩するかもしれないけれど、きっとそれも一つの思い出になれるはずさ だからこれからも一緒に居ようね その為なら蓬莱人にだってなってやる 聖さんのように魔法を使ってでも俺は生きるよ ずーっと一緒!あの約束は忘れないよ!ね!ぬえちゃん! うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
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「東方の聖白蓮さんを愛し続けてみた」 |
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ひじりんの髪を洗いたい ひじりんのあのグラデーションのかかった髪を逃避から毛先まで丁寧に洗ってあげたい みんなご存知、ひじりんの髪はロングヘアー、しかも全体的にウェーブがかかってるからで髪を洗うのが大変だからずっと僕が洗ってあげるんだけどね、 やっぱり女の子の髪だしデリケートなのよね シャンプーもリンスもコンディショナーもそこそこにいいのをつかってるよ それにひじりんを好きになった理由のひとつがこの髪の毛なわけだし、僕の手で洗ってこの艶やかさを維持するっていうのは僕に課せられた使命みたいなものだと思うのよね ってなわけで今日も妖怪と人間との平和のために頑張ってきたひじりんが僕の膝の上に戻ってきたよ さてさて、今日もその日にあった出来事を、 膝の上に乗った状態で嬉々と話す可愛いひじりんの話を聞きながら、髪を撫でて相槌を打ってたらやっぱり気になっちゃうね 何がってこの綺麗な髪がね この時期にもなるとやっぱり紫外線と汗で頭皮もキューティクルもボロボロ せっかくの綺麗なひじりんの綺麗な髪がダメージ受け過ぎなんて心が痛むよひじりん ひじりんの話が終わって落ち着いたころにまた髪を撫でながら「外での説法もいいけど髪もお肌も痛むし、熱中症も心配だからちゃんと休まんといかんよ」って言ってたら、 ひじりんはクスクス笑いながら「あなたがいつもどおり丁寧に洗ってくれるから大丈夫よ」って そんなに僕のシャンプーを過信されても困っちゃうんだけどねー でもかわいいかわいいひじりんのためだし今日も綺麗にしてあげないとね! ご飯も片付けも済ませて念願のお風呂! 他愛もない会話をしつつも衣服を脱ぐひじりんの姿にいつも目が焼きついてしまって困ったもんだね ひじりんは「もういい加減に慣れたでしょ?」って言いながらもタオルで体の前面を隠すんだけど、その姿がまた愛らしくてたまらないね そりゃあそんな心がフライングしちゃうような人間離れしたファンタスティカボディ見せつけられたら慣れてても人間の目っていうのは見ちゃうものだよしかたないよほんと 特にひじりんのおっぱいは幻想郷最上級犯罪ってレベルなんだからしかたないよ 欲望には勝てるわけないね 今日も興奮を抑えきれてない僕と、そんなの気にしないひじりんと二人で仲良くお風呂 いつも先に体を洗って、背中を流して貰うのは僕から なぜかって、そりゃあ綺麗な体になってからひじりんの体を洗いたいからに決まっるからね 先にひじりんから洗ったら綺麗になったひじりんの体に僕の汚れがついちゃうかもしれないじゃないの てなわけで手際よく体を洗ってもらって僕の番 やっと念願の髪が洗えるね ああ…やっぱりこのボリュームたっぷりの髪量と長さたまらないね! この指に絡み付いてくる感じも最高だね!!この濡れてつやつやと光る髪をずっと見ていたい気分にいつもなっちゃう! といってもそんな美しい時間もすぐに終わり。今度はひじりんの背中を流してあげて、湯船にゆっくり入って、 お風呂からあがったら正座してるひじりんの髪をひじりんのおっぱいよりちょっと硬いけどふわふわなタオルで乾かしてあげる このときのシャンプーの匂いが一番好きだね! 同じシャンプーを使ってるのにひじりんの髪からはこんなにいい匂いがするんだろうね。 不思議に思って「ひじりんの髪がこんなに僕を魅了するのはどうしてだろうねー」って聞いたら、「愛情」とだけ答えてまたクスクスと笑ったりしてるわけで、 もうそんなひじりんが愛おしくてたまらない!そんな気持ちになった僕はまだ生乾きだけど髪を乾かすのをやめて、 ひじりんの頭を撫でながら髪に鼻をつけてひりじんの香りを嗅ぐんだ。この動作自体はいつもやってる行動なんだけど生乾き状態ってのはあんまりやったことないし、 いつもの香りとは一味違った感じがしたね!このときの匂いには幸せになれる成分が入ってるに違いないね これは間違いない しばらくひじりんの香りを堪能してたら5分経ってたみたいでひじりんに心配されちゃったよ 僕の心を掴んで離さないひじりんの魅力にたじたじ… 我に返って「ごめんごめん」って照れ隠しに離れたら今度はひじりんが僕の後ろから抱きついてきて、 まだ湿ってるぼくの髪の匂いを嗅いで言うんだ「あなたからも同じ愛情の匂いがするし…両思いってことね」って! 同じシャンプー使ってるんだから匂いが同じなのは当たり前なのにね! ほんともう、今度はひじりんと同じ色に髪を染めようかとも思っちゃうよ! ね、ひじりん!うふふふふ |
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ひじりんと花火が見たい。 ひじりんとお酒を飲みながら夜空に咲く花火が見たい。 本格的に熱くなってきて夏だなーって思いながら作業をしてたよ そしたら、いつの間にかひじりんが僕の後ろに立ってて冷たいお茶を僕のほっぺに当ててきたんだ びっくりしてつい「ぅおぅっ!」って変な声出ちゃったよ ぼくにほっぺに当てたお茶を手渡しながら「今夜は花火があるみたいですよ」って なんだか嬉しそうな顔でひじりんが教えてくれたんだ やっぱり幻想郷でも花火とかお祭ってイベントはあるから、よく僕とひじりんと命蓮寺のみんなと参加するんだけど、 たまには二人っきりってのがいいね 聞いた話によると今夜の花火はお祭ってわけじゃないみたい でも屋台とかはいくつか出てるみたいだし、 晩ごはんは屋台のお店を回ったりしてお腹を満たせるよね それに隣にひじりんがいるんだもの、それだけで胸もお腹もいっぱいになるってものだよ ひじりんにはぜひとも浴衣を着てほしかったんだけど、まだもってないらしいんだよね 駄々こねる僕に「次までには買っておきますから」って宥めてくれるひじりん まだ今月中にお祭の機会があればいいなーって、今日の花火も終わってないのに考えちゃってそわそわしちゃうね いい感じに日も落ちてきたし、 そろそろ出発することになったんだけど、なかなかひじりんが出てこなくてまだかなーまだかなーって呟きながら玄関周りで僕の足を襲う蚊を落とす暇つぶしをしてたよ 「おまたせー」っていう澄んだ声と共にでてきたのは髪をアップにしたひじりん グラデーションの綺麗な髪にかんざしまで刺さってる うつくしい、うつくしすぎる 呆然とひじりんをただみつめることしかできなかったよ 「浴衣が着れなかったお詫びに髪の毛だけでもね」ってちょっと照れた顔でもみ上げの髪を耳にかけるひじりん その仕草、雰囲気、美しさすべてでパーフェクトすぎて、ぼくはさっきから開いた口がふさがらない状態になっちゃったんだよね もっと男らしくエスコートしないといけないのに情けないなぁとか思っちゃったり 花火会場についたらもう屋台とかが並んでたから始まるまで適当にぶらぶらしようってことになって、イカ焼き食べたり、焼き鳥食べたり、ちょっとお酒飲んだり 食べてばっかりだったけど、ご飯食べてる女の子ってなんでこんなにかわいいんだろうね 串焼き肉口周りについてるソースとかついちゃってるひじりんもまた可愛すぎるよ こんなに人がいるところじゃ口元についてるソースを舌でとってあげられないから仕方なしで指で拭ってあげたよ 指についたソースを舐めたけど、 ひじりんの肌についてたものだし、ちょっと甘さも感じたね こんなこと口に出したらひじりんにまた笑われそうだけどね とりあえず食べかけの串焼き肉持ったまま近くの小さな山に登ってみたらいい感じで花火が見えそうなスポット発見 何組かカップルがいたけど全部人間同士のカップル 僕らみたいに人間と魔法使いのカップルなんて周りにはいないからちょっと勝ち誇った気持ちになっちゃうよね ベンチに腰かけて串焼き肉食べてたら花火が始まったよ スケールは小さめだけどやっぱり綺麗だね あ、もちろんひじりんのほうが綺麗だよ? 次々夜空に上がる花火を見ながらお肉を食べてお酒を飲んでってしてたらだんだんいい気分になってきたからちょっと調子にのってひじりんの腰に手を回してみたり よく見たら周りのカップルもそんなことしてる人たちばっかりだったし何も心配することはないね あぁ、幸せすぎてこの花火みたいに僕らも爆発しちゃうんじゃないかなあ! ふとひじりんの顔を覗き込んだらひじりんの澄んだ瞳とばっちり目が合ったよ 花火が目に映りこんでてひじりんの目がキラキラ光ってるみたい! あぁなんて綺麗なんだろうって見とれてたら、急にひじりんが僕の口の横らへんに急にキスしてきたよ これまたいきなりだったんで呆気にとられてたら「ソースがついてたものでつい…」って真っ赤な顔して言うんだ もうこうなったら僕も仕返しするしかないよね お返しに押し倒してやろうと強引にいったけど「今は人がいっぱいいるでしょ」って言われて反則的なパワーで押し返されちゃった 「帰ってからね」って言われたけど我慢できるかちょっと自信はないね! ね、ひじりん!うふふふふふふふ |
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ひじりんと散歩がしたい。 ひじりんと秋の訪れを感じながら歩きたい。 いよいよ夏も終わって涼しくなって、山も赤く染まってきたね ひじりんが山を見つつ「きれいですね」って呟いたから ついつい条件反射で「ひじりんのほうがきれいだよ」って言っちゃったんだけど、「もう…」って照れるひじりんがかわいくてかわいくて仕方ないよ ひじりんのぷにぷにほっぺが山の赤と同じ色になっちゃって、一層ひじりんが可愛くて襲いたくなっちゃったけど、まだお昼すぎ、夜まで我慢我慢 で、今日は天気もいいし散歩でもしながらゆっくり山の色を見ようって話になって二人で並んで山の麓に向かって歩いたよ 風が吹いててちょっと肌寒いかなって思うときもあったけどひじりんと一緒だから全然平気 山を指差しては「あのあたりが綺麗ですね」とか 「あそこはまだ色が変わってないですね」みたいな会話をしてのんびり気分 ひじりんは僕よりちょっと背が低くて歩幅も狭いけど歩みはゆっくりだから ぼくがひじりんの歩みに合わせる感じでのんびりゆったりと歩くよ ひじりんは立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花って言葉が似合うくらい優雅に歩いて 道中ですれ違う人たちを翻弄しちゃうんだよね きれいなひじりんを見てうっとりする人たちと一緒にうっとりするぼく ひじりんに「鼻の下が伸びちゃってますよ?」