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1、 ゆうかりんに栓をしたい ゆうかりんの耳に栓をしたい 旅行の時に必要なモノといったら一番最初にアイマスクが思い浮かぶんだけどさ、耳栓だって絶対に必要なはずだよ 最近ダイソーで耳栓買ったのよ オレンジ色で触るとぷにゅぷにゅしてる奴 潰して耳の穴にブチ込むんだ 外の音をイイカンジで遮断してくれるから眠りたい時なんかには大助かりさ これをつけてれば横でゆうかりんが何騒いだって安眠できるね ゆうかりんったら時々寝言うるさいんだもの、俺だって安眠を取りたい時もあるのさ でね、その耳栓をゆうかりんがどこからか見つけてくるんだよね 今は自宅だし、旅行中じゃないし、ゆうかりんはそこまでうるさくないっていうのにね 「これなに?」なんて言いながらオレンジ色を二つつまんで見せるんだよ 俺に見せつけながらもグニグニこねてみたり、引っ張って伸ばしたりするの 俺は今パソコンで麻雀ゲームの皮を被った神ゲーを配信する作業で忙しいんだよね だからゆうかりんに適当に答えてやったりとかするんだ 「何だと思う?」なんてね、正直自分が言われたらイラッとくると思うよ そんなに大したモンじゃないっていうのは誰が見ても明白なんだけども こういう風にウザったく気取ってみたりするんだ それでもゆうかりんの素直なことと言ったらもうね、俺は夫としての立場から言うと文句はないんだよ 例えばこれがアリスさんとかだったら目を細めてふぅと細い溜め息を聞かせてさ、「下らないモノばっかり集めてるのね」とか言ってくるだろうけどさ、 ゆうかりんは「えー何かなー?」なんて言いながらわざとらしく笑ってくれたりするんだよ 俺はこのわざとらしい笑顔が好きで好きでしょうがないの 俺はもう一つ言葉を足してやる 「身体のどこかに入れる道具だよ」ってね、こりゃあもう大幅なヒントさ、深夜のクイズ番組だったら成り立たないレベル 目の細かいスポンジみたいになっていて、指で潰すとちっちゃくなって、ちょっと経つと膨らむ それでいて微妙に細い筒状の形をしている、ときたら もう気付かないわけがないと思うんだよ ゆうかりんだって阿呆の子じゃないからね、むしろ俺よりずっと学があるから絶対に気付けると思うんだ 案の定「あー、はいはいわかった!」なんて言いながらそれを持って俺の顔に近付けるんだ そのまま俺の恥ずかしいアナにぶち込んでくれるのか、って 当然の予想を立てたんだけどちょっと違ってね どういうわけか耳栓を押し潰したゆうかりんの指が俺の鼻に向かってくるんだよ ここで考えてみれば 確かにその発想もアリなのかもしれない、耳の穴も左右二つだし、鼻の穴も二つだからね 「動くと痛いわよ」なんてよくわからない事を言いながら ゆうかりんが耳栓を俺の鼻の穴にぶち込もうとしてくるんだよ ちょっとおかしいよそれは、普通鼻の穴にモノは突っ込まないよ 俺は変人だと思うけども 鼻に関してはそういう趣味は持ってないからね 何の役も成立させられずグダグダになった麻雀配信を一旦ストップしてゆうかりんを阻止するよ 俺の鼻に入れるつもりで伸ばしてきた手を直前でガッチリ掴んでやる ぐぐぐっと力が加わって、ゆうかりんの手と俺の手がプルプルってなるんだ これは一体どういうマネだい、って聞いたらゆうかりんはすぐに力を抜いて「冗談よ」って言うの 「耳栓でしょ?最近のは便利にできてるのね」って言って 俺にぽいぽいと投げて寄越してくるのさ 俺には全力で俺の鼻を塞ごうとするその動きがとてもジョークには見えなくてね、色々びびっちゃったのよね なんだかんだでゆうかりんらしい茶目っ気ということで、俺のゆうかりんはお茶目さんだなぁっていういつも通りの話で今日も纏まりそうなんだよ 少しの間ウダウダして、そしてからゆうかりんに耳栓を元の場所にしまってらっしゃいって言うんだけど、ゆうかりんは「元の場所忘れた」とか言い出すのよ その上俺に文句なんか垂れちゃうの 「耳栓なんて使わなくてもいいのに」とかね いや俺は安眠が・・・って言い訳しようとすると直前で口に人差し指、 言葉を止められてこう言われるんだ 「あなたは私の言葉だけ聞いていて欲しいの」ってね そういうことか!そういうことならもっと早く!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふふ |
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2、 ゆうかりんと感じたい ゆうかりんと寒さを感じたい 暦の上では新年度、もう四月だっていうのにどうして外は雪が降ってるんだろうね 俺はこういうのは認めないよ、断固として認めない姿勢を崩さない 四月っていうのはもっとこう、暖かくて、太陽が俺とゆうかりんに優しくて、庭の桜の木と梅の木は「フフ・・・この時を待っていたのだ」と言わんばかりに 可愛らしい色の花を咲かせて俺とゆうかりんに見せつけてくるはずなんだよ それなのにこれは何だ、冬じゃないか 四月は春なんだぞ、本当はね ゆうかりんったらいつもの赤のチェック柄の入ったどてらを引っ張ってきて袖を通してさ、「今私は寒さに耐えています」みたいな顔をして 炬燵と仲良しさんしてるんだよ 寒いのは俺も嫌いだよ、早く暖かくなって欲しいと思う でも寒いのも悪い事ばっかりじゃないんだよね、 こうやってゆうかりんを後ろからギュッと抱きしめる時にね、ゆうかりんの細っこい身体の奥にある「ぬくもり」みたいなものを一層感じられるような気がするんだ 一方で、俺の内側にあるゆうかりんに対するこの想いもね、こうスッとゆうかりんの身体に移ってくれるような気がするんだよ 気分の問題だけど そういう意味では寒いのも悪くないと思わないかい でもさ、今回はちょっと違ってさ、何しろ「春だと思ってたのにこの寒さ」って展開だったから それがゆうかりんの機嫌をだいぶオーバーな損ね方させちゃってたみたいなんだよ 「変なトコ触らないで」なんて言って俺の手から逃げちゃうんだ 俺は悲しいよ、そりゃあゆうかりんに拒否されるってなると悲しいよね 単純な本格エゴイスティック指向でさ、ゆうかりんに受け入れられたら嬉しいし、 受け入れられなかったら悲しい、もうホントそれだけなんだよ ゆうかりんに俺を受け入れる事を強制することはできないよね、それはわかってるけど その上で受け入れて欲しいと思うんだよ まあでも思い返してみれば今まで何度も何度でも様々なことを受け入れてもらえたから俺があるんだけどね 結局機嫌悪いままのゆうかりん、炬燵の上にあるモノで簡易ピタゴラ装置のようなものを作って遊んだりしつつもその顔はいかにも不満って感じで 俺としてはどう接するやらだよ とりあえず炬燵のゆうかりんの横のスペースに足を入れて、肩と肩で寄り添うぐらいのことはさせてもらうんだ でね、ここで珍しいお客様が登場だよ 「あ、寒そうな顔してるわね」なんて言いながらさ、窓の外にレティさんの姿が映るんだよ 窓を勝手に開けて 入ってこようとするんだけども鍵がかかってたから開けられなくて入れなくて、窓をガタガタ言わせた挙句ちょっと困ったような顔でこっちを見るんだよ ゆうかりんが窓の方をチラッと見て、そしてから視線を元に戻すんだよ 見たくないものを見る感じ、放置しまくって溜まりに溜まった洗濯物の山を 無かったことにしようと視界の外に追いやるような、そんな目線さ あわてて俺は窓に近寄って鍵を開ける、と思わせておいてちゃんと玄関まで誘導するよ そしてようやく我が家にレティさんが入ってくるわけさ 「四月だから暖かくなると思った?残念レティちゃんでした」とかなんとか下らない事言いながらね 今のレティさんにはまさに「冬の忘れ物」っていう表現が似合うね 忘れ物も落し物も保有期間を過ぎちゃったらホテル側に処分されるというのにね 急な来客に対応する術はちょっとだけ長けてきた気がする ちゃちゃっとお茶とお茶菓子を用意してゆうかりんのお向かいに座らせてあげるんだよ ゆうかりんにも同じようにティーセットを用意してね 敵意というか、明らかな不快感をただただ正面に突き刺すだけのゆうかりんに代わって 俺が聞いてあげるんだよ、「この寒さはレティさんの仕業なの?」ってね レティさんったらくすくすと笑いながらゆうかりんのほっぺをつんつんして 「そうだと思う?」なんてどっちつかずな事を言うもんだからね、ゆうかりんも怒っちゃってもう 完全にレティさんに遊ばれてる展開だよね ゆうかりんから逃げ回って部屋の中をぐるぐるしながら「今年は遊び足りなくて」なんていうレティさん もうね、その辺にしといて欲しいよ!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふふ |
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3、 ゆうかりんに着せたい ゆうかりんに紐下着を着せたい 別にいやらしい意味じゃないよ、あれ可愛いじゃないか 紐なんてむず痒くて結ぶのが面倒で着辛いに決まってるのにそれでも着るっていう姿勢がね こう乙女心とは正反対の益荒男ちっくなハートをギュンギュンと刺激するんだよね これをわかりやすく言い直すと「男のロマン」って事になるよね 今日は久しぶりに朝から晩までお休みだったからゆうかりんと郊外のデパートに行ったんだよ 遊びに行くというよりはお買い物をしにね なんていうか田舎モンっぽいよね、遊びに行く先がデパートってのがね かと言っても幻想郷には24時間やってるゲーセンとか無いからしょうがないね こうさ、よくアニメとかドラマとかであるじゃないか、カップルというかアベックというかツートップというか、それの片割れの女の子の方がはしゃぎまわって 好きなようにお買い物してさ、荷物を男の子の方に全部持たせるっていう展開さ 「荷物持ちが居てくれると助かるわ」とか言っちゃう感じの展開だよ 様式美と言ってしまえばそれまでだよね でさ、ゆうかりんもそんな事をさせちゃうタイプの女の子だと思われがちなんだけど、そうじゃないんだよね 荷物は一緒に持つんだよ 俺とゆうかりんでね 繋いだ手の逆側の空いた手で一個ずつ、半分ずつ持つの ゆうかりんは優しい女の子だなぁとか そう思うかもしれないけどちょっと違うんだよ 「あなた軟弱だから荷物いっぱい持てないでしょ?」って事らしいの、理由は俺が人間だからって事かしら 逆に男としてのプライドがキズモノにされてしまう感じがするよ そんな事ないよ持たせろよ!って気になるよね でも持たせて貰えないんだよね 気を使われてるのか単純に力不足だと思われてるのかはわからないけど、うーんなんとも腑に落ちないよね 歯痒いっていうのはこういう感覚なのか さてさて、買い物といってもゆうかりんにプレゼントーとかそういう展開じゃなくてね、そろそろお米が切れそうだから買っておく、みたいな展開なんだけどさ 次はデルモンテのトマトジュース買うって言ってゆうかりんの手を引っ張って飲み物コーナーに行くんだよね ゆうかりんは「じゃあ私アレがいい」って 言いながらニコニコするの ゆうかりんがアレって呼ぶのはきっと最近出たちょっとお高めのオレンジジュース 果肉が妙にゴロゴロしてるやつだよ 俺はオレンジジュースが飲めなくてゆうかりんはトマトジュースが飲めないからこういう話になるのよね お互い好き同士でも趣味まで似るわけじゃないね そんな事を言い合いながら歩くんだ 他の買い物客の間を縫って、あそこの角を曲がる、と思ったその時にね、ゆうかりんが「きゃっ」って声を上げるんだ そのまましゃがみ込むの ゆうかりんが顔を曇らせて、足の付け根のあたりを押さえながら動かなくなるんだよ えっこれ何がどうしたの?ってなって 流石に俺も焦るよね よからぬ事が起きてしまったんじゃなかろうか、額に嫌な汗がつたうよ 子供のころ盲腸で緊急入院した時の事を思い出して 俺の慌てっぷりが有頂天に達するんだよ、あれは酷く苦しかったからね 最愛のゆうかりんの身に何が起こったのか 荷物をばたばた倒しながら ゆうかりんに顔を寄せて大丈夫?おなか痛いの?って聞いてやるの ゆうかりんはゆっくり俺の方を向いてね、赤らんだ顔を横に振るんだよ なんだか思ったよりも余裕がありそうで少しだけ緊張が解ける で、どうしたのかなーと思ったらゆうかりんは妙にちっちゃい声でこう言うんだ 「ひ、紐、解けちゃった……」ってね は?