って言われて 人差し指で鼻をつんとされちゃったり それだけで心がはねる音がしたよね もちろんそれを羨ましそうに眺めてる周りの人たち…ごめんね、ひじりんは渡さないよ といっても美って言葉を具現化したようなひじりんの横を歩いてるぼくはひじりんのオーラで塵も残らないくらいかき消されちゃうんだけどね 一緒に歩けるだけでぼくは満足だよひじりん しばらく歩いてたら山の麓の神社まで到着 今日も箒片手に腋をチラつかせる紅白巫女さんがいるね 霊夢ちゃんはぼくらと目が合うやいなや「今日も仲良しね」って言って呆れ顔で言ってくるんだ 「一緒にいる人がいると毎日楽しいよ?」ってぼくが言った ら「気が向いたらね」って言って興味なさそうな霊夢ちゃん ひじりんは相変わらずニコニコしたまま「霊夢も大きくなったらわかりますわ」だって 無駄に惚気ないところがまたいいよね 霊夢ちゃんとさよならして山の麓から山道に入ろうとしたあたりで唐突に「さっき霊夢の腋ちらちら見てて…ほんとにあなたは腋が好きね」って ひじりんがクスクス言いながら尋ねてきたけど「好きなものは好きだから仕方ないね、でも霊夢ちゃんの腋とひじりんの腋だったら迷わずひじりんの腋を選ぶよ」って返してやったね ひじりんの照れ隠しの軽いチョップ そんな照れた顔も相変わらず可愛いなぁ あと、今日のひじりんの髪は秋色で『赤⇒黄』のグラデーション あんまり知られてないことなんだけどひじりんって秋になると髪の毛のグラデーションが『紫⇒黄』から『赤⇒黄』の秋仕様になるんだよね 普段は説法や戦闘で気合をいれたりするからいつもの色で、四季の移り変わりを楽しみたいときとかはそのときの季節に合った髪色に変えれるんだってさ 今日の髪色のひじりんをシャンプーするのが楽しみすぎるよ しばらく歩いてたら休憩所みたいなところがあってそこで一息 ひじりんと隣合わせで座ってそこから色とりどりの山と人里を眺めたりして ふと横を見たらひじりんと目が合っちゃって一瞬心臓の動きが止まるかと思ったね そんな綺麗な瞳で見られるとその瞳に吸い込まれちゃうじゃないの 「どうしたの?」って聞いたらにこっとしてふとももをぽんぽんってするの これはひじりんのいつもの「ひざまくらどうぞ」のポーズ もちろんルパンダイブでひじりんのふとももに頭を乗せてひざまくらを堪能 ひじりんの締まったふとももはちょっと枕にするには硬かったりもするんだけど、ひじりんのおっぱいが頭にのしかかってるのが気持ちよくてね! あ、でもこれはひじりんには内緒 ふとももじゃなくておっぱい楽しんでるなんて知られたらひざまくらしてくれないかもしれないしね にしてもひじりんの太ももからのアングルで見るひじりんが木々の赤に相まってひじりんの美しさ5割り増し その風景を目に焼き付けておきたくて、しばらく凝視したあとに目を閉じて網膜に焼き付けておいたよ 秋のベストショットだったね なんてことをしてたらいつの間にか寝ちゃってたり はっとして起きたらひじりんも寝ちゃってたみたいで、眠気眼で一言「おはようございます」って挨拶 名残惜しいけどひじりんの太ももから頭をあげるとちょうど夕日が山の向こうに沈んでいくところが見えたよ 世界全体が赤く染まっていくこの感じ、たまらないね ひじりんが「きれい…」ってボソッとつぶやいたところで思いついたんだ、せっかく全体が赤くなってるんだからひじりんのほっぺももっと赤くしてあげたいってね ちょうどひじりんの頭にもみじが1枚くっついてて、それをとったどさくさにまぎれてキス 夕日をバックにキスとかなかなかロマンがあっていいんじゃない? ひじりんも手を背中に回してきてぼくのテンションもヒートアップ ここならいいよね? 人なんて滅多に通らない山道だし、もう我慢を解いて襲っちゃってもいいよね? ね、ひじりん!うふふふふふふふふふふ |
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ひじりんと読みたい ひじりんと読み解きたい 雨の強い昼下がりにどこも行かずにおうちでのんびり お昼ごはんを食べて片付けたあとにエア巻物を書き始めるひじりんを眺める簡単な食後の運動 毎日のようにエア巻物に謎の模様を書いてるから、あれは日記のみたいなものなのかなーって思って「それって毎日書いてるけどどういうものなの?」って思い切って聞いてみたんだ 魔法使いの道具だしあんまり人間に教えるものでもないのかなと思って今まで聞かなかったんだけどついつい気になってね 「これは魔力を放出して一定に保って文字を描いて魔力をコントロールする基礎練習みたいなものなんですよ」って なるほどね、基礎は大事だもんね ちなみに謎の模様は魔法使いになったときに魔界で覚えた文字なんだってさ 某魔物の子同士の王様の座を奪い合うバトル漫画に出てきた本の文字を彷彿とさせるよね エア巻物の何もないところに指でいつもの謎の模様を書いていくひじりん その模様を描くきれいな指が動くたびに甘い香りが漂ってくるんだよね どこぞアロマオイルを購入するよりひじりんのそばに座ってるだけで十分っていうね ついうっかり「あー、ひじりんくんかくんかー」って声に出しちゃってるけど、 もうひじりんは慣れっこだからにこっとしてぼくの頭をぽんぽんってなでて誤魔化すのよね 照れちゃって、可愛いんだからもう! でもよく考えたら、基礎練習ってのはわかったけど、その文字でなんて書いてあるのかっていうほうが気になるよね だから「その文字の読み方教えて」ってお願いしてみたんだ そしたらひじりんはちょっと悩んだあとにエア巻物の見えてる部分の文字を一旦消して新しくしてくれたあとにちょいちょいってぼくを手招きしてくれたからひじりんの横に座ってお勉強タイム ついにひじりんの普段書いてる文字が読めるようになるかと思うとわくわくするよね で、いざ説明してもらったらびっくりするくらいちんぷんかんぷん なんとか基本は覚えたんだけどちょっと応用がでてくると文字の形がガラッと変わるらしくて頭の悪いぼくにはさっぱりだったよ なんだか情けないね… ひじりんはよくこんなの覚えられたなーって思ってたら、どうやらひじりんも勉強したってわけじゃなくて魔法使いになったら勝手に読めるようになってたんだって 魔法使いって不思議な種族なんだね、今度キノコばっかり採ってる森の魔法使いさんにも聞いてみようかな ずいぶん長い間エア巻物と向き合ってたからかなり目が疲れちゃったね 3DSやってるときもかなり目を酷使したけど、 エア巻物ってキラッキラ光ってるし文字の色がうねうね動いてるように見えるから目に悪いイメージあったけど、まさにその通りだったね うーん、目がチカチカする ひじりんは目にも魔法使ってるから全然疲れないんだってさ 「あなたの目にも先に魔法かけておけばよかったですね…」ってちょっと落ち込んじゃうひじりんいやいや、 一緒に勉強楽しかったから気にすることなんてないのにね ただ次からはひじりんの魔法か、サングラスか何かかけた方がいいみたい 椅子に座ってちょっと休憩してたらひじりんがまたエア巻物を書き始めたから、またその様子を眺めて目の保養タイム さっき教えてもらったことを思い出しながらもひじりんの書いてる文字を読もうと努力してたんだけど読めたのはせいぜい2割 魔法使いになれば完璧に読めるようになるんだろうけど、人間のままが楽しいから魔法使いにはならないって決めてるのよね それに読めない文字が身近にあるのも面白いかなって しばらくひじりんを眺めてたら今日の分は終わったみたいでエア巻物を閉じるんだけど、ぼくにあの文字を教えるときにけっこう魔力使ってたのか、 ひじりんの髪が真っ黒のストレートヘアーになっちゃった ひじりんは魔力を使いすぎると髪にかけてる魔法も解けちゃうのか、 いつものきれいなグラデーションとくるくるウェーブがなくなってさらさらの黒髪ストレートになっちゃうんだ もちろんそれもびっくりするくらい可愛いんだけどね 今度はぼくがひじりんをちょいちょいって手招きして膝の上に座らせるよ 魔力の切れたひじりんの黒髪がぼくの鼻に当たっていいにおいだよ で、ぼくの膝の上に座って魔力の回復を待ってるひじりんをなでてたらひじりんが振り返らずに「いつも書いてるあの文字は日記なんですよ」って言った後すぐに「あなたのね」だって! 詳しく聞いたらその日のぼくの観察日記みたいなものなんだって! 今まさにぼくが書いてるのと同じようなね! もー、ひじりんのその日記が全部読みたくて魔法使いになるのもためらわなくなりそうだよ! ね、ひじりん!うふふふふふ |
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ひじりんと戦いたい ひじりんと戦って打ち負かしたい 今日も力試しに挑んできた妖怪を難なく屈服させるひじりん ひじりんが復活してからひじりんに力試しのために突っ込んでいく妖怪が多いんだよね もちろんひじりんの相手になるわけもないんだけどね 弾幕勝負をする姿も相変わらずきれい あの背中から羽みたいに出す羽みたいな模様がたまらなくきれいで毎回見とれちゃって、 流れ弾にあたりそうになるのはちょいと危ないけどさ剣の形した弾幕とかこの前ぼくの服の裾をちょっと切ったりもしたから気をつけてね、ひじりん まるで準備運動を終わらせたって感じの表情でこっちに戻ってくるひじりんを見て思ったんだけど、ぼくはひじりんに何かで勝ったことないなって ちょっと頭をひねって考えてみたり 腕相撲をしたところでひじりんの肉体強化の魔法の前には成す術無しだし、料理だってひじりんは完璧、ぼくは人間だから弾幕だって出せない こんなぼくでも何かひじりんに勝てるものはないかなって考えたんだ ひじりんがうーんうーん悩むぼくを見て「どうしたの?何か悩み事ですか?」って 上目使いで聞いてくるもんだからついつい恥ずかしくなって「なんでもないよ」って言っちゃうんだけど「何か隠してるでしょう?」ってずいっと顔を近づけてくるもんだから、 「ひじりんには何をしても敵わないからひじりんに勝てるものを探してたけど何も思いつかないだー」って正直に言ってみた ひじりんもちょっと悩んで「そうねー…」って言ったあとにハッと気がついて、家の中にパタパタと入っていくひじりん で、戻ってきたと思ったら手にはトランプ 確かに大富豪やババヌキとかそういうゲームでは勝てるかもしれないけど何か違うんだよね そういうのじゃなくてさ、もっと ね 悩んでるうちに夕方になっちゃったもんだからひじりんの作ったご飯を食べていつもののんびりタイム 今日もひじりんの料理はおいしゅうございました 食器の片づけをするひじりんを眺めつつ、満腹感に浸りつつ、今日もぼくの日課の絵かきが始まるわけだけど、 今日も描くのはもちろんひじりん 初めて会ったときから進化し続けるひじりんとその良さを、写真ではなく紙に描いて残すっていうぼくなりの愛情表現 自分で言うのもなんだけど、やっぱり自分の得意なもので好きな人を表現するっていうのはいいことだと思うんだ しばらく絵を描いてて今さらになって気づいたんだけど、 絵ならひじりんにも勝てる気がした 絵以外には何の取り柄もない僕だからこそ絵だったら完璧超人ひじりんよりも描けるんじゃないかなって 今までひじりんが描いた絵は見たことないからもしかしたらってね 片付けを終わらせたひじりんが僕の隣に座って、描いてる途中の絵を見てすぐに照れ笑い かわいいね 紙に描いたひじりんを自分で指差して「また私描いてる」って呆れながらも顔が真っ赤だよひじりん 毎日のように描いてるんだからそろそろ慣れてほしいな ちょっとキリのいいところで手を止めてさっき思いついた、ひじりんに絵を描いてもらおうっていうのを提案してみようと思って、 ぱっとひじりんを見るとぼくの絵を見て一言「かなわないなぁ」ってつぶやくんだ 最初何のことかさっぱりだったけど、「私も負けてないつもりだったけど…あなたの愛にはかなわないわ」って いって僕の肩に頭を乗せてきたよ いつの間にか腕相撲とか弾幕勝負とか料理とかギャンブルとか、そういうのよりももっとすごいことで勝っちゃってたみたい! こんなことで嬉しくなっちゃってひじりんに絵を描いてもらおうっていう考えなんて吹っ飛んじゃったよね 肩に寄りかかってうっとり顔のひじりんの顎を持ち上げて軽めにキス もうひじりんとのキスも日常茶飯事になってきたね でも今日はなんだか違って、唇を離したら今度はひじりんが腕を首の後ろに回してきて熱烈な濃厚キス がっちりとホールドされててなかなか唇を離してくれないから若干呼吸できなくてなっちゃったりしたけど幸せで満たされてるよ どれくらいたったかわからないけど、やっとホールドからの開放 ちょっとお互いはぁはぁして興奮度が高まっていくなかでひじりんが 「愛でもあなたに負けないようにしますね」とだけいってまた濃厚なキス こりゃあ今晩は朝まで眠れそうにないかな! 3回目のキスのあとに「愛だけは負けないよ」って言ってやったけど、このとき絵のことは完全に忘れてたよね!仕方ないね! ね、ひじりん!うふふふふふふふふふふ |
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「東方のパチュリー・ノーレッジさんを愛し続けてみた」 |
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パチュリーに朗読されたい パチュリーにラブレター朗読されたい 3日程図書館外でお仕事してくるよ、って言った時の寂しそうなパチュリーの顔が脳内にこびりついて離れないもんだから2日目の夜で仕事終わらせて早めに帰ってきたわけですよ それでも真夜中は過ぎちゃったけどまぁ許容範囲内だよね、パチュリー喜ぶかな、とか考えながら紅魔館の長い廊下を歩いて図書館の入り口までたどり着く 「例え貴方でも図書館に入るときはノックしなさい」って言われてるから律儀にノックを3回 ちなみにノーノックで入ると火球が飛んでくるから相当に危険だよ 白黒な泥棒さんにはあんまり効果は無いんだけどね 普通の人が入るのが危険ってそれ本末転倒なんじゃないかなと思わなくも無いけど まぁノックすればいいだけの話だよね そんな事を思いながらドアの向こう側の反応を待つけど何時まで経っても反応が無い あれ? と思ってもう一度3回ノックするけどやっぱり反応がない もう寝てるのかな珍しい、と思いながらそっとドアを開けて図書館内に入る 何時もパチュリーが座っている椅子には誰も座っていないし、椅子の前にある大きな机には本も置いていない 自室にいるのかな、顔出しに行くかと思い行き着いたパチュリーの自室前には何故か小悪魔さんがいて口の前で指をピンと立て、「しーっ」のジェスチャーをこちらに飛ばしてきた やっぱり寝てるのか? と思いきや、突然小悪魔さんがドアに耳を当てて中の様子を聞き始める 何やってんのこの子は……と思っていると、今度はちょいちょいとこちらに来いと言うジェスチャーが飛んでくる 経験上こう言うのを断っても無理矢理させられるのは目に見えているので大人しく小悪魔さんに続きドアに耳を当てて中の様子を伺う。 真っ先に聞こえてきたのはパチュリーの声 何かを読んでいるような声が聞こえて何だまだ起きてたんだ魔術の練習中かしらと納得しかけたんだけど何やら様子がおかしい 時々言葉を詰まらせながら、恥ずかしそうにしている声が耳に届くものだから何を読んでいるか気になり始めたところで、はっきりとパチュリーの声が耳に届いた 『……どんな事があっても何があっても、ぜ、ぜ、ぜ、絶対に……幸せにするから、パチュリーは私の傍で、笑っていて……』 ………………。……内容理解に二秒程かかって、三秒ほど凍りついてから一気に自分の顔が赤くなって行くのが分かった 小悪魔はと言うと身体をくの字に曲げながら必死に笑いを堪えている 小悪魔、謀ったな小悪魔! 何をしてるかと思ったらパチュリー、かなり昔に私が書いたラブレター朗読してるじゃない 何してるんだよもう! ……昔々、パチュリーと同じ場所で住んでいなかった頃に紅魔館の主との仲が険悪で、紅魔館に来ようものならぶっ殺すわよ! と言われていた頃があって メイド長や門番さんの説得の甲斐もあり二週間と言うそこまで長い訳でもない期間だったけど当事にしてみればこの世の終わりと思うぐらいの宣告だった訳で その期間はずっと手紙のやり取りをしていたのだ 多いときは一日に数回手紙のやり取りが起きていたぐらいの高頻度 一体どんな内容だったのかと問われると至って分かりやすい どんだけ自分が相手のことを好きかってのをとにかく文章にしたものだ 「何だか告白されたみたいで嬉しかったわ」と満更でもないパチュリーは今でもその手紙をラブレターと称して保存していると言う話までは聞いたことがあった が、よもやこうして朗読されていると誰が予想したか ようやく笑いから帰ってきた小悪魔が「貴方が出かけて帰ってこない夜はずっとあーなんですよ?」と更に要らない追加情報をくれる あぁつまりあれか 寂しさを紛らわせるために昔貰ったラブレターを読んでいたけどそれだけじゃ満足できなくなりそれを朗読し始めたと 勘弁してください羞恥プレイかこれは しばらくラブレターを朗読していたパチュリーだったけど、一枚読み終わったら満足したのかカチリと電気を消す音が聞こえて部屋は静かになった 「いやいや、あれも捨てたもんじゃないですよ?」と笑いを堪えながらぼやく小悪魔さん。話によるとさっきみたく朗読した次の日はそれなりに機嫌が良いのだと言う ……恥ずかしいことには変わりないんだけど、私がいない間の図書館の治安が守られるなら良しとしなきゃ駄目だろうか、ね!パチュリー! うふふふふふふふ |
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パチュリーに呼ばれたい パチュリーに愛称で呼ばれたい いつものように図書館内で読書に励んでいると、パチュリーに「そう言えば」と声をかけられたんだよ ただでさえ本読んでる最中はこっちが呼びかけても反応する事なんて稀なのに、逆に話しかけてくるなんて滅多に無い だからこっちも、「何?大事な話?」と答える 滅多に無い事だしそりゃ大事なことだと思う 思うよね 思っても仕方ないと思う そしたら、「あー……」と気まずそうな反応 あれもしかして大事な話でも無かったか とは言えここで話を区切るのもアレだし 「大事な話じゃなくても何か私に聞きたいこと?」って尋ねると、少しだけ考えた後にパチュリーがパタンと本を閉じて 「……貴方は私のことパチェって呼ばないのは何で?」って聞いてきた そう私はパチュリーの事はいつも「パチュリー」と呼んでいる 出会った当初は「ノーレッジさん」と呼んでいた事もあったけど 今この名前で読むと顔真っ赤にして本を投げつけてくる 昔の事思い出すんだってさ本当に可愛いなぁ それはさておき呼び名の事か その辺りを聞かれるとは思ってなかったなぁ 「理由はあるんだけどね」と言いながら私も本を閉じる 何か話をする時は必ず本を閉じるのが私とパチュリーが交わしてる数少ない約束 私もパチュリーも本読んでるときは大抵生返事になっちゃうのは分かってるからどんなに些細な事でも言葉を交わすときは本を閉じる コミュニケーションはどんなに仲良くなってもちゃんと基本を大事しなきゃいけないよね とか考えながら頭の中にあったその理由を伝える 「パチェって名前は、レミリアだけが呼んで良い愛称だって思ってるから」 つまりそういう事です ちなみにレミリアの事は時々「れみりん」って呼んでます こう呼ぶとレミリアは十中八九ハートブレイクを投げてくるけどね 俗に言う“お決まりのパターン”って奴なのでメイド長も基本スルーしてくれますけど 初見の人が見ると大抵ぽかーんとしちゃうね 仕方ないね 仲は悪いわけじゃないけど波長が合わないって奴なんだろうさきっと 私の答えが予想外だったのか「ふーむ……」とか呟きながらじーっとこっちを見てるパチュリー 何か考え事してると自分の真正面見つめるちゃうらしいから 普通にこっちをガン見してます ちょっと恥ずかしい で、答えが出たのかふふっと笑ったパチュリーが「それじゃ、私が貴方を愛称で呼ぶわ」 って言ってくる それは予想外すぎた と言うか個人的にはパチュリーには「貴方」って呼ばれるのが一番好きなんだけどなぁ それに自分の愛称に関してはあんまり良い思い出無いからね だから「私はパチュリーに『貴方』って呼ばれるのが一番嬉しいんだけどな」って答えると 「……そう」、と何やら残念そうな答え 流石にこれじゃ可哀想だし「それじゃパチュリーは私の事なんて呼びたいの?」って逆に聞いてみる 「うーん……」とまたシンキングタイムに入るパチュリー。何となく愛称では呼んでみたいけど具体的に呼んでみたい名前はまだ無いのね なるほど 「何か浮かんだらそれで呼んでみれば良いよ」と声をかけて私は読書に戻る まぁしばらくは妙な名前で呼ばれ続けるだろうけど パチュリーになら良いか そんな事を考えてたら即パチュリーに呼ばれる まぁ期待しないで返答を聞いてみようかなと思ったけど何でパチュリーさん頬染めてるの?もじもじしてるの? 「……だ、旦那様、とか?」 まだ結婚してないのに旦那様はレベル高すぎるんじゃないだろうか?! いやでも響きは好きだよ旦那様! って正直に答えたら 「旦那様……うん、旦那様かぁ」ってパチュリーさん気づいたら自分の世界入っちゃった それと同時に「お前パチェに何て呼び方させてんのよおおお!!」と言う怒声が 多分廊下歩いてる最中に聞かれたんだね、これ事故だよね どう言い訳したもんだろうかって言い訳してくれる人はトリップしてるしどうしようもないよこれ 仕方ないここはひとまず逃げるかって事で図書館を飛び出す 即後を追うようにレミリアも出てくる とりあえず門番さんの詰め処に逃げ込むか しかしまぁ、旦那様ねぇ 旦那様ってちゃんと呼んでもらえるには難関は多そうだね、ね!パチュリー! うふふふふふふふふふふふふ |