紐? 他のお客さんに囲まれてヒソヒソと話をされる中でゆうかりんが俺にこっそり耳打ちしてくれることには 久しぶりの俺とのお出かけが嬉しくって、何かを期待したからちょっと気取った下着なんて穿いてきたんだってさ あの、ずっと箪笥の奥にしまってた 黒くて紐のやつだって、微妙に透けるやつね 服の下で結んだ紐が解けちゃって焦ってるんだって 俺、なんかちょっとだけ呆れてしまったよ 「あ、そうなの」って感じだよね 善戦できない勝負下着ってもうダメだね とりあえずゆうかりん、トイレで結び直してきなよ!恥ずかしいし!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
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4、 ゆうかりんと聞きたい ゆうかりんと愚痴を聞きたい 愚痴なんてチラシの裏にでも吐き溜めてればいいんだよ どんなものでも溜まればある程度の価値を持つかもしれないじゃないか、淡い期待を持とうね そうは言うけども「愚痴を聞いてくれる相手」っていうのは大事だよ 大事というか、居てくれると嬉しいし、本当に有り難い 単純に心の支えになるよね でもゆうかりんが酔った時に言う愚痴は大抵俺絡みの話でさ、それが何故か俺に直接言われるっていうのが良くわからない所さ ストレートすぎるよ 「歯ブラシは定期的に取り換えないとヤだって言ってるのにー」って俺に言うんだよ まあ言われないよりはマシかな、これからは気を付けるとするよ 今日の仕事はやけに忙しかった気がするんだよ みんないつもは買わないのにニヤニヤしながら花買いに来てさ、何かイベントでもあるんですかって感じ そのせいで帰るのがちょっぴり遅くなったよ それはゆうかりんと顔を合わせる時間が減るってことだから俺にとっては致命的というより絶命的な何かさ だから帰りは急ぎ足だよ、背中に羽が生えてたら間違いなく飛んで帰ってたね そんな感じで忍者みたいにシュシュッと我が家に参上してやったのさ 玄関を開けてただいまーって言ってから気付く、玄関にゴッツいブーツが置かれてるんだよ 随分と固そうで、何かを踏みつけたらさぞ絵になるだろうっての 思いっきり鼻を近づけてニオイを嗅ぎたい衝動に駆られるけど一応幻想郷では「普通の人」という地位に置かれているんだ、そのはずだから ここはグッと堪えて自分に言い聞かせて我慢するよ 俺だって今の立場が惜しいと思うことだってあるよ、ゆうかりんのために保身を考える時だよね ガラッとリビングに続く戸を引くとね、困った顔をしてるゆうかりんと目が合うんだ 「あ、おかえり」って言ってくれたんだけども横からの大声で すぐに掻き消されてしまったんだよね 「ちょっと!人の話聞いてるの!」ってね 人の家のテーブルに握り拳をドン!って叩きつけながらラウドネスだよ 人の話っていうかね、人でもなければ妖怪でもなくて、もっとなんていうかランクの高いところにいるはずの方なんだけどね この方は鍵山雛さんと言って 「厄神」って呼ばれるすごい偉い神様なんだよ 妖怪の山で暮らしてて、人妖問わず慕われてたり疎まれてたりする、そんな神様らしい神様なんだよ そんな素敵な神様が何故我が家に来てるのかっていうとね、ゆうかりんと厄神様は貴重な「妻友」らしいんだよ ツマトモ、響きだけなんだか卑猥だよね 厄神様は世帯持ち しっかり者の旦那さんと二人の子供がいるんだよね そういう話っていうのは神様同士ではなかなかし辛いものがあるらしくて で、色々あってそういう話ができるゆうかりんと仲良くなった、と 「そういう話」とは言うけどさ、配偶者の愚痴とか子育ての愚痴とかそういうのばっかりで やっぱり理解のある人じゃないと話し辛いんだって そんな事を前にゆうかりんから聞いたよ で、今我が家に襲来した厄神様による一方的な愚痴大会が 絶賛進行中なわけで 厄神様も俺の帰還に気付いてくれるんだよ、お上品に笑ってくれるんだけどまた怖い顔になってゆうかりんに向かって捲し立てるの 