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パチュリーと飼いたい パチュリーと金魚を飼いたい つい先日に一緒に博麗神社の縁日行って来て、その時にパチュリーにせがまれたからやった金魚すくいで三匹ほどゲットしてきたんだけれど 朝早くから起こされたと思ったら「エアポンプってのを探してきてくれる?」といきなり依頼が飛んできた 金魚を長生きさせるために必要らしい 頼むだけ頼んでおいてパチュリー本人は「水は一晩置いたモノを使用して……最初は金魚鉢でいいかしら」とか何とかぶつぶつ本を見ながら呟いていらっしゃる よもやパチュリーが金魚に興味持つとは思わなかったなぁと眠い目擦りつつひとまず知り合いである金魚好きの人の所に行き、目論見通りエアポンプを譲ってもらう 帰ってきてみればいつもの机の上には何処から手に入れたのか小石や藻が入った金魚鉢、金魚も既に中で泳いでいる 準備万端のようだ 私の帰宅にも気づかないぐらいにじーっと金魚を眺めていたパチュリーが私に気づくや否や「早く早く!」とエアポンプの設置を急かしてくる ほんと積極的なことだ ぶくぶくとエアが水中の中で弾け出すと、おぉと感嘆の声を上げるパチュリー しかしまた何故金魚なんだろうか 尋ねてみたら当然のように 「貴方が折角掬ってくれたんだし、長生きさせてみたいじゃない?」って返された 嬉しいようなくすぐったい気分ですねこれ 図書館内に金魚がやってきたと言うことで紅魔館の皆さんも度々見に来られます 時折妖精メイドも覗いてるみたいです 一番頻度が多いのは美鈴さん 癒されますねぇ涼しげで良いですねぇと金魚鉢の前で休憩することが増えました 次に多いのがフランちゃん 危なっかしいと思っていましたが全然そんなことは無く、目を輝かせながら水の中にいる生き物を見ています 動く生き物を見る機会が少ないせいでしょうか 咲夜さんは仕事が忙しいのであんまり図書館にはやってきませんがパチュリーにご飯や紅茶を持って来る際には必ず様子を見ています 案の定と言うか何と言うか、一番頻度が少ないのはレミリア と言うかまず私が図書館内にいるときは絶対に見に来ようとはしません 図書館のドアの前で鉢合せした暁にはもの凄いで去っていきます そんなに私がいるところで金魚見たくないのか そんな訳で日に数時間は図書館から出て門番の詰め処にお邪魔しながら読書したり話をして暇を潰してます 私がいない所では目を輝かせて金魚見てるらしいです やっぱり姉妹ですね二人とも 口にするとレミリアが照れ隠しにハートブレイク投げてきますから絶対に言いませんけれど 金魚の餌やリは私とパチュリーと小悪魔の三人で日替わりでやってます 自分があげた餌を金魚がちゃんと食べてるとパチュリーは凄く喜びます 「私の上げた餌ちゃんと食べてるわ! 可愛い!」ってきゃあきゃあ喜んでますけど私に言わせればそんな貴女が一番可愛いです 話は変わるんだけど、図書館って結構危ないんだよね弾幕が飛んできたりして 流れ弾で読んでいた本を置いていた机が吹っ飛ぶとか日常茶飯事 「弾幕で金魚鉢が吹っ飛ぶ前にパチュリーの部屋に移動させる?」って言ったら数秒硬直した後にぶんぶんと首を縦に振ってくれた よっぽど壊されるのが嫌らしい 金魚鉢を抱えてパチュリーの部屋まで運びながら、毎朝朝が弱いパチュリーを起こすついでに金魚に餌をやる日課が増えるのかなぁとか考えてたら何故か叩かれた 「……私を起こすのが先だからね」 うんパチュリーは自力で起きれるように頑張ろうね って言ったらさっきより強く叩かれた 金魚鉢持ってるんだから手加減して! パチュリーの部屋にある、ベッドの近くに置いてあるスタンド置き場にその金魚鉢を置く 魔術に関わるものしか置いてなかったその部屋に現れた金魚鉢は意外にしっくりと馴染んでいた 「こうやって眺めれるのも素敵ね」ってベッドに寝転びながら金魚を見てるパチュリー パチュリーが気に入ってくれたのならそれでよしだ 何も問題はない 折角育てるんだし、育つところまで育てて最終的には紅魔館の池に放せるぐらいに成長させようね、ね!パチュリー! うふふふふふふ |
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パチュリーと入りたい パチュリーと一緒にお風呂入りたい パチュリーは本が好きなのは周知の事実 本を読んでいたらいつの間にか眠っていて朝になってたから大きな欠伸しながらお風呂へ、と言うパターンも非常に多い と言うか寝る前にお風呂入る頻度の方が少ないよね 朝風呂は身体に悪いとか悪くないとか色々話は聞くけどやっぱり寝る前にさっぱりとした気分で寝たいよね 故にお風呂の催促するのは図書館にいる住人のお仕事 大体は私が催促するんだけど大半は聞いてない 分かりきってますようん そこで登場するのが小悪魔さん こほんと咳払い一つして、「パチュリー様、時間も押しちゃってるので彼と一緒にさっさと入ってください」と爆弾発言してくれる 三回に一回ぐらいはちゃんと反応してくれるみたいで、その度にこっちは溜息一つつかなきゃならない 小悪魔の戯言だろ? と思うだろ? 思うだろ? 違うんだよ、パチュリーは得てして本気にするんだよこの言葉を 小悪魔は分かっててそれ言ってる 風呂に入らせたいのは山々だが何故一緒に入る必要がある?! 「ウフフ、パチュリー様の素肌見れるなんて幸せものですねぇ」って小悪魔さんニヤついてるけど素肌見たいなら小悪魔さんが一緒に入ればいいじゃないですかぁー!! って叫ぶけど「残念ながら私はもう入っちゃいましたからねぇー」って言ってくるこの存在はやっぱり悪魔だよ分かってるけど。いずれ中悪魔でぐらいにはなるんじゃないかって思う ……私と言う住人が増えてから図書館にもお風呂の設備が出来て図書館から出なくてもお風呂に入れるようになった 故に紅魔館内に出てこの日課をしなくていい事を本気で感謝してる。図書館内にお風呂無かったら軽く見積もっても三桁はレミリアに殺されてると思う 基本的に最初に私が入って湯船でぼんやりしてパチュリーを待っていると言う形式 両者共に厚手のタオル装備 その装備が落ちるだなんて不慮の事故には期待してはいけない 起きちゃいけない 起きたら折角の合同日記話がそそわで出来なくなっちゃう まぁ過去にそういうことは一回もないので安心してください ないったらないです あ り ま せ ん お風呂に入って最初にやるのはパチュリーの髪を洗ってあげること 魔法使いにとって髪は命 長い髪はただでさえ痛みやすいので洗ってあげるほうも気を使います パチュリーと向かい合うようにして座って下を向いて貰い、髪をうなじから全部前に垂らして洗ってあげます 後ろから洗ってあげる方法もあるようですが、「首が痛いからヤダ」と一蹴されるよ しっかり濯いであげてからリンスとコンディショナーで髪のお手入れ これも何故か自分の仕事になってる 一人でお風呂入ってる時は自分でやってるはずなんだけどねぇ とは言え、「貴方の髪の扱いは優しくて気に入ってるのよ」なんて言われたら悪い気はしませんけどね 髪を洗い、纏め上げたらこっちは湯船に逆戻りします パチュリーは身体を洗う作業へ もちろん回れ右して洗うところは見ません 背中洗ってと言われた時に限って細心の注意を払って洗うことにしていますが 日に当たってないせいで病的に白いパチュリーの肌は何時見てもくらくらしますね 弾幕ごっこでの痣や擦り傷なんかが地味に多いので優しく洗います 彼女が身体を洗い終わったら入れ替わりでこちらが髪を洗い身体を洗う番 基本的にパチュリーは湯船でこっちを眺めてるだけで背中を流してくれることはありません まぁ一緒に入ってること自体が奇跡と言うか妙な出来事ですから、そこまで期待するのは野暮って奴です いつか洗ってくれるとは思いますけれど 私が身体を洗い終わったらパチュリーはお風呂から出ます 10分ぐらい一人で湯船にてぼんやりしてから私も出ます その頃にはパチュリーも着替え終わってますからね お風呂から上がると大抵小悪魔がニヤニヤしてますから一発叩いてから眠くなるまで各々読書に戻ります 大体お風呂後一時間でおやすみです 正直話一緒にお風呂入るたびに神経削れる思いです お風呂入ってウフフとか幻想です 最後の10分一人で湯船に浸かってるのはある意味心の整理のためでもありますし いずれは気軽に二人でお風呂に入れるようになりたいものだね、ね!パチュリー! うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
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パチュリーと寝たい パチュリーの隣で眠りたい 基本的にパチュリーと寝る場所は別々なんだけど たまに机で眠ってるパチュリーを部屋まで運ぶことがあるんだよね 今回もそんな感じで何やら難しい魔術の本を読みながら眠っちゃったパチュリーをお姫様抱っこで部屋まで運ぶ すぅすぅと規則正しい寝息を立てて眠るパチュリーの横顔を眺めながら彼女の部屋を開ける 図書館の中でも特に独特の香りがするパチュリーの部屋だが、その香りは嫌いじゃない 結構気に入っている そっとベッドに寝かせてから部屋の電気を消して私も寝よう、と思っていたのだが ふと服に妙な違和感があるのに気づいた なんだろうと思って確認すると、いつの間にかパチュリーが私の服の裾を握っている 何時の間に掴んだのやら 離してもらおうと彼女の手を開こうとするが予想以上に強く握っているらしくびくともしない こりゃ服脱いで脱出するべきかと そんな事を考えていた瞬間、ぐいっとパチュリーに引っ張られる あまりにも突然だったために抵抗することも出来なかった 何処からそんな力出してるのかと思うぐらいの力で私はパチュリーのベッドになし崩しに寝転ぶ事になる すぐ傍にはパチュリーの横顔 何時も見ているはずの横顔だったが、その無防備な表情に不覚にもドキッとしてしまった 可愛い とっても可愛い 守りたくなる可愛さと言うべきか 相変わらず私の服を離してくれる気配は無い どうしたものかと身体の向きを変えながら困っていたら更なる追撃が飛んできた 服を握るどころか、私の身体をぎゅっと抱きしめてきたのだ 背中からがっしりとホールドされてしまいこれでは服を脱いで脱出することも出来ない おーい私は抱き枕じゃないぞーとぼやくも効果があるわけも無く ただただ背中にパチュリーがくっ付いていると言う結果だけが残った さっきお風呂に入ったときのシャンプーの香りだろうか、パチュリーの香りとも言うべきものが一層私の鼻腔を擽る ちょっとドキドキしてきた 普通に生活しててもここまでパチュリーと距離が縮まることってないよなぁ と少しだけ恥ずかしい気分になるが生憎相手が今の状況を知るよしもない 「んん……」と小さく寝言を言いながら私の背中に顔を摺り寄せてくるパチュリーを背中越しに感じながら、ふと一つ思い出したことがあった 最近パチュリーが甘えてくること少なくなったなぁ、と 図書館で暮らし始めた当初は気づけば近くに寄って来てべったりだったのだが 自分に飽きたのだろうかとも思ったがそうではないらしい あんまり甘えると悪いからと遠慮している訳でもない 何か理由はあるようなのだが こればっかりは私が勝手に結論付けても仕方の無いこと だから私はこうやって珍しく甘えてきたパチュリーをただ不器用に抱き止めてやるだけだ 背中越しだけど 朝起きたら多分大騒ぎになることは想像に難くない だけれども、パチュリーの今感じている幸せを無下にはしたくない 『どんな事があっても何があっても、絶対に幸せにするから、パチュリーは私の傍で、笑っていて』と願ったのは私の方なのだから 先日パチュリーが朗読してたもんだからふと思い出しちゃったよこの文 あー恥ずかしいなこんちくしょう 今度パチュリーが書いてくれたラブレターでも朗読してやろうか ここから脱出することは完全に諦め、この状況を素直に楽しむことにしようと思ったらようやく眠気がやってきた 丁度良いか 今日も疲れたし たまーには、こんな風に寝るのも良いものだと思うし、たまには許してくれる そう思った 明らかに楽観視しすぎだけどな! 「おやすみ、パチュリー」 そう言って瞼を閉じる 背中に感じるパチュリーの暖かさを感じたまま私の意識は深いところに沈んでいく 起きたらまた一日頑張りましょうか パチュリーと一緒に パチュリーと皆で ね、パチュリー! うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
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「東方の宮古芳香ちゃんを愛し続けてみた」 |
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芳香ちゃんを食べたい。 芳香ちゃんに食べられたい。 食欲と性欲っていうのは紙一重だと思うんだ。芳香ちゃんはそんなこと考えて生きてないんだけど。むしろ死んでるんだけど。 芳香ちゃんに性的に食べられたいなって普段から思っている俺は、何とか芳香ちゃんに食べられようと必死に模索してみた、 こう「〜してみた」的な感じで模索してみたわけ。それで食欲と性欲は紙一重という発想に結びつくわけ。つまり芳香ちゃんに食べられるには、 芳香ちゃんが「お腹が減ったぞー」って言ったら「俺を食べて! 俺を!」って言えばロジック成立だろうな、と。そういった考えに至った訳で。 さっそく実践あるのみ。そんなことを思いついたんで、下心持ちまくりで普段と同じように芳香ちゃんと墓場をぶらぶらとうろつきながらチャンスをうかがったんだけど、 今日に限って「何だか食欲ないぞー」とかいう芳香ちゃんマジじらしプレイの名手。死体にも食欲がないときってあるんだな〜……って納得してる場合じゃない。 何故なら下心が抑えきれないから。パッション。どうして食欲がないんだろう、あの食いしん坊の芳香ちゃんが。そんな心配すらしちゃったり抑えきれないパッションだったんで 「どうして食欲ないの?」って聞いたら「油っこい神霊食べ過ぎて胸焼けした」って教えてもらったんだけど神霊にも色々あるんだな〜……って納得してる場合じゃない。 思い立ったこのタイミングで食欲がないとか言われちゃうとこっちも参っちゃうし。そこでふと「食欲がないならこっちが食べちゃえばいいんじゃないのか」って閃き。 理に叶ってるんじゃないのか、これは。プラン変更で俺が芳香ちゃんに食べられるんじゃなくて、俺が芳香ちゃんを食べるパターンに持って行こうと。 たまには男を魅せてやるぜ、みたいな。奮起。で、芳香ちゃんに「食欲がないなら食べちゃうぞ〜」っておどけて言ってやるんだけどポカーンとしてて、 何言ってるんだろうこの人……みたいな視線で俺のことを見てくるわけ。えっ俺変なこと言った? いや、言ったけど。少し間を置いて口を開いた芳香ちゃん。 そして「わたし……死体だから食べるとお腹壊しちゃうぞ……?」っておそるおそる言ってくるわけ。これにはちょっと怒っちゃう。 「そんなことを気にしてたの?」って。死体だから、キョンシーだからって何だ! って感じで。芳香ちゃんはやっぱり心のどこかでそんなことを思ってて、 それがコンプレックスだったみたいで。芳香ちゃんだって腐ってる脳みその持ち主だからあまり思考回路回ってないのかな? って思われがちだけど やっぱり女の子だから自分が死んでるっていうことにコンプレックスを感じてたみたい。乙女っていうのはやっぱり美に敏感だから、 いくらキョンシーだからってそこはゆずれなかったみたいで。そんなところもまた可愛いなって思ったわけ。芳香ちゃんマジ天使だなって。天使ちゃんってよりは芳香剤ちゃん? キョンシーちゃん? そんなことはどうでもいいんだけども。そんなこと気にしなくていいよって意味も込めて「死体とか関係ないよ」っていってあげると一瞬照れて顔を伏せ、 そして嬉しそうな顔をして俺の首筋をガブガブ噛んでくる。愛情表現。でもこれって結局性的に食べられてるんじゃなくて物理的に食べられちゃってない? 芳香ちゃん? まぁこれでもいっか! ね! 芳香ちゃん! うふふふふふふふふふふ |
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芳香ちゃんと逃げたい。 芳香ちゃんと逃避行したい。 逃げるっていうことは素晴らしいなって思うんだけど。嫌なことから逃げるっていうのは卑怯者っていわれるかもしれないけど、卑怯者上等というか、 現代社会においてストレスを溜めるのっていうことはもっとも良くないことだから逃げるのは大事なことだと思うんだよね。 で、何から逃げたいのかっていうと……会社とか、学校とか、原稿とか。人それぞれ色々あるよね。逃げないことも大切だけど、 たまにはそういったしがらみから逃げたくなるのは誰にでもあること。逃げて外国にでも行きたいなって思う。幻想郷の外国っていうか、 幻想郷って国の概念があるのかは知らないけど。魔界都市はあるけど。でも一人で逃げるのはやっぱり気がひけるというか。 いくらストレスを溜めないため、心のケアのためっていっても要するに責任逃れだからね。逃げるのは回復だけど、攻略じゃないんだ。 何の解決にもならない。でも、それでも逃げたい! 現実逃避は最高! マリファナ吸ってるみたいに中毒性があるよね。現実逃避は麻薬。 一度ハマったら癖になる。芳香ちゃんのお胸様みたいだよね。あれも揉むと麻薬みたいに何度も揉んじゃうし。セクハラですけど何か? 話が脱線したけど、とにかく芳香ちゃんのおっぱいを揉みたい、じゃなくて。一人で逃げるのは罪を全部背負うってことだから。 共犯者が欲しいわけです。愛の共犯者、って字面はいいけど。つまり敗走ってことだからね。 でも、この負け戦、現実から逃げ出したいって思うのは諸行無常、世の常、あるあるネタだと思うんですって。 そんなわけで、今日も墓場にいって芳香ちゃんにいきなり「逃げよう?」って言ってやりましたよ。言うときは言う男ですから。 ガン、ドン、ズドンと言ってやりましたよ。そうしたら珍しく「……ちょっと正座するのだ」って真面目な顔で言われて。真面目な顔っていっても、 今日もいつもと同じで色白でお美しい肌ですねとか思ってたんですけど。下心はつねにある感じで正座して。 墓場で正座させられて何を言われるのかな? って思ったら、突然「逃げるのは良くない! 良くないぞぉ!」って叫ばれて。 俺もポカンとして「は、はい……」ってとりあえず同意するしかなくて。あっけにとられたってこんな感じ。 そして芳香ちゃんは言葉を続けるんだけど「逃げるのは非常に良くない! 良くない!」の一点張り。 話が一向に進まないのが芳香ちゃんの悪い癖だと思うんだけど、こういうときはこちら側から誘導尋問のように、 誘導尋問とはちょっと違うけど会話の続きを引き出してあげるといい。青娥特製『宮古芳香取り扱いマニュアル』に書いてあったし。 最近のキョンシーはマニュアル付いてるっていうから時代も進んだなって思います。 芳香ちゃんに「どうして逃げたらいけないの?」って聞いてあげると、芳香ちゃんは「逃げることは、愚かなことだ。死んだも同然、 生きてるなら逃げる前に立ち向かうのだー!」って俺に説いてくるわけです。「立ち向かう気力がある限り、逃げる前にあがけ! あがいて、あがいて、あがくのだ−!」って俺に説いてくるわけです。そして言葉を続けるのです。 「……もしも立ち向かう気力がなくなったら。そのときは……私のところに逃げてくればいい! 私が励ましてやろう!」って。 何かかっこいいぞ芳香ちゃん! でも今すぐ芳香ちゃんのとこに逃げるけどね! 励まして! ほら、早く! ね! 芳香ちゃん! うふふふふふふふふ |
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芳香ちゃんと学びたい。 芳香ちゃんを学ばせたい。 オチとしては「俺は芳香ちゃんを学びたいな! バストサイズから学ぼうか! ほら、おっぱ」「ちーかよーるなー!」みたいな感じでお願いしたいんですけど。 そういう話じゃないんですよ。学ぼう! ということでして。キョンシーって……その、言いにくいんですけど。脳みそ腐ってるじゃないですか。 悪く言えば「バカ」で良く言えば「そういう特徴」っていうか。死体みたいなものだから仕方ないねーで済ませてもいいんですけど、それじゃ世知辛いかなって。 バカで通用するのはタレントだけで、一般人がバカっていうのはあまりいいことではないですから。 「あたいったらさいきょーね!」「うにゅ!」の二人のバカキャラ枠がいるわけですから、そこに参入するのは芳香ちゃんちょっと厳しいかもなーって思うんです。 別にバカでもいいんですけど、やっぱり根本的にそういった次元じゃないんですよ。頭が悪いじゃなくて、死んでますから。生きてるバカよりたちが悪い、と。 「そういったところも可愛いな! だから胸揉ませて! ほら、おっぱ」「ちーかよーるなー!」って感じでもいいんですけど。 とにかく、努力はしてみようって結論になって。芳香ちゃんと「勉強するぞー!」「するぞー!」みたいな流れになって。 だから寺小屋にいって慧音先生に「勉強教えてください」ってお願いしに来たわけでして。 「はい先生! いいお胸様してますね!」「廊下に立ってなさい」「はい」みたいなくだりもテンプレとしてこなしといて。まぁこれは明らかに蛇足なんですけど。 でも生きてるおっぱいと死んでるおっぱいを揉み比べるのも男としては大事じゃないのかなって思うんですけど、どうなんですかね? おっぱいハーレムみたいな……ね……。脳みそ腐ってるのはどうやら俺ってことが証明されたところで勉強のお時間です。 俺は芳香ちゃんを後ろで見守ってるんですけど、芳香ちゃんはやっぱり算数は弱いみたいで。理論的なことが根本的に苦手なんだなーって再確認したりして。 俺もその算数があまりわからなくて「あっ俺もバカだった」って再確認したりして。本当に学ばないといけないのは俺なんじゃないかと悶々としたりして。 慧音先生の淫靡なボディに悶々としたりして。芳香ちゃんとは違う、性的な魅力だなってことはこの寺小屋で学んだかな……とか思いつつ。 でも芳香ちゃん、一科目だけ強い科目があったんだよね。正確にいうと、その科目の一部分が異様に強いんだけど。そう、社会。その歴史。 正確には飛鳥時代の辺り。聖徳太子とかその辺。当たり前だけど。めっちゃ詳しいの。おぼろげな部分もあるんだけど、 やっぱり身内にいるから強いんだろうなって。慧音先生も感心しててよかったなーと思いつつ。でも……ある意味カンニングというか、チートというか、 反則な気もするんだけど。そんなものかなーって結論を出したわけで。芳香ちゃんの新しいところを発見出来ただけでも良し、としましょう! みたいな。 結局、芳香ちゃんはバカではなくなったのかというと……いつもと変わらず、いい意味で脳天気。「キョンシー! キョンシー! 幽幻道士!」とか 口ずさんで歌ってて。慧音先生の勉強の成果が出たとは正直思えないんだけど、歴史が得意ならいっか! ってことでこの件は解決しました。 それよりも自分の学のなさに不安になったんで慧音先生、勉強教えてください! えっダメ? そんなぁ! 妹紅には優しいくせに! ね! 慧音先生! うふふふふふふふふふ |