結婚生活も随分経ってるみたいなんだけど、やれ「旦那とマンネリ」だとか「刺激が足りない」だとか「下の子がグリンピース嫌いで困ってる」だとか 愚痴みたいなものは次々出てくるみたいなんだよね ゆうかりんは作った笑顔で「そう、大変なのね」とか言ってるんだけど明らかにオーバーキャパシティで 俺に目で「助けて」みたいなサインを送ってくるんだよね 助けたいのはやまやまなんだけども女性同士の言わばガールズトーク(笑)には介入できないから どうすることもできないんだよね ゆうかりんが相手だから言える、ってのはあるだろうし だから俺は「お茶のおかわりでも持ってきましょう」とか言って 即急にゆうかりんの視界から消えるんだ 「あなた後で覚えてなさいよ」って顔をするゆうかりんは怖いけども、世の中にはしょうがない事もあるんだよ、うん やっぱりどこの夫婦も苦労してるモンなんだね、俺とゆうかりんだけが苦労してるわけじゃないんだよ っていうそれっぽい理由を持とうよ!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふ |
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5、 ゆうかりんに口付けたい ゆうかりんに優しく口付けしたい 唇で触れ合うだけなのに愛情を表現できるっていうのも不思議だよね つまらない事を言うと、唇だって所詮ただの肉であり脂肪でしかないのにね でもゆうかりんの唇に並々ならぬ興味を惹かれるのも事実だよ どうしてなんだろうね、ついつい気になってしまうんだ 手のかかる子供みたいだよ さて今日はね、特に何も目的を持たないまま手を繋いで買い物バッグを持ってゆうかりんと人里の商店街という名のメインストリートををぶらぶらするよ こう言ってしまうと途端に胡散臭くなるんだけどさ、ゆうかりんも俺も無駄遣いが好きなんだよ 冷静に考えてみたら全然必要じゃないものでも 目に入り次第「面白そうだから」とかそんな理由を付けて買ったりしてみるんだよ 対象年齢から大きく外れたオモチャだったり、不味そうな珍味だったり それが男モノなのか女モノなのかもわからない変てこなアクセサリーだったりするんだよ でも俺は、正直無駄遣いだとは思ってないんだよね どんなものを買ってもゆうかりんとの話のネタになるからね 軽い溜め息を吐かれながら「また馬鹿なモノ買っちゃって」とか言われるのもアリだし 明らかに違うだろってツッコミを入れたくなるようなワケのわからないモノを押し付けられて「あなたへのプレゼント買ってみたの」って言われるのもアリだよ 結局ね、俺とゆうかりんに無駄なんて無いんだよね そんな言葉を好んで使う奴なんてひねくれ者か吸血鬼のどちらか、あるいはその両方だね 今日もよくわからないモノを購入だよ ゆうかりんも俺もアルコールに強くないってのに赤い缶のさつまいもビールとか買ってみたりしちゃってね、 飲みきれなかったらどうしようかなーなんて思いながらまたぶらぶらする作業に戻るのさ 人里の商店街ともなれば知り合いだって一杯いるんだよね 後ろから声をかけられたと思ったら寺子屋の慧音先生だよ 「二人の時間の邪魔をして悪かったな」とか言いながらね 笑顔で応対する俺とは正反対に 一気にむすっとした顔になるゆうかりんだよ そしてしばらくお話するの 単なる世間話なんだけども客商売の時のテンションでニコニコしながら話すのが ゆうかりんには気に食わなかったみたい ゆうかりん以外の存在と話す時はこうなっちゃうんだよね、逆にゆうかりんの前でしか素が出ないって事なんだけども ゆうかりんから見てみれば「他の女と嬉しそうに話してる」って事になるのかな そりゃあいい気はしないよね、逆の立場になったら俺だって嫌だよ そんな事も知らずに俺は慧音先生と当たり障りのない話を延々とするの 特に面白くない話でも笑ってみたりしてね、身振り手振りを大げさにするうちに ゆうかりんと握り合っていた手をぱっと離しちゃうんだよ それが何かの合図になっちゃったのかな、ゆうかりんが大きな声で咳払いをするんだよ そして「あなた、ちょっと」なんて言って俺の身体を引っ張る きょとんとした顔の慧音先生を尻目にね、ここでゆうかりんが何を言うかと思えば 「私にキスしなさい」だってさ いきなりだよ、ホントいきなりだね 人里のド真ん中でだよ、慧音先生だけじゃなくて行きかう他の人の目もあるし ぶっちゃけ羞恥プレイの類でしかないと思うんだよ それでもゆうかりんは目を細めて「早く」なんて言ってくるんだ 王様が自分の権力を誇示するように ゆうかりんも何かを見せつけたいんだろうか 急かしながら目を閉じられると俺もどうしようも無くなる気がするよね 唇をちょっと突き出すようにして 身を寄せてくるゆうかりん ここで俺は状況を打開する秘策を思い付くんだよ すぐさまゆうかりんの前に片膝ついて跪いてね、ゆうかりんの右手を取って 手の甲に軽く口付けるんだ これなら恥ずかしくもないし、条件も満たしてるからゆうかりんも満足してくれるはずさ これでどうだと思って顔を上げると 「馬鹿にしてんのか」みたいな目で俺を見るゆうかりん そのまま自分の唇に指でちょんと触れてね、俺はもう絶体絶命の窮地に追いやられてしまうのさ 果たして俺は人前でゆうかりんにキスしないといけないのだろうか 俺の運命や如何に? あと慧音先生はまじまじと見ないでくださいホントね!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ |
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6、 ゆうかりんに着せたい ゆうかりんに際どい衣装を着せたい 際どくなくてもいいよ、レギンス穿いてくれればそれでいいよ レギンスを纏った脚というものは何故あんなにも魅力的なんだろうね、涎が湧き出てくる お出かけの時に拝んで拝んで拝み倒してやっとのことで「しょうがないわね」とか言いながらゆうかりんが黒のレギンスと短いスカートを合わせてくれるんだよ あれがたまらなく好きだね、どのくらい好きかっていうと肉のハナマサぐらい好きだよ 願わくばずーっとその姿で居てくれても構わないよ、って感じだよ さてさて今日はすごく天気が良くってさ、もうすっかり春だからぽかぽか暖かくて、ゆうかりんったら張り切って家中の窓を全開にしちゃったりするんだよ 風が吹き込むとあっやっぱりまだ肌寒いかなって感じる時もあってさ、俺は身体をそわそわモジモジするんだよね やっぱり窓閉めよう?って言うんだけど 「そんなんだからすぐ風邪ひくのよ」ってスパッと言われてそれきりなんだ 普段から寒いのに慣れろって事なのかもしれないけどさ、正直慣れようが無いし どっちかっていうとこの風に吹かれて三度笠ポン太状態を続けていた方が風邪をひきやすいんじゃないかなって思うのさ 思っても結局言わないんだけどね このタイミングで玄関のチャイムがいい音を鳴らすんだよ 続いて威勢のいい「宅配便でーす」の声、ゆうかりんがそれに気付いて「はーい!」って言って はんこを持って玄関までぱたぱたかけていくんだよ 猫車マークの帽子を被ったおさげ赤髪の宅配業者のお嬢さんと一言二言適当なやり取りをしてさ、 ゆうかりんが何か大きな箱を持って戻ってきたんだ 何それ?って聞いてみたんだけどゆうかりんにも何だかわかってないらしく、ラベルを読んで 「私宛の、懸賞、だって。何かしら?」なんて言うんだよ 懸賞なんて見た目によらずちっぽけな趣味してるねゆうかりん、だなんて皮肉めいたことを思うけど これも言わないでおくよ 最近俺は現実世界での立ち回りというものを覚えたからね ゆうかりんはどうやら身に覚えが無いらしくてね、不思議そうな顔と 頭の上の?マークを俺に見せつけたまま箱を持って寝室の方に行っちゃうんだ 俺はあんまり気にしないで、今日もまた適当な空想と妄想をくり広げながら お昼の情報番組でも見ようかと、寝転がって手を伸ばしてリモコンを探してみたりするんだよ しばらくたってから戸が開いてゆうかりんが入ってくるの 子供みたいに「あなたーこれ見てー」なんて言うモンだからさ、さっきの箱に何か面白いモンでも入ってたのかな?