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芳香ちゃんを偶像化したい。 芳香ちゃんを偶像として崇めたい。 偶像って書くと重々しいけど、要するに『アイドル』ってこと。時代はアイドル、アイドル戦国時代とか言われてるのが世の中だから。 幻想郷、ひいては芳香ちゃんにアイドルブームがやってきてもおかしくないわけです。幻想郷アイドル時代到来。 紅魔館からはスカーレット姉妹がユニット組んで、ロリ層狙ったり。《週末アイドル》みたいなキャッチフレーズをインスパイアして《夜だけアイドル》みたいな。 深夜枠でロリっていうのは貴重だし、何せ未成年じゃないから。児ポ法も怖くない! っていう強みがあるよね。 白玉楼からは、幽々子が紫と神奈子と白蓮と永琳と組んで、熟女系ユニット……熟女とかいうと各方面にめっちゃ怒られそうだから、 大人系ユニットアイドルを結成するんだろうね。ジュリアナっぽい振り付けしたり。大人向けであることは間違いないというか、 一歩間違えたら放送禁止なイメージはあるよね。ユニット名はメンバーの八雲紫さんにちなんで《むらさきいろクローバー》とかにすればいいんじゃないですかね? 永遠亭からは輝夜ちゃんがニート系アイドル、ニードルやるしかないでしょー! ニート設定飽きたよ、みたいな流れを逆手にとってニードルやったらウケるんじゃないの? だらしないアイドルって斬新だし、輝夜ちゃんのルックスならビジュアル的にも無問題だからファンも付くしやっちゃいなよ! ユー、やっちゃいなよ! 映姫様は職務系アイドルいけるよね。働くアイドル、裁判長アイドルみたいな感じで。凛々しいロリボディは需要ありまくりなんじゃないのって思うし。 何せ年齢が児ポ法に引っかからないのがいいですよね。そんなこと言い出したら幻想郷の女の子って法律に強いというか、 そもそも幻想郷に法律なんてあるのかって話なんですけど。どうなんでしょうか。どうでもいっか。 天狗組は、文とはたては清楚系腹黒アイドル路線を目指せば如何でしょうか。アイドルのファンっていうのは 「騙されてる俺、ファンやってるぜ」って意識が多少なりともありますから。偶像を崇めるってことはある種のトランス状態ってことですから、 まやかしにかかってるぐらいが丁度いいわけで。だから清楚だけど腹黒な天狗です、これで決まり。 幽香は、メディスンとプリズムリバーたちとバンド組んだらいいと思う。ガールズバンドユニットというか。 アイドルとはちょっと違うかなって思うけど、こういう魅せ方もアリ。きっと。メンバーは全員キノコヘアーにミニのミリタリールックという出で立ちで統一してさ。ライブを「実演会」と呼ぶとかさ。 バンド特有の細かい設定もつけてさ。実演会の最後には必ずバンドの唱歌が演奏されたりさ。 その間奏では従業員の紹介と、各自のソロが披露されたりさ。バンドとしてのコンセプトは「過激でポップな中毒性の高い大衆音楽」だったりしてさ。 マリアンヌ幽香みたいな芸名にすれば完璧だよね。 洩矢神社からは、早苗さんが信者募ってアイドル活動というか、早苗さんこと本当の意味での偶像なんじゃないかって思うんだけど。 一番アイドルしてるんじゃないの。しいていえば霊夢と組んでプリティでキュアキュアな格好してオタク層釣ればいいと思う。 命蓮寺からはぬえちゃんとムラサが組んでプリティでキュアキュアな格好してオタク層釣ればいいと思う。 だから、神霊廟からはさ。我らが芳香ちゃんがアイドルとして出るべきなんじゃないかと思うわけよ! 芳香ちゃん! 聞いてる? あれ? 芳香ちゃんがいない! あきれて帰っちゃったみたい、トホホ! でも俺は諦めないから! ね! 芳香ちゃん! うふふふふふ |
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芳香ちゃんと生きたい。 芳香ちゃんと生きながらえたい。 死ぬっていうことは怖いことだ。芳香ちゃんは一度「死」というものを経験しているから「死ぬ、だとぉ! 死ぬのはいかん。あれだけはいかんのじゃ」 っていうんだけど、死ぬっていうのはどういうことなのか気になったりもする。だからこの際だし芳香ちゃんに直接聞いてみたんだ。 「どうして死ぬのはいけないの?」って。哲学の民みたいな質問。そうしたら芳香ちゃん、きょとんとした顔をするわけ。 この人は何をいっているんだろう……みたいな顔。そして少し間を置いて「生きていることはすばらしいと思わないのか? 生きるっていうことは素晴らしいことだぞ」って返答してくれた。普段だったらさっさと流しちゃうんだろうけど、芳香ちゃんの気迫が凄いので考えちゃう俺がいる。 生きるって何だろう? 生きるって一体何だろう? 幻想郷だと冥会なんてものもあるし、蓬莱人だっているし、死の概念が薄れてると思う。 目の前の芳香ちゃんだってキョンシーだし。どのラインをもって生きるというのだろう。芳香ちゃんは一度死んでる。 でも今はキョンシーとして『生きている』わけだし。だけど理論的には死体。哲学な難問。曖昧に『生きる』という概念を、 自己の意識をしっかりと保てていることと仮定したとして、はたしてそれが素晴らしいことだと言えるのか? 人間だったら誰でも一度は「死にたい」と鬱になって思っちゃうことだってある。そのときにも生きていることの素晴らしさを体感出来ているのだろうか? へりくつのような詭弁を並べてるけど、俺は一度でも死を体験した芳香ちゃんだからこそしっかりと考えたい。 だから芳香ちゃんに「芳香ちゃんは……生きてるときは幸せだった?」って聞いてみたんだ。とりあえず、何気なく。 そうしたら少しだけ切ない顔をして「うーん……あまり覚えてないぞぉ……」って言う。芳香ちゃんにとって生きてるという時は、生前のことで…… ややこしい、キョンシーになる前、死体になる前のことで。そのころの記憶は曖昧らしい。 青娥さんにキョンシーにしてもらう前が芳香ちゃんにとって生きているということみたいだ。 俺は「生きてることは素晴らしいことだって言ってたのに、覚えてないの?」って意地悪で返してあげる。 すると「死ぬより最低なことはない。それだけはわかるぞ!」っていうわけ。逆転の発想。結局、死ぬのは最低なことらしい。 芳香ちゃんが言ってた。だから、いけない。生きてるほうがマシだってことなのかな。まだ死んだことないからわからないけど、そういうことにしておこう。 あともう一つ気になってたことがあって、それも聞いてみた。「じゃあ芳香ちゃん。芳香ちゃんは今、生きているの? 死んでいるの?」って疑問をぶつけてみる。 そうしたら今度は、ニヤっと笑って「今は生きているんじゃないかー? 誰かに必要とされてるからな。 死んでたら必要とされても何も出来ないけど、生きてたらその人に何か出来るぞぉ! やっぱり生きるってことは素晴らしいことだな! はっはっは!」 なんて最後には高笑いをキメちゃう。両手を前に突き出しながらぴょんぴょん跳びはねて。 芳香ちゃんは脳みそ腐ってるし、頭も良くないけど本質をとらえているいい娘なんだなぁとか思ったし、そんな芳香ちゃんが必要だなぁとも思った。 やっぱり生きてるほうがマシなのかも。 ね! 芳香ちゃん! うふふふふふふふふふ |
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「東方の霧雨魔理沙ちゃんを愛し続けてみた」 |
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魔理沙と眠りたい。 魔理沙と一緒に深い眠りに着きたい。 誤解のないように最初に言っておくと、魔理沙と心中したいとか、そういうんじゃないよ。魔理沙と心中なんて死んでも御免だよあり得ないね。 まぁその話はまた今度にするとして、とりあえず今は魔理沙と寝ることを考えるよ。……魔理沙と寝る……卑猥な響きだね! テンション上がってきたよ! そんな俺をゴキブリを素足で踏み潰してしまった時のような目で見るのは誰あろう霧雨魔理沙その人であって、俺の硝子細工のように繊細な心は早くも折れそうだよ嘘だよバーカしばくぞ。 で、どうだろう、魔理沙。一緒に寝な「死んでも御免だね」被せるのは良くないと思うんだ。しかし死んでも御免とは……奇しくもさっき俺が思ったことと同じだね。 以心伝心というか、これはもう愛だとしか言い様がないと思うんだけどその死んだ魚のようなレイプ目見てると些か自信がなくなってくるよ。 で、後学のために訊いておきたいんだけど、どうして死んでも御免なの? 「だって寝てる間になにされるかわかんないだろ」とか今更そんな言葉を聞かされるとは夢にも思わなかったよ。 たしかに俺は魔理沙をいぢめるのは大好きだけど、寝ている魔理沙をふん縛って簀巻きにして気の済むまでサンドバッグにした後頬の肉をちょっとだけ美味しく頂いて泣き叫ぶ魔理沙が煩いからって 後頭部を床に叩きつけて黙らせた後に簀巻きを解いて左手を愛情を込めてぎゅっと握ってから指を一本一本、丁寧に心を込めてへし折って右手の指には一本一本、千の愛の言葉を紡ぎながら釘を打ち付けた後、 スベスベのお腹を擦りながら1分間に2、30回ほど腹パンをお見舞いして耐えきれなくなった魔理沙が吐きそうになったらすかさずキスをして吐瀉物を全部飲み干してなんとか逃げようとする魔理沙の右足の骨を ハンマーで砕いて左足はそこら辺にあるナイフで風通しをよくして痛みに気を失いそうになる魔理沙の背中に爪を立てて傷を舐めながら首を絞めて落ちる寸前で手を離して後ろからぎゅうっと力いっぱい抱きしめて いっぱいいっぱいキスを浴びせて一晩中愛を語いながら時々どこかの骨を折るなんてそんなことするわけないだろう。心外だな。 「誰もそこまで言ってないし、そもそもそれ寝てないし、つーかそこまで具体的なのがすごい怖いんだよ」とか言われてもそこはほら、僕を信じてもらわないと。 信じられる要素なんてなくね? とかボソッと呟くのは止めよう。たしかに俺が今言ったことをやらないなんていう保証はない。でもそういうのを無条件で信じられるのが恋人ってものだろう? そもそも恋人じゃないとかいうツッコミを入れるのはやめろォ! まったく酷い奴だ信じられないよ。恋人らしく一緒に仲睦まじく寝たいって言ってるだけなのによもやその前提条件から否定しやがるとは。 「っていうか、寝たいなら私が寝てる時に黙って隣に寝てればいいだろ」とか言ってくるけど、それじゃあ意味ないんだよ、わかんないかなぁ……「わかんねーし、わかりたくもないわ」って即否定ですか。 いいかい、魔理沙。君の合意があるのとないのじゃあそりゃあ天と地、月とすっぽんぽんくらいの差があるわけよ。一緒にいることを許容してもらえるのって、それだけで不安とか無くなったりするもんなんだよ。 「……つまり、私が添い寝を許可すれば、お前は私に危害を加えないと、そういうわけだな?」……………………「なんとか言え」 …………一つ、勘違いしてるみたいだから言っておくけど、俺は、別に不安やストレスの発散として魔理沙をしばき倒してるわけじゃないよ。 キスだとか、セックスだとか、そういうモノと同じだよ。最愛しくて最愛しくてたまらないから抱きしめる代わりに張っ倒したり、キスする代わりに指をへし折ったり……僕なりの愛情表現なんだよ。 魔理沙はそんな俺の言葉に盛大にため息を吐きつつ、唐突に俺の首に腕を回してベッドに倒れ込むんだ。俺も魔理沙に引っ張られるようにしてベッドに寝っ転がるよ。 「抱きしめたいなら抱きしめればいいし、キスしたいならキスすればいいだろ。他の行動でやんな。っていうか寝ろ。起きてたらまた変な気起こすだろ、寝ろ。いいから寝ろ。私も寝る」 そう早口に言って魔理沙は俺の胸に顔を押し当てて、寝に入ってしまった。 寝顔を見せない辺りが小憎らしいけど、なんだかんだ言って結局俺の願いを叶えてくれる魔理沙がたまらなく愛しいから抱きしめながら寝ることにするよ。ね! 魔理沙! うふふふふふふふふふ |
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魔理沙を染めたい。 魔理沙を赤く染め上げたい。 って言ったら隣に座って本を読んでた魔理沙が立ち上がって部屋の隅まですごい速さで逃げたよ。ゴキブリか。黒いし。 「お前がいきなり物騒なこと言うからだろ」と、ちょっと怒り気味に言う魔理沙はかわいいんだけど、とりあえず誤解を解くために、一枚の写真を魔理沙に投げる。 怪訝な顔して写真を拾った魔理沙は、それを見た瞬間顔が真っ青になったよ。染まったけど青じゃないんだなぁ…… 「な、なんでお前がコレ持ってんだよ!」この前、魔理沙の部屋を物色(そうじ)してる時にちょっとね。「テメェ!」 ギャーギャーと喚き散らす魔理沙の手に握られた写真には、黒歴史時代の魔理沙の姿が写っているよ。そう、通称「うふふ魔理沙」が。 魔理沙本人は黒歴史なんて言ってるけど、普通にかわいいと思うのだがどうだろう。いや、かわいいんだよ。 で、そこで冒頭へと戻るわけだ。うふふ時代の魔理沙は髪を赤く染めてた。個人的にそれが生で見たいのです! 「それで、私を染めるってか」血で染まりたいっていうならそっちも吝かではないよ。「絶対イヤ!」 まぁそっちはとりあえず置いとくとしても、髪だけでも染めない? っていうか既に色々準備万端なんだけど。 「めんどいんですけど……」って言うけどね、魔理沙や、実際作業するのは俺だからね? 魔理沙は座ってるだけでいいから。 なんでそんなやる気なのかって? だって誰かが知ってる魔理沙の姿を俺が知らないとか、なんか悔しいじゃん。 とか言ってる俺を、魔理沙はため息混じりに見ながら「アリスか霊夢がなんか言ったのか? ったく、しょうがないな……ちょっとだけだからな」なんて言う。 ちょっとだけとか、そんな直ぐに染め直したら髪傷んで大変だぞって言おうとしたら、魔理沙はおもむろに髪をバッとかき上げた。 俺は「?」って感じでその様子を見てたんだけど、次第に魔理沙の髪が毛先からみるみる内に赤く染まっていくのね。なにこれすごい、魔法みたい。 「あのな、一応私魔法使いなんだけど……」とか魔理沙が言ってる間に魔理沙の髪は頭のてっぺんまで赤く染まったよ。 「……で、ど、どうなんだよ」と手櫛で髪を整えながら訊いてくる魔理沙の顔も心なし赤い気がするね。 っていうかいちいち答えとか訊くまでもないでしょ。魔理沙かわいいよ魔理沙。 ホントもうお前なんなんだよなんでそんなかわいいんだよ反則だろパツキンもマジかわいいけど赤毛でキュートだよディモールトベネ、っていうか赤毛になるとなんかストレートっぽくなるのねちょっと スマートっていうか変な話ちょっと大人っぽいかも昔の髪の色なのにねでも俺はクセっ毛の魔理沙も好きだからこうわしゃわしゃー、って頭撫で回したくなるんだけどしてもいいかなダメ?ダメなの? ダメって言われてもやるけどねあーかわいい、ホントかわいいその「やめろよぅ」って小さく言うのとかも反則級にかわいいからもーーーーーーうキスさせろコノヤローあとこの服着てコレ。 そう言って俺が取り出したモノを見て、再度顔を青くする魔理沙。赤くなったり青くなったりと忙しいヤツだな。 「いや、だってコレ……な、なんでお前が持ってるんだぜ!? 処分したはずなのに!」 焦る魔理沙に差し出したのは、魔理沙がうふふ時代に着てた服……を模して俺が作った服だよ。ほら早く着てよ。で、うふふって言って、うふふって。 「い、いいいイヤだからな、それは絶対イヤだからな断固拒否するからな!」と言いながら部屋中を逃げる魔理沙さん。ハハハ、どこへ行こうと言うのかね。 「く、来んな……こっち来んなぁぁああああ!!」うん、それ無理。これ着終わったら久しぶりに散歩に行こうか。博麗神社でお茶もいいかもね。ね! 魔理沙! うふふふふふふふふふ |
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魔理沙とラブラブしたい。 魔理沙とイチャイチャラブラブしたい。 なにも俺だって365日魔理沙をいぢめてるわけじゃないよ。そりゃあ魔理沙をただ抱きしめながらナデナデして終わる日くらいあるさ。 でもそれは、なんていうか一方的な愛だよね。いや、そもそも魔理沙の方からなんか返ってきたことなんか一度もありはしないんだけど。(魔理沙が)壊れるほど愛しても1/3も伝わらないのが辛いとこだよね。 いや、ぶっちゃけると一方通行な愛でもいいんだよ。俺の座右の銘は「愛は見返りを求めないもの」だからね。 ただね、そうは言っても僕も人間。やっぱりたまには見返りが欲しくなるんだ。愛するより愛されたい日があるんだ。だから単刀直入に魔理沙に言ってみるよ。「今日は一日ラブラブして過ごそう!」ってね! でも魔理沙は理解不能といったような表情を浮かべたあと「あり得ない」とか言っちゃって早々と読書戻るんだ。 あり得ない、ときたか。Yes/Noではなく。Neverとは……正直に言えば少し傷ついた。だって大好きな相手にラブラブしたいって言ったら寸分の可能性すら無く断じられたんだよ。目から汗くらい出るさ。 でも魔理沙はといえば、そんな僕をガン無視して本を読み続けてる。いつもならここで腹パンの一つや二つお見舞いするところなんだけど、今日はラブラブしたいからこっちからの一方通行な愛情表現は控えるよ。 代わりに魔理沙に「魔理沙かわいいよ魔理沙」と言葉をかけて意思の疎通を図ることにする。…………うん、フルシカトだね。なんとなくわかってたけどね。 魔理沙は一旦集中し出すと結構周りが見えなくなったりするのが長所であり短所でもあるよ。今回に限って言うなら短所。腹パンされても文句言えないと思うんだ、コレ。 でも我慢。ひたすらに我慢するよ。だってかわいい魔理沙とラブラブちゅっちゅっしたいんだよ! ほらほら、ホントは魔理沙もしたいんだろ? YOU素直になっちゃいなよ! 「わかった、わかったよ」と、魔理沙は観念したようにため息混じりで言い出したよ。勝った! 第三部、完!「ただし! 二度と私に危害を加えないなら、だ」 …………それは僕のあいでんてぃてぃに関わるんですけど。そんな抗議も虚しく、魔理沙はその条件を頑として取り下げないみたい。 おいおいおいおい、そんなバカな話があるか。魔理沙をいぢめちゃいけないなんて、俺はこれから先どうやって魔理沙にこの溢れんばかりの愛情を伝えればいいんだ。 今でさえ上手く伝わっていないというのに、このままじゃあ生涯に渡って魔理沙に毎日愛を与えるという使命が果たせなくなってしまう。この表現を封じられたら俺の愛情表現は八割方使えないじゃないか。 「いや、フツーでいいんだよ、フツーで」なんて言うけどさ、それだとこう、マンネリになってきちゃうじゃない? 「いいんだよそれで。むしろなんでお前は私にこう、酷いことするんだ」と訊いてくるからコンマ3秒で好きだから、と答えたよ。例えばね、魔理沙の指をへし折る時、それはもうすごい幸福感に満たされるんだ。 腹パンする時、延髄かます時、首を絞める時、背中を踏みつける時、その一瞬一瞬がたまらなくいとおしいんだ。その後、痛みに耐えてる魔理沙をぎゅっと抱きしめるともうそれだけで幸せなんだよ。 でも最初に言った通りそういう日ばかりじゃないから、今日みたいにただイチャイチャラブラブしたいだけの日もあるんだよ。だからどうかな? ラブラブしない? 「……お前の気持ちはまっっっっっったく理解できないけど、とりあえず私が“うん”って言うまで今日はそれ言い続けるんだろ?」とため息まじりに魔理沙は言う。さすが、よくわかってらっしゃる。 そしたら魔理沙は再びため息を吐くと「ほら」と、両手を伸ばしてくる。その仕草はもうありとあらゆる形容詞を用いても表せないくらいかわいくてああもう、かわいいなぁコンチクショウ。なんなんだコイツ! 顔を見る限りは不満そうにブスっとしてるのに「早くしろよ」なんて言ってきやがるのがもうね。だから俺はできうる限り優しく抱きしめたよ。そしたら抱き返してきてくれるんだけど 「なにしてんだろうな、私……」なんて、魔理沙は呟く。でも、そうして抱きあっている僕らは誰がどこからどう見てもラブラブしてると思うんだ。そうでしょ? ね! 魔理沙! うふふふふふふふふふ |
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魔理沙を泣かせたい、 魔理沙をおもいっきり泣かせたい。 それはもう俺にとっての日常であり行動原理であり明日への活力なわけなんだけど、魔理沙としては嫌みたい。 まぁ泣かされるのは誰だって嫌だよね、俺も嫌だ。自分がされて嫌なことは他人にするなと教えられて育ってきた者としては本来すべきではない行為なのかもしれないね。 そしてどうやら魔理沙はその過程をすっ飛ばして今に至るみたい。その証拠にしょっちゅう色んなモノを盗ってきてる。俺がそれに触るとすごい怒るのに、だ。 「お前は投げてくるからだ」なんて言うけど、俺もテキトーに投げてるわけじゃないよ。俺に必要なさげなのをね。「どんな判断基準だ」って、俺に必要ないのは魔理沙にも必要ないと、つまりそういうことだよ。 うん、意味がわからないって顔してるね。だって考えてみ? これから先二人で暮らすにあたって、この手狭な家にはモノが多すぎると思うんだ。だからものぐさな魔理沙に代わって俺が処分してあげてるわけだ。 俺は自信満々にそう言ったんだけど、魔理沙はさっきにも増して意味不明と言いたげな表情をしている。……ひょっとしたらこの子はバカなのかもしれない。 「バカはお前だ」なんて生意気にも言い返してくるこの小娘の顔を血涙とか鼻水でぐちゃぐちゃにしてやりたい。っていうかそれが本題だったじゃないか。俺に本来の目的を忘れさせるとは、魔理沙は罪な女だ。 「どうせ泣かせるなら嬉し泣きさせてみろよ」と、ここで魔理沙の方からお題を出された。なるほど、嬉し泣きね。正直、魔理沙の嬉し泣きしている様なんかまったく興味をそそられないけど。 俺個人としては、食事中にいきなり手の甲にフォークを突き立てられて、熱いスープを頭からぶっかけられて、痛みと熱さに床をのた打ち回ってるところに、鳩尾を蹴られて、頬をひっ叩かれて、 それでも涙を堪えて睨みつけてくる魔理沙の指を懇切丁寧に愛情込めてへし折ったところで耐えきれなくなって泣き出す魔理沙の顔の方が100万倍も見たいんだけどどうかな? ダメ? ダメかー…… じゃあ仕方ないから嬉し泣きの方向で少し考えてみるよ。でも魔理沙がされて嬉しいことっていったいなんだろうか。皆目見当もつかないわけなんだけど。 魔理沙は「私のこと好きならそこら辺わかっとけよ」と、なかなかに痛いところを突いてくる。っていうか、思ったんだけど、俺からされて嬉しいこととかあるの? …………いやいや、そこで黙んないでよ! さすがに傷つくよ! 泣くよ! 泣いちゃうよ! 大の男がみっともなく泣き叫ぶよ!? クソッ、魔理沙を泣かすはずが、魔理沙に泣かされる羽目になるとは……魔理沙、恐ろしい子ッ……! そんな俺に魔理沙は冷めた目を向けて「ハイハイ」とか気のない相槌をテキトーに打ってる。 くそぅ……こうなったらマジで嬉し泣きさせてやる……! しかし魔理沙が嬉し泣きするようなことなんか、なに一つ思いつかないわけで。…………いや、正確には一つだけ心当たりがある。あるんだけど…… 「なんだよ、結局思いつかねぇんじゃん」と、若干悲しそうな顔して魔理沙が言いやがるから、これはもう覚悟を決めてやるしかないよね。 俺は立ち上がって台所へ行き、包丁を拝借する。それを見た魔理沙が「な、なんだお前、それでなにする気だ……」なんて怯えた顔で言うもんだから思わずニヤリとしてしまったのは仕方ないと思うんだ。 そしたら何を勘違いしたのか、魔理沙は「おい、そこを動くなよ、こっち来んな、来たらマスパだからな!」とか言って八卦炉を構えてる。 フッ、阿呆め。コレを突き立てるのは貴様ではないわ! とかなんだかよくわからないテンションで俺は包丁を自分の腹にずぶり。切腹でござる。 HA☆RA☆KI☆RI☆ イェーイ! めっちゃ痛ぇ! なにこれ死ぬ! 死ぬ! あぁヤバいねコレはマジで死n 次に起きた時は見知らぬ天井だったね。いや、嘘。何度か見た天井でした。少なくとも天国ではないことは確か。っていうか永遠亭でした。 どうやら一命はとりとめたようで、起きた瞬間に魔理沙に泣きつかれたよ。「なんであんなことしたんだ!」とか言われても、魔理沙が嬉し泣きすることって俺が死ぬことくらいしか思い浮かばなかったんだよ。 って言ったらおもいっきりビンタされたよ。ビビビビビ!って感じで。ケガ人には優しく! でもそのあとは優しく抱きしめてくれたから良し。嬉し泣きもさせられたし。 どうやら魔理沙は俺が生きてても嬉し泣きしてくれるみたい。これは切腹損かな? まぁ魔理沙が嬉し泣きしてくれるならそれでいいけどね! ね! 魔理沙! うふふふふふふふふふ |
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魔理沙の手を握りたい。 魔理沙の手を優しくも強く、愛を込めて握っていたい。 いったい魔理沙のどこが好きなのか。魔理沙自身や、魔理沙を知る人に、たまにこれを訊かれる。そういう時、少し前までは模範回答を返していたんだけど最近では「手が好き。すごい好き」と返すことにしてる。 何を隠そう、俺は重度の手フェチであり、そして魔理沙はそんな俺から見て理想の手なわけで。普段の俺からして手とか指を執拗に責めるのは、実はそういうわけもあるのです。 そんな魔理沙の手は、特別綺麗……とかそういうことはまったくなくて、むしろ一日中本を読んでた日とかはインク汚れで黒ずんで汚い。 魔法の練習をした日は擦り傷とか切り傷だらけだし、異変解決から帰ってこようもんなら、即手当てしないとヤバいような、そんな酷い手だったりする。 でも、そんな魔理沙の手は幻想郷の誰よりも暖かくて、チカラに満ち溢れているんだ。アカギレだらけの手だけど、個人的に、それが誰よりも美しいと感じるよ。 だからさ、手を握らせてはくれないでしょうか「ヤだ」即答かい。っていうか被せ気味にすんのやめろって。 「今忙しいんだから後にしろ」って魔理沙、俺にはどうみてもパクってきたクッキーと紅茶で優雅にティータイムにしか見えんのだけど。 「だから、それに忙しいんだ」とか言いやがりますよコイツ。クッキーをこれでもかってくらい詰め込んで窒息させてやろうか…… そんな想いを込めた視線を送ってたら、なにを勘違いしたのか「な、なんだよ。コレは私んだからな、やらないぞ」とか言い始めたよ。 俺はそれに、いらんと答えつつデコピンをお見舞いする。「痛っ」と小さく叫んだ後に、少し目に涙を溜めてこっちを睨んでくる魔理沙の手をすかさずとって、両手で包み込むようにして握るんだ。 「………………冷てーな、お前の手」なんて人の気にしてることをズバッと言ってくる魔理沙さん許されざる。 もうこのまま指へし折ったろか、と思ったところで、魔理沙が突然俺の手を、今俺がしているように両手で包み込むようにしだした。 しかも、その手を自分の胸元に持っていって、抱くようにしてくるからなんだコレ、なんだコレ! 「手が冷たいヤツはさ……」 しばらく続いた沈黙を、魔理沙のその言葉が破った。 「手が冷たいヤツは、心が暖かいんだってさ………………まぁお前は全っっ然そんなことないけどな」 どうしてこの子はこう、余計な一言を付け加えるのか。よほど俺に指をへし折られたいと見える。それならそうと言えばいいだろうに。 さて、どの指からへし折ってやろうかと思案しているところで、魔理沙がじっとこっちを見ていることに気づいた。そんな物欲しそうな目をしなくてもちゃんと綺麗に折ってやるって。 そう言おうとしたら「だからさ……わ、私が暖めてやる、ぜ……」って、そんな照れ照れで言われたらなんかこっちまで恥ずかしくなるじゃないですか魔理沙さん。でもなんだか心が暖かくなる気がするねコレは。 だって目を瞑って、ぎゅっ、と俺の手を握る魔理沙の手はきっと幻想郷の誰よりも暖かいと思うんだ。そして、そんな魔理沙の手から熱が移って心まで暖かくなるのは、至極当然のことだと思うんだ。 さて、では俺はこの、魔理沙から貰った暖かさを、いったいどのようにして還していけばいいのだろうか。与えられるものが大きすぎて、ちょっとやそっとじゃ還せそうにはない。 ないから、この手を離さないように、いつかこの手が、魔理沙を暖めてあげられるように、優しくも強く、ありったけの愛で以て魔理沙の手を握っていようと思う。 あわよくば指の2、3本へし折ったりしてね! ね! 魔理沙! うふふふふふふふふふ |
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「東方の風見幽香さんを愛し続けてみた」 東方の風見幽香さんを愛し続けてみた(東方の風見幽香さんを愛し続けてみた) Twitter HP 「東方の封獣ぬえちゃんを愛し続けてみた」 未椰薇(雛花メランコリィ) Twitter Blog 「東方の聖白蓮さんを愛し続けてみた」 おとぎ(おとぎの国のソープランド) Twitter HP Pixiv 「東方のパチュリー・ノーレッジさんを愛し続けてみた」 図隅祐華 Twitter Pixiv 「東方の宮古芳香ちゃんを愛し続けてみた」 麻宮ミヤネ(ヘルガプリズン) Twitter HP 「東方の霧雨魔理沙ちゃんを愛し続けてみた」 光速ベスパ |
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<あとがき> ◎東方の風見幽香さんを愛し続けてみた |
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プロペラトルティーヤ |
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◎おとぎ こんにちは、おとぎです。普段は絵描きなのにまさか字書きさんの合同誌に 参加できるとは思ってもいませんでした。 誘ってくれた愛し続けてみたの風見さんありがとうございました! 今日もひじりんのおっぱいを揉みながらひじりんのきれいな髪の毛をシャンプーします。 いざ、南無三! ◎図隅祐華 レミリアが明らかに「親友を取られたもんだから拗ねてる子」になってんだけど。 おまえそれでいいのか。言い訳するならレミリアも好きですよ。ソートすると大体20位以内に入る。 それはさておき。誘われてほいほい着いてきたらとてつもなく濃い人達に囲まれて超戦々恐々としてます。 何でしょうねこのレベル5だらけの集団に放り込まれた初春さん状態は。 過去にですね、一回日記の人の書き方を真似してみようと真似したら三日しか持たなかったと言う事がありまして。 よもや再び挑戦することになるとは思っても見ませんでした。 もっと精進します。それでは。 ◎麻宮ミヤネ こんな暮らしも悪くないね。 ◎光速ベスパ 光速ベスパっていいます。物書きしてたり音屋やってたりします。 今回の企画は旦那さんに誘っていただきました。そそわに投下とのことでしたので、内容はヌルめ、easyです。 ※企画の段階では創想話に投下する予定でした。 ハイ、なんていうかアレですね。魔理沙、魔理沙かわいいですよね、魔理沙。 なんていうかこう、いぢめたくなる魅力がね、ありますよね。 こう、思わず指の骨とかを折りたくなるような。思わず腹パンかましたくなるような。 ええ、はい。魔理沙といる時はいつもそんな感じです。 ですので、最初に言った通り、今回の内容はeasyです。 産廃ならnormal、というかlunaticだったんですけど。 こう、お腹のお肉を×××××たりとか、手のひらに××を××××たりとか。 お食事中には読めないモノになってたと思います。 ◎未椰薇 元々東方の風見幽香さんを愛し続けてみたさん(以下旦那さん)とはTwitterで相互フォロー関係だったのですが、 ある日ぼそっと「ゆうかりんの旦那さんっぽく書いてみた的な合同とかどうだろう」と呟いたものを本人様に捕捉されまして、こんな素晴らしい合同へと進化していました。 ただのしがない物書きが呟いた事に賛同し企画を立ち上げてくださり、他の皆さんに声をかけてくださった旦那さんに深く感謝いたします。 そしてこの合同に参加してくださった方々にも感謝申し上げます。ありがとうございました! 実際に書いてみてわかったのですが、これはぬえちゃんに対する愛が深まります。これが僕の愛です。だから受け取ってぬえちゃん!うふふふふふふ あと余談ですけど今日グリフォンのぬえちゃんフィギュア届いたんです。 可愛い!可愛い!羽根でけぇ!あほ毛!ニーソ!ニーソ!槍なっげぇ! あいむはっぴー。 |
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事の発端↓ 未椰薇「東方の風見幽香さんを愛し続けてみたさんの書き方を真似て自分が好きなキャラとの同棲生活を5、6人でまとめた「あいゆえに○○」合同とか思いついたんだが思いついただけに留めておこう」 未椰薇「あー、あれだ、エア合同があったからそれでいいんじゃないかな。夜伽に投下するとか」 |っ^ー^)っ 「やろうか」 未椰薇「えっ」 |
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm2573201 |
|っ^ー^)っ | 紅楼夢の特設は・・・あとちょっと待って下さいね・・・ |
|っ^ー^)っ | 許さない |
|っ^ー^)っ | そんなぁ |
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■ おすすめアイテム ■ 阿寒湖へ出かけたら「花ゆう香」に泊まろう! むしろ阿寒湖はおまけでいいよね!「花ゆう香」へ行こう! 「花ゆう香」は僕たちの味方だよ!それに可愛いしいい香りがするんだよ! ね!「花ゆう香」りん!うふふふふふふふふ 「花ゆう香」でゆうかりんを愛でるオフを企画中だと言ったらどうする? |