と思いながらそっちを見てやるんだよ そしたらビックリだよ、ゆうかりんどうしたのその服?何その露出、何その耳、蝶ネクタイに網タイツ、それ世間一般にはバニー服って呼ばれる奴だよね? 普段の服装から一転して媚びっ媚びの雰囲気になったゆうかりん 谷間ができてるであろう部分を片手で押さえながらさ、恥ずかしそうに突っ立ってるんだよ 驚くってモンじゃないよ、開いた口が戻らないというか顎が定位置に戻ってくれなかったよ ゆうかりんもゆうかりんで座ればいいのにずっと立ったまま もじもじして足をすり合わせてるんだよね それどうしたの、ってようやく俺の口から言葉が出てね、ゆうかりんがぽつぽつと喋り始めてくれるんだよ 「懸賞で当たったみたいなんだけど、私こんなの頼んでないんだけど・・・」ってね そこでようやくわかったよ、記憶がフラッシュバックというかなんというか それ俺がゆうかりんの名前を勝手に使って応募したやつだった コスプレSNSの企画でさ、複垢ワンチャンあるで!と思ったからゆうかりん名義で作って 一緒に応募したんだった ゆうかりんに良くお似合いの赤基調のバニー服、これは当たるべくして我が家にやってきたんだろうね、これは運命さ どこを見ていいのかわからずに視線をグリグリ動かす俺に、ただ顔を赤らめて「この馬鹿ぁ・・・」って言うだけのゆうかりん にしても一つ疑問が残るよ なんでそれ着たの?って事さ 怪しい服にわざわざ着替えた意図を尋ねてみるとさ、人差し指と人差し指をちょんちょんやって口をちょっと尖らせて 「喜んでくれると思ったから。・・・あなた、こういうの好きでしょ」なんて言うんだよ その通りだよ!大好きだよ!今夜は俺もウサギになるからね!ね!ゆうかりん! うふふふふふふふふふふふふふふふ |
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原稿作業中につき簡易更新で失礼します |
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http://www.nicovideo.jp/watch/sm3406354 |
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<例大祭新刊「ゆうかりんスイッチ!」のはなし> 「ゆうかりんのやる気スイッチってどこにあるんだろう」って言いながら 服の中に手をすべり込ませたら昇竜拳食らいました。 おかげさまで顔面と体力ゲージが真っ赤です。「ゆうかりんスイッチ!」はそんな本です。 ゆうかりんと○○がのんびり過ごす平和な本です。 二人で並んでぼーっとしてみたり、いつもは行かない場所に行ってみたり、 ベッドの上でうだうだしたり、時々不意打ち気味にほっぺにキスして驚かせてみたり。 言うなれば「日常系」です。 表紙・挿絵を担当してくださるのはサークル「遊星」の雷汰さん。 可愛いらしいゆうかりんをたくさん描いてくださいます。可愛いぞ。 文庫本サイズ、頒布価格は500円の予定。 特設サイトはそのうち作ります。 |
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<うどんごはん合同のはなし> うどんとごはんで、うどんごはん。もうみんな知ってるね。 えっ知らない?そっか、そうだよな…… というわけで、例大祭で新刊「ゆうかりんスイッチ!」を買ってくれた方の中から先着50名様に 特典として「うどんごはん合同」をお付けします。コピー本です。 更には委託頒布作品の「うどんごはんCD」や「うどんごはんTシャツ」なんかがあったりして なかなかおいしそうなサークルスペースになるのかも……? |
| |っ^ー^)っ | うどんごはん合同ホントに作ったのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww |
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>>10 うどんごはん合同って具体的に何なの? |
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カレーとごはんで? せーのっ、カレーごはん! |
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>>10 CDとかTシャツとか何やら面白そうな事やってるな |
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>>11 予想以上に変な人々が集まったので本当に作っちゃいました。 総勢8名のうどんごはん信者。と思わせておいて一人はそばめし党です。 >>12 漫画・SS・イラスト等々で構成された、これまた平和な本です。 「東方Project×うどんごはん」というイメージで作られています。 それ以上でも以下でもないような。みんなうどんごはんが好きなのです。 ちなみに私はゆうかりんがうどんごはんにハマっちゃう日記を書いてますよ。 で、結局うどんごはんって何なんでしょうね? |
| |っ^ー^)っ |
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>>13 そのネタは流行らない。 >>14 うどんごはんに魅せられた有志の方々が一晩でやってくれました。 「うどんごはんCD」 うどんごはん合同におまけとしてついてくるそうです。おまけのおまけ。 3曲ほど収録された東方アレンジCDだとか。噂されていた「うどんごはんの歌」がついに登場する? 制作元はサークル「えへへ///」さん。 「うどんごはんTシャツ」 こちらは数量限定で販売されるそうです。 サイズや頒布価格等は現時点では未定だそうです。 イラスト・デザインはうどんごはん合同の表紙と同じ方がするみたいですよ。 |
| |っ^ー^)っ | そんなことより焼肉食べたい |
| |っ^ー^)っ |
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<うどんごはんオフのはなし> 例大祭の打ち上げとしてみんなでうどんごはんを食べに行きます! 「せっかくのイベントなのにそのまま帰るのもなぁ」って人は是非ご参加下さい! サークル参加の方・一般参加の方・複数人での参加・個人での参加問いません! 楽しくお食事ができたらいいんじゃないかな?という軽いノリです。 興味本位とか初対面だとか、あとは冷やかしだとかも心から歓迎します! 現時点で9名+αなので思ったより人数がいるのかも? モノ好きな人もいるものですね!うふふ! 詳細と参加表明はこちらのページをどうぞ! |
| |っ^ー^)っ | うどんごはんより焼肉食べたい |
| |っ^ー^)っ | 叙々苑行くんだけどお前ら行く? |
| |っ^ー^)っ |
>>20 行く! |
| |っ^ー^)っ | さらば、うどんごはん。 |
| |っ^ー^)っ | そんな事より罰ゲームのコスプレはやるんだろうな? |
| |っ^ー^)っ |
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>>23 わかったから……やるから言うな…… 必ずやるから……だから今は言うな……! |
| |っ^ー^)っ | 例大祭当日はカメラ持って待機しますね^^ |
| |っ^ー^)っ | うどんとごはんで?せーのっ! |
| |っ^ー^)っ | ↓ |
| |っ^ー^)っ | 真・スレッドストッパー。。。 |っ^ー^)っゎぁぃっ★ |
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■ おすすめアイテム ■ WHAT ARE YOU DOING!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やっぱりモードックちゃんは可愛いな。だってコレやで? 俺は可愛いコが好きなんだ。だったらモードックちゃんはビッタだな! \たったらったたー